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 *天外魔境 風雲カブキ伝
 【てんがいまきょう ふううんかぶきでん】
 |ジャンル|RPG|CENTER:&image(http://img.atwikiimg.com/www26.atwiki.jp/gcmatome/attach/6074/2521/kabuki_01.jpg,width=160)[[高解像度で見る>http://img.atwikiimg.com/www26.atwiki.jp/gcmatome/attach/6074/2521/kabuki_01.jpg]]&br;[[裏を見る>http://img.atwikiimg.com/www26.atwiki.jp/gcmatome/attach/6074/2522/kabuki_02.jpg]]|
 |対応機種|PCエンジン スーパーCD-ROM2|~|
 |発売元|ハドソン|~|
 |開発元|ハドソン&br()レッドカンパニー|~|
 |発売日|1993年7月10日|~|
 |価格|7,800円(税抜)|~|
 |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
 |>|>|CENTER:''[[天外魔境シリーズリンク>天外魔境シリーズ]]''|
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 #contents(fromhere)
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 **概要
 『天外魔境』シリーズの第三作目にしてシリーズ初の番外編。~
 前作『[[天外魔境II 卍MARU]]』の仲間でもっとも人気を博したキャラクターカブキ団十郎を主役に据えたRPGである。~
 冒頭からアニメーションをふんだんに使い、当時最多の31名の声優が参加したド派手なRPGである事を売りにしていた。~
 前二作のキャラが総出演するお祭りゲーにしてキャラゲーとしての面も強い。
 
 **ストーリー
 根の一族との戦いから一年後。カブキ団十郎はカブキ役者として北座の人気者になっていた。~
 その頃、かつてジライアたちに倒された大門教が魔王ガープの元に復活し、ロンドンを占拠。再びジパング征服に乗り出していた。~
 これを察知したカブキの兄弟子オロチ丸がカブキに大門教討伐を依頼に現れるが、カブキは断ってしまう。~
 しかし、大門教は京都地方中から女を攫ってしまい、女好きのカブキは怒りに震え、打倒大門教を目指すのだった。
 //ジパング全てと明言ありましたかな?
 
 **特徴
 ''シリーズ唯一のサイドビューバトル''
 -今作ではシリーズ初にして唯一のサイドビューバトル(説明書では横バトルと記載)を採用している。
 -仲間は前作と同じく4人だが、パーティーメンバーは最大3人でストーリー進行に応じて入れ替わる。
 //-基本的にはこれまで同様のターン制だが、素早さの高いキャラから順にコマンド入力できるため状況によっては連続行動が出来たりもする。←ZIRIAとIIも同じでは?
 
 ''止めシステム''
 -新たに登場した要素で、ボスの体力を一定以下まで減らすとコマンドに「止め」が表示される。コマンドを実行すると専用の演出と共にボスに止めを刺す。
 -ただし、止めコマンドは特定のアイテムを所持した状態でないと使用出来ず、ボスを倒すことも出来ない((止めコマンドが使用できたとしても、アイテムによっては・・・?))。条件を満たしていない場合は「突破」コマンドでボス戦から逃走する必要がある。
 
 **評価点
 -豊富なビジュアルシーン
 --ゲームを起動するといきなり物語の発端を描いたビジュアルシーンが始まり、カブキによるタイトル表示が行われるのを始め、ビジュアルシーンが豊富に用意されている。
 ---ちなみにこのタイトル表示では「天外魔境''III''」という表示を蹴散らす演出が入り、本作が番外編であることを強調している。
 --ボス戦や特定のイベントでは前作の菊五郎戦のような歌って踊るミュージカルシーンが行われ、とにかく見ごたえがある。
 --その他にも、シリーズキャラとの会話シーンがフルボイスになっていたりと演出面に非常に力が入っている。
 --中盤のボス達はなんとミュージカルのようにムービーの中で歌を歌う。
 
 -ジパングを飛び出したストーリーと魅力的なキャラクターたち
 --表記の通り、今作では序盤でジパングからロンドンへ旅立ち、メインの舞台はロンドンとなる。
 --その際には、メニューの表記が一変する。体→HP 段→LEVEL 攻撃力→STRなど。またメニューの枠の配色も和風の赤枠緑地から西洋風の金枠青地に。
 ---ボスキャラクターたちも他のシリーズ作品に負けず劣らず個性的な面々が揃っており、ストーリーを盛り上げてくれる。
 --『ZIRIA』と『卍丸』のキャラのクロスオーバーも嬉しいところ。
 ---と言ってもカブキと『ZIRIA』のメンバーが関わっていくのがメインで、卍丸たちは手紙での登場となっているが…。
 
 -素晴らしいBGMの数々
 --今作では久石譲氏に代わり、アニメなどでおなじみの田中公平氏が作曲を担当。
 --パーティメンバーの個別テーマ曲、ボス戦で流れる「敵を絶つ!!」など勇壮な楽曲からミュージカルシーンのボーカル曲など多彩でクオリティが高い。
 ---故・永井一郎氏の歌う曲もあり、現在としてはかなり貴重と言えよう。
 
 **賛否両論点
 -中ボス戦でのレベル補正
 --今作では中ボスを倒すと必ず一定のレベルになるよう経験値に補正が入るようになっている。
 --このため、中ボスから大量の経験値を得て攻略を楽にしたり、低レベル攻略をしたりする事が出来ず、ゲーム進行の自由度が低下してしまっている。
 --延々レベル上げに終始しないで済み、ストーリーを楽しみやすいとも言えるが。
 
 **問題点
 -エンカウント率が高い
 --当時のRPGではよくある事だが、少し歩いただけですぐエンカウントする事もしばしばでストレスになりやすい。
 
 -戦闘シーンでの演出
 --前作のボス変身シーンのような大仰な演出は削られてしまった。
 //サイドビューになった事もあり、←そのせいではない。IIでは変身ムービー時には戦闘は一度終了して画面が切り替わる。
 ---ボスの変身はマップ画面で行われ、ビジュアルシーンもない。前作に比べると物足りない。
 --アニメーションするのも味方メンバーとボス格、各種エフェクトだけ。ボスの動きもちょっと腕を動かすだけだったりと他のシーンに比べると地味。
 
 **総評
 カブキらしくド派手な演出を重視しておりビジュアル的にプレイヤーを楽しませる事に力を入れている作品。~
 横バトルなどの実験的な部分も多いが、作りは丁寧なので安心して遊べるタイトルである。
 
 **余談
 -パーティメンバーの一人阿国役の声優は女優の牧瀬里穂だったが、『カブキ一刀涼断』では水谷優子に変更された。
---シリーズで唯一声優が変更された例である((本業が歌手で『天外2』の絹を演じた井上あずみなどは変更されていない。))。
+--シリーズで唯一存命の声優が変更された例である((本業が歌手で『天外2』の絹を演じた井上あずみなどは変更されていない。))。
+//↑↓PSP版の「天外魔境第四の黙示録」(2006年発売)においてチーフ・ブルの担当が松尾銀三さん(2001年にお亡くなり)から茶風林さんに変わったためちょっと書き換えました)。インディアンという単語が差別に当たるとして、用いないようにするために音声がとりなおされたためです(首長役)。
+//--シリーズで唯一声優が変更された例である((本業が歌手で『天外2』の絹を演じた井上あずみなどは変更されていない。))。
 -ちなみに「天外魔境II」の絹を演じた女性歌手である井上あずみは本作に登場する妖精ピエロの声を当てた。