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*ブルー・シカゴ・ブルース 【ぶるーしかごぶるーす】 |ジャンル|アドベンチャー|&image(https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/141000079.jpg,width=160)&br()&image(https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/140000121.jpg,width=160)| |対応機種|セガサターン&br;PlayStation&br;PC-FX|~| |発売・開発元|リバーヒルソフト|~| |発売日|【SS】1995年9月22日&br;【PS】1995年11月22日&br;【FX】1996年3月22日|~| |定価|【SS】7,800円&br;【PS】6,800円&br;【FX】8,800円|~| |レーティング|【SS】セガ審査:18歳以上推奨|~| |廉価版|【PS】リバーヒルBEST:1999年7月1日/2,800円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |ポイント|聞き込みが主体のハードボイルド刑事もの&brハリウッド&シカゴロケの実写ムービー!|~| |>|>|CENTER:''[[リバーヒルソフト推理アドベンチャーシリーズリンク>リバーヒルソフト推理アドベンチャーシリーズ]]''| //修正依頼に基づきSS/PS以外除去 ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -刑事J.B.ハロルドシリーズ4作目 **ストーリー -元同僚でこれまでJ.B.ハロルドをサポートしてくれていたキャサリンが旅先のシカゴで死亡した。~ しかもキャサリンのバッグには女子高生殺害の凶器が!~ キャサリンの汚名を晴らし、真犯人を挙げるため、J.B.ハロルドはシカゴに現れた。 **システム -基本的にはコマンド選択式ADV -時間の概念が付与され、何をするにも時間が経過するようになった。 --このため、前作までのコマンド総当たり戦術を使うとどんどん時間が過ぎていく。 -イベントには実写ムービーが! --音声は吹き替えで、字幕はない。聞き逃すと大変。 --登場人物が過去作のCGに描かれていた人々に酷似しており、過去作をプレイしていると、「よくもそんなそっくりさんを見つけて来たな」とニヤリとできるだろう。 --イベントではないところは実写写真が使われる。証拠品も同様。 --ムービー内では刑事たちが証拠品を素手でベタベタ触る。 --画質はレーザーアクティブ版が最もよく、収録時間も長い。次いでPC-FX、Windows。SS版とPS版は画質的には正直ツラい。 **評価点 -今作も本格ミステリー --相変わらず複雑に入り組んだ人間関係。 --相棒のロッセン刑事の存在により、少々ハードボイルドさに欠ける。 -今作は質問を絞る必要がある --相手が勝手に会話を切り上げる場合があるため、コマンド総当たりが出来なくなった。 --あらかじめ「時間がない」と言われる場合もあるが、前触れもなく会話を切り上げられることもあるのはやや不親切。 --質問による時間経過も相まって、何を質問するべきか考える必要がある。 **問題点 -一部の仕様が時間経過システムとかみ合っていない --拾ったメモを読むのにも鑑識を通す必要があるのは今まで通りだが、鑑識まで行くのにも当然時間経過する為、今作ではこの仕様が明確に邪魔な仕様になってしまっている。 ---加えて、今まではメモの内容だけなら見せたその場で確認出来たのが、今作では鑑識へ持って行った日の翌朝まで読めなくなっている。これも時間経過のあるシステムでは辛い。 --資料の読み返しにも時間が消費される。 ---登場人物が多く関係も複雑なため、こまめな確認をしたい事は多いのだが、それも気軽にできない。 ---時間が余っていても資料を読み返せない時間帯もある。 -登場人物との会話が音声のみ --吹き替えなのはありがたいが、字幕がないため聞き逃すと大変。もちろんバックログ機能はない。 ---サターン版には直前の音声を繰り返すリピート機能があった。 --音声がある間はBGMが流れないため、BGMの最初の部分ばかり繰り返し聞くことに。 **総評 序盤で証拠品を入手できるか否かでクリア可能かどうかが決まってしまうにもかかわらず、最終日にバッドエンドになって初めてミスに気付かされる。そのようなゲームはたくさんあるのだが、これまでの刑事J.B.Haroldシリーズはバッドエンドがなく、本作で初めてバッドエンドが用意されたため、旧来のファンの中には拒否反応を示す人もいる。~ 一方、ストーリーの展開や真相は、これまでのJ.B.Haroldシリーズの雰囲気を踏襲している。~ 隠しコマンドではあるが、ゲーム内のムービーを繋いで再生するミニシネマモードというものがあり、ゲームがクリア出来なくともそれだけで2時間ドラマ的な楽しみ方も可能であるのは救い。 ---- **後の展開  リバーヒルソフトは2004年に解散し、J.B.ハロルドシリーズの版権は同社と関連の深いアルティへ移った。携帯向けソフト開発専門だったアルティは携帯アプリに過去作を移植し、新作を3作リリースした。~  本作より後に作成された携帯アプリ版の新作は時系列的には本作より前となっており、現在のところ刑事J.B.ハロルドシリーズ内の時系列では本作が最後の作品となっている。~  また、移植や廉価版を除くと、現在のところ本作がPC及び家庭用向け最後のJ.B.ハロルドシリーズ作品であり、リバーヒルソフトにおけるJ.B.ハロルドシリーズの最後の作品でもある。
//SS/PS以外の情報は、その機種でプレイ済みの人のみ記載可能であり、未プレイ者が記述すると、"未プレイの記事を作成した"というルール違反になります。 *ブルー・シカゴ・ブルース 【ぶるーしかごぶるーす】 |ジャンル|アドベンチャー|&image(https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/141000079.jpg,width=160)&br()&image(https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/140000121.jpg,width=160)| |対応機種|セガサターン&br;PlayStation|~| |発売・開発元|リバーヒルソフト|~| |発売日|【SS】1995年9月22日&br;【PS】1995年11月22日|~| |定価|【SS】7,800円&br;【PS】6,800円|~| |レーティング|【SS】セガ審査:18歳以上推奨|~| |廉価版|【PS】リバーヒルBEST:1999年7月1日/2,800円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |ポイント|聞き込みが主体のハードボイルド刑事もの&brハリウッド&シカゴロケの実写ムービー!|~| |>|>|CENTER:''[[リバーヒルソフト推理アドベンチャーシリーズリンク>リバーヒルソフト推理アドベンチャーシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -刑事J.B.ハロルドシリーズ4作目 **ストーリー -元同僚でこれまでJ.B.ハロルドをサポートしてくれていたキャサリンが旅先のシカゴで死亡した。~ しかもキャサリンのバッグには女子高生殺害の凶器が!~ キャサリンの汚名を晴らし、真犯人を挙げるため、J.B.ハロルドはシカゴに現れた。 **システム -基本的にはコマンド選択式ADV -時間の概念が付与され、何をするにも時間が経過するようになった。 --このため、前作までのコマンド総当たり戦術を使うとどんどん時間が過ぎていく。 -イベントには実写ムービーが! --音声は吹き替えで、字幕はない。聞き逃すと大変。 --登場人物が過去作のCGに描かれていた人々に酷似しており、過去作をプレイしていると、「よくもそんなそっくりさんを見つけて来たな」とニヤリとできるだろう。 --イベントではないところは実写写真が使われる。証拠品も同様。 --ムービー内では刑事たちが証拠品を素手でベタベタ触る。 --画質はレーザーアクティブ版が最もよく、収録時間も長い。次いでPC-FX、Windows。SS版とPS版は画質的には正直ツラい。 **評価点 -今作も本格ミステリー --相変わらず複雑に入り組んだ人間関係。 --相棒のロッセン刑事の存在により、少々ハードボイルドさに欠ける。 -今作は質問を絞る必要がある --相手が勝手に会話を切り上げる場合があるため、コマンド総当たりが出来なくなった。 --あらかじめ「時間がない」と言われる場合もあるが、前触れもなく会話を切り上げられることもあるのはやや不親切。 --質問による時間経過も相まって、何を質問するべきか考える必要がある。 **問題点 -一部の仕様が時間経過システムとかみ合っていない --拾ったメモを読むのにも鑑識を通す必要があるのは今まで通りだが、鑑識まで行くのにも当然時間経過する為、今作ではこの仕様が明確に邪魔な仕様になってしまっている。 ---加えて、今まではメモの内容だけなら見せたその場で確認出来たのが、今作では鑑識へ持って行った日の翌朝まで読めなくなっている。これも時間経過のあるシステムでは辛い。 --資料の読み返しにも時間が消費される。 ---登場人物が多く関係も複雑なため、こまめな確認をしたい事は多いのだが、それも気軽にできない。 ---時間が余っていても資料を読み返せない時間帯もある。 -登場人物との会話が音声のみ --吹き替えなのはありがたいが、字幕がないため聞き逃すと大変。もちろんバックログ機能はない。 ---サターン版には直前の音声を繰り返すリピート機能があった。 --音声がある間はBGMが流れないため、BGMの最初の部分ばかり繰り返し聞くことに。 **総評 序盤で証拠品を入手できるか否かでクリア可能かどうかが決まってしまうにもかかわらず、最終日にバッドエンドになって初めてミスに気付かされる。そのようなゲームはたくさんあるのだが、これまでの刑事J.B.Haroldシリーズはバッドエンドがなく、本作で初めてバッドエンドが用意されたため、旧来のファンの中には拒否反応を示す人もいる。~ 一方、ストーリーの展開や真相は、これまでのJ.B.Haroldシリーズの雰囲気を踏襲している。~ 隠しコマンドではあるが、ゲーム内のムービーを繋いで再生するミニシネマモードというものがあり、ゲームがクリア出来なくともそれだけで2時間ドラマ的な楽しみ方も可能であるのは救い。 ---- **後の展開  リバーヒルソフトは2004年に解散し、J.B.ハロルドシリーズの版権は同社と関連の深いアルティへ移った。携帯向けソフト開発専門だったアルティは携帯アプリに過去作を移植し、新作を3作リリースした。~  本作より後に作成された携帯アプリ版の新作は時系列的には本作より前となっており、現在のところ刑事J.B.ハロルドシリーズ内の時系列では本作が最後の作品となっている。~  また、移植や廉価版を除くと、現在のところ本作がPC及び家庭用向け最後のJ.B.ハロルドシリーズ作品であり、リバーヒルソフトにおけるJ.B.ハロルドシリーズの最後の作品でもある。

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