「モノポリーシリーズ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

モノポリーシリーズ」(2022/03/15 (火) 21:32:10) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*モノポリーシリーズリンク |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''据置機''| |FC|モノポリー|モノポリー初のコンシューマーゲーム。|| |SFC|モノポリー|BGMはすぎやまこういち作曲。|| |~|[[ザ・モノポリーゲーム2]]|歴代モノポリーのTVゲームとしては極めて完成度が高いと評判の1作。|BGCOLOR(lightgreen):良| |PS|モノポリー|CPUの頭が悪すぎてゲームにならないレベル。|| |~|DXモノポリー|SFCの『2』と双璧をなす1作。TVゲームとしては最も実戦に近いシステム。|| |PS2/GC|[[モノポリー ~めざせっ!!大富豪人生!!~]]|アレンジボードばかりに注力しており、モノポリーファンからは大不評。 &br();ただし、過去作と比較しなければ普通に遊べる凡作パーティゲーム。|BGCOLOR(khaki):シリ不| |Wii|[[MONOPOLY>MONOPOLY (Wii)]]|ろくにやり込めない内容の薄さと劣悪なプレイ環境のダブルショック。&br()''「これを買ってどうするのですか? まったく利益になりませんよ?」''|BGCOLOR(lightsalmon):ク| |PS3/360|MONOPOLY STREETS|''日本未発売。''|| |PS4/One|Monopoly Family Fun Pack|''日本未発売。''|| |Switch|モノポリー for Nintendo Switch|あまりにも問題点を抱えている為に「''モノポソー''」の蔑称を付けられた問題作。|| |~|Monopoly マッドネス||| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''携帯機''| |GB|モノポリー|FC版の移植。|| |Game.com|Monopoly|''日本未発売。''|| |GB/GBC|ゲームボーイモノポリー|上記をカラー化。|| |~|[[DXモノポリーGB]]|CPUの頭は非常にいいのだが…テンポさえ良ければ間違いなく傑作だった。|なし| |GBA|[[EXモノポリー]]|携帯機のモノポリーとしては最高の完成度。ストーリーモードのバランスは悪い。|BGCOLOR(khaki):不安定| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''PC''| |Win|モノポリー||| |~|モノポリー2|ボードやルール設定が豊富。オリジナルボード作成や通信対戦も可能。|| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''ボードゲーム以外''| |Win|モノポリータイクーン||| |~|モノポリーカジノ||| &br ---- **シリーズ概要 原作は、1935年に誕生したすごろく型のボードゲーム。&br プレイヤーは正方形の盤面周辺に配置された40マスをひたすら周回する。&br その中で28マスの物件マスから権利書を購入し、そこに止まったプレイヤーからレンタル料を徴収する。&br しかし序盤のレンタル料は本当に微々たるものであり、そのままではいつまでたってもゲームは終わらない。&br そこで「他プレイヤーとの交渉」を行い、8色のカラーグループごとに分かれた2~3物件、あるいは盤面各辺真ん中の「鉄道」や盤面に2か所ある「電力・水道」をそろえ、あるいは相手にそろえさせる。&br そうすることでレンタル料は序盤と比べ物にならないほどに高騰し、支払い不能に陥るプレイヤーが続出する。&br 支払い不能になったプレイヤーはゲームから脱落し、最後に生き残ったプレイヤーが勝利する。&br 日本では、百田郁夫氏が1988年の世界選手権で優勝したこと、コピーライターの糸井重里氏がテレビ番組でモノポリーの魅力について語ったことから一大ブームになったと言われている。&br 「他プレイヤーと交渉してゲームを進める」という点、その交渉の中でプレイヤー各人の好みや戦略眼が垣間見える点からその魅力に取りつかれた著名人はテレビタレント、作家、将棋や囲碁のプロ棋士、そしてゲームクリエイターなど多岐にわたる。&br ただ、まともにプレイするには麻雀以上のプレイ人数を揃えなければならず((モノポリーにおいて最適なプレイ人数は5人と言われている。もちろんそれ以外の人数でもプレイ自体は可能だが、交渉相手が少ないと変化に乏しく、多いと権利書が散らばり過ぎるなど、対戦バランスに偏りが生じてしまう。))、対戦相手がいなくても楽しめるコンピューターゲーム化はファンの誰もが待ち焦がれていた。&br 1991年、FC版『モノポリー』が発売される。お世辞にも良好な出来とはいいがたかったが、5人対戦(最大8人まで可能)を実現させており魅力を伝えるには十分だった。&br その後、百田・糸井両氏が監修に当たりSFC版が2作発売。特に1995年発売の『ザ・モノポリーゲーム2』は多彩なCPUプレイヤーと原作愛あふれるゲーム内容から、今なお「モノポリーのコンピューターゲーム最高傑作」と位置付けられている。 現在はエレクトロニック・アーツ(EA)やユービーアイソフト(UBI)がモノポリーのコンピューターゲーム化に関する権利を所有している((2013年にはユービーアイソフトも権利を取得した。このことは現在発売されている原作ボードゲーム[タカラトミーマーケティング発売]のパッケージにも明記されている。))。 しかし、EA及びUBI発売のモノポリー各作品は、モノポリーにおけるルール面の齟齬((代表的なのは交渉や抵当、家購入のタイミングが自分のターンでしかできないこと。日本ルールでは他人のターンでも可能なのだが。))が発生し、またゲーム単体の出来も「クソゲー」と言って差し支えないほどの低クオリティであった。 権利関係がややこしいことから、EA以前の作品はバーチャルコンソールなどへの復刻配信の可能性はほぼゼロ。~ また、原作ファンには「対人交渉が重要なモノポリーの魅力はコンピューターゲームでは解らない」と考える人も多く、原作愛を持ったリメイクは絶望的なのが現状である。[[参考リンク>http://www.1101.com/monopoly/e2012-02-03.html]] と言うか、日本では本作をアレンジした『[[いただきストリート>いただきストリートシリーズ]]』や『[[桃太郎電鉄>桃太郎シリーズ]]』の方が有名だったりする。 //『ザ・モノポリーゲーム2』『モノポリー ~めざせっ!!大富豪人生!!~』『MONOPOLY』の三作品の初稿執筆者です。シリーズリンクをまとめてくださりありがとうございます。お礼と言ってはなんですが、シリーズの解説を綴らせていただきました。 ----
*モノポリーシリーズリンク |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''据置機''| |FC|モノポリー|モノポリー初のコンシューマーゲーム。|| |SFC|モノポリー|BGMはすぎやまこういち作曲。|| |~|[[ザ・モノポリーゲーム2]]|歴代モノポリーのTVゲームとしては極めて完成度が高いと評判の1作。|BGCOLOR(lightgreen):良| |PS|モノポリー|CPUの頭が悪すぎてゲームにならないレベル。|| |~|DXモノポリー|SFCの『2』と双璧をなす1作。TVゲームとしては最も実戦に近いシステム。|| |PS2/GC|[[モノポリー ~めざせっ!!大富豪人生!!~]]|アレンジボードばかりに注力しており、モノポリーファンからは大不評。 &br();ただし、過去作と比較しなければ普通に遊べる凡作パーティゲーム。|BGCOLOR(khaki):シリ不| |Wii|[[MONOPOLY>MONOPOLY (Wii)]]|ろくにやり込めない内容の薄さと劣悪なプレイ環境のダブルショック。&br()''「これを買ってどうするのですか? まったく利益になりませんよ?」''|BGCOLOR(lightsalmon):ク| |PS3/360|MONOPOLY STREETS|''日本未発売。''|| |PS4/One|Monopoly Family Fun Pack|''日本未発売。''|| |Switch|モノポリー for Nintendo Switch|あまりにも問題点を抱えている為に「''モノポソー''」の蔑称を付けられた問題作。|| |~|Monopoly マッドネス||| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''携帯機''| |GB|モノポリー|FC版の移植。|| |Game.com|Monopoly|''日本未発売。''|| |GB/GBC|ゲームボーイモノポリー|↑2 をカラー化。|| |~|[[DXモノポリーGB]]|CPUの頭は非常にいいのだが…テンポさえ良ければ間違いなく傑作だった。|なし| |GBA|[[EXモノポリー]]|携帯機のモノポリーとしては最高の完成度。ストーリーモードのバランスは悪い。|BGCOLOR(khaki):不安定| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''PC''| |Win|モノポリー||| |~|モノポリー2|ボードやルール設定が豊富。オリジナルボード作成や通信対戦も可能。|| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''ボードゲーム以外''| |Win|モノポリータイクーン||| |~|モノポリーカジノ||| &br ---- **シリーズ概要 原作は、1935年に誕生したすごろく型のボードゲーム。&br プレイヤーは正方形の盤面周辺に配置された40マスをひたすら周回する。&br その中で28マスの物件マスから権利書を購入し、そこに止まったプレイヤーからレンタル料を徴収する。&br しかし序盤のレンタル料は本当に微々たるものであり、そのままではいつまでたってもゲームは終わらない。&br そこで「他プレイヤーとの交渉」を行い、8色のカラーグループごとに分かれた2~3物件、あるいは盤面各辺真ん中の「鉄道」や盤面に2か所ある「電力・水道」をそろえ、あるいは相手にそろえさせる。&br そうすることでレンタル料は序盤と比べ物にならないほどに高騰し、支払い不能に陥るプレイヤーが続出する。&br 支払い不能になったプレイヤーはゲームから脱落し、最後に生き残ったプレイヤーが勝利する。&br 日本では、百田郁夫氏が1988年の世界選手権で優勝したこと、コピーライターの糸井重里氏がテレビ番組でモノポリーの魅力について語ったことから一大ブームになったと言われている。&br 「他プレイヤーと交渉してゲームを進める」という点、その交渉の中でプレイヤー各人の好みや戦略眼が垣間見える点からその魅力に取りつかれた著名人はテレビタレント、作家、将棋や囲碁のプロ棋士、そしてゲームクリエイターなど多岐にわたる。&br ただ、まともにプレイするには麻雀以上のプレイ人数を揃えなければならず((モノポリーにおいて最適なプレイ人数は5人と言われている。もちろんそれ以外の人数でもプレイ自体は可能だが、交渉相手が少ないと変化に乏しく、多いと権利書が散らばり過ぎるなど、対戦バランスに偏りが生じてしまう。))、対戦相手がいなくても楽しめるコンピューターゲーム化はファンの誰もが待ち焦がれていた。&br 1991年、FC版『モノポリー』が発売される。お世辞にも良好な出来とはいいがたかったが、5人対戦(最大8人まで可能)を実現させており魅力を伝えるには十分だった。&br その後、百田・糸井両氏が監修に当たりSFC版が2作発売。特に1995年発売の『ザ・モノポリーゲーム2』は多彩なCPUプレイヤーと原作愛あふれるゲーム内容から、今なお「モノポリーのコンピューターゲーム最高傑作」と位置付けられている。 現在はエレクトロニック・アーツ(EA)やユービーアイソフト(UBI)がモノポリーのコンピューターゲーム化に関する権利を所有している((2013年にはユービーアイソフトも権利を取得した。このことは現在発売されている原作ボードゲーム[タカラトミーマーケティング発売]のパッケージにも明記されている。))。 しかし、EA及びUBI発売のモノポリー各作品は、モノポリーにおけるルール面の齟齬((代表的なのは交渉や抵当、家購入のタイミングが自分のターンでしかできないこと。日本ルールでは他人のターンでも可能なのだが。))が発生し、またゲーム単体の出来も「クソゲー」と言って差し支えないほどの低クオリティであった。 権利関係がややこしいことから、EA以前の作品はバーチャルコンソールなどへの復刻配信の可能性はほぼゼロ。~ また、原作ファンには「対人交渉が重要なモノポリーの魅力はコンピューターゲームでは解らない」と考える人も多く、原作愛を持ったリメイクは絶望的なのが現状である。[[参考リンク>http://www.1101.com/monopoly/e2012-02-03.html]] と言うか、日本では本作をアレンジした『[[いただきストリート>いただきストリートシリーズ]]』や『[[桃太郎電鉄>桃太郎シリーズ]]』の方が有名だったりする。 //『ザ・モノポリーゲーム2』『モノポリー ~めざせっ!!大富豪人生!!~』『MONOPOLY』の三作品の初稿執筆者です。シリーズリンクをまとめてくださりありがとうございます。お礼と言ってはなんですが、シリーズの解説を綴らせていただきました。 ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: