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ガンスターヒーローズ」(2022/10/23 (日) 14:41:59) の最新版変更点

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本稿ではオリジナルのメガドライブ版(Wii及びXbox 360への移植含む)と、ゲームギア/PS2/3DSへの移植版を紹介しています。~ 判定はこれら全てにおいて「良作」。 ---- #contents() ---- *ガンスターヒーローズ 【がんすたーひーろーず】 |ジャンル|アクション|CENTER:&image(563327_2162_front.jpg,height=160)[[高解像度で見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=4669&file=563327_2162_front.jpg]] &br;[[裏を見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=4669&file=563327_2162_back.jpg]]| |対応機種|メガドライブ|~| |メディア|8MbitROMカートリッジ|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス|~| |開発元|トレジャー|~| |発売日|1993年9月10日|~| |定価|6,800円|~| |配信|バーチャルコンソール&br;2006年12月2日/600Wiiポイント&br;Xbox LIVE ARCADE&br;2009年6月10日/400マイクロソフトポイント|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- **概要 サイドビューのアクションシューティング。~ 玄人ゲームクリエイター集団として名を馳せたトレジャーの処女作。 ライフ制だが、ぱっと見てはコナミが制作した『魂斗羅シリーズ』に似ている。これはそもそもトレジャーが元コナミスタッフが集まった会社であり、その中にSFCの『[[魂斗羅スピリッツ]]』のメインプログラマーがいた影響が大きいと思われる。 **ストーリー かつてガンスターズにより激戦の末に封印された破壊神ゴールデンシルバー。~ 悪の帝国の指揮官であるグレイはゴールデンシルバーを復活させるため4つの秘石を侵略で奪っていった。~ 一方、発掘作業を行っていた科学者Dr.ブラウンは眠っていたガンスターズを偶然発見し、彼らを目覚めさせる。~ ゴールデンシルバーの復活を阻止するため、ガンスターズの戦いが再び始まった。 メガドライブミニ公式サイトでは[[説明書がPDFで公開されており>https://sega.jp/mdmini/manual/pdf/m_jp_gunstar-heroes.pdf]]、ストーリーももっと詳しく掲載されている。 **特徴 -プレイヤーキャラは、弾を撃つ時も移動できるレッドと、弾を撃っている最中は立ち止まるブルーの2タイプから選べる。2人同時プレイも可能だが同キャラは使えない。 -十字キーとジャンプ・攻撃・武器切り替えの3ボタン制。 -基本武器は4種類。リーチは短いが威力が高い「ファイヤー(赤)」、弾速が速いが判定は細く連射も遅い貫通レーザーの「ライトニング(青)」、連射に優れるが単発火力が低い「フォース(黄)」、ホーミング性能により当てやすいが弾速が遅い「チェイサー(緑)」と一長一短で個性的。 --同時に2つまで持てる。ゲーム開始時に1種類選択し、ステージ中でもう1つ拾う。 --ショットは前方以外にも、十字キーで8方向に射角調整できる。この仕様により、前述のキャラ特性は攻略上かなり重要な要素となる。 --2つの武器を組み合わせると、特性を兼ね備えた合体武器を使用できる。合体武器のパターンは10種類あり、特性と状況に応じて使い分ける必要がある。また、武器とキャラの相性も考えなければならない。 --合体武器はそれらの組み合わせたイメージ通り((例えばライトニング+チェイサーなら、完全自動ホーミングする貫通レーザーを撃つ「シャチョーレーザー」など))。同種の武器ならばほぼ純粋な強化版になる((例として、ファイヤー+ファイヤー=リーチがアップして使いやすくなる「死ね死ねファイヤー」など。))が、少し弱体化している部分もある((死ね死ねファイヤーの場合、ダメージ密度は少し低下している。))ため、撃ちこみなどで基本武器の使い所は残されている。勿論、別種を組み合わせた場合は、合体武器の欠点を補えたりなど更に使い所がある。 -弾を撃つ以外の自機の基本アクションも豊富。 --投げやジャンプ攻撃といった標準的なものの他に、三角跳びやスライディングなどもある。敵の放ってきた爆弾なども投げられる。 -ステージは画面中に出てくる雑魚キャラを撃ちまくる爽快感に溢れた雑魚戦と、個性的な大型キャラが暴れまわるボス戦に分かれている。 --全7ステージ構成で、最初の4ステージは任意で選択可能となっている。 -難易度はイージー・ノーマル・ハード・エキスパートの4段階が用意されている。 ---- **評価点 -プレイヤーがとれるアクションの多彩さ --アクションシューティングでありながらこれだけムダに派手に動きまわれるゲームは、当時としては珍しかった。 --ジャンプ、銃で撃つはもとより、ジャンプアタック、三角飛び、ぶら下がり(→蹴上がり)、投げ、スライディングなどが出せる。更に三角飛びは硬い敵に対してもできたりする。 --投げが気持ちいい。 ---投げはプレイヤーと敵が接近してさえいれば地上・空中を問わず発動でき、投げモーション中の自機は無敵状態になる。更に投げた敵には攻撃判定があり、他の敵を巻き込める。自キャラと同等及びそれ以下サイズの敵ならほぼ全て投げられる。敵によっては自分より大きくても投げられる。 ---画面中に弾をバラ巻きながら、近付いてきた敵をちぎっては投げ…という派手な立ち回りが極めて簡単な操作で実行可能であり、攻略としても有効である。 ---また、こちらを狙って投げられた敵の爆弾すらも投げ返せる。空中を漂って爆弾を落としてくる敵に、その爆弾を投げつけて落としたりなど、これも攻略として有効。 -多彩な武器 --基本4種+組み合わせ武器10種のそれぞれがとても個性的であり、また組み合わせ武器にした後でも、それを構成する基本武器を切り替えで使用可能。これだけの多種で個性的な武器を使用可能なアクションゲームはなかなか無いだろう。 --それも主人公のタイプによって全く使用感覚が変わる。例えば「ロンリーソウルファイヤー」(ファイヤー+チェイサー)。これは威力が高く手動操作が可能な火の玉を出すが、レッドでは操作すると自機も同時に動いてしまうため使いにくい。しかしブルーならば射撃中は自機が動かないので操作に専念でき、弾消し性能もあるので防御すらもこなすことが可能。~ 他にも、ブルーは精密な狙い撃ちに向く一方で、レッドは撃ちっぱなしで振り回しながら突っ込めるため、リーチが短い武器でも使いやすい、などなど。 -大量のザコを蹴散らす面白さ --画面を埋める程のザコの群れ。それを弾を撒きながら突っ込み、撃って蹴って投げてガンガン蹴散らす。このゲームの醍醐味のひとつ。 --一応ザコが出なくなるまできっちり片付けて進むこともでき、タイムは無いので急ぐ必要も無いのだが、ドンドン進んで大量発生&大量駆逐しつつ進む方が楽しい。 --投げのモーション中を初め、ジャンプアタックが当たっている最中、蹴上がり・ぶら下がり移行中などが無敵になっている。これにより攻撃中を潰されることが少なく、下手に逃げまわるより突っ込んだ方が安全かつ爽快、という場面を多くしている。 -一捻り技が効いたボスも沢山 --多関節のボスキャラの演出力に定評があり、全く同じスプライトを使い動かし方を変えることで多彩な形態を表現したボス「セブンフォース」は有名。 --小さいが異様に強い中ボスなど個性的でバリエーションも多彩。中ボスを含め、大型の敵の種類が多い事も評価されている。 -アクションゲームとして非常に優れた難易度設定 --ノーマルは、いわゆる「頑張ればちゃんとクリアできる」くらいの適度な難しさであり、プレイヤーの好きなように暴れて敵を倒す爽快感を存分に味わえる。コンティニューの回数制限もない。MDのゲームとは思えない親切設計である。 --ハードやエキスパートはアクションゲームが得意な人にとっても歯応えのある、これはこれでよく出来た調整具合。ノーマルの時とは攻略法を根本的に変えなければならないため、新鮮な気持ちでプレイできる。 ---ノーマルで活躍していた「手軽に広範囲を攻撃できるが威力は今一つ」といった武器の優位性が大きく下がり、逆に今まであまり日の目を見てこなかった武器の利用価値が見えてくる。また、一見弱そうに見える武器も使い方次第で火力を上げられるなど、工夫できる余地は広い。 -それらを全く阻害しない優れた操作性 --ボタンは武器切り替え・攻撃・ジャンプの3つだけでコマンド技はほぼ無い。これで様々なアクションが思った通りにできるのは、地味だが凄い。 -数値ライフ制の導入 --当時のアクションゲームは1発死が当たり前で、例外で1発なら耐えられるという程度だった。本ゲームでは数値のライフ制を導入したことで、他のアクションゲームでありがちな「ザコのどうでもいい攻撃で死ぬ主人公」という無様な真似が無く、敵の攻撃にも重さの差が生まれた。 --ザコの群れには多少食らっても安いので突っ込んで蹴散らす、強いボスは大ダメージ(ある程度あれば即死は無い)なので慎重に様子を見ながら…など適切な攻略を成させる奥深さを生んだ。 -表情豊かなキャラ達 --特に敵キャラ。ザコ兵士が登場ポーズを決めたり、炎上する列車内で逃げ惑ったり。キャラは小さいのに表情がよく判りとても豊か。 **問題点 -プレイヤーのライフの表示形式がゲージ式でなく数字表記なので、視認性は良くない。 --なにより字が小さく、特段強調されてもいない。見ようとして見れば問題なく解るが、視界の端で大体確認したりなどは無理。 -防御というアクションを取れるが、使い道がない。およそあらゆる局面において、反撃も兼ねて動き回った方が得策である。 -一部の合体武器に、これといった長所のない武器が存在している。無理に使う必要もないが。 ---- **総評 爽快感のあるアクションと多彩な武器、派手な演出のステージ、手強く巨大な敵、優れたゲームバランス。アクションゲームに必要なものは全て揃っている。~ パッケージ買いのできるソフトではないが、評判の固まった今なら迷う必要はない。前時代的ではあれども「これ以上を望むのは贅沢」なほど良質な2Dアクションとして、現在でも十分プレイに耐えうる名作である。 ---- **余談 -合体武器の一つ「シャチョーレーザー」のネーミングの由来は、ゲーム下手な社長がテストプレイで好んで使っていたかららしい。 -更に「暴れん坊レーザー」は、ファミコンSTG屈指のバカゲー『[[暴れん坊天狗]]』が大好きなスタッフが命名したという。 --この他にも、合体武器のネーミングにはパロディや元ネタのあるものが多く、当時のメガドライブ系雑誌に全武器の名称解説が掲載された((例えば、前述の「ロンリーソウルファイヤー」は、開発段階で一人だけ有効性を主張したスタッフがいたため、その意を汲んで付けられたとか。))。 -本作の開発中、セガの中山社長(当時)から「実績がないデベロッパーに最初からオリジナル作品だけというのは…」と難色を示されたため、「マクドナルド関連なら売れるんじゃ?」と言う提案から別の作品も並行で開発することになった。それが本作の2週間後に発売された『マクドナルド・トレジャーランドアドベンチャー』である。((セガとマクドナルドの業務提携のニュースでも「提携第1弾のゲームはメガドライブで発売。50万本を目指す」と載せられたが、当然ながらその結果は散々であった。)) --ただ、開発自体が先に完了したのは『マクドナルド~』だったのだが、トレジャーの前川社長の「1本目はキャラ物じゃなく、オリジナルで行きたい」という強い要望と様々な事情が考慮され、最終的に本作が先に発売された。 **その後の展開 -2005年にゲームボーイアドバンスで本作の続編『[[ガンスタースーパーヒーローズ]]』としてリメイクされた。 --原作の100%焼き直しにキャラの設定変更、セガゲーモチーフステージなど追加要素が悉く蛇足であり、ガンスタファンからは黒歴史扱いされている。 ---ちなみに本作のディレクターは、問題児として業界で有名な&bold(){ゾルゲール哲(ゾルゲ)}である。 -他、MDオリジナル版がWiiのバーチャルコンソールやXbox live Arcadeにて配信開始。 --XBLA版はCO-OP(ネットワーク協力プレイ)に対応している。 -2012年3月16日に開催された、アメリカの国立スミソニアン博物館が世界中の優れたゲームを特別展示した「アート・オブ・ビデオゲーム展」では、Atari VCSやファミコンからPlayStation 3まで世代別の歴代ゲーム機と4本ずつのソフトが展示された中で、メガドライブ枠では『[[ファンタシースター ~千年紀の終りに~]]』などと並んで本作が選出された。 -2021年10月26日に『[[セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online>ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online/スーパーファミコン Nintendo Switch Online]]』初期収録作品の一つとして配信された。 ---- *ゲームギア版 |対応機種|ゲームギア|CENTER:&amazon(B00014AW80)| |メディア|4MbitROMカートリッジ|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス|~| |開発元|M2|~| |発売日|1995年3月24日|~| |定価|3,800円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| **概要(ゲームギア版) 8bit機かつ携帯機と明らかに性能が劣る環境への移植。~ その影響で一人プレイ専用かつ内容が一部省略かつアレンジされている。 **評価点(ゲームギア版) -オリジナルの勘所をきちんと押さえた良移植 --ハードウェアスペックの問題もあって完全移植は不可能だが、再現度は非常に高い。 --トレジャー側から「出来が悪ければ出せない」と監修された中での要望にしっかり応え、その後の移植も担当、現在でも「変態移植集団」として名を馳せるM2の力量が発揮された結果であろう。 --シューティング主体だった6面は完全変更され、要塞内を二足歩行ロボットで蹴散らしていくというオリジナルの内容となった。 ---背景にてセブンフォースと対峙する戦闘機などメガドライブ版の6面を思わせる小ネタも存在する。 **問題点(ゲームギア版) -ハードウェアスペック上の限界 --ブラックステージが完全カットされ((この為4つの秘石のうち1つをゲーム開始時から所持している。))セブンフォースの一部形態が登場しないなど内容が省略されていたり、スプライトのチラつきや処理落ちがかなり多いといったハードウェアスペック上の限界にまつわる問題はある。~ ただ、上述したようにそれを差し引いて余りある再現度の高さを誇っている。 ---ちらつきについては、後に「[[ゲームギアミクロ>復刻版ミニゲーム機収録タイトルリンク#id_36744734]]」のインタビューでM2のスタッフが「ゲームギアの液晶((当時は主流だったSTN液晶、現代のTFT液晶に比べると安価だが、残像が残りやすい弱点がある。))は長時間残像が残り、キャラの表示時間をうまく調整すると半透明っぽく見える事を前提に、あえてスプライトをちらつかせて多数のキャラを表示させた」と語っている。 **総評(ゲームギア版) 明らかに性能が劣る環境でありながら名アレンジ。~ ダウンスペックながらもメガドライブ版に肉薄する力作を作り上げた変態移植集団・M2の底力が窺える。 **余談(ゲームギア版) -「[[ゲームギアミクロ>復刻版ミニゲーム機収録タイトルリンク#id_36744734]]」(GGM)のブルーカラーに本作が収録されている。 --問題点にあった意図的なちらつきについては、GGMに搭載されている現代の液晶では思いっきりちらついてしまうため、ちゃんと全部を表示させるように修正を行っている。 --隠し要素としてイベント出展用のデモ映像を収録。またゲームギア実機の画面のちらつきを再現したバージョンも収録されている。 ---- *SEGA AGES 2500シリーズ Vol.25 ガンスターヒーローズ ~トレジャーボックス~ 【せがえいじす2500しりーず ぼりゅーむ25 がんすたーひーろーず とれじゃーぼっくす】 |ジャンル|アクション集|&amazon(B000CQIXE2)| |対応機種|プレイステーション2|~| |発売元|セガ|~| |開発元|M2|~| |発売日|2006年2月23日|~| |定価|2,625円(税5%込)|~| |配信|ゲームアーカイブス&br;2012年9月19日/800円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[SEGA AGESシリーズ]]''| **概要(PS2版) 同社の『[[ダイナマイトヘッディー]]』『[[エイリアンソルジャー]]』とのセット。~ さらに海外版や上記ゲームギア版、製品発売前に試作されたサンプル版なども収録されている。 **評価点(PS2版) -全作品共通の充実オプション。 --画面モードの選択やデフリッカー機能を実装。 --スプライトのチラつきの有無が選択可能。 --ボタンカスタマイズ機能実装。 --リプレイ機能搭載。スーパープレイ映像も閲覧出来る。 --サウンドテストも搭載。 --ギャラリーにより開発資料や各言語版・移植版パッケージ、マニュアルなども閲覧可能。 -「復刻版セガサターンコントロールパッド for“PlayStation 2”」にも対応している。 **問題点(PS2版) -サンプル版はあくまでサンプルという事か、最終ステージが完全に収録されておらず結果的にプレイ不可能となる。 -ゲームギア版は画面サイズをノーマルとズームの2種類が選べるものの、解像度の低さもあってか画面表示がレターボックス仕様となっており多少見づらい。 **総評(PS2版) 様々なバージョンが遊べられる上に資料も多く見る事が出来るなど、資料性とコストパフォーマンスは非常に高い。 ---- *3D ガンスターヒーローズ |対応機種|ニンテンドー3DS|~| |メディア|ダウンロード専売ソフト|~| |発売元|セガゲームス|~| |開発元|M2|~| |発売日|2015年6月24日|~| |定価|800円(税8%込)|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[セガ3D復刻プロジェクトシリーズ]]''| **概要(3DS版) セガ3D復刻プロジェクトとしての移植版。 **評価点(3DS版) -シリーズお馴染みの充実オプションは健在。 --裸眼立体視にも対応している。海外バージョンもプレイ可能。 --操作についてもメガドライブ版とほぼ同じシステムである「スタンダード」と、全てのボタンを駆使し全ての武器と主人公のタイプをいつでも変更できる「フルスペック」の二通りのシステムを搭載。 ---後者のプレイ感覚はシステムが似ている『[[エイリアンソルジャー]]』に近い。 -追加ゲームモード --ライフが2倍の状態で始まる「メガライフモード」を搭載。 --ゲームをクリアするとショットの威力が2倍となる「メガショットモード」が解禁される。 **問題点(3DS版) -基本的には完全ベタ移植、追加要素もプレイヤー側だけの調整であり、ボス追加等、グラントノフ的な存在は乏しい。 **総評(3DS版) アレンジモードと立体視を楽しみたいなら迷わずコレ。~ 現環境では最も手を出しやすいタイトルとも言える。 ----
本稿ではオリジナルのメガドライブ版(Wii及びXbox 360への移植含む)と、ゲームギア/PS2/3DSへの移植版を紹介しています。~ 判定はこれら全てにおいて「良作」。 ---- #contents() ---- *ガンスターヒーローズ 【がんすたーひーろーず】 |ジャンル|アクション|CENTER:&image(563327_2162_front.jpg,height=160)[[高解像度で見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=4669&file=563327_2162_front.jpg]] &br;[[裏を見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=4669&file=563327_2162_back.jpg]]| |対応機種|メガドライブ|~| |メディア|8MbitROMカートリッジ|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス|~| |開発元|トレジャー|~| |発売日|1993年9月10日|~| |定価|6,800円|~| |配信|バーチャルコンソール&br;2006年12月2日/600Wiiポイント&br;Xbox LIVE ARCADE&br;2009年6月10日/400マイクロソフトポイント|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- **概要 サイドビューのアクションシューティング。~ 玄人ゲームクリエイター集団として名を馳せたトレジャーの処女作。 ライフ制だが、ぱっと見てはコナミが制作した『魂斗羅シリーズ』に似ている。これはそもそもトレジャーが元コナミスタッフが集まった会社であり、その中にSFCの『[[魂斗羅スピリッツ]]』のメインプログラマーがいた影響が大きいと思われる。 **ストーリー かつてガンスターズにより激戦の末に封印された破壊神ゴールデンシルバー。~ 悪の帝国の指揮官であるグレイはゴールデンシルバーを復活させるため4つの秘石を侵略で奪っていった。~ 一方、発掘作業を行っていた科学者Dr.ブラウンは眠っていたガンスターズを偶然発見し、彼らを目覚めさせる。~ ゴールデンシルバーの復活を阻止するため、ガンスターズの戦いが再び始まった。 メガドライブミニ公式サイトでは[[説明書がPDFで公開されており>https://sega.jp/mdmini/manual/pdf/m_jp_gunstar-heroes.pdf]]、ストーリーももっと詳しく掲載されている。 **特徴 -プレイヤーキャラは、弾を撃つ時も移動できるレッドと、弾を撃っている最中は立ち止まるブルーの2タイプから選べる。2人同時プレイも可能だが同キャラは使えない。 -十字キーとジャンプ・攻撃・武器切り替えの3ボタン制。 -基本武器は4種類。リーチは短いが威力が高い「ファイヤー(赤)」、弾速が速いが判定は細く連射も遅い貫通レーザーの「ライトニング(青)」、連射に優れるが単発火力が低い「フォース(黄)」、ホーミング性能により当てやすいが弾速が遅い「チェイサー(緑)」と一長一短で個性的。 --同時に2つまで持てる。ゲーム開始時に1種類選択し、ステージ中でもう1つ拾う。 --ショットは前方以外にも、十字キーで8方向に射角調整できる。この仕様により、前述のキャラ特性は攻略上かなり重要な要素となる。 --2つの武器を組み合わせると、特性を兼ね備えた合体武器を使用できる。合体武器のパターンは10種類あり、特性と状況に応じて使い分ける必要がある。また、武器とキャラの相性も考えなければならない。 --合体武器はそれらの組み合わせたイメージ通り((例えばライトニング+チェイサーなら、完全自動ホーミングする貫通レーザーを撃つ「シャチョーレーザー」など))。同種の武器ならばほぼ純粋な強化版になる((例として、ファイヤー+ファイヤー=リーチがアップして使いやすくなる「死ね死ねファイヤー」など。))が、少し弱体化している部分もある((死ね死ねファイヤーの場合、ダメージ密度は少し低下している。))ため、撃ちこみなどで基本武器の使い所は残されている。勿論、別種を組み合わせた場合は、合体武器の欠点を補えたりなど更に使い所がある。 -弾を撃つ以外の自機の基本アクションも豊富。 --投げやジャンプ攻撃といった標準的なものの他に、三角跳びやスライディングなどもある。敵の放ってきた爆弾なども投げられる。 -ステージは画面中に出てくる雑魚キャラを撃ちまくる爽快感に溢れた雑魚戦と、個性的な大型キャラが暴れまわるボス戦に分かれている。 --全7ステージ構成で、最初の4ステージは任意で選択可能となっている。 -難易度はイージー・ノーマル・ハード・エキスパートの4段階が用意されている。 ---- **評価点 -プレイヤーがとれるアクションの多彩さ --アクションシューティングでありながらこれだけムダに派手に動きまわれるゲームは、当時としては珍しかった。 --ジャンプ、銃で撃つはもとより、ジャンプアタック、三角飛び、ぶら下がり(→蹴上がり)、投げ、スライディングなどが出せる。更に三角飛びは硬い敵に対してもできたりする。 --投げが気持ちいい。 ---投げはプレイヤーと敵が接近してさえいれば地上・空中を問わず発動でき、投げモーション中の自機は無敵状態になる。更に投げた敵には攻撃判定があり、他の敵を巻き込める。自キャラと同等及びそれ以下サイズの敵ならほぼ全て投げられる。敵によっては自分より大きくても投げられる。 ---画面中に弾をバラ巻きながら、近付いてきた敵をちぎっては投げ…という派手な立ち回りが極めて簡単な操作で実行可能であり、攻略としても有効である。 ---また、こちらを狙って投げられた敵の爆弾すらも投げ返せる。空中を漂って爆弾を落としてくる敵に、その爆弾を投げつけて落としたりなど、これも攻略として有効。 -多彩な武器 --基本4種+組み合わせ武器10種のそれぞれがとても個性的であり、また組み合わせ武器にした後でも、それを構成する基本武器を切り替えで使用可能。これだけの多種で個性的な武器を使用可能なアクションゲームはなかなか無いだろう。 --それも主人公のタイプによって全く使用感覚が変わる。例えば「ロンリーソウルファイヤー」(ファイヤー+チェイサー)。これは威力が高く手動操作が可能な火の玉を出すが、レッドでは操作すると自機も同時に動いてしまうため使いにくい。しかしブルーならば射撃中は自機が動かないので操作に専念でき、弾消し性能もあるので防御すらもこなすことが可能。~ 他にも、ブルーは精密な狙い撃ちに向く一方で、レッドは撃ちっぱなしで振り回しながら突っ込めるため、リーチが短い武器でも使いやすい、などなど。 -大量のザコを蹴散らす面白さ --画面を埋める程のザコの群れ。それを弾を撒きながら突っ込み、撃って蹴って投げてガンガン蹴散らす。このゲームの醍醐味のひとつ。 --一応ザコが出なくなるまできっちり片付けて進むこともでき、タイムは無いので急ぐ必要も無いのだが、ドンドン進んで大量発生&大量駆逐しつつ進む方が楽しい。 --投げのモーション中を初め、ジャンプアタックが当たっている最中、蹴上がり・ぶら下がり移行中などが無敵になっている。これにより攻撃中を潰されることが少なく、下手に逃げまわるより突っ込んだ方が安全かつ爽快、という場面を多くしている。 -一捻り技が効いたボスも沢山 --多関節のボスキャラの演出力に定評があり、全く同じスプライトを使い動かし方を変えることで多彩な形態を表現したボス「セブンフォース」は有名。 --小さいが異様に強い中ボスなど個性的でバリエーションも多彩。中ボスを含め、大型の敵の種類が多い事も評価されている。 -アクションゲームとして非常に優れた難易度設定 --ノーマルは、いわゆる「頑張ればちゃんとクリアできる」くらいの適度な難しさであり、プレイヤーの好きなように暴れて敵を倒す爽快感を存分に味わえる。コンティニューの回数制限もない。MDのゲームとは思えない親切設計である。 --ハードやエキスパートはアクションゲームが得意な人にとっても歯応えのある、これはこれでよく出来た調整具合。ノーマルの時とは攻略法を根本的に変えなければならないため、新鮮な気持ちでプレイできる。 ---ノーマルで活躍していた「手軽に広範囲を攻撃できるが威力は今一つ」といった武器の優位性が大きく下がり、逆に今まであまり日の目を見てこなかった武器の利用価値が見えてくる。また、一見弱そうに見える武器も使い方次第で火力を上げられるなど、工夫できる余地は広い。 -それらを全く阻害しない優れた操作性 --ボタンは武器切り替え・攻撃・ジャンプの3つだけでコマンド技はほぼ無い。これで様々なアクションが思った通りにできるのは、地味だが凄い。 -数値ライフ制の導入 --当時のアクションゲームは1発死が当たり前で、例外で1発なら耐えられるという程度だった。本ゲームでは数値のライフ制を導入したことで、他のアクションゲームでありがちな「ザコのどうでもいい攻撃で死ぬ主人公」という無様な真似が無く、敵の攻撃にも重さの差が生まれた。 --ザコの群れには多少食らっても安いので突っ込んで蹴散らす、強いボスは大ダメージ(ある程度あれば即死は無い)なので慎重に様子を見ながら…など適切な攻略を成させる奥深さを生んだ。 -表情豊かなキャラ達 --特に敵キャラ。ザコ兵士が登場ポーズを決めたり、炎上する列車内で逃げ惑ったり。キャラは小さいのに表情がよく判りとても豊か。 **問題点 -プレイヤーのライフの表示形式がゲージ式でなく数字表記なので、視認性は良くない。 --なにより字が小さく、特段強調されてもいない。見ようとして見れば問題なく解るが、視界の端で大体確認したりなどは無理。 -防御というアクションを取れるが、使い道がない。およそあらゆる局面において、反撃も兼ねて動き回った方が得策である。 -一部の合体武器に、これといった長所のない武器が存在している。無理に使う必要もないが。 ---- **総評 爽快感のあるアクションと多彩な武器、派手な演出のステージ、手強く巨大な敵、優れたゲームバランス。アクションゲームに必要なものは全て揃っている。~ パッケージ買いのできるソフトではないが、評判の固まった今なら迷う必要はない。前時代的ではあれども「これ以上を望むのは贅沢」なほど良質な2Dアクションとして、現在でも十分プレイに耐えうる名作である。 ---- **余談 -合体武器の一つ「シャチョーレーザー」のネーミングの由来は、ゲーム下手な社長がテストプレイで好んで使っていたかららしい。 -更に「暴れん坊レーザー」は、ファミコンSTG屈指のバカゲー『[[暴れん坊天狗]]』が大好きなスタッフが命名したという。 --この他にも、合体武器のネーミングにはパロディや元ネタのあるものが多く、当時のメガドライブ系雑誌に全武器の名称解説が掲載された((例えば、前述の「ロンリーソウルファイヤー」は、開発段階で一人だけ有効性を主張したスタッフがいたため、その意を汲んで付けられたとか。))。 -本作の開発中、セガの中山社長(当時)から「実績がないデベロッパーに最初からオリジナル作品だけというのは…」と難色を示されたため、「マクドナルド関連なら売れるんじゃ?」と言う提案から別の作品も並行で開発することになった。それが本作の2週間後に発売された『マクドナルド・トレジャーランドアドベンチャー』である。((セガとマクドナルドの業務提携のニュースでも「提携第1弾のゲームはメガドライブで発売。50万本を目指す」と載せられたが、当然ながらその結果は散々であった。)) --ただ、開発自体が先に完了したのは『マクドナルド~』だったのだが、トレジャーの前川社長の「1本目はキャラ物じゃなく、オリジナルで行きたい」という強い要望と様々な事情が考慮され、最終的に本作が先に発売された。 **その後の展開 -2005年にゲームボーイアドバンスで本作の続編『[[ガンスタースーパーヒーローズ]]』としてリメイクされた。 --原作の100%焼き直しにキャラの設定変更、セガゲーモチーフステージなど追加要素が悉く蛇足であり、ガンスタファンからは黒歴史扱いされている。 ---ちなみに本作のディレクターは、問題児として業界で有名な&bold(){ゾルゲール哲(ゾルゲ)}である。 -他、MDオリジナル版がWiiのバーチャルコンソールやXbox live Arcadeにて配信開始。 --XBLA版はCO-OP(ネットワーク協力プレイ)に対応している。 -2012年3月16日に開催された、アメリカの国立スミソニアン博物館が世界中の優れたゲームを特別展示した「アート・オブ・ビデオゲーム展」では、Atari VCSやファミコンからPlayStation 3まで世代別の歴代ゲーム機と4本ずつのソフトが展示された中で、メガドライブ枠では『[[ファンタシースター ~千年紀の終りに~]]』などと並んで本作が選出された。 -2021年10月26日に『[[セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online>ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online]]』初期収録作品の一つとして配信された。 ---- *ゲームギア版 |対応機種|ゲームギア|CENTER:&amazon(B00014AW80)| |メディア|4MbitROMカートリッジ|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス|~| |開発元|M2|~| |発売日|1995年3月24日|~| |定価|3,800円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| **概要(ゲームギア版) 8bit機かつ携帯機と明らかに性能が劣る環境への移植。~ その影響で一人プレイ専用かつ内容が一部省略かつアレンジされている。 **評価点(ゲームギア版) -オリジナルの勘所をきちんと押さえた良移植 --ハードウェアスペックの問題もあって完全移植は不可能だが、再現度は非常に高い。 --トレジャー側から「出来が悪ければ出せない」と監修された中での要望にしっかり応え、その後の移植も担当、現在でも「変態移植集団」として名を馳せるM2の力量が発揮された結果であろう。 --シューティング主体だった6面は完全変更され、要塞内を二足歩行ロボットで蹴散らしていくというオリジナルの内容となった。 ---背景にてセブンフォースと対峙する戦闘機などメガドライブ版の6面を思わせる小ネタも存在する。 **問題点(ゲームギア版) -ハードウェアスペック上の限界 --ブラックステージが完全カットされ((この為4つの秘石のうち1つをゲーム開始時から所持している。))セブンフォースの一部形態が登場しないなど内容が省略されていたり、スプライトのチラつきや処理落ちがかなり多いといったハードウェアスペック上の限界にまつわる問題はある。~ ただ、上述したようにそれを差し引いて余りある再現度の高さを誇っている。 ---ちらつきについては、後に「[[ゲームギアミクロ>復刻版ミニゲーム機収録タイトルリンク#id_36744734]]」のインタビューでM2のスタッフが「ゲームギアの液晶((当時は主流だったSTN液晶、現代のTFT液晶に比べると安価だが、残像が残りやすい弱点がある。))は長時間残像が残り、キャラの表示時間をうまく調整すると半透明っぽく見える事を前提に、あえてスプライトをちらつかせて多数のキャラを表示させた」と語っている。 **総評(ゲームギア版) 明らかに性能が劣る環境でありながら名アレンジ。~ ダウンスペックながらもメガドライブ版に肉薄する力作を作り上げた変態移植集団・M2の底力が窺える。 **余談(ゲームギア版) -「[[ゲームギアミクロ>復刻版ミニゲーム機収録タイトルリンク#id_36744734]]」(GGM)のブルーカラーに本作が収録されている。 --問題点にあった意図的なちらつきについては、GGMに搭載されている現代の液晶では思いっきりちらついてしまうため、ちゃんと全部を表示させるように修正を行っている。 --隠し要素としてイベント出展用のデモ映像を収録。またゲームギア実機の画面のちらつきを再現したバージョンも収録されている。 ---- *SEGA AGES 2500シリーズ Vol.25 ガンスターヒーローズ ~トレジャーボックス~ 【せがえいじす2500しりーず ぼりゅーむ25 がんすたーひーろーず とれじゃーぼっくす】 |ジャンル|アクション集|&amazon(B000CQIXE2)| |対応機種|プレイステーション2|~| |発売元|セガ|~| |開発元|M2|~| |発売日|2006年2月23日|~| |定価|2,625円(税5%込)|~| |配信|ゲームアーカイブス&br;2012年9月19日/800円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[SEGA AGESシリーズ]]''| **概要(PS2版) 同社の『[[ダイナマイトヘッディー]]』『[[エイリアンソルジャー]]』とのセット。~ さらに海外版や上記ゲームギア版、製品発売前に試作されたサンプル版なども収録されている。 **評価点(PS2版) -全作品共通の充実オプション。 --画面モードの選択やデフリッカー機能を実装。 --スプライトのチラつきの有無が選択可能。 --ボタンカスタマイズ機能実装。 --リプレイ機能搭載。スーパープレイ映像も閲覧出来る。 --サウンドテストも搭載。 --ギャラリーにより開発資料や各言語版・移植版パッケージ、マニュアルなども閲覧可能。 -「復刻版セガサターンコントロールパッド for“PlayStation 2”」にも対応している。 **問題点(PS2版) -サンプル版はあくまでサンプルという事か、最終ステージが完全に収録されておらず結果的にプレイ不可能となる。 -ゲームギア版は画面サイズをノーマルとズームの2種類が選べるものの、解像度の低さもあってか画面表示がレターボックス仕様となっており多少見づらい。 **総評(PS2版) 様々なバージョンが遊べられる上に資料も多く見る事が出来るなど、資料性とコストパフォーマンスは非常に高い。 ---- *3D ガンスターヒーローズ |対応機種|ニンテンドー3DS|~| |メディア|ダウンロード専売ソフト|~| |発売元|セガゲームス|~| |開発元|M2|~| |発売日|2015年6月24日|~| |定価|800円(税8%込)|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[セガ3D復刻プロジェクトシリーズ]]''| **概要(3DS版) セガ3D復刻プロジェクトとしての移植版。 **評価点(3DS版) -シリーズお馴染みの充実オプションは健在。 --裸眼立体視にも対応している。海外バージョンもプレイ可能。 --操作についてもメガドライブ版とほぼ同じシステムである「スタンダード」と、全てのボタンを駆使し全ての武器と主人公のタイプをいつでも変更できる「フルスペック」の二通りのシステムを搭載。 ---後者のプレイ感覚はシステムが似ている『[[エイリアンソルジャー]]』に近い。 -追加ゲームモード --ライフが2倍の状態で始まる「メガライフモード」を搭載。 --ゲームをクリアするとショットの威力が2倍となる「メガショットモード」が解禁される。 **問題点(3DS版) -基本的には完全ベタ移植、追加要素もプレイヤー側だけの調整であり、ボス追加等、グラントノフ的な存在は乏しい。 **総評(3DS版) アレンジモードと立体視を楽しみたいなら迷わずコレ。~ 現環境では最も手を出しやすいタイトルとも言える。 ----

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