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*ASSASSIN'S CREEDシリーズリンク ※設定上の時系列は『ODYSSEY』→『ORIGINS』→『MIRAGE』→『VALHALLA』→『I』→『BLOODLINES』→『II』→『BROTHERHOOD』→『REVELATIONS』→『CHINA』→『IV』→『FREEDOM CRY』→『ROGUE』→『LIBERATION』→『III』→『UNITY』→『INDIA』→『SYNDICATE』→『RUSSIA』の順。現代編は発売順と同じ(スピンオフには現代編なし)。 |>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''主な舞台''|''概要''|''判定''| |>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''本編シリーズ''| |>|PS3/360/&br;Win|[[ASSASSIN'S CREED]]|12世紀末|エルサレム周辺|紆余曲折あって発売された、考古学ステルスアクションシリーズ第1作。この頃はまだ粗も多かった。|なし| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED II]]|15世紀・ルネサンス期|イタリア各所|前作をオープンワールドマップへと改良し、『ASSASSIN'S CREED』を人気シリーズに押し上げた名作。&br;「''世界一安いイタリア旅行''」に行こう。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED BROTHERHOOD]]|~|~|広大なローマを舞台に、エツィオがマスターアサシンとして教団を導いていく過程が描かれる。&br;シリーズ初のマルチプレイを搭載。前作から改良されたシステムは未だ評価が高くマルチプレイも好評。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED REVELATIONS]]|~|オスマン帝国|エツィオサーガ最終章。舞台はイタリアからコンスタンティノープルへ移り前2作とは雰囲気が異なる。&br;『I』から断片的に描かれてきたアルタイルの動向も語られ、2人のアサシンの物語がここに完結する。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS3/360/&br;WiiU/Win|[[ASSASSIN'S CREED III]]|1753~1783年|北アメリカ東海岸|ストーリーは独立の熱気高揚するアメリカへ移り、現代編の物語も一区切り付く。&br;新エンジンによりグラフィックはさらに進化し、船で大海原を冒険する海洋ミッションが新登場。&br;シングルプレイのボリュームも増大した一方で、多数のバグや新システム等の賛否が分かれる点もあり。|なし| |>|PS3/360/&br;WiiU/Win/&br;PS4/One|[[ASSASSIN'S CREED IV BLACK FLAG]]|1715~1725年・海賊黄金時代末期|カリブ海|広大なカリブ海をオープンワールド化した意欲作。&br;『III』で好評だった海戦が大幅にパワーアップし、海賊ゲーだけでなくゲームプレイもより快適に。&br;その一方で、武器ホイールと弟子システムの廃止には賛否が分かれている。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS3/Win/&br;PS4/One|[[ASSASSIN'S CREED ROGUE]]|1756~1763年|北大西洋|『III』『IV』と続いたケンウェイサーガの最終章。テンプル騎士団へ寝返った元アサシンが主人公。&br;旧世代機における『ASSASSIN'S CREED』シリーズの集大成と言える作品。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS4/One/&br;Win|[[ASSASSIN'S CREED UNITY]]|18世紀末・フランス革命期|パリ|フランス革命の裏で暗躍するアサシンの物語だが、ストーリーは革命にほとんど絡まない。&br;前評判の高さに反し、多数の不具合から『III』以上に賛否の分かれる作品となってしまった。&br;次世代機のスペックにより緻密に再現されたパリの街並みや一新されたフリーランは好評。|BGCOLOR(lightsteelblue):賛否両論| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED SYNDICATE]]|1868年・ヴィクトリア朝時代|ロンドン|近代化が進む大都市でアサシンとテンプル騎士団の戦いは続く。&br;尖りすぎた前作の反省を活かしたのか、今作はバグも少なくゲームバランス的にも遊びやすい。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS4/One/&br;Win/XSX((公式サイトにXSX版の記載はないが、XSX/XSSへの最適化に対応している。))|[[ASSASSIN'S CREED ORIGINS]]|紀元前48年|エジプト|プトレマイオス朝末期の古代エジプトを舞台に、陰謀に立ち向かうアサシン教団の起源を描く。&br;副目標などミッションごとの評価が全廃され、代わりにレベル制が導入されたRPG寄りの作風に。&br;だが、その弊害で''レベル差があると暗殺ができず''、これは下記『ODYSSEY』にも引き継がれてしまっている。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS4/One/&br;Switch/&br;Win/XSX&footnote(){1}|[[ASSASSIN'S CREED ODYSSEY]]|紀元前431年|ギリシャ|ペロポネソス戦争中の古代ギリシャを舞台に、かつて来たりし者の遺産にスポットを当てるRPG。&br;オープンワールド海戦が美しいエーゲ海を舞台に復活、遺跡巡りも相まって歴史ファンにはたまらない作品。&br;一方でアサシンブレード本編未登場、会話選択肢によるシナリオ変化等、シリーズとして異端な一面もあり。&br;Switch版はサブスクリプション制クラウドゲームとしての提供となる。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS5/XSX/&br;PS4/One/&br;Win|ASSASSIN'S CREED VALHALLA|9世紀末|イングランド|9世紀の北欧よりイングランドを目指すヴァイキング達を描く。&br;確殺の復活やレベル比例パラメーター廃止等、RPG路線からの脱却が図られている。&br;日本語版は発売当初、流血表現の規制があったが現在は修正済み。|| //記事がない作品の評価を書くのは禁止。 |>|~|ASSASSIN'S CREED MIRAGE|9世紀・イスラム黄金時代|バグダッド|シリーズ15周年記念作品。&br;アッバース朝のバグダッドを舞台に、『VALHALLA』に登場したバシムの若き日の活躍を描く。&br;従来のアクションアドベンチャーに回帰し、システムも初期シリーズに寄せられている。|| //|>|iOS/Android|ASSASSIN'S CREED JADE|紀元前3世紀|古代中国|COLOR(red){※発売日未定。}|| |>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''スピンオフ''| |>|PSP|[[ASSASSIN'S CREED BLOODLINES]]|十字軍時代|中東|『I』と『II』の間を繋ぐスピンオフ。PS3版『II』との連動要素あり。&br;雰囲気は『ASSASSIN'S CREED』だがボリュームが致命的に少ない為に評価は低い。|なし| |>|PSV|ASSASSIN'S CREED III LIBERATION|1765~1777年|ニューオーリンズ|『III』のスピンオフ。3種のペルソナに変身する初の女性アサシンが主人公。&br;日本では『アサシンクリードIII レディリバティ』のタイトルで発売されている。|| ||PS3/Win|ASSASSIN'S CREED III LIBERATION HD|~|~|COLOR(blue){DL専売。}上記のHDリマスター + 改訂版。Win版は国内でも原題のまま発売(日本語非対応)。&br;一方、国内PS3版のみタイトルが『アサシンクリードIII レディリバティ HD』になっている。|| |>|PS4/PS3/&br;Win|ASSASSIN'S CREED FREEDOM CRY|1735~1737年|ポルトープランス|COLOR(blue){DL専売。}『IV』のDLCのスタンドアローン版。本編でも活躍したアドウェールが主人公。&br;日本ではオリジナルのDLC同様『アサシンクリード 自由の叫び』のタイトルで配信されている。|| |>|PS4/One/&br;Win|[[ASSASSIN'S CREED CHRONICLES: CHINA]]|1526年|明朝中国|COLOR(blue){DL専売。}低価格・2.5Dの横スクロールアクションとして発売された傍流シリーズの始まり。&br;エツィオの元で修業を終え帰国したシャオ・ユンが中国アサシン教団再興の為に戦いを始める。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|ASSASSIN'S CREED CHRONICLES: INDIA|1841年|シク王国インド|COLOR(blue){DL専売。}日本未発売のコミック『ASSASSIN'S CREED: BRAHMAN』の2年後が舞台。&br;元盗賊のアサシンであるアルバーズ・ミールと、欧州の東インド会社が戦いを繰り広げる。&br;宝石・お姫様・地下迷宮と「千夜一夜物語」を彷彿させる、シリーズでは異色の世界観。&br;前作『CHINA』と比べるとアスレチック要素が重視されており、難易度はかなり高い。|| |>|~|ASSASSIN'S CREED CHRONICLES: RUSSIA|1918年|ロシア|COLOR(blue){DL専売。}日本未発売のコミック『ASSASSIN'S CREED: THE FALL』と続編『THE CHAIN』を繋ぐ物語。&br;ロシアのアサシンであるニコライ・オレロフが、十月革命後にアメリカへ亡命する直前の出来事を描く。&br;狙撃を得意とするニコライの他、戦闘スタイルの異なる別キャラを操作するパートが特徴。&br;20世紀ということで近代兵器が多数登場し、従来シリーズと雰囲気が異なる。|| |>|Quest|ASSASSIN'S CREED NEXUS VR|15世紀・ルネサンス期&br;1753~1783年&br;紀元前431年|イタリア各所&br;北アメリカ東海岸 &br;ギリシャ|''日本語未対応。''|| |>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''ディスカバリーツアー''| |>|Win|Discovery Tour by Assassin’s Creed: Ancient Egypt|紀元前49年|エジプト|『ORIGINS』の無料アップデートで追加されたディスカバリーツアーを単体化した学習用ソフト。&br;レーティングが全年齢向けになったが為に、彫刻にセルフ検閲が入ってしまっていることが賛否両論に。|| |>|~|Discovery Tour by Assassin's Creed: Ancient Greece|紀元前431年|ギリシャ|『ODYSSEY』のディスカバリーツアーを単体化した学習用ソフト。|| |>|~|Discovery Tour by Assassin's Creed: Viking Age|9世紀末|イングランド|『VALHALLA』のディスカバリーツアーを単体化した学習用ソフト。|| |>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''カップリング・オムニバス''| |>|PS3/360|ASSASSIN'S CREED I+II ウェルカムパック|>|>|『I』『II スペシャルエディション』のカップリング。|| |>|~|ASSASSIN'S CREED EZIO SAGA|>|>|『II』『BROTHERHOOD』『REVELATIONS』をまとめて収録。本編に加え「アサシンクリード エンサイクロペディア ブラックエディション」を付属。|| |>|PS3|ASSASSIN'S CREED CONNOR SAGA|>|>|『III』『LIBERATION HD』のカップリング。本編に加え「アサシンクリード エンサイクロペディア ホワイトエディション (第二版)」を付属。|| |>|PS4/One/&br;PSV/Win|ASSASSIN'S CREED CHRONICLES|>|>|『CHRONICLES』の『CHINA』『INDIA』『RUSSIA』をまとめて収録。&br;パッケージ版の発売はPS4/PSVのみで、One/WinではCOLOR(blue){DL専売}となっている。|| |>|PS4/Switch|ASSASSIN'S CREED EZIO COLLECTION|>|>|『II』『BROTHERHOOD』『REVELATIONS』のリマスター版をまとめて収録。本編に加え映像作品『Lineage』『Embers』を収録。マルチプレイは非収録。|| |>|PS4/One/&br;Switch/Win|ASSASSIN'S CREED III REMASTERED|>|>|4K解像度に対応した『III』『LIBERATION((国内での副題はオリジナルと同様に『レディリバティ』となっている。こちらは旧リマスター版では対応していなかったWin版も日本語対応。))』のリマスター版をカップリング。&br;『ODYSSEY』のシーズンパスに収録されるほか、単品でも販売されている。|| |>|Switch|ASSASSIN'S CREED REBEL COLLECTION|>|>|『IV』『ROGUE』のカップリング。本編に加え全てのDLCを同時収録。|| |>|Win|ASSASSIN'S CREED Ezio Auditore Pack|>|>|『II Deluxe Edition』『BROTHERHOOD』『REVELATIONS』をまとめて収録。UBIコネクト専売。|| |>|~|ASSASSIN'S CREED American History Pack|>|>|『III』『LIBERATION((国内での副題は『レディリバティ』。))』のリマスター版と『IV』『FREEDOM CRY』『ROGUE』をまとめて収録。UBIコネクト専売。|| |>|~|ASSASSIN'S CREED Modern Revolutions Pack|>|>|『UNITY』本体 + DLCx2本と『SYNDICATE Gold Edition』をカップリング。UBIコネクト専売。|| &br **国内未発売 |>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''概要''|''判定''| |>|DS/iOS|ASSASSIN'S CREED ALTAIR'S CHRONICLES|十字軍時代|初代の前日談。ただし本編と設定が異なる点が多く、実質的にパラレル扱いされている。|| |>|~|ASSASSIN'S CREED II DISCOVERY|ルネサンス期|『II』終盤における空白の時期が舞台。エツィオは異端者として捕らわれたアサシンを救う為、魔女狩り吹き荒れるスペインへ向かう。&br;2016年の映画版『ASSASSIN'S CREED』の過去パートは本作の翌年にあたり、コロンブスは本作の時点でアサシンに関わっている。|| &br **モバイル 当Wikiでは評価対象外 |>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''概要''| |>||Assassin's Creed: Recollection|ルネサンス期|| |>|iOS|Assassin's Creed: Multiplayer Rearmed|ルネサンス期|『II』のスピンオフ。| |>|iOS/Android|Assassin's Creed: Pirates|海賊黄金時代末期|『IV』のスピンオフである海賊ゲー。| |>|iOS|Assassin's Creed: Memories|複数の時代と地域|カードバトルRPG。| |>||Assassin's Creed: Identity|ルネサンス期|| |>||Assassin's Creed: Project Legacy||『BROTHERHOOD』と連動したFacebookアプリ。| |>||Assassin's Creed: Rebellion|複数の時代と地域|| //**開発中止 //|>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''概要''| //|>|3DS|ASSASSIN'S CREED: LOST LEGACY|ルネサンス期|開発中止に伴い、本作のプロットの一部は『REVELATIONS』に組み込まれた。| //|>|iOS/Android|Assassin's Creed: Utopia|植民地時代のアメリカ|街作り要素とステルスアクションの要素が合わさったゲーム。| &br **関連作品 |>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|PS3|[[メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット]]|アルタイルの衣装が登場。|なし| |>|PSP|[[メタルギアソリッド ピースウォーカー]]|イーグルダイブや藁束(型のダンボール)からのカバーアサシンが登場。|なし| |>|PS3/360|[[ソウルキャリバーV]]|エツィオがゲストプレイヤーキャラとして参戦(外観は『BROTHERHOOD』準拠)。|なし| |>|~|[[ファイナルファンタジーXIII-2]]|『REVELATIONS』版エツィオのコラボコスチュームのDLCが配信。|なし| |>|PS4/One/Win|[[ファイナルファンタジーXV]]|『ORIGINS』のバエクの衣装が登場、『ORIGINS』側にもキャラがゲスト出演。&br;PS4/One版のみ、期間限定でコラボクエストが実施されていた。|なし| |>|~|ゴーストリコン ワイルドランズ|『4』とのコラボコスチュームのDLCが配信。|| |>|PS5/XSX/Switch/&br;PS4/One/Win/&br;Mac/iOS/Android|FORTNITE|ゲーム内でコラボレーションが行われた。|| |>|Switch|[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]|剣術Miiコスチューム「アルタイルのぼうし+ふく」のDLCが配信。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS5/XSX/&br;PS4/One/&br;Switch/Win|[[IMMORTALS FENYX RISING>イモータルズ フィニクス ライジング]]|『ODYSSEY』開発陣によるギリシア神話の世界が舞台のオープンワールドアクションRPG。&br;ワシ使いの衣装と髪型がリワードとして配信。|BGCOLOR(khaki):不安定| |>|PS5/XSX/&br;PS4/One/Win|[[Riders Republic]]|シリーズ15周年記念コラボイベントが期間限定で開催。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|Destiny 2|『VALHALLA』とのコラボでヴァイキング風のコスチュームが登場。|| |>|>|[[Watch Dogs]]|ハッキングをテーマにしたオープンワールドアクション。&br;『ASSASSIN'S CREED』シリーズと世界観を共有していた。|| |>|>|[[FARCRYシリーズ]]|無法地帯を舞台とするオープンワールドFPSシリーズ。『[[3>FARCRY 3]]』のみ世界観を共有している。&br;また、『Primal』や『5』にもイースターエッグとして本シリーズの要素が隠されている。|| |>|>|[[プリンス オブ ペルシャ]]シリーズ|パルクールを駆使してダンジョンを駆け抜けるアクションゲームシリーズ。&br;スピンオフからの路線変更により『[[ASSASSIN'S CREED]]』が誕生した。|| ---- **シリーズ解説 ユービーアイソフトが展開する、歴史上に暗躍したとされる暗殺者を題材にしたステルスアクションゲームシリーズ。日本では『アサクリ』の略称で親しまれている。~ アサシンの子孫である現代の青年デズモンド・マイルズが、アブスターゴ社の開発した先祖の記憶を疑似体験するシステム「アニムス」にて様々な時代を舞台に歴史的事件を追体験。~ 同時にアブスターゴの裏にいる秘密結社「テンプル騎士団」が探し求める「エデンの林檎」を巡る戦いに巻き込まれていくというストーリー。~ 主人公はあくまでデズモンド等((スピンオフ作品や『IV』以降では別の人物がアニムスを体験しているという設定。))、メインとなるアニムス内で操作するアサシンがもう1人の主人公であり、タイトルごとに時代と共に変更される。 パルクールを取り入れたフリーランアクションが最大の特徴で、建物の壁や屋根を自在に飛び移って移動することが出来る。~ マップもこの要素を活かすようにオープンワールド形式で、広大な街中を自在に飛び回りターゲットを暗殺していく事となる。~ また、舞台となる時代の風景を緻密に再現した世界観も好評で、シリーズを人気作品に押し上げた『II』は「''世界一安いイタリア旅行''」と宣伝された。~ ゲームエンジンは自社開発の「Anvil (旧名:Scimitar)」を採用しており、主人公・舞台・ハードの世代交代などのタイミングでエンジンも一新されている。 現代編のストーリーは『III』で一端は区切られたものの、その後も年に1作という早いペースで作品がリリースされることから乱発されているという批判も強い。~ 実際、このペースの早さが災いして『UNITY』では大量のバグや最適化不足による質の低下を招いてしまい、株価にも影響が出てしまった。~ これを受けてか、ユービーアイソフトから2016年におけるシリーズ休止宣言((『CHRONICLES』はカップリング作。))が出ていた。 メディアミックスが盛んで、小説とコミックに映画やアニメ等でゲーム本編と直接リンクするストーリーが展開されている。日本でも現代編が追加された『CHINA』の漫画版が2019年から連載中。~ インカ帝国や百年戦争の他、第二次世界大戦やセイレム魔女裁判などのようなゲームで扱うことが困難とされる近代の事件も題材になっている。~ 特に現代編のストーリーは『IV』以降、ゲーム以外のメディアが中心となり、ゲーム中のそれは他メディア版との繋ぎ的な内容に留まっている。~ しかし日本ではこれらがローカライズされておらず、日本語化されているのは本編ノベライズを除くと『II』の前後を描いた実写ショートムービーとアニメ、2016年(日本では2017年)上映の映画版とその小説版、『ORIGINS』の前日談のみ。~ しかも、その中で現代編が描かれているのは映画とその小説版だけである。その為、我々が触れられるゲーム本編だけだとどうしてもストーリーの説明が不足するのが日本固有の難点である。~ 一応、2019年には『ODYSSEY』までのストーリーと背景をまとめた設定資料本である『[[アサシン クリード エッセンシャルガイド>https://www.kadokawa.co.jp/product/321809000655/]]』の邦訳版も発売されている。~ 同書には未邦訳メディアミックス作品のあらましも掲載されているので詳細が知りたいのであれば同書の購入を勧める。 なお、2020年にPS5/XSXのローンチタイトルとして発売された『VALHALLA』は、''ユービーアイソフト史上2番目に大きな利益を上げている''ことが公式で発表されている([[参照>https://automaton-media.com/articles/newsjp/20211029-180733/]])。~ それに加えて、シリーズの次世代プロジェクトとされている『ASSASSIN'S CREED INFINITY』ではライブサービスのオンラインプラットフォームが採用され、''日本を含む''複数の時代を舞台として長期的に展開される予定。 ---- ***用語解説 各記事を読む上で理解しやすいように本シリーズの固有名詞について(ネタバレをしない形で)最低限の解説をする。 ''アサシン教団''(Assassins / Brotherhood) -民衆の自由を尊重し、権力者による横暴や人間の自由意思を失わせるような弾圧に立ち向かう世界規模の秘密結社。 --現実のイスラム教における「暗殺教団」をモデルにしているが、それ以前にも「隠れし者」などとしてすでに存在しており、それ故に構成員の国籍・宗教は様々である。 --歴史の変わり目には必ずと言ってもいいほど彼らによる介入が行われてきており、後述するテンプル騎士団に対しても幾度かその野望を阻止してきた。 --ただの単なる殺人者集団として排斥されることを防ぐため、「罪なき者には刃を向けず、表舞台には立たず、同志を危険に晒してはいけない」という3つの信条(Creed)を掲げ戦っている。これこそがタイトルにもなっている「ASSASSIN'S CREED (暗殺者の信条)」である。 --だが、現代の教団は2000年に裏切り者の手によってもたらされた「大粛清」により壊滅的な被害を受けて離散状態に陥り、一握りのアサシンの末裔と構成員が残る程度の窮地に立たされている。 ''テンプル騎士団''(Templar Order) -人間の自由を奪い、完全なる管理社会を作ることを目的として暗躍する秘密結社。遥か過去では「古き結社」等と呼ばれていたが、有史以前から各国を牛耳っている点は変わらない。 --教団とは平和な世界という最終目標こそ同じだが、自由対支配という相容れないイデオロギーの対立を抱えており、双方の構成員同士で幾千年もの間刃を交える関係が続いている。 --時代に合わせ組織としての形も変え、十字軍時代ではすでにこの名前で歴史の表舞台に立ち始めている。現代では私設軍隊も抱える大手複合企業・アブスターゴ社を表向きの隠れ蓑として活動しており、世界中に侵食を続けている。 ''アニムス'' -アブスターゴ社が開発した遺伝子の中の記憶の追体験が行える機器。 --人間には遺伝子の中に祖先の全記憶が残されている((あくまで本シリーズにおける創作ではあるが完全に架空の設定というわけではない。現実でも親世代の後天的な記憶が遺伝するかは学術的な研究が行われおり、動物実験においてある程度実証例がある。))という理論で、これをVRに投影することで祖先の行動を体験できる。 --当初は被験者自身の先祖の記憶しか覗けなかったが、作中の技術進歩により遺伝子のサンプルさえ存在すれば自分と血縁関係のない人物の祖先の記憶も観覧できるよう改良され、アミューズメント施設としての応用もされている。 --アブスターゴ社は本機を利用することで下記の「エデンのかけら」の行方を探ろうとしている。 ''かつて来たりし者'' -有史以前に地球上に超高度な文明を築いていた者たちのこと。古き者・第一文明人・先駆者・イス族など様々な別称が存在するが、それら全てが同一の存在を指している。 --彼らのテクノロジーは現代の我々のそれをしのぐ物らしく、近現代では地球の各地に眠っているそれらのオーパーツを「エデンのかけら」と呼んでおり、その争奪戦がシリーズの主軸となる。 --これらの遺物を操れれば世界・全人類の意思を支配することも容易にできる為、アブスターゴ社ないし結社はアニムスを用いてかけらの所在地と使用法を探っている。~ かつて来たりし者の痕跡は遺物にとどまらず神話伝承や血統といった形で現代にも残っており、それらに縁がある教団は結社の阻止に力を尽くしている。
*ASSASSIN'S CREEDシリーズリンク ※設定上の時系列は『ODYSSEY』→『ORIGINS』→『MIRAGE』→『VALHALLA』→『I』→『BLOODLINES』→『II』→『BROTHERHOOD』→『REVELATIONS』→『CHINA』→『IV』→『FREEDOM CRY』→『ROGUE』→『LIBERATION』→『III』→『UNITY』→『INDIA』→『SYNDICATE』→『RUSSIA』の順。現代編は発売順と同じ(スピンオフには現代編なし)。 |>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''主な舞台''|''概要''|''判定''| |>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''本編シリーズ''| |>|PS3/360/&br;Win|[[ASSASSIN'S CREED]]|12世紀末|エルサレム周辺|紆余曲折あって発売された、考古学ステルスアクションシリーズ第1作。この頃はまだ粗も多かった。|なし| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED II]]|15世紀・ルネサンス期|イタリア各所|前作をオープンワールドマップへと改良し、『ASSASSIN'S CREED』を人気シリーズに押し上げた名作。&br;「''世界一安いイタリア旅行''」に行こう。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED BROTHERHOOD]]|~|~|広大なローマを舞台に、エツィオがマスターアサシンとして教団を導いていく過程が描かれる。&br;シリーズ初のマルチプレイを搭載。前作から改良されたシステムは未だ評価が高くマルチプレイも好評。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED REVELATIONS]]|~|オスマン帝国|エツィオサーガ最終章。舞台はイタリアからコンスタンティノープルへ移り前2作とは雰囲気が異なる。&br;『I』から断片的に描かれてきたアルタイルの動向も語られ、2人のアサシンの物語がここに完結する。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS3/360/&br;WiiU/Win|[[ASSASSIN'S CREED III]]|1753~1783年|北アメリカ東海岸|ストーリーは独立の熱気高揚するアメリカへ移り、現代編の物語も一区切り付く。&br;新エンジンによりグラフィックはさらに進化し、船で大海原を冒険する海洋ミッションが新登場。&br;シングルプレイのボリュームも増大した一方で、多数のバグや新システム等の賛否が分かれる点もあり。|なし| |>|PS3/360/&br;WiiU/Win/&br;PS4/One|[[ASSASSIN'S CREED IV BLACK FLAG]]|1715~1725年・海賊黄金時代末期|カリブ海|広大なカリブ海をオープンワールド化した意欲作。&br;『III』で好評だった海戦が大幅にパワーアップし、海賊ゲーだけでなくゲームプレイもより快適に。&br;その一方で、武器ホイールと弟子システムの廃止には賛否が分かれている。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS3/Win/&br;PS4/One|[[ASSASSIN'S CREED ROGUE]]|1756~1763年|北大西洋|『III』『IV』と続いたケンウェイサーガの最終章。テンプル騎士団へ寝返った元アサシンが主人公。&br;旧世代機における『ASSASSIN'S CREED』シリーズの集大成と言える作品。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS4/One/&br;Win|[[ASSASSIN'S CREED UNITY]]|18世紀末・フランス革命期|パリ|フランス革命の裏で暗躍するアサシンの物語だが、ストーリーは革命にほとんど絡まない。&br;前評判の高さに反し、多数の不具合から『III』以上に賛否の分かれる作品となってしまった。&br;次世代機のスペックにより緻密に再現されたパリの街並みや一新されたフリーランは好評。|BGCOLOR(lightsteelblue):賛否両論| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED SYNDICATE]]|1868年・ヴィクトリア朝時代|ロンドン|近代化が進む大都市でアサシンとテンプル騎士団の戦いは続く。&br;尖りすぎた前作の反省を活かしたのか、今作はバグも少なくゲームバランス的にも遊びやすい。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS4/One/&br;Win/XSX((公式サイトにXSX版の記載はないが、XSX/XSSへの最適化に対応している。))|[[ASSASSIN'S CREED ORIGINS]]|紀元前48年|エジプト|プトレマイオス朝末期の古代エジプトを舞台に、陰謀に立ち向かうアサシン教団の起源を描く。&br;副目標などミッションごとの評価が全廃され、代わりにレベル制が導入されたRPG寄りの作風に。&br;だが、その弊害で''レベル差があると暗殺ができず''、これは下記『ODYSSEY』にも引き継がれてしまっている。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS4/One/&br;Switch/&br;Win/XSX&footnote(){1}|[[ASSASSIN'S CREED ODYSSEY]]|紀元前431年|ギリシャ|ペロポネソス戦争中の古代ギリシャを舞台に、かつて来たりし者の遺産にスポットを当てるRPG。&br;オープンワールド海戦が美しいエーゲ海を舞台に復活、遺跡巡りも相まって歴史ファンにはたまらない作品。&br;一方でアサシンブレード本編未登場、会話選択肢によるシナリオ変化等、シリーズとして異端な一面もあり。&br;Switch版はサブスクリプション制クラウドゲームとしての提供となる。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS5/XSX/&br;PS4/One/&br;Win|ASSASSIN'S CREED VALHALLA|9世紀末|イングランド|9世紀の北欧よりイングランドを目指すヴァイキング達を描く。&br;確殺の復活やレベル比例パラメーター廃止等、RPG路線からの脱却が図られている。&br;日本語版は発売当初、流血表現の規制があったが現在は修正済み。|| //記事がない作品の評価を書くのは禁止。 |>|~|ASSASSIN'S CREED MIRAGE|9世紀・イスラム黄金時代|バグダッド|シリーズ15周年記念作品。&br;アッバース朝のバグダッドを舞台に、『VALHALLA』に登場したバシムの若き日の活躍を描く。&br;従来のアクションアドベンチャーに回帰し、システムも初期シリーズに寄せられている。|| //|>|iOS/Android|ASSASSIN'S CREED JADE|紀元前3世紀|古代中国|COLOR(red){※発売日未定。}|| |>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''スピンオフ''| |>|PSP|[[ASSASSIN'S CREED BLOODLINES]]|十字軍時代|中東|『I』と『II』の間を繋ぐスピンオフ。PS3版『II』との連動要素あり。&br;雰囲気は『ASSASSIN'S CREED』だがボリュームが致命的に少ない為に評価は低い。|なし| |>|PSV|ASSASSIN'S CREED III LIBERATION|1765~1777年|ニューオーリンズ|『III』のスピンオフ。3種のペルソナに変身する初の女性アサシンが主人公。&br;日本では『アサシンクリードIII レディリバティ』のタイトルで発売されている。|| ||PS3/Win|ASSASSIN'S CREED III LIBERATION HD|~|~|COLOR(blue){DL専売。}上記のHDリマスター + 改訂版。Win版は国内でも原題のまま発売(日本語非対応)。&br;一方、国内PS3版のみタイトルが『アサシンクリードIII レディリバティ HD』になっている。|| |>|PS4/PS3/&br;Win|ASSASSIN'S CREED FREEDOM CRY|1735~1737年|ポルトープランス|COLOR(blue){DL専売。}『IV』のDLCのスタンドアローン版。本編でも活躍したアドウェールが主人公。&br;日本ではオリジナルのDLC同様『アサシンクリード 自由の叫び』のタイトルで配信されている。|| |>|PS4/One/&br;Win|[[ASSASSIN'S CREED CHRONICLES: CHINA]]|1526年|明朝中国|COLOR(blue){DL専売。}低価格・2.5Dの横スクロールアクションとして発売された傍流シリーズの始まり。&br;エツィオの元で修業を終え帰国したシャオ・ユンが中国アサシン教団再興の為に戦いを始める。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|ASSASSIN'S CREED CHRONICLES: INDIA|1841年|シク王国インド|COLOR(blue){DL専売。}日本未発売のコミック『ASSASSIN'S CREED: BRAHMAN』の2年後が舞台。&br;元盗賊のアサシンであるアルバーズ・ミールと、欧州の東インド会社が戦いを繰り広げる。&br;宝石・お姫様・地下迷宮と「千夜一夜物語」を彷彿させる、シリーズでは異色の世界観。&br;前作『CHINA』と比べるとアスレチック要素が重視されており、難易度はかなり高い。|| |>|~|ASSASSIN'S CREED CHRONICLES: RUSSIA|1918年|ロシア|COLOR(blue){DL専売。}日本未発売のコミック『ASSASSIN'S CREED: THE FALL』と続編『THE CHAIN』を繋ぐ物語。&br;ロシアのアサシンであるニコライ・オレロフが、十月革命後にアメリカへ亡命する直前の出来事を描く。&br;狙撃を得意とするニコライの他、戦闘スタイルの異なる別キャラを操作するパートが特徴。&br;20世紀ということで近代兵器が多数登場し、従来シリーズと雰囲気が異なる。|| |>|Quest|ASSASSIN'S CREED NEXUS VR|15世紀・ルネサンス期&br;1753~1783年&br;紀元前431年|イタリア各所&br;北アメリカ東海岸 &br;ギリシャ|''日本語未対応。''|| |>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''ディスカバリーツアー''| |>|Win|Discovery Tour by Assassin’s Creed: Ancient Egypt|紀元前49年|エジプト|『ORIGINS』の無料アップデートで追加されたディスカバリーツアーを単体化した学習用ソフト。&br;レーティングが全年齢向けになったが為に、彫刻にセルフ検閲が入ってしまっていることが賛否両論に。|| |>|~|Discovery Tour by Assassin's Creed: Ancient Greece|紀元前431年|ギリシャ|『ODYSSEY』のディスカバリーツアーを単体化した学習用ソフト。|| |>|~|Discovery Tour by Assassin's Creed: Viking Age|9世紀末|イングランド|『VALHALLA』のディスカバリーツアーを単体化した学習用ソフト。|| |>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''カップリング・オムニバス''| |>|PS3/360|ASSASSIN'S CREED I+II ウェルカムパック|>|>|『I』『II スペシャルエディション』のカップリング。|| |>|~|ASSASSIN'S CREED EZIO SAGA|>|>|『II』『BROTHERHOOD』『REVELATIONS』をまとめて収録。本編に加え「アサシンクリード エンサイクロペディア ブラックエディション」を付属。|| |>|PS3|ASSASSIN'S CREED CONNOR SAGA|>|>|『III』『LIBERATION HD』のカップリング。本編に加え「アサシンクリード エンサイクロペディア ホワイトエディション (第二版)」を付属。|| |>|PS4/One/&br;PSV/Win|ASSASSIN'S CREED CHRONICLES|>|>|『CHRONICLES』の『CHINA』『INDIA』『RUSSIA』をまとめて収録。&br;パッケージ版の発売はPS4/PSVのみで、One/WinではCOLOR(blue){DL専売}となっている。|| |>|PS4/Switch|ASSASSIN'S CREED EZIO COLLECTION|>|>|『II』『BROTHERHOOD』『REVELATIONS』のリマスター版をまとめて収録。本編に加え映像作品『Lineage』『Embers』を収録。マルチプレイは非収録。|| |>|PS4/One/&br;Switch/Win|ASSASSIN'S CREED III REMASTERED|>|>|4K解像度に対応した『III』『LIBERATION((国内での副題はオリジナルと同様に『レディリバティ』となっている。こちらは旧リマスター版では対応していなかったWin版も日本語対応。))』のリマスター版をカップリング。&br;『ODYSSEY』のシーズンパスに収録されるほか、単品でも販売されている。|| |>|Switch|ASSASSIN'S CREED REBEL COLLECTION|>|>|『IV』『ROGUE』のカップリング。本編に加え全てのDLCを同時収録。|| |>|Win|ASSASSIN'S CREED Ezio Auditore Pack|>|>|『II Deluxe Edition』『BROTHERHOOD』『REVELATIONS』をまとめて収録。UBIコネクト専売。|| |>|~|ASSASSIN'S CREED American History Pack|>|>|『III』『LIBERATION((国内での副題は『レディリバティ』。))』のリマスター版と『IV』『FREEDOM CRY』『ROGUE』をまとめて収録。UBIコネクト専売。|| |>|~|ASSASSIN'S CREED Modern Revolutions Pack|>|>|『UNITY』本体 + DLCx2本と『SYNDICATE Gold Edition』をカップリング。UBIコネクト専売。|| &br **国内未発売 |>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''概要''|''判定''| |>|DS/iOS|ASSASSIN'S CREED ALTAIR'S CHRONICLES|十字軍時代|初代の前日談。ただし本編と設定が異なる点が多く、実質的にパラレル扱いされている。|| |>|~|ASSASSIN'S CREED II DISCOVERY|ルネサンス期|『II』終盤における空白の時期が舞台。エツィオは異端者として捕らわれたアサシンを救う為、魔女狩り吹き荒れるスペインへ向かう。&br;2016年の映画版『ASSASSIN'S CREED』の過去パートは本作の翌年にあたり、コロンブスは本作の時点でアサシンに関わっている。|| &br **モバイル 当Wikiでは評価対象外 |>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''概要''| |>||Assassin's Creed: Recollection|ルネサンス期|| |>|iOS|Assassin's Creed: Multiplayer Rearmed|ルネサンス期|『II』のスピンオフ。| |>|iOS/Android|Assassin's Creed: Pirates|海賊黄金時代末期|『IV』のスピンオフである海賊ゲー。| |>|iOS|Assassin's Creed: Memories|複数の時代と地域|カードバトルRPG。| |>||Assassin's Creed: Identity|ルネサンス期|| |>||Assassin's Creed: Project Legacy||『BROTHERHOOD』と連動したFacebookアプリ。| |>||Assassin's Creed: Rebellion|複数の時代と地域|| //**開発中止 //|>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''概要''| //|>|3DS|ASSASSIN'S CREED: LOST LEGACY|ルネサンス期|開発中止に伴い、本作のプロットの一部は『REVELATIONS』に組み込まれた。| //|>|iOS/Android|Assassin's Creed: Utopia|植民地時代のアメリカ|街作り要素とステルスアクションの要素が合わさったゲーム。| &br **関連作品 |>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|PS3|[[メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット]]|アルタイルの衣装が登場。|なし| |>|PSP|[[メタルギアソリッド ピースウォーカー]]|イーグルダイブや藁束(型のダンボール)からのカバーアサシンが登場。|なし| |>|PS3/360|[[ソウルキャリバーV]]|エツィオがゲストプレイヤーキャラとして参戦(外観は『BROTHERHOOD』準拠)。|なし| |>|~|[[ファイナルファンタジーXIII-2]]|『REVELATIONS』版エツィオのコラボコスチュームのDLCが配信。|なし| |>|PS4/One/Win|[[ファイナルファンタジーXV]]|『ORIGINS』のバエクの衣装が登場、『ORIGINS』側にもキャラがゲスト出演。&br;PS4/One版のみ、期間限定でコラボクエストが実施されていた。|なし| |>|~|ゴーストリコン ワイルドランズ|『4』とのコラボコスチュームのDLCが配信。|| |>|PS5/XSX/Switch/&br;PS4/One/Win/&br;Mac/iOS/Android|FORTNITE|ゲーム内でコラボレーションが行われた。|| |>|Switch|[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]|剣術Miiコスチューム「アルタイルのぼうし+ふく」のDLCが配信。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS5/XSX/&br;PS4/One/&br;Switch/Win|[[IMMORTALS FENYX RISING>イモータルズ フィニクス ライジング]]|『ODYSSEY』開発陣によるギリシア神話の世界が舞台のオープンワールドアクションRPG。&br;ワシ使いの衣装と髪型がリワードとして配信。|BGCOLOR(khaki):不安定| |>|PS5/XSX/&br;PS4/One/Win|[[Riders Republic]]|シリーズ15周年記念コラボイベントが期間限定で開催。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|Destiny 2|『VALHALLA』とのコラボでヴァイキング風のコスチュームが登場。|| |>|>|[[Watch Dogs]]|ハッキングをテーマにしたオープンワールドアクション。&br;『ASSASSIN'S CREED』シリーズと世界観を共有していた。|| |>|>|[[FARCRYシリーズ]]|無法地帯を舞台とするオープンワールドFPSシリーズ。『[[3>FARCRY 3]]』のみ世界観を共有している。&br;また、『Primal』や『5』にもイースターエッグとして本シリーズの要素が隠されている。|| |>|>|[[プリンス オブ ペルシャ]]シリーズ|パルクールを駆使してダンジョンを駆け抜けるアクションゲームシリーズ。&br;スピンオフからの路線変更により『[[ASSASSIN'S CREED]]』が誕生した。|| ---- **シリーズ解説 ユービーアイソフトが展開する、歴史上に暗躍したとされる暗殺者を題材にしたステルスアクションゲームシリーズ。日本では『アサクリ』の略称で親しまれている。~ アサシンの子孫である現代の青年デズモンド・マイルズが、アブスターゴ社の開発した先祖の記憶を疑似体験するシステム「アニムス」にて様々な時代を舞台に歴史的事件を追体験。~ 同時にアブスターゴの裏にいる秘密結社「テンプル騎士団」が探し求める「エデンの林檎」を巡る戦いに巻き込まれていくというストーリー。~ 主人公はあくまでデズモンド等((スピンオフ作品や『IV』以降では別の人物がアニムスを体験しているという設定。))、メインとなるアニムス内で操作するアサシンがもう1人の主人公であり、タイトルごとに時代と共に変更される。 パルクールを取り入れたフリーランアクションが最大の特徴で、建物の壁や屋根を自在に飛び移って移動することが出来る。~ マップもこの要素を活かすようにオープンワールド形式で、広大な街中を自在に飛び回りターゲットを暗殺していく事となる。~ また、舞台となる時代の風景を緻密に再現した世界観も好評で、シリーズを人気作品に押し上げた『II』は「''世界一安いイタリア旅行''」と宣伝された。~ ゲームエンジンは自社開発の「Anvil (旧名:Scimitar)」を採用しており、主人公・舞台・ハードの世代交代などのタイミングでエンジンも一新されている。 現代編のストーリーは『III』で一端は区切られたものの、その後も年に1作という早いペースで作品がリリースされることから乱発されているという批判も強い。~ 実際、このペースの早さが災いして『UNITY』では大量のバグや最適化不足による質の低下を招いてしまい、株価にも影響が出てしまった。~ これを受けてか、ユービーアイソフトから2016年におけるシリーズ休止宣言((『CHRONICLES』はカップリング作。))が出ていた。 メディアミックスが盛んで、小説とコミックに映画やアニメ等でゲーム本編と直接リンクするストーリーが展開されている。日本でも現代編が追加された『CHINA』の漫画版が2019年から連載中。~ インカ帝国や百年戦争の他、第二次世界大戦やセイレム魔女裁判などのようなゲームで扱うことが困難とされる近代の事件も題材になっている。~ 特に現代編のストーリーは『IV』以降、ゲーム以外のメディアが中心となり、ゲーム中のそれは他メディア版との繋ぎ的な内容に留まっている。~ しかし日本ではこれらがローカライズされておらず、日本語化されているのは本編ノベライズを除くと『II』の前後を描いた実写ショートムービーとアニメ、2016年(日本では2017年)上映の映画版とその小説版、『ORIGINS』の前日談のみ。~ しかも、その中で現代編が描かれているのは映画とその小説版だけである。その為、我々が触れられるゲーム本編だけだとどうしてもストーリーの説明が不足するのが日本固有の難点である。~ 一応、2019年には『ODYSSEY』までのストーリーと背景をまとめた設定資料本である『[[アサシン クリード エッセンシャルガイド>https://www.kadokawa.co.jp/product/321809000655/]]』の邦訳版も発売されている。~ 同書には未邦訳メディアミックス作品のあらましも掲載されているので詳細が知りたいのであれば同書の購入を勧める。 なお、2020年にPS5/XSXのローンチタイトルとして発売された『VALHALLA』は、''ユービーアイソフト史上2番目に大きな利益を上げている''ことが公式で発表されている([[参照>https://automaton-media.com/articles/newsjp/20211029-180733/]])。~ それに加えて、シリーズの次世代プロジェクトとされている『ASSASSIN'S CREED INFINITY』ではライブサービスのオンラインプラットフォームが採用され、''日本を含む''複数の時代を舞台として長期的に展開される予定。 ---- ***用語解説 各記事を読む上で理解しやすいように本シリーズの固有名詞について(ネタバレをしない形で)最低限の解説をする。 ''アサシン教団''(Assassins / Brotherhood) -民衆の自由を尊重し、権力者による横暴や人間の自由意思を失わせるような弾圧に立ち向かう世界規模の秘密結社。 --現実のイスラム教における「暗殺教団」をモデルにしているが、それ以前にも「隠れし者」などとしてすでに存在しており、それ故に構成員の国籍・宗教は様々である。 --歴史の変わり目には必ずと言ってもいいほど彼らによる介入が行われてきており、後述するテンプル騎士団に対しても幾度かその野望を阻止してきた。 --ただの単なる殺人者集団として排斥されることを防ぐため、「罪なき者には刃を向けず、表舞台には立たず、同志を危険に晒してはいけない」という3つの信条(Creed)を掲げ戦っている。これこそがタイトルにもなっている「ASSASSIN'S CREED (暗殺者の信条)」である。 --だが、現代の教団は2000年に裏切り者の手によってもたらされた「大粛清」により壊滅的な被害を受けて離散状態に陥り、一握りのアサシンの末裔と構成員が残る程度の窮地に立たされている。 ''テンプル騎士団''(Templar Order) -人間の自由を奪い、完全なる管理社会を作ることを目的として暗躍する秘密結社。遥か過去では「古き結社」等と呼ばれていたが、有史以前から各国を牛耳っている点は変わらない。 --教団とは平和な世界という最終目標こそ同じだが、自由対支配という相容れないイデオロギーの対立を抱えており、双方の構成員同士で幾千年もの間刃を交える関係が続いている。 --時代に合わせ組織としての形も変え、十字軍時代ではすでにこの名前で歴史の表舞台に立ち始めている。現代では私設軍隊も抱える大手複合企業・アブスターゴ社を表向きの隠れ蓑として活動しており、世界中に侵食を続けている。 ''アニムス'' -アブスターゴ社が開発した遺伝子の中の記憶の追体験が行える機器。 --人間には遺伝子の中に祖先の全記憶が残されている((あくまで本シリーズにおける創作ではあるが完全に架空の設定というわけではない。現実でも親世代の後天的な記憶が遺伝するかは学術的な研究が行われており、動物実験においてある程度実証例がある。))という理論で、これをVRに投影することで祖先の行動を体験できる。 --当初は被験者自身の先祖の記憶しか覗けなかったが、作中の技術進歩により遺伝子のサンプルさえ存在すれば自分と血縁関係のない人物の祖先の記憶も観覧できるよう改良され、アミューズメント施設としての応用もされている。 --アブスターゴ社は本機を利用することで下記の「エデンのかけら」の行方を探ろうとしている。 ''かつて来たりし者'' -有史以前に地球上に超高度な文明を築いていた者たちのこと。古き者・第一文明人・先駆者・イス族など様々な別称が存在するが、それら全てが同一の存在を指している。 --彼らのテクノロジーは現代の我々のそれをしのぐ物らしく、近現代では地球の各地に眠っているそれらのオーパーツを「エデンのかけら」と呼んでおり、その争奪戦がシリーズの主軸となる。 --これらの遺物を操れれば世界・全人類の意思を支配することも容易にできる為、アブスターゴ社ないし結社はアニムスを用いてかけらの所在地と使用法を探っている。~ かつて来たりし者の痕跡は遺物にとどまらず神話伝承や血統といった形で現代にも残っており、それらに縁がある教団は結社の阻止に力を尽くしている。

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