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*エアロゲイジ 【えあろげいじ】 |ジャンル|レースゲーム|CENTER:&image(http://img.atwikiimg.com/www26.atwiki.jp/gcmatome/attach/6044/2488/147000047.jpg,width=170,height=220)| |対応機種|ニンテンドウ64|~| |メディア|64MbitROMカートリッジ|~| |発売元|アスキー|~| |開発元|ロコモティブ|~| |発売日|1997年12月19日|~| |定価|7,800円(税別)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| **概要 アスキー(現:KADOKAWA)が自社でゲームを製作・発売していた時代にリリースされたSF系レースゲーム。~ 2065年のアジアで行われている、「エアロマシン」と呼ばれる磁力によって中に浮かぶ車の大会が舞台となっている。~ 最高速度が1000km/hを上回ったりするハイスピードレースゲーム。 **特徴・評価点 -デザイン、BGM、ゲームデザイン、操作性とどれも高いレベルで纏まっている。 --特にBGMは非常にレベルが高く、「PRIDE AT SPEED」や「RUSHING WIND」など、今聞いても色褪せない隠れた名曲が揃っている。 ---また嬉しいことに、ゲーム内で全ての音楽を聞けるサウンドテスト機能付き。 --舞台がアジアということを踏まえてか、和風・中華なステージも存在する。そこで流れるBGMもまたマッチしていて素晴らしいの一言。 -「高低差」が存在するというユニークさ。 --常に飛んでいられるが、自機の高度によって最高速度も変化する。これによって、コースの障害物を避けるために上の道を選ぶか下の道を選ぶか、といった戦術も生まれる。 ---中華街を舞台にしたステージでは、ビルを飛び越えて進むか、はたまたビルの間を駆け抜けるかといった選択も可能。 -10台のマシンのうち5台は最初から使え、残りの5台は隠しマシンとなっている。 --そのうちの一台はなんと''空飛ぶニンテンドウ64のコントローラ''というユニーク過ぎるもの。名前は「Xマシーン」……。 -ちなみに、というより勿論だが対戦も可能。 **問題点 -ゲームのキーとなる「ドリフトダッシュ」に絡んだ難易度が非常に高いという一点に尽きる。 --このゲームにはハイスピードレースゲームにしては珍しく「ドリフトダッシュ」が可能なのだが、このドリフトダッシュが凄まじい曲者。特に最高難度では、ドリフトが可能な殆ど全ての場所でドリフトダッシュを用いなければ、1位を獲得することがまず出来ない仕様になっている。 ---これは、そもそも''敵のマシンの最高速度の方がプレイヤー機より高い''ことに由来する。 --このドリフトダッシュ、単なる無条件の加速というわけではなく、エンジンに負荷を掛けているからかHUD右側に表示されているラジエーターの温度が急上昇する。このラジエーターの温度が最高値を振りきれるとオーバーヒートしてしまい、大きなペナルティを背負うハメになる。 ---特に非常にオーバーヒートしやすい隠しマシンが存在し、これはなんと一度でもオーバーヒートしてしまうとその時点でほぼグランプリ優勝不能という凄まじいピーキーなマシンとなっている。使いこなせばとても面白いマシンではあるのだが……。 --そして当然ながら急加速する為にマシンの制動も難しくなる。上述の通りマシンには耐久値が設定されており、この急加速した状態で地面や壁にぶつかればダメージは必須。 ---というより、熟練者でもノーダメージでクリアするのは難しい(それどころかほぼ無理)というレベルでダメージは負いやすい。初心者がコースの形状を考えもせずにポンポンとドリフトダッシュを繰り出していればすぐにリタイアしてしまうだろう。 -上述のドリフトやオーバーヒート、そしてスタートダッシュといった''ゲーム攻略に必須のテク''の数々はゲーム上で一切触れられることがない。すなわち、中古などでこのゲームを説明書無しで入手し、最高難度に挑戦しようものならまず「クリア不能の超難易度ゲー」という印象しか残らないことだろう。 **総評 細かい点に難はあるが、豊富なステージギミック、それぞれ異なる特徴を持ち奇抜な操作感覚を楽しめるエアロマシンといった点が当時としても斬新さを生んでいた。~ 決してメジャーとは言えない本作だが、その評価は間違いなく高いものであったと言えよう。 **余談 -全てのマシン(Xマシーン除く)には搭乗者が設定されている……が、当然のようにゲーム内では語られない。 --というより、ゲーム中で上記の設定やストーリーなどは一切語られない((マップに「City 2065」というマップが存在するので、2065年が舞台ということだけは分かるが…。))。興味があるなら説明書付きで購入するとよい。
*エアロゲイジ 【えあろげいじ】 |ジャンル|レースゲーム|CENTER:&image(http://img.atwikiimg.com/www26.atwiki.jp/gcmatome/attach/6044/2488/147000047.jpg,width=170,height=220)| |対応機種|ニンテンドウ64|~| |メディア|64MbitROMカートリッジ|~| |発売元|アスキー|~| |開発元|ロコモティブ|~| |発売日|1997年12月19日|~| |定価|7,800円(税別)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 アスキー(現:KADOKAWA)が自社でゲームを製作・発売していた時代にリリースされたSF系レースゲーム。~ 2065年のアジアで行われている、「エアロマシン」と呼ばれる磁力によって中に浮かぶ車の大会が舞台となっている。~ 最高速度が1000km/hを上回ったりするハイスピードレースゲーム。 **特徴・評価点 -デザイン、BGM、ゲームデザイン、操作性とどれも高いレベルで纏まっている。 --特にBGMは非常にレベルが高く、「PRIDE AT SPEED」や「RUSHING WIND」など、今聞いても色褪せない隠れた名曲が揃っている。 ---また嬉しいことに、ゲーム内で全ての音楽を聞けるサウンドテスト機能付き。 --舞台がアジアということを踏まえてか、和風・中華なステージも存在する。そこで流れるBGMもまたマッチしていて素晴らしいの一言。 -「高低差」が存在するというユニークさ。 --常に飛んでいられるが、自機の高度によって最高速度も変化する。これによって、コースの障害物を避けるために上の道を選ぶか下の道を選ぶか、といった戦術も生まれる。 ---中華街を舞台にしたステージでは、ビルを飛び越えて進むか、はたまたビルの間を駆け抜けるかといった選択も可能。 -10台のマシンのうち5台は最初から使え、残りの5台は隠しマシンとなっている。 --そのうちの一台はなんと''空飛ぶニンテンドウ64のコントローラ''というユニーク過ぎるもの。名前は「Xマシーン」……。 -ちなみに、というより勿論だが対戦も可能。 **問題点 -ゲームのキーとなる「ドリフトダッシュ」に絡んだ難易度が非常に高いという一点に尽きる。 --このゲームにはハイスピードレースゲームにしては珍しく「ドリフトダッシュ」が可能なのだが、このドリフトダッシュが凄まじい曲者。特に最高難度では、ドリフトが可能な殆ど全ての場所でドリフトダッシュを用いなければ、1位を獲得することがまず出来ない仕様になっている。 ---これは、そもそも''敵のマシンの最高速度の方がプレイヤー機より高い''ことに由来する。 --このドリフトダッシュ、単なる無条件の加速というわけではなく、エンジンに負荷を掛けているからかHUD右側に表示されているラジエーターの温度が急上昇する。このラジエーターの温度が最高値を振りきれるとオーバーヒートしてしまい、大きなペナルティを背負うハメになる。 ---特に非常にオーバーヒートしやすい隠しマシンが存在し、これはなんと一度でもオーバーヒートしてしまうとその時点でほぼグランプリ優勝不能という凄まじいピーキーなマシンとなっている。使いこなせばとても面白いマシンではあるのだが……。 --そして当然ながら急加速する為にマシンの制動も難しくなる。上述の通りマシンには耐久値が設定されており、この急加速した状態で地面や壁にぶつかればダメージは必須。 ---というより、熟練者でもノーダメージでクリアするのは難しい(それどころかほぼ無理)というレベルでダメージは負いやすい。初心者がコースの形状を考えもせずにポンポンとドリフトダッシュを繰り出していればすぐにリタイアしてしまうだろう。 -上述のドリフトやオーバーヒート、そしてスタートダッシュといった''ゲーム攻略に必須のテク''の数々はゲーム上で一切触れられることがない。すなわち、中古などでこのゲームを説明書無しで入手し、最高難度に挑戦しようものならまず「クリア不能の超難易度ゲー」という印象しか残らないことだろう。 **総評 細かい点に難はあるが、豊富なステージギミック、それぞれ異なる特徴を持ち奇抜な操作感覚を楽しめるエアロマシンといった点が当時としても斬新さを生んでいた。~ 決してメジャーとは言えない本作だが、その評価は間違いなく高いものであったと言えよう。 **余談 -全てのマシン(Xマシーン除く)には搭乗者が設定されている……が、当然のようにゲーム内では語られない。 --というより、ゲーム中で上記の設定やストーリーなどは一切語られない((マップに「City 2065」というマップが存在するので、2065年が舞台ということだけは分かるが…。))。興味があるなら説明書付きで購入するとよい。

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