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*Cities in Motion 2 【してぃーず・いん・もーしょん つー】 |ジャンル|シミュレーション|#amazon(B00CBEH9F2)| |対応機種|Windows XP~8(Steam)|~| |発売元|Paradox Interactive|~| |開発元|Colossal Order|~| |発売日|2013年4月2日|~| |定価|1,980円|~| //|プレイ人数|人|~| //|セーブデータ|個|~| //|レーティング||~| |判定|なし|~| //|ポイント||~| |>|>|CENTER: ''Citiesシリーズ''&br;[[in Motion>シティーズ・イン・モーション]] / ''in Motion 2'' / [[Skylines>Cities:Skylines]] (Remastered) / VR (Enhanced Edition) / Ⅱ| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -都市交通シム『[[シティーズ・イン・モーション]]』の続編。前作とは大幅にシステムが変化した。 **システム・変更点 -前作の時代経過の概念が廃止され、一日の時間経過とダイヤの概念が取り入れられた。 --ダイヤの設定方法は『[[A列車で行こうシリーズ]]』とは異なり、一日の運行時間帯と運転間隔を設定する方式となっている。 -プレイヤーが道路を建設できるようになった。 -新たな交通機関としてトロリーバスが登場した代わりに、前作に存在したヘリコプターが廃止された。 -デフォルトのマップは全て架空の都市となった。 **評価点 -マップが非常に広い。マップ内に複数の都市を再現できるほどである。 -前作では建設を行えるのがグリッド単位だったが、今作では建設の自由度が非常に高い。複雑な曲線や勾配を描くような道路や線路も慣れれば自由に建設できる。 --建設できる道路の種類も多く、一車線の一方通行道路から八車線のバスレーン付き道路まで様々。 -建物がどの路線の範囲内に入っているか簡単に確認できるようになった。 -プレイヤーが都市の発展に介入できるようになった。 --何も無いところに道路や駅を整備すると自動発展により周辺に建物が建つ。 -乗物の経路に中継点を設定できるようになった。 -カメラ視点を360度回転できるようになった。 -前作より動作が格段に軽くなった。 **問題点 -アセットのDLC依存 --初期状態では乗物の収録数が非常に少ない。例えばバスは3種類、鉄道車両は2種類しかない。 --DLCの収録車両も特に優れた性能を持つ車両があるわけではなく、単純にデザイン違いを楽しむといった程度。よってDLCがなくとも特に不利と言う訳ではなく、最初から本体価格に上乗せされるより好ましいと言うユーザーも多いだろう。 --メトロDLCに収録されている鉄道車両は「先頭車」「動力車」「中間車」の1両ごとに編成を設定することができるが、なぜか最後尾の先頭車が存在しない。尻切れトンボのようで見た目が非常に不自然。 -高低差の多い場所に道路や線路を建設すると、高さに微妙なずれが生じてうまく繋げないことが多い。 -都市の発展のアルゴリズムの完成度は高いとはいえず、自動発展により出来た街並みは見栄えが良くないことが多い。 --自動発展が気に入らない場合は設定でオフにすることは可能である。 -無賃乗車の発生率が異常に高い。 --そのため、無賃乗車の取締りを厳しくすればするほど罰金で儲かるというおかしな事態になっている。 -デフォルトのマップは一方通行道路が多く、バス路線を設定するのにしばしば困難が伴う。 -日本語に対応していない。ゲームのシステム上MODによる日本語化も不可能である((1つの文字を表示させるのに2バイト以上のデータが必要な「マルチバイト文字」に対応していない。))。 ***前作より劣化した点・前作から改善されていない点 -前作に存在したヨーロッパ調の建物や、遊園地や空港といった大型施設がほとんど削られてしまい、今作では近代的なビルと住宅だけという殺風景な景色になってしまった。 --後にDLCでヨーロッパ調の建物が配信されたが、これについては批判的な意見もある。 -一般車のAIは前作から改善されておらず、マップの広い今作ではさらに渋滞が問題化している。 -前作では鉄道駅での折り返しが可能だったが、今作では不可能でありループ線か車庫を建設する必要がある。 -前作では水上バスの路線を設定する際、自動的に理想的な経路を選んでくれたが、今作では一直線の経路しか設定できず、経路上の障害物を迂回させるにはその都度中継点を設定しなければならない。 -乗物の定員の異常な少なさは前作から改善されていない。 **総評 前作より格段にプレイの自由度は増したが、全体的な完成度の低さが足を引っ張る惜しい作品と言える。
*Cities in Motion 2 【してぃーず・いん・もーしょん つー】 |ジャンル|シミュレーション|#amazon(B00CBEH9F2)| |対応機種|Windows XP~8(Steam)|~| |発売元|Paradox Interactive|~| |開発元|Colossal Order|~| |発売日|2013年4月2日|~| |定価|1,980円|~| //|プレイ人数|人|~| //|セーブデータ|個|~| //|レーティング||~| |判定|なし|~| //|ポイント||~| |>|>|CENTER: ''Citiesシリーズ''&br;[[in Motion>シティーズ・イン・モーション]] / ''in Motion 2'' / [[Skylines>Cities:Skylines]] (Remastered) / VR (Enhanced Edition) / Ⅱ| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -都市交通シム『[[シティーズ・イン・モーション]]』の続編。前作とは大幅にシステムが変化した。 **システム・変更点 -前作の時代経過の概念が廃止され、一日の時間経過とダイヤの概念が取り入れられた。 --ダイヤの設定方法は『[[A列車で行こうシリーズ]]』とは異なり、一日の運行時間帯と運転間隔を設定する方式となっている。 -プレイヤーが道路を建設できるようになった。 -新たな交通機関としてトロリーバスが登場した代わりに、前作に存在したヘリコプターが廃止された。 -デフォルトのマップは全て架空の都市となった。 **評価点 -マップが非常に広い。マップ内に複数の都市を再現できるほどである。 -前作では建設を行えるのがグリッド単位だったが、今作では建設の自由度が非常に高い。複雑な曲線や勾配を描くような道路や線路も慣れれば自由に建設できる。 --建設できる道路の種類も多く、一車線の一方通行道路から八車線のバスレーン付き道路まで様々。 -建物がどの路線の範囲内に入っているか簡単に確認できるようになった。 -プレイヤーが都市の発展に介入できるようになった。 --何も無いところに道路や駅を整備すると自動発展により周辺に建物が建つ。 -乗物の経路に中継点を設定できるようになった。 -カメラ視点を360度回転できるようになった。 -前作より動作が格段に軽くなった。 **問題点 -アセットのDLC依存 --初期状態では乗物の収録数が非常に少ない。例えばバスは3種類、鉄道車両は2種類しかない。 --DLCの収録車両も特に優れた性能を持つ車両があるわけではなく、単純にデザイン違いを楽しむといった程度。よってDLCがなくとも特に不利と言う訳ではなく、最初から本体価格に上乗せされるより好ましいと言うユーザーも多いだろう。 --メトロDLCに収録されている鉄道車両は「先頭車」「動力車」「中間車」の1両ごとに編成を設定することができるが、なぜか最後尾の先頭車が存在しない。尻切れトンボのようで見た目が非常に不自然。 -高低差の多い場所に道路や線路を建設すると、高さに微妙なずれが生じてうまく繋げないことが多い。 -都市の発展のアルゴリズムの完成度は高いとはいえず、自動発展により出来た街並みは見栄えが良くないことが多い。 --自動発展が気に入らない場合は設定でオフにすることは可能である。 -無賃乗車の発生率が異常に高い。 --そのため、無賃乗車の取締りを厳しくすればするほど罰金で儲かるというおかしな事態になっている。 -デフォルトのマップは一方通行道路が多く、バス路線を設定するのにしばしば困難が伴う。 -日本語に対応していない。ゲームのシステム上MODによる日本語化も不可能である((1つの文字を表示させるのに2バイト以上のデータが必要な「マルチバイト文字」に対応していない。))。 ***前作より劣化した点・前作から改善されていない点 -前作に存在したヨーロッパ調の建物や、遊園地や空港といった大型施設がほとんど削られてしまい、今作では近代的なビルと住宅だけという殺風景な景色になってしまった。 --後にDLCでヨーロッパ調の建物が配信されたが、これについては批判的な意見もある。 -一般車のAIは前作から改善されておらず、マップの広い今作ではさらに渋滞が問題化している。 -前作では鉄道駅での折り返しが可能だったが、今作では不可能でありループ線か車庫を建設する必要がある。 -前作では水上バスの路線を設定する際、自動的に理想的な経路を選んでくれたが、今作では一直線の経路しか設定できず、経路上の障害物を迂回させるにはその都度中継点を設定しなければならない。 -乗物の定員の異常な少なさは前作から改善されていない。 **総評 前作より格段にプレイの自由度は増したが、全体的な完成度の低さが足を引っ張る惜しい作品と言える。

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