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この記事では「MARIONETTE-糸使い-」とその廉価版であるDVD Editionを紹介します。判定はどちらも「なし」です。 ---- #contents(fromhere) ---- *MARIONETTE-糸使い- 【まりおねっといとつかい】 |ジャンル|萌えエロ陵辱ADV|&amazon(B00008NB4X)| |対応機種|Windows 98~XP|~| |発売・開発元|キャリエール|~| |発売日|2003年3月28日|~| |定価|8,800円(税別)|~| |レーティング|BGCOLOR(black):''&font(#FF69B4){アダルトゲーム}''|~| |判定|なし|~| |ポイント|元は無料のネット小説&br;頻発するフリーズ|~| |>|>|CENTER:''[[Carriere作品リンク>Carriere/TAIL WIND作品]]''| #center{&big{''そんな事をお前が言う権利はない、俺は俺のやりたい事をするだけだ''}} ---- **概要 -アダルトソフトメーカー「キャリエール」の2作目。 -マインドコントロール(精神操作)に関する、自作小説を投稿するサイトの『[[マリオネット -糸使い->http://zaxon.80code.com/tmp/nv_idx/nv_idx015.htm]]』にキャリエールが目を付け、製品化した。 -ライターは原作と同じ「t-kun」。大部分は原作の内容がそのまま収録されている。 **ストーリー ある日、彼の拾った紫色に輝く石が、全てを変えた。石は紫の糸となって、彼に寄生した。糸が与えたのは、人の精神を自在に操る力。 ――彼は両親が残したマンションで独り、暮らしながら学園生活を送っていた。だが、彼は飽いていた。どす黒い願望をくすぶらせながら。 ただ流れるだけの日常を打破する、己を満たすものを求めていた。力に酔いしれ、人々を蹂躙し、陵辱する。そんな彼の前に立ちふさがる女生徒が現れた。 手には糸があった。紫の糸とは違う能力を持った、赤い糸。なす術もなく倒れ伏す彼。しかし顔は笑っていた。唇の端を吊り上げるように。窮地に追い込まれること。そこから這い上がり、相手を蹴落とすこと。そのどちらもが、これまで抱いたことのない、至上の喜びに感じられた・・・・・・。 彼の、狂気と欲望と喜びに満ちた生活が始まる。 (公式サイトから抜粋) **登場人物 -御影 広樹(みかげ ひろき) --主人公。 --精神干渉の能力を持つ、紫の糸を持っている。 --両親が赴任していなくなったマンションに独り暮らしで、私立高峰学園に通っている。 -北条 茜(ほうじょう あかね) --感覚干渉の能力を持つ、赤い糸を持っている。 --赤みがかったショートヘアーの、健康的な少女。広樹と同学年。 幼くして母を亡くし、不在の多い父の代わりに、一つしか歳の違わない妹・葵の保護者役をつとめなければならなかった。妹への過保護ともいえる愛情が、逆に葵には大きな負担となっている。 -北条 葵(ほうじょう あおい) --肉体干渉の能力を持つ、青い糸を持っている。 --長い黒髪をなびかせた“深窓の美少女”。広樹や茜からは一学年下の後輩にあたる。そのはかなげな風貌の裏に、愛する者への強い依存性と、破壊願望とあわせ秘める。 -橘 景子(たちばな けいこ) --大学を出たての女教師。 --眼鏡をかけた童顔にセミロングの髪、グラマラスな肉体。そのアンバランスさが男子生徒を惹きつける。恋人に裏切られた過去の体験が彼女の心に深い影を落としている。それが強い男性依存へと変質しはじめていることに、彼女は気づいていない。 -三上 晶(みかみ あきら) --光の糸を操る少年。 --全身黒づくめで長い金髪をなびかせたその風貌は、中性的という感じすら受ける。優秀な兄と比べられる裏で、その兄から陰に陽にすさまじい虐待を受けつづけてきた。彼が体と心に負った傷と絶望の深さが、他の糸の効力をすべて封じる最強の能力を呼び込むことになる。 (Getchu.comより抜粋、一部改編) **特徴 -選択肢を選ぶだけの一般的なADV。 -主な流れは「日常→戦闘→エッチシーン→日常」。 --3人の個別エンドの他に3種類のエンディングがある。 --TRUEエンドを見ると、TRUEエンドルートに入る。 -原作『マリオネット -糸使い-』のテキストが、ゲームとは別に丸ごと収録されている。 --現在も無料公開中なので、ネット環境がある人にとってはさほどありがたくないが…… -半脱ぎモードが設定できる。 --エッチシーンでの衣服の有無を設定できる。だがオンにしていても全裸になることも少なくない。 -主人公にボイスが付いている。 --エッチシーンなどでもボイスが付いたまま。 --全員のボイスの有無を決定できるので、気に入らないならボイスを無にすることも可能。 **評価点 -戦闘描写 --登場人物で紹介したように、主人公は精神干渉の能力を持つ、紫の糸を駆使して戦う。 --相手の額に打ち込めば精神に干渉できるという強力な能力だが、糸を通さない赤い壁を張る少女や、糸の能力を受けない少年等、敵側も強力な能力を所持している。 --そんな相手に工夫を凝らして戦う主人公の心情描写などが細かく、熱い気持ちにさせてくれる。 -ストーリー --エロシーンも物語の重要なパーツなので、無理やり入れたようなエッチシーンがない。 -CGやボイスが付いたこと --小説よりも情景などが分かりやすい。 --特にヒロキ氏の演じる、主人公のボイスは好評。強く賢い主人公にマッチしている。 ---緑川光氏と似ているため、「本人ではないか?」という噂があるが真偽は不明。 -BGM --暗い感じのものや熱いものなどが一通りそろっており、場面を盛り上げる。 --「囚われの心」、「復讐の旋律」など曲名も凝っている。 **賛否両論点 -ここのか氏の粗いCG --雰囲気に合っているとする声もあれば、同人のようで安っぽいとする声もある。 -ジャンルは「萌えエロ陵辱ADV」だが前述したように能力バトルが多い。 --こういった要素を「寒い」と感じる人にとっては合わない。 **問題点 -''フリーズが多い。'' --環境にもよるが酷い場合だと、10~20分程度に1回のペースでフリーズする。 --フリーズしやすい箇所というのはなく、単にプレイ時間が伸びるとフリーズしやすい模様。 --対策はこまめにセーブをとるしかない。 --システムは簡素であり、派手な演出があるわけでもないのに何故? -音量調整や回想などに不具合があった。 --2003年7月10日に配布されたパッチでほとんど解決した。 -システム面が簡素 --セーブは16か所しかなく、スキップはやや遅い。 -あまりにも短い個別エンド --共通パートが9割以上を占めており、エンディングが少し変わるだけである。 --その割には序盤の選択肢からエンディングに影響するため、すべてのエンドを見ようと思うとスキップを多用することになる。 --原作は一本道の小説なのでこの分岐は不要だとする声もある。 **総評 エロだけでなく戦闘描写も好評だったネット小説が、まさかの製品化。~ ゲームになったことでCGやBGMといった、小説ではできない表現も可能になった。~ 現在でも小説は無料で公開されているので、気になった人はそちらを先に見ても良いだろう。 ---- *MARIONETTE-糸使い- DVD Edition 【まりおねっと いとつかい でぃーぶいでぃー えでぃしょん】 |メディア|DVD-ROM&br;DVDPG:DVD-VIDEO 各1枚|&amazon(B0002AM0SI)| |発売元&br;(DVDPG/廉価版)|DVDPG:mints&br;廉価版:Anise|~| |発売日|2004年6月25日&br;DVDPG:2008年4月25日|~| |定価|5,800円&br;DVDPG:3,800円(共に税別)|~| |廉価版|2008年6月20日/3,800円(税別)|~| |配信|2009年2月2日/3,000円(税別)|~| |レーティング|BGCOLOR(black):''&font(#FF69B4){アダルトゲーム}''|~| |判定|なし|~| |ポイント|まさかのフリーズバグ修正なし&br;設定集や画素材等が収録された完全版|~| ※判定以外の共通部分は省略 **概要(DVD) -『MARIONETTE-糸使い-』の廉価版かつ完全版。 **追加要素・変更点(DVD) -一部のバグや演出ミスを修正。 -新オープニングに変更。 -CD版初回特典の「Special Disc」の内容及び「Art Disc」を収録。 --設定資料集などをデータとして閲覧できる。前作のOPなども収録されている。 **問題点(DVD) -''フリーズの頻発が直っていない。'' --移植にあたり期待されていた部分なのに、何故かそのまま放置されている。 --相変わらず貧弱なコンフィグも変化なし。 -ストーリーもほぼそのままのため、個別が短いなどの問題点は変わっていない。 **評価点(DVD) -DVDになったことで品質がアップしている。 -設定資料集等が閲覧できる。 --本編には関係ないため、閲覧を強要されることはない。 **総評(DVD) 問題点が解決していない部分はあるが、改悪要素などはなく遊びやすくなったのは確か。~ 廉価版の廉価版も発売しており、値崩れしているので入手も安易。~ これから『MARIONETTE-糸使い-』を遊びたいならこちらを選んだ方が良い。 ---- **その後の展開 -2004年8月20日発売の『[[キャリばん]]』に本作のミニシナリオが収録されている。 --本編の不明瞭な点を補完するシナリオ。だが、メインヒロインが1人も登場しないことが批判されている。 -2007年3月末にキャリエールは解散。 -2008年8月29日キャリエールのメンバーが立ち上げたブランド、「TAIL WIND」から前日談となる『MARIONETTE ZERO』が発売された。 --ライターは本作と同じく「t-kun」なのだが、雰囲気などが別物で評判は悪い。
この記事では「MARIONETTE-糸使い-」とその廉価版であるDVD Editionを紹介します。判定はどちらも「なし」です。 ---- #contents(fromhere) ---- *MARIONETTE-糸使い- 【まりおねっといとつかい】 |ジャンル|萌えエロ陵辱ADV|&amazon(B00008NB4X)| |対応機種|Windows 98~XP|~| |発売・開発元|キャリエール|~| |発売日|2003年3月28日|~| |定価|8,800円(税別)|~| |レーティング|BGCOLOR(black):''&font(#FF69B4){アダルトゲーム}''|~| |判定|なし|~| |ポイント|元は無料のネット小説&br;頻発するフリーズ|~| |>|>|CENTER:''[[Carriere作品リンク>Carriere/TAIL WIND作品]]''| #center{&big{''そんな事をお前が言う権利はない、俺は俺のやりたい事をするだけだ''}} ---- **概要 -アダルトソフトメーカー「キャリエール」の2作目。 -マインドコントロール(精神操作)に関する、自作小説を投稿するサイトの『[[マリオネット -糸使い->https://zaxonmc.com/bl/category/cat0016-0001/]]』にキャリエールが目を付け、製品化した。 -ライターは原作と同じ「t-kun」。大部分は原作の内容がそのまま収録されている。 **ストーリー ある日、彼の拾った紫色に輝く石が、全てを変えた。石は紫の糸となって、彼に寄生した。糸が与えたのは、人の精神を自在に操る力。 ――彼は両親が残したマンションで独り、暮らしながら学園生活を送っていた。だが、彼は飽いていた。どす黒い願望をくすぶらせながら。 ただ流れるだけの日常を打破する、己を満たすものを求めていた。力に酔いしれ、人々を蹂躙し、陵辱する。そんな彼の前に立ちふさがる女生徒が現れた。 手には糸があった。紫の糸とは違う能力を持った、赤い糸。なす術もなく倒れ伏す彼。しかし顔は笑っていた。唇の端を吊り上げるように。窮地に追い込まれること。そこから這い上がり、相手を蹴落とすこと。そのどちらもが、これまで抱いたことのない、至上の喜びに感じられた・・・・・・。 彼の、狂気と欲望と喜びに満ちた生活が始まる。 (公式サイトから抜粋) **登場人物 -御影 広樹(みかげ ひろき) --主人公。 --精神干渉の能力を持つ、紫の糸を持っている。 --両親が赴任していなくなったマンションに独り暮らしで、私立高峰学園に通っている。 -北条 茜(ほうじょう あかね) --感覚干渉の能力を持つ、赤い糸を持っている。 --赤みがかったショートヘアーの、健康的な少女。広樹と同学年。 幼くして母を亡くし、不在の多い父の代わりに、一つしか歳の違わない妹・葵の保護者役をつとめなければならなかった。妹への過保護ともいえる愛情が、逆に葵には大きな負担となっている。 -北条 葵(ほうじょう あおい) --肉体干渉の能力を持つ、青い糸を持っている。 --長い黒髪をなびかせた“深窓の美少女”。広樹や茜からは一学年下の後輩にあたる。そのはかなげな風貌の裏に、愛する者への強い依存性と、破壊願望とあわせ秘める。 -橘 景子(たちばな けいこ) --大学を出たての女教師。 --眼鏡をかけた童顔にセミロングの髪、グラマラスな肉体。そのアンバランスさが男子生徒を惹きつける。恋人に裏切られた過去の体験が彼女の心に深い影を落としている。それが強い男性依存へと変質しはじめていることに、彼女は気づいていない。 -三上 晶(みかみ あきら) --光の糸を操る少年。 --全身黒づくめで長い金髪をなびかせたその風貌は、中性的という感じすら受ける。優秀な兄と比べられる裏で、その兄から陰に陽にすさまじい虐待を受けつづけてきた。彼が体と心に負った傷と絶望の深さが、他の糸の効力をすべて封じる最強の能力を呼び込むことになる。 (Getchu.comより抜粋、一部改編) **特徴 -選択肢を選ぶだけの一般的なADV。 -主な流れは「日常→戦闘→エッチシーン→日常」。 --3人の個別エンドの他に3種類のエンディングがある。 --TRUEエンドを見ると、TRUEエンドルートに入る。 -原作『マリオネット -糸使い-』のテキストが、ゲームとは別に丸ごと収録されている。 --現在も無料公開中なので、ネット環境がある人にとってはさほどありがたくないが…… -半脱ぎモードが設定できる。 --エッチシーンでの衣服の有無を設定できる。だがオンにしていても全裸になることも少なくない。 -主人公にボイスが付いている。 --エッチシーンなどでもボイスが付いたまま。 --全員のボイスの有無を決定できるので、気に入らないならボイスを無にすることも可能。 **評価点 -戦闘描写 --登場人物で紹介したように、主人公は精神干渉の能力を持つ、紫の糸を駆使して戦う。 --相手の額に打ち込めば精神に干渉できるという強力な能力だが、糸を通さない赤い壁を張る少女や、糸の能力を受けない少年等、敵側も強力な能力を所持している。 --そんな相手に工夫を凝らして戦う主人公の心情描写などが細かく、熱い気持ちにさせてくれる。 -ストーリー --エロシーンも物語の重要なパーツなので、無理やり入れたようなエッチシーンがない。 -CGやボイスが付いたこと --小説よりも情景などが分かりやすい。 --特にヒロキ氏の演じる、主人公のボイスは好評。強く賢い主人公にマッチしている。 ---緑川光氏と似ているため、「本人ではないか?」という噂があるが真偽は不明。 -BGM --暗い感じのものや熱いものなどが一通りそろっており、場面を盛り上げる。 --「囚われの心」、「復讐の旋律」など曲名も凝っている。 **賛否両論点 -ここのか氏の粗いCG --雰囲気に合っているとする声もあれば、同人のようで安っぽいとする声もある。 -ジャンルは「萌えエロ陵辱ADV」だが前述したように能力バトルが多い。 --こういった要素を「寒い」と感じる人にとっては合わない。 **問題点 -''フリーズが多い。'' --環境にもよるが酷い場合だと、10~20分程度に1回のペースでフリーズする。 --フリーズしやすい箇所というのはなく、単にプレイ時間が伸びるとフリーズしやすい模様。 --対策はこまめにセーブをとるしかない。 --システムは簡素であり、派手な演出があるわけでもないのに何故? -音量調整や回想などに不具合があった。 --2003年7月10日に配布されたパッチでほとんど解決した。 -システム面が簡素 --セーブは16か所しかなく、スキップはやや遅い。 -あまりにも短い個別エンド --共通パートが9割以上を占めており、エンディングが少し変わるだけである。 --その割には序盤の選択肢からエンディングに影響するため、すべてのエンドを見ようと思うとスキップを多用することになる。 --原作は一本道の小説なのでこの分岐は不要だとする声もある。 **総評 エロだけでなく戦闘描写も好評だったネット小説が、まさかの製品化。~ ゲームになったことでCGやBGMといった、小説ではできない表現も可能になった。~ 現在でも小説は無料で公開されているので、気になった人はそちらを先に見ても良いだろう。 ---- *MARIONETTE-糸使い- DVD Edition 【まりおねっと いとつかい でぃーぶいでぃー えでぃしょん】 |メディア|DVD-ROM&br;DVDPG:DVD-VIDEO 各1枚|&amazon(B0002AM0SI)| |発売元&br;(DVDPG/廉価版)|DVDPG:mints&br;廉価版:Anise|~| |発売日|2004年6月25日&br;DVDPG:2008年4月25日|~| |定価|5,800円&br;DVDPG:3,800円(共に税別)|~| |廉価版|2008年6月20日/3,800円(税別)|~| |配信|2009年2月2日/3,000円(税別)|~| |レーティング|BGCOLOR(black):''&font(#FF69B4){アダルトゲーム}''|~| |判定|なし|~| |ポイント|まさかのフリーズバグ修正なし&br;設定集や画素材等が収録された完全版|~| ※判定以外の共通部分は省略 **概要(DVD) -『MARIONETTE-糸使い-』の廉価版かつ完全版。 **追加要素・変更点(DVD) -一部のバグや演出ミスを修正。 -新オープニングに変更。 -CD版初回特典の「Special Disc」の内容及び「Art Disc」を収録。 --設定資料集などをデータとして閲覧できる。前作のOPなども収録されている。 **問題点(DVD) -''フリーズの頻発が直っていない。'' --移植にあたり期待されていた部分なのに、何故かそのまま放置されている。 --相変わらず貧弱なコンフィグも変化なし。 -ストーリーもほぼそのままのため、個別が短いなどの問題点は変わっていない。 **評価点(DVD) -DVDになったことで品質がアップしている。 -設定資料集等が閲覧できる。 --本編には関係ないため、閲覧を強要されることはない。 **総評(DVD) 問題点が解決していない部分はあるが、改悪要素などはなく遊びやすくなったのは確か。~ 廉価版の廉価版も発売しており、値崩れしているので入手も安易。~ これから『MARIONETTE-糸使い-』を遊びたいならこちらを選んだ方が良い。 ---- **その後の展開 -2004年8月20日発売の『[[キャリばん]]』に本作のミニシナリオが収録されている。 --本編の不明瞭な点を補完するシナリオ。だが、メインヒロインが1人も登場しないことが批判されている。 -2007年3月末にキャリエールは解散。 -2008年8月29日キャリエールのメンバーが立ち上げたブランド、「TAIL WIND」から前日談となる『MARIONETTE ZERO』が発売された。 --ライターは本作と同じく「t-kun」なのだが、雰囲気などが別物で評判は悪い。

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