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*Transylvania 【とらんしるばにあ】 |ジャンル|ADV|&image2(Transylvania2.jpg,width=250)| |対応機種|Apple II、Commodore64&br()Atar 8-bit、PC-8801、FM-7|~| |発売・開発元|Penguin Software&br()日本語版:スタークラフト|~| |発売日|【AppleII】1982年|~| //|定価||~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- **概要 秀作を数多く作ったPenguin Softwareのコマンド入力式のアドベンチャーゲーム。~ トランシルバニアへサブリナ姫を助ける為に行くというストーリーで、道中では狼男や大鷲、吸血鬼等が現れる。 **特徴・評価点 -時間制限の搭載 --夜明けまでに救出しなければ姫は殺されてしまうのだが、その表現としてコマンド入力数による時間制限を用いている。 ---ゲーム開始時には12時の鐘が鳴って始まり、一定数コマンド入力する毎に鐘による時間経過が告げられる。 --色々と入力コマンドを試しながらやる事になる初回はクリアは厳しいが、入力可能なコマンド数自体はかなり余裕をもって設定されており、クリア難易度自体はそれほどではない。 -突然現れる怪物達 --探索中には狼男等が急に現れる事があり、その場合、すぐその場から移動しなければあっさり殺されてしまう。 ---倒すためのアイテムもきちんと存在しており、ただ逃げ回るだけでは終わらない。 --大鷲はどこか別の場所へ勝手に移動させてしまう。 -ホラー演出の数々 --当時としては美麗なグラフィックにはうっそうとした森や夜景が描かれており、雰囲気が良く出ている。 --前述のように、時間制限を告げる鐘の音や怪物による演出もゲームを盛り上げる事に一役買っている。 --他にも歩いていると魔女の笑い声が響いてきたりと、探索中の文章も色々と凝っている。 -アイテムの所持数制限 --持ち歩けるアイテムは5個までとなっており、何を持ち歩くかを考えるのは大事。 ---とはいえ、そこまで厳しい制限でもない。「何でもは持ち歩けない」といったところ。 ---また、中にはニンニクのように扱いに気を付けなければいけないアイテムもある。吸血鬼に遭遇しなくなる回避アイテムなのだが、吸血鬼もいずれ倒す対象である。持ったままでは倒したい時にも遭遇できない。 **賛否両論点 -MAP移動型ADVとしては全体MAPは狭目 --時間制限内で大鷲による移動があったり、狼男等から逃げ回ったりする必要もある為だと思うが、MAPの数自体は当時としては多くない。 --反面、各MAPの印象は強く残りやすく、大鷲に移動させられても復帰はしやすい。 ---- **総評 ホラー系のコマンド式ADVとして非常に良くできた作品。~ CGや文章による演出が凝っており、時間制限等のゲーム性も上手かった。~ スタークラフトにより日本語版が出ている事もあって、日本でも知名度のある作品。~ ---- **その後の展開 -その人気から3作目まで続編が作られる事になった(スタークラフトが出した日本語版は2作目まで)。 -2009年に『Transylvania Adventure』というタイトルでiPhoneにも移植された。 --今の時代に合わせてか入力コマンドをドラム形式の単語集の中から選ぶ形に変更されている。
「[[修正依頼]]」が出ています。問題点を追記できる方はご協力をお願いします。 ---- *Transylvania 【とらんしるばにあ】 |ジャンル|ADV|&image2(Transylvania2.jpg,width=250)| |対応機種|Apple II、Commodore64&br()Atar 8-bit、PC-8801、FM-7|~| |発売・開発元|Penguin Software&br()日本語版:スタークラフト|~| |発売日|【AppleII】1982年|~| //|定価||~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 秀作を数多く作ったPenguin Softwareのコマンド入力式のアドベンチャーゲーム。~ トランシルバニアへサブリナ姫を助ける為に行くというストーリーで、道中では狼男や大鷲、吸血鬼等が現れる。 **特徴・評価点 -時間制限の搭載 --夜明けまでに救出しなければ姫は殺されてしまうのだが、その表現としてコマンド入力数による時間制限を用いている。 ---ゲーム開始時には12時の鐘が鳴って始まり、一定数コマンド入力する毎に鐘による時間経過が告げられる。 --色々と入力コマンドを試しながらやる事になる初回はクリアは厳しいが、入力可能なコマンド数自体はかなり余裕をもって設定されており、クリア難易度自体はそれほどではない。 -突然現れる怪物達 --探索中には狼男等が急に現れる事があり、その場合、すぐその場から移動しなければあっさり殺されてしまう。 ---倒すためのアイテムもきちんと存在しており、ただ逃げ回るだけでは終わらない。 --大鷲はどこか別の場所へ勝手に移動させてしまう。 -ホラー演出の数々 --当時としては美麗なグラフィックにはうっそうとした森や夜景が描かれており、雰囲気が良く出ている。 --前述のように、時間制限を告げる鐘の音や怪物による演出もゲームを盛り上げる事に一役買っている。 --他にも歩いていると魔女の笑い声が響いてきたりと、探索中の文章も色々と凝っている。 -アイテムの所持数制限 --持ち歩けるアイテムは5個までとなっており、何を持ち歩くかを考えるのは大事。 ---とはいえ、そこまで厳しい制限でもない。「何でもは持ち歩けない」といったところ。 ---また、中にはニンニクのように扱いに気を付けなければいけないアイテムもある。吸血鬼に遭遇しなくなる回避アイテムなのだが、吸血鬼もいずれ倒す対象である。持ったままでは倒したい時にも遭遇できない。 **賛否両論点 -MAP移動型ADVとしては全体MAPは狭目 --時間制限内で大鷲による移動があったり、狼男等から逃げ回ったりする必要もある為だと思うが、MAPの数自体は当時としては多くない。 --反面、各MAPの印象は強く残りやすく、大鷲に移動させられても復帰はしやすい。 ---- **総評 ホラー系のコマンド式ADVとして非常に良くできた作品。~ CGや文章による演出が凝っており、時間制限等のゲーム性も上手かった。~ スタークラフトにより日本語版が出ている事もあって、日本でも知名度のある作品。~ ---- **その後の展開 -その人気から3作目まで続編が作られる事になった(スタークラフトが出した日本語版は2作目まで)。 -2009年に『Transylvania Adventure』というタイトルでiPhoneにも移植された。 --今の時代に合わせてか入力コマンドをドラム形式の単語集の中から選ぶ形に変更されている。

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