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*プリズム☆ま~じカル ~ PRISM Generations! ~
【ぷりずむまーじかる ぷりずむじぇねれーしょんず】
|ジャンル|魔女っ娘☆ばとるろいやる美少女学園ラブラブADV|&amazon(B0039RHOE6)&br()&amazon(B0039RHODM)|
|対応機種|Windows XP/Vista/7|~|
|発売・開発元|ぱじゃまソフト|~|
|発売日|2010年8月27日|~|
|定価|プレミアム:9,800円&br()プロフェッショナル:12,800円(共に税別)|~|
|レーティング|BGCOLOR(black):''&font(#FF69B4){アダルトゲーム}''|~|
|廉価版|Standard Edition:2014年12月26日/2,800円|~|
|配信|2014年12月26日/2,800円|~|
|判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|実質的な激薄ボリュームでオーバープライス&br()CGのクオリティの酷さ&br()つまらないバトル|~|
|>|>|CENTER:''[[ぺんしる作品リンク>ぺんしる作品]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
『[[プリンセスうぃっちぃず]]』や『[[プリズム・アーク ~プリズム・ハート エピソード2~]]』など、魔女っ子系作品で知られるぱじゃまソフトから発売された作品。~
このブランドはいわゆるフルプライス版と、様々な特典を追加したオーバープライス版とを発売することが多い。~
今作もそれに漏れなかったが、通常版相当でも定価9,800円とオーバープライスとなっていた。
**あらすじ
海と山に挟まれ坂道が多い、どこか懐かしさを感じさせる町・御碕町(みさきちょう)。~
その港町で、ごく普通の青春をおくっていた少年・ライカ。~
彼は幼なじみで巫女のイブキやメイドのユリと一緒に、姫守学園(ひまもりがくえん)で明るい学園生活を楽しんでいた。 ………はずだったが!?
彼の父親・凍仁はなんと “魔女っ娘” だったのである。~
おまけに、学園のどこかに隠されているという魔法の宝石・魔晶石(マナプリズム)を狙って、謎の魔女っ娘たちが攻め込んできてて、もう大変!!~
しかも、父親の跡をついで、ライカは男の子なのに魔女っ娘となるハメに!~
僕は女装なんてしたくないのに! 明るい青春カムバーック!
ライカは変霊晶柱(マージプリズム)を使って、火炎の魔女っ娘・クリムゾンレッドに変身。~
姫守学園の平和を守るため、敵の魔女っ娘とバトルの日々がはじまる!~
次々とライカの前へ現れる新しい魔女っ娘たち。はたしてどの娘が味方で、どの娘が敵なのか!?
千年ぶりに地球へ大接近する 『マージ彗星』 が輝く空の下で今、未曾有の 『魔女っ娘☆ばとるろわいやる』 が開始される!
**登場人物(主要人物のみ。長いので省略)
#region
-小野寺 雷火(おのでら らいか)
この物語の主人公。姫守学園の2回生で、今がまさに青春まっただなか。&br()
家が旧華族で、現在は化学工場と大病院と姫守学園を経営している小野寺財閥の御曹司。&br()
しかし身分を鼻にかけて気取ったところがなく、むしろ庶民派で、誰とでもすぐに仲良くなれるお人好し。&br()
イブキやユリから好意を寄せられるが、昔からの関係が壊れるのを恐れて、どちらとも付き合ったりしていない。&br()
父親が女装魔女っ娘であるが故、10年前に母親が愛想尽かして家から出て行ったという切ない過去を持つ。
-御巫 伊吹(みかなぎ いぶき)
千年続く保久良神社の一人娘で、神戸弁でしゃべる巫女さん。&br()
ライカの幼なじみで、姫守学園に通う2回生。&br()
喜怒哀楽が激しく、表情がコロコロと変化する裏表のない性格。&br()
母がいないライカのために、毎朝部屋に押しかけて来ては 「しゃーないからやでっ」 と甲斐甲斐しく世話を焼く。&br()
ライカのことが大好きで、いつもデレデレしてしまうが、照れ隠しで認めようとしない。&br()
いつも強がっているけれど根が素直すぎて、すぐライカに手玉に取られてしまう。&br()
イブキはライカのお昼ゴハン係で、いつも手作り弁当を持参する。&br()
それがユリとの約束だから…。
-和知 百合(わち ゆり)
小野寺家に代々仕えている和知家の少女。姫守学園に通う2回生。&br()
ライカやイブキと同い歳で幼なじみだけど、侍女(メイド)として一歩距離をおいた態度を取りがち。&br()
とても無口で無表情。ライカとイブキにのみ、ほんのちょっぴり感情を見せる。&br()
ライカの母がいなくなってから、小野寺家の家事を取り仕切っている、ある意味最強の存在。&br()
運動神経抜群で猫のように俊敏。&br()
先祖は小野寺家に御庭番の忍者だったそうで、彼女もまるで忍者のようだけど、本人は否定している。&br()
朝食と夕飯は用意するけど、お弁当は作らない。&br()
それがイブキとの約束だから。
-プティフール・マリエッタ・フォン・ローゼンベルグ
交換留学で姫守学園にやってきた金髪お嬢様。&br()
ライカのクラスメイト。2回生にしてはスタイル抜群。&br()
貴族の娘で気位が高いけれど、一般常識にうといために突拍子もない言動をとってしまう。&br()
意地っ張りな性格が災いして お高くとまってる印象を受けるけれど、ホントは家庭的。&br()
負けん気の強さは他の追随を許さない。&br()
坂道と入り組んだ町並みは、彼女にとっては大きなおもちゃ箱のようで、放課後は探検ゴッコの毎日。&br()
実は交換留学の他にも裏の目的があるらしいが……?&br()
休み時間・授業中を問わず、常に黒服にサングラスの屈強なボディガード・ボブ&マイケルを従えている。&br()
しかし、ときたま二人の前から雲隠れして、ライカを巻き込んで探検に出かけてしまう。
-明延 紫緒音(あけのべ しおね)
風車島の教会を再建すべく頑張っている、ライカたちより二歳年上のシスター。&br()
目が見えないけど、そんなハンデを吹き飛ばすほど明るく元気! まあ、ちょっぴり暴走ぎだけど。&br()
学園生のみんなを相手に懺悔の練習をしており、今ではいい相談役となっている。&br()
隣邦より派遣されて来たため、御碕町には詳しくない。&br()
ただ10年前の子供時代、風車島で遊んだ事があるらしいが……。
-フーカ
つい最近、風車島に出現した謎の幽霊少女。&br()
なぜ成仏できないのか? 記憶喪失だから、さっぱり分からない。&br()
とりあえず、幽霊らしく真夜中にピアノを弾く毎日。&br()
誰とでも友達になれる性格で、マスコット的存在。&br()
イタズラ好きで、食いしん坊。お茶とお茶菓子をふるまってくれるシスターに懐き、現在、教会の寄宿舎に居候中。
#endregion
**評価点
-主題歌
--今作は主題歌が3曲あり、第一部、第二部、第三部でそれぞれ使われる。それぞれ凛、桃井はるこ、KOTOKO氏による世界観や物語の進行に合った曲となっている。
--なお、KOTOKOによる『幻想の宝石』はプロフェッショナル版特典のサウンドトラックには収録されておらず、早期予約特典での配布かI'veボーカルコレクションのみの収録となっている。
//--''曲はいいのはクソゲーの共通項''
-OPムービー
--第一部OPムービーはフルアニメーションとなっている。
--第二部は静止画の組み合わせ、第三部は第一部のOPの部分カットとなっている。
//--OPムービーがフルアニメの作品に良作が少ない気がするのは気のせいだろうか。
**問題点
-オーバープライスに不釣り合いな短いシナリオ
--厳密に言えば、シナリオ自体は短いわけではない。
--だが問題なのは、体験版の時点で共通シナリオ第8話まで公表されていた一方、製品版に追加されたのは共通2話+個別シナリオ4話のみ。
//--つまり''全体のシナリオの半分近くが無料相当である''。
--体験版としてこれだけのボリュームを公開したのであれば、製品版はどれだけ大ボリュームになっているだろうか、という期待は見事に裏切られた。
--また、個別シナリオは個別シナリオで、ご都合主義ハッピーエンドや同ブランドの名作『プリンセスうぃっちぃず』の焼き直しシナリオばかり。
-低品質なCG
--特定のキャラの立ち絵やCGの質が非常に低い。
--それ以外のキャラでも、かなり癖がある原画であることを考慮しても、お世辞にも良いとはいえない。
-『劣化プリっち』なバトル
--今作も過去作と同じくバトルパートが存在する。
--が、今作は『プリンセスうぃっちぃず』系列のバトル方式とは言え、非常に単調である。
--そのくせバトルの回数はそれなりに多く、作業ゲー化してしまう。
--なお、本来外注を依頼していた会社が逃亡しているとのこと。
-音楽の使い回し
--今作の音楽の多くは『[[プリズム・アーク ~プリズム・ハート エピソード2~]]』からの使い回しである。
--過去作からのファンにとっては嬉しい仕様だったのかもしれないが、値段を考えれば手抜きと言われても仕方がない。
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**総評
ぱじゃまソフトが得意とする魔女っ子ゲームで、男の娘ブームに乗っかった形だったが、あまりにも値段不相応な中身が問題となった作品。~
ミドルプライスならまだ諦めがつくユーザーが多かっただろうが、本作はオーバープライスなのである。~
ユーザーの間からは『劣化版プリンセスうぃっちぃず』と評されるような出来となってしまった。~
各ヒロインのボーカルCDを発売するなど、『本作は大作』という宣伝を行っていたが、実際はメーカーの力不足が露呈した作品だったと言えよう。
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**その後の展開
2014年12月26日にゲーム本編のみ収録のスタンダード版が発売された。~
定価2,800円(税別)。この値段なら十二分に本作を楽しむことは出来るだろう。~
同日発売の『プリズム・プリンセス ~ふたりの姫騎士と股間の紋章~ プリズムセット』(12,800)にも収録されている。
-2018年3月30日発売の『[[ぱらだいすお~しゃん]]』作中ミニゲームの音ゲー「ミュージックお~しゃん」に本作関連の曲「幻想の宝石」「プリズム☆ま~じカル」が収録されている。
*プリズム☆ま~じカル ~ PRISM Generations! ~
【ぷりずむまーじかる ぷりずむじぇねれーしょんず】
|ジャンル|魔女っ娘☆ばとるろいやる美少女学園ラブラブADV|&amazon(B0039RHOE6)&br()&amazon(B0039RHODM)|
|対応機種|Windows XP/Vista/7|~|
|発売・開発元|ぱじゃまソフト|~|
|発売日|2010年8月27日|~|
|定価|プレミアム:9,800円&br()プロフェッショナル:12,800円(共に税別)|~|
|レーティング|BGCOLOR(black):''&font(#FF69B4){アダルトゲーム}''|~|
|廉価版|Standard Edition:2014年12月26日/2,800円|~|
|配信|2014年12月26日/2,800円|~|
|判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|実質的な激薄ボリュームでオーバープライス&br()CGのクオリティの酷さ&br()つまらないバトル|~|
|>|>|CENTER:''[[ぺんしる作品リンク>ぺんしる作品]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
『[[プリンセスうぃっちぃず]]』や『[[プリズム・アーク ~プリズム・ハート エピソード2~]]』など、魔女っ子系作品で知られるぱじゃまソフトから発売された作品。~
このブランドはいわゆるフルプライス版と、様々な特典を追加したオーバープライス版とを発売することが多い。~
今作もそれに漏れなかったが、通常版相当でも定価9,800円とオーバープライスとなっていた。
**あらすじ
海と山に挟まれ坂道が多い、どこか懐かしさを感じさせる町・御碕町(みさきちょう)。~
その港町で、ごく普通の青春をおくっていた少年・ライカ。~
彼は幼なじみで巫女のイブキやメイドのユリと一緒に、姫守学園(ひまもりがくえん)で明るい学園生活を楽しんでいた。 ………はずだったが!?
彼の父親・凍仁はなんと “魔女っ娘” だったのである。~
おまけに、学園のどこかに隠されているという魔法の宝石・魔晶石(マナプリズム)を狙って、謎の魔女っ娘たちが攻め込んできてて、もう大変!!~
しかも、父親の跡をついで、ライカは男の子なのに魔女っ娘となるハメに!~
僕は女装なんてしたくないのに! 明るい青春カムバーック!
ライカは変霊晶柱(マージプリズム)を使って、火炎の魔女っ娘・クリムゾンレッドに変身。~
姫守学園の平和を守るため、敵の魔女っ娘とバトルの日々がはじまる!~
次々とライカの前へ現れる新しい魔女っ娘たち。はたしてどの娘が味方で、どの娘が敵なのか!?
千年ぶりに地球へ大接近する 『マージ彗星』 が輝く空の下で今、未曾有の 『魔女っ娘☆ばとるろわいやる』 が開始される!
**登場人物(主要人物のみ。長いので省略)
#region
-小野寺 雷火(おのでら らいか)
この物語の主人公。姫守学園の2回生で、今がまさに青春まっただなか。&br()
家が旧華族で、現在は化学工場と大病院と姫守学園を経営している小野寺財閥の御曹司。&br()
しかし身分を鼻にかけて気取ったところがなく、むしろ庶民派で、誰とでもすぐに仲良くなれるお人好し。&br()
イブキやユリから好意を寄せられるが、昔からの関係が壊れるのを恐れて、どちらとも付き合ったりしていない。&br()
父親が女装魔女っ娘であるが故、10年前に母親が愛想尽かして家から出て行ったという切ない過去を持つ。
-御巫 伊吹(みかなぎ いぶき)
千年続く保久良神社の一人娘で、神戸弁でしゃべる巫女さん。&br()
ライカの幼なじみで、姫守学園に通う2回生。&br()
喜怒哀楽が激しく、表情がコロコロと変化する裏表のない性格。&br()
母がいないライカのために、毎朝部屋に押しかけて来ては 「しゃーないからやでっ」 と甲斐甲斐しく世話を焼く。&br()
ライカのことが大好きで、いつもデレデレしてしまうが、照れ隠しで認めようとしない。&br()
いつも強がっているけれど根が素直すぎて、すぐライカに手玉に取られてしまう。&br()
イブキはライカのお昼ゴハン係で、いつも手作り弁当を持参する。&br()
それがユリとの約束だから…。
-和知 百合(わち ゆり)
小野寺家に代々仕えている和知家の少女。姫守学園に通う2回生。&br()
ライカやイブキと同い歳で幼なじみだけど、侍女(メイド)として一歩距離をおいた態度を取りがち。&br()
とても無口で無表情。ライカとイブキにのみ、ほんのちょっぴり感情を見せる。&br()
ライカの母がいなくなってから、小野寺家の家事を取り仕切っている、ある意味最強の存在。&br()
運動神経抜群で猫のように俊敏。&br()
先祖は小野寺家に御庭番の忍者だったそうで、彼女もまるで忍者のようだけど、本人は否定している。&br()
朝食と夕飯は用意するけど、お弁当は作らない。&br()
それがイブキとの約束だから。
-プティフール・マリエッタ・フォン・ローゼンベルグ
交換留学で姫守学園にやってきた金髪お嬢様。&br()
ライカのクラスメイト。2回生にしてはスタイル抜群。&br()
貴族の娘で気位が高いけれど、一般常識にうといために突拍子もない言動をとってしまう。&br()
意地っ張りな性格が災いして お高くとまってる印象を受けるけれど、ホントは家庭的。&br()
負けん気の強さは他の追随を許さない。&br()
坂道と入り組んだ町並みは、彼女にとっては大きなおもちゃ箱のようで、放課後は探検ゴッコの毎日。&br()
実は交換留学の他にも裏の目的があるらしいが……?&br()
休み時間・授業中を問わず、常に黒服にサングラスの屈強なボディガード・ボブ&マイケルを従えている。&br()
しかし、ときたま二人の前から雲隠れして、ライカを巻き込んで探検に出かけてしまう。
-明延 紫緒音(あけのべ しおね)
風車島の教会を再建すべく頑張っている、ライカたちより二歳年上のシスター。&br()
目が見えないけど、そんなハンデを吹き飛ばすほど明るく元気! まあ、ちょっぴり暴走ぎだけど。&br()
学園生のみんなを相手に懺悔の練習をしており、今ではいい相談役となっている。&br()
隣邦より派遣されて来たため、御碕町には詳しくない。&br()
ただ10年前の子供時代、風車島で遊んだ事があるらしいが……。
-フーカ
つい最近、風車島に出現した謎の幽霊少女。&br()
なぜ成仏できないのか? 記憶喪失だから、さっぱり分からない。&br()
とりあえず、幽霊らしく真夜中にピアノを弾く毎日。&br()
誰とでも友達になれる性格で、マスコット的存在。&br()
イタズラ好きで、食いしん坊。お茶とお茶菓子をふるまってくれるシスターに懐き、現在、教会の寄宿舎に居候中。
#endregion
**評価点
-主題歌
--今作は主題歌が3曲あり、第一部、第二部、第三部でそれぞれ使われる。それぞれ凛、桃井はるこ、KOTOKO氏による世界観や物語の進行に合った曲となっている。
--なお、KOTOKOによる『幻想の宝石』はプロフェッショナル版特典のサウンドトラックには収録されておらず、早期予約特典での配布かI'veボーカルコレクションのみの収録となっている。
//--''曲はいいのはクソゲーの共通項''
-OPムービー
--第一部OPムービーはフルアニメーションとなっている。
--第二部は静止画の組み合わせ、第三部は第一部のOPの部分カットとなっている。
//--OPムービーがフルアニメの作品に良作が少ない気がするのは気のせいだろうか。
**問題点
-オーバープライスに不釣り合いな短いシナリオ
--厳密に言えば、シナリオ自体は短いわけではない。
--だが問題なのは、体験版の時点で共通シナリオ第8話まで公表されていた一方、製品版に追加されたのは共通2話+個別シナリオ4話のみ。
//--つまり''全体のシナリオの半分近くが無料相当である''。
--体験版としてこれだけのボリュームを公開したのであれば、製品版はどれだけ大ボリュームになっているだろうか、という期待は見事に裏切られた。
--また、個別シナリオは個別シナリオで、ご都合主義ハッピーエンドや同ブランドの名作『プリンセスうぃっちぃず』の焼き直しシナリオばかり。
-低品質なCG
--特定のキャラの立ち絵やCGの質が非常に低い。
--それ以外のキャラでも、かなり癖がある原画であることを考慮しても、お世辞にも良いとはいえない。
-『劣化プリっち』なバトル
--今作も過去作と同じくバトルパートが存在する。
--が、今作は『プリンセスうぃっちぃず』系列のバトル方式とは言え、非常に単調である。
--そのくせバトルの回数はそれなりに多く、作業ゲー化してしまう。
--なお、本来外注を依頼していた会社が逃亡しているとのこと。
-音楽の使い回し
--今作の音楽の多くは『[[プリズム・アーク ~プリズム・ハート エピソード2~]]』からの使い回しである。
--過去作からのファンにとっては嬉しい仕様だったのかもしれないが、値段を考えれば手抜きと言われても仕方がない。
----
**総評
ぱじゃまソフトが得意とする魔女っ子ゲームで、男の娘ブームに乗っかった形だったが、あまりにも値段不相応な中身が問題となった作品。~
ミドルプライスならまだ諦めがつくユーザーが多かっただろうが、本作はオーバープライスなのである。~
ユーザーの間からは『劣化版プリンセスうぃっちぃず』と評されるような出来となってしまった。~
各ヒロインのボーカルCDを発売するなど、『本作は大作』という宣伝を行っていたが、実際はメーカーの力不足が露呈した作品だったと言えよう。
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**その後の展開
2014年12月26日にゲーム本編のみ収録のスタンダード版が発売された。~
定価2,800円(税別)。この値段なら十二分に本作を楽しむことは出来るだろう。~
同日発売の『プリズム・プリンセス ~ふたりの姫騎士と股間の紋章~ プリズムセット』(12,800)にも収録されている。
-2018年3月30日発売の『[[ぱらだいすお~しゃん]]』作中ミニゲームの音ゲー「ミュージックお~しゃん」に本作関連の曲「幻想の宝石」「プリズム☆ま~じカル」が収録されている。