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本ページではモノクロ・プレイステーション版『GUNPEY』・たれぱんだとのコラボレーション版『たれぱんだのぐんぺい』・カラー版『GUNPEY EX』(いずれも良作)、DSソフト『音をつなごう!グンペイりば~す♪』(判定無し)、PSPソフト『GUNPEY-R』(良作)について扱っています。 ---- #contents() ---- *GUNPEY 【ぐんぺい】 |ジャンル|アクションパズル|CENTER:&image(61+aKfKHr9L._SL500_AA280_.jpg,width=160)[[高解像度で見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=4576&file=61%2BaKfKHr9L._SL500_.jpg]]| |対応機種|ワンダースワン|~| |メディア|8MbitROMカートリッジ|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|コト|~| |発売日|1999年3月4日|~| |定価|2,980円(税別)|~| |プレイ人数|1~2人|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |備考|WS本体同梱版『20万本突破記念パック』&br;1999年11月11日/5,600円(税抜)|~| ---- **概要 ワンダースワン(以下WS)のローンチタイトルとして発売された、WSでも随一のアクションパズルゲーム。後に据え置き機用としてPS版も発売された。~ 最終的な販売本数は約143,000本で、WS用ソフトとしてはかなりのヒット作である(販売本数は歴代6位)。 監修はゲームボーイの産みの親として知られるゲームクリエイター・横井軍平氏。本作の開発中に事故死してしまったため、本作が氏の遺作となった。 本作はWSを縦に持って遊ぶ、いわゆる「縦持ちスタイル」のゲームである。 ゲームモードは延々と続ける「エンドレス」、決められたパネル数を消していく「ステージ」、全9面をクリアする「ストーリー」、練習に当たる「フリー」、2P対戦など。 **ルール -『テトリス』『ぷよぷよ』に代表される「落ち物ゲーム」とは逆に、パネルが下からせり上がってくるタイプのパズルゲーム。 --「/」「\」「∧」「∨」の4種類のパネルをカーソルで上下に入れ替えて移動させ(左右には移動不可)、縦10マス横5マスのフィールドの左右の壁をラインで繋ぐとラインを構成するパネルが消滅し、消したパネルの枚数に応じて得点が加算される。パネルがフィールドの上端まで到達するとゲームオーバー。 --ラインは途中から枝分かれしていても、それが左右に繋がっていれば消滅させることができる。また、パネルが消滅する際にはゲームの進行が一時停止するが、その間もパネルを移動することが可能で、パネルを「あとづけ」してより多くのパネルを消去することが可能。 ---この消滅中に他のパネルを移動させるシステムは、横井氏が任天堂時代に開発に参加した『[[パネルでポン]]』の「アクティブ連鎖」の発展形といえる。 --ルールはたったこれだけである。しかしながら、そこには時間を忘れて没頭する異常なまでの中毒性を内包している --CMソングも「繋げて消すのがグンペーだ!」の歌詞を連呼するだけというもので、ルールとその中毒性を体現したものであった。 ---- **評価点 -シンプルかつとっつきやすいルールと操作性になっており、ゲーム初心者でも上級者でも手軽に遊べる。 --ルール自体が「ラインを繋げて消す」というだけで、初心者にもわかりやすい。 --また、操作はY1~Y4ボタン(十字ボタンのようなもの)でのカーソル移動とX3ボタンでのパネルの入れ替えだけであり(一応他に2ボタン使うが使用しなくても十分遊べる)これも非常にわかりやすい。操作のテンポも抜群。 -それでいて難易度も非常に練りこまれており、やりこみ度は高い。 --パネルがせり上がってくるスピードは得点の増加と共に徐々に速くなっていく。最終的にはほとんどノータイムでせり上がってくるようになり、一瞬の操作・判断ミスが即ゲームオーバーに繋がるため、長時間のプレイでもほどよい緊張感がある。 --消すだけなら簡単だが、より高得点を狙うとなると「あとづけ」や「離れ技」(ラインが消滅している間に、独立したもう1つのラインを作り、消滅数を増やすテクニック)などの様々なテクニックを駆使する必要がある。&br()ラインを繋げてから消滅するまでの猶予は3秒ほどしかないため、予め後付け・離れ技を行いやすいようにパネルを配置しなければならない。パネルの数が多いとその配置を作り出す際に思わぬところでラインが繋がることもあり、常に考えながらのプレイとなる。 ---他にもパネルが1列に偏ったときの対処など考える場面が多く、なかなかに戦略性が高い。このため簡単なシステムでありながら奥の深いゲーム性になっている。 -前述したようにゲーム自体は非常に簡単なため、初心者でも割と深くまでのめり込むことができる。 --操作しなければならないパネルは多いが、実際に操作できるパネルは1度に1枚ないし2枚だけである。このため慣れてくれば操作はほとんど反射に近くなるので、思考と操作のバランスが取りやすい。 --上述のテクニックも、要は「消えている最中に繋げる」というだけ。実に直感的なため、『ぷよぷよ』のような、上級テクニックとなると少々ハードルが高くなる他のパズルゲームよりも上達しやすくなっているといえるだろう。 **問題点 -対戦プレイにおいて、相手への攻撃となる要素に乏しく、対戦相手のフィールドも見られないため、どちらかと言えば「一人プレイの延長」になってしまっている。 --画面が小さい当時の携帯機のため、相手の状態が見えない仕様自体は当時のパズルゲームでは珍しくない(ゲームボーイ版『テトリス』などでも同様だった)。 --メインの攻撃手段として、一定数のパネルを消すことで「?」で覆われた目隠しが相手エリアに出現するのだが、10枚前後のパネルを消してようやく目隠しが1枚出現する程度でほとんど攻撃にならない(フィールドが50マス、実質的な同時消しの上限は30パネル強なので、送れるのは1回につき3枚程度)。 ---また、目隠しの下にあるパネルを消せば目隠しも一緒に消滅してしまう。目隠しが鬱陶しいと感じたらその部分にパネルを置いてサッと消してしまえばいいだけであるし、そもそもX2ボタンでパネルを能動的にせり上げることができるためいつの間にか画面から消えている事も多く、いわゆる『おじゃまブロック』としてはほとんど機能していない。 --他にも、パネルを消すごとに溜まっていくスペシャルポイント(SP)を消費することで「スペシャル攻撃」が使えるのだが、こちらも『SPが溜まると自動で発動していまい、任意発動ができない』『同時消し量に比例して蓄積量が増えるため、初心者ほど溜まりづらく、上級者ほど溜まりやすい』『そもそもSPの溜まりが遅い((詳細な蓄積量は不明だが、15~20枚の同時消しを4、5回やってようやく1回分溜まる程度で、感覚としてはかなり遅い))』といった問題があり、攻撃手段として難がある。 ---ちなみにキャラクターごとにスペシャル攻撃の種類は固定。ストーリーモードで使えるのは『自エリアの目隠しを全て消去する』技のみ。上記の通り任意で発動できないシステムな上に、目隠しを消すならラインを巻き込んで消せばいいだけなので、ストーリーモードにおけるスペシャル攻撃は「あってもなくても…」というものになってしまっている。 ---なおこのスペシャル攻撃に関しては、後のDS版続編では『一定数以上の同時消しで毎回発動できる』『同時消しの量で4種類の技を使い分けられる(うち3種類は各キャラ共通)』という仕様になっているほか、各キャラ個別のストーリーモードが追加されており、上記の問題点はいずれも解消されている。 -とはいえ、元となるシステム自体が好評&一人プレイがメインのゲームなので、上記の問題点がそこまで大きく取り沙汰されることは殆どない。シリーズ第一作であり、対戦の仕様が練り込まれていないのはある意味仕方がないとも言える。 //↑の1行は、そもそも初代WSグンペイではWS人口が少ないのもあって対人対戦自体がほとんどされていない(筆者もほとんどやったことありません…)ので、一応入れています。必要なければ削除してください ---- **総評 //中毒性が高いという点を推したいのはわかるが、表現がやや誇張しすぎな感があるので修正。 とにもかくにも、止め時を見失い兼ねない程の高い中毒性を誇るゲームである。その中毒性は歴代のパズルゲームでもトップクラスと言っていいほど。~ 携帯機ということで手軽なゲームではあるが、ちょっとした時間の合間のプレイよりも、休日の昼下がりなどに腰を据えてプレイした方が「気付いたらどっぷりハマっている」という本作の醍醐味を味わうことができるだろう。~ 「点と線だけでも面白いゲームは作れる」と語った横井軍平氏の言葉通り、まさに横井氏の哲学である「枯れた技術の水平思考」を体現している。~ 単純でありながら奥の深いそのゲーム性は、老若男女、世代を超えて楽しめるはず。万人にお勧めしたい傑作パズルゲームである。 #co{とにもかくにも中毒性が半端じゃない。やり始めたら止まらない。エンドレスモードを黙々とプレイしていたらいつの間にか数時間経っていた、などということがザラにある。&br()「面白いから何時間もやってしまう」というよりも、「気付いたら何時間もやっていた」という類のゲーム。良作パズルゲームではよく使われる言葉だが、まさに「麻薬ゲー」である。しかしその中毒性は歴代のパズルゲームでもトップクラスだろう。&br()そのため、ある程度時間がある時にプレイする事を推奨したい。手軽なゲームではあるが、どちらかというと通勤時間などに軽くプレイするよりも、休日の昼下がりなどに腰を据えてプレイした方がいいだろう。&br()その方が、「気付いたらどっぷりハマっている」という本作の醍醐味を味わうことができるからである。(もちろん、短時間のプレイでも十分に楽しめる作りになっている)&br()&br()「点と線だけでも面白いゲームは作れる」と語った横井軍平氏の言葉通りの内容で、まさに横井氏の哲学である「枯れた技術の水平思考」を体現している本作。&br()単純でありながら奥の深いそのゲーム性は、老若男女、世代を超えて楽しめるはず。万人にお勧めしたい傑作パズルゲームである。} ---- **余談 -当初はタイトルのカタカナ表記が『ガンピー』となっていた。しかしこれが横井氏の遺作となったため、彼の名前である『グンペイ』が正式名称になった。 -続編にあたる『グンペイ リバース』シリーズがDSとPSPで発売されている。なお、開発は2作ともコトではなくキューエンタテインメント。 ---- *バリエーション **たれぱんだのぐんぺい |ジャンル|アクションパズル|&amazon(B0001PW6KQ)(画像およびリンクは特製同梱版)| |対応機種|ワンダースワン|~| |メディア|8MbitROMカートリッジ|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|トーセ|~| |発売日|1999年12月9日|~| |定価|ソフトのみ 2,980円(税別)&br;特製同梱版 7,600円(税別)|~| |プレイ人数|1~2人|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ***概要(たれぱんだのぐんぺい) 発売当時人気のあったキャラクター「たれぱんだ」とのコラボレーション版。~ たれぱんだのプリントがなされたオリジナルカラーのWS本体同梱版も発売されている。 -OPアニメーションやプレイ中の背景・キャラクター表示など、様々な部分がたれぱんだ仕様に。 --単純にガワを差し替えただけでなく、モード名などのテキストもすべてたれぱんだテイストなひらがな表記になっていたり、BGMも少しスローになっていたりと、細かいところまでうまくアレンジされている。 -ストーリーモードは本バージョンのオリジナルとなっており、ステージを進めていくごとに様々なたれぱんだの可愛らしいアニメーションを見ることができる。 ---- **プレイステーション版 |対応機種|プレイステーション|&amazon(B00005OVBQ)| |メディア|CD-ROM|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|トーセ、吉田山工房|~| |発売日|1999年12月16日|~| |定価|3,800円(税別)|~| |プレイ人数|1~2人|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ***概要(PS) -唯一の据え置き機用作品。 --モード数など基本的な作りはWS版に準じているが据え置き機という事もあり比較的、対人対戦がしやすい。 --中断セーブに対応している。 --エンドレスモードでのゲームオーバー時やレコード画面にてパスワードが表示されており、スコアランキング「グンペイ・全国チャンピオンシップ」に参加することも出来た。 -後にこのPS版をベースにしたアーケード版も作られた。 ---- **GUNPEY EX 【ぐんぺい いーえっくす】 |ジャンル|アクションパズル|&amazon(B00014ATII)| |対応機種|ワンダースワンカラー(専用)|~| |メディア|8MbitROMカートリッジ|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|トーセ|~| |発売日|2000年12月9日|~| |定価|2,980円(税別)|~| |プレイ人数|1~2人|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| -新たにカラー専用となった作品。 --ラインパネルが赤・青・緑の3色となり、同色のみでラインを構成させるとボーナスが付き、パネルの点滅時間も長くなる。 --ノンキャラクター路線となり、ストーリーモードが無くなった。代わりにタイムアタックモードが実装されている。 --中断機能が搭載されプレイを気軽に中断できるようになった。また、プレイ中の壁紙を変更する事もできる。 --ワンダーゲートにも対応し、スコアランキングに参加できた。 ---- **音をつなごう!グンペイりば~す♪ 【おとをつなごう!ぐんぺいりばーす】 |ジャンル|音楽×パズル|&amazon(B000GWPECG)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~| |開発元|キューエンタテインメント&br()アート|~| |発売日|2006年10月11日|~| |定価|3,800円(税別)|~| |プレイ人数|1~4人|~| |レーティング|CERO:A (全年齢対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|復活のグンペイ&br;キューらしいポップなテイスト&br;''どの辺が「音をつなごう」?''|~| ***概要(DS) ワンダースワンにて発売され好評を博した『GUNPEY』の続編。基本的なルールは変わりないが、作曲シーケンサ「音のおもちゃばこ」を始め独自の機能を多く追加している。 ***主な特徴(DS) -新ルール「ブレイク」機能が追加された。 --「ブレイク」ルールはラインを消した際に上方に位置するラインが消した分だけ下へと一気に下がっていく。~ これにより、ラインを新たに繋げるコンボテクニックも出来るようになった。 --従来通りの「オリジナル」ルールを選択する事も出来る。 --DSの二画面による二つのフィールドで線を消す「ダブル画面」モードが登場。 --タッチ操作に対応。 -初代グンペイやPS版で見られたキャラクター路線が復活した。 --BGMやキャラクターもそれらを踏襲したものとなっている。 --また、キャラクターごとにラインパネルをランダムで変更する「スロット」、タッチ操作が一切出来なくなる「ノータッチ」などの必殺技が追加された。 -ゲームモードは以下の4つ。 --フロンティア ---好きなキャラを選びライバルたちを倒していく。いわゆる「アーケードモード」。 --エンドレス ---従来通りのゲームオーバーになるまでプレイを続けるモード。 --タイムアタック ---30秒、60秒、90秒の時間内で得点を競う。 --面クリ ---面ごとに決められた数のパネルを消していくモード。 -おまけモード --音のおもちゃばこ ---内蔵シーケンサ「ピコピコマシーン」による作曲シーケンサ機能。~ ゲーム中で集めた音を組み合わせて音楽を作る事が出来る。 ---公式サイトではWEB用のピコピコマシーンもあり、作成した曲を投稿することも出来た。 --ガンピー ---ゲーム中に線を伝って様々なアクションを披露するマスコットキャラ。 ---ゲームをやり込んでいくたびにアクションが増えていく。彼のアクションをひたすら眺めるモードもある。 ---- ***評価点(DS) -グンペイの面白さを損ねていない事。 --「ブレイク」ルールは上述の通り、コンボを繋げていく事ができ爽快感がより増した。 -「音のおもちゃばこ」もおまけながら好評。 ***賛否両論点(DS) -タッチ操作。 --慣れるとボタン操作よりもスピーディにパネルを消していける。 --しかし、従来作に慣れ親しんだプレイヤーからは「オリジナルで熱中度を高める要素の一つとなった「もどかしさ」を完全に薄めてしまい、グンペイならではの面白さを削いでいる」という意見も見られている。 --また、ノータッチもボタン操作のみに徹していれば完全にペナルティにならない要素となってしまっている。 -全体的にかなりカラフルな背景やポップで濃いめのキャラクターデザインとなっており、好みが特に分かれやすい。 ***問題点(DS) -「音をつなごう」というタイトルからリズムゲーム的な要素が付いていると思われがちだが、''実際はゲーム本編にはリズム要素は全然無い。'' --むしろ後発のPSP版『GUNPEY-R』の方が「音をつなごう」のタイトルに相応しいゲームデザインとなっている。 --「音のおもちゃばこ」もゲーム本編と直結していない完全なおまけモードである。 -カラー表示出来るゲーム機だが、『EX』で見られた三色パネルは出てこない。 --これは『GUNPEY-R』も同様。 -一部ステージの背景が見づらい。 ---- ***総評(DS) DSならではの要素がグンペイと噛み合っているかは微妙なところだが、グンペイの面白さそのものは十分健在である。 ---- **GUNPEY-R 【ぐんぺいりばーす】 |ジャンル|音楽×パズル|&amazon(B000GWNBGC)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~| |開発元|キューエンタテインメント&br()アート|~| |発売日|2007年1月11日|~| |定価|4,800円(税別)|~| |プレイ人数|1~2人|~| |レーティング|CERO:A (全年齢対象)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |ポイント|ルミネス風グンペイ&br;オートセーブ無しなのが地味に煩わしい|~| ***概要(PSP) PSP用のグンペイ。従来作と異なり、かなりスタイリッシュな趣きとなっている。~ こちらは海外で先行販売され、高評価を得た。 ***主な特徴(PSP) -移り変わる音楽とスキンをバックにグンペイをプレイする。 --スキンはムービーやレイヤーアニメで表現され、操作音やラインを消した音などが直接バックの音楽にリンクしている。~ つまり『ルミネス』をプレイするような感覚でグンペイをプレイするのである。 -DS版同様、ブレイクルールが導入されている。オリジナルルールでプレイも可能。 -全体的なゲームモードは以下の通り。 --チャレンジ ---スキンを獲得していくモード。 --シングルスキン、ダブルスキン ---手に入れたスキンをバックにしてプレイするモード。ダブルはスキンを切り替えながらプレイする。 --グンペイ10x10 ---PSPのワイド画面を活かした横に長いフィールドでプレイするモード。 --タイムアタック ---60秒、90秒、120秒の時間内で得点を競う。 --VS ---アドホック通信で2人までの対戦を行う。 --クイックスタート ---チャレンジモード・ブレイクルールで即プレイできる。 ***評価点(PSP) -やはりグンペイそのものの面白さは健在。 -最初に一気に読み込むためか、ロード時間がほとんど入らずプレイはかなり快適。 -BGMも良曲揃い。 ***問題点(PSP) -オートセーブ未対応。なので、新スキンを手に入れるたびにセーブを手動で行う必要がある。 -一部スキンはラインが見づらくなる。 ***総評(PSP) ルミネス風味になりながらも、グンペイらしさは健在。
本ページではモノクロ・プレイステーション版『GUNPEY』・たれぱんだとのコラボレーション版『たれぱんだのぐんぺい』・カラー版『GUNPEY EX』(いずれも良作)、DSソフト『音をつなごう!グンペイりば~す♪』(判定無し)、PSPソフト『GUNPEY-R』(良作)について扱っています。 ---- #contents() ---- *GUNPEY 【ぐんぺい】 |ジャンル|アクションパズル|CENTER:&image(61+aKfKHr9L._SL500_AA280_.jpg,width=160)[[高解像度で見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=4576&file=61%2BaKfKHr9L._SL500_.jpg]]| |対応機種|ワンダースワン|~| |メディア|8MbitROMカートリッジ|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|コト|~| |発売日|1999年3月4日|~| |定価|2,980円(税別)|~| |プレイ人数|1~2人|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |備考|WS本体同梱版『20万本突破記念パック』&br;1999年11月11日/5,600円(税抜)|~| ---- **概要 ワンダースワン(以下WS)のローンチタイトルとして発売された、WSでも随一のアクションパズルゲーム。後に据え置き機用としてPS版も発売された。~ 最終的な販売本数は約143,000本で、WS用ソフトとしてはかなりのヒット作である(販売本数は歴代6位)。 監修はゲームボーイの産みの親として知られるゲームクリエイター・横井軍平氏。本作の開発中に事故死してしまったため、本作が氏の遺作となった。 本作はWSを縦に持って遊ぶ、いわゆる「縦持ちスタイル」のゲームである。 ゲームモードは延々と続ける「エンドレス」、決められたパネル数を消していく「ステージ」、全9面をクリアする「ストーリー」、練習に当たる「フリー」、2P対戦など。 **ルール -『テトリス』『ぷよぷよ』に代表される「落ち物ゲーム」とは逆に、パネルが下からせり上がってくるタイプのパズルゲーム。 --「/」「\」「∧」「∨」の4種類のパネルをカーソルで上下に入れ替えて移動させ(左右には移動不可)、縦10マス横5マスのフィールドの左右の壁をラインで繋ぐとラインを構成するパネルが消滅し、消したパネルの枚数に応じて得点が加算される。パネルがフィールドの上端まで到達するとゲームオーバー。 --ラインは途中から枝分かれしていても、それが左右に繋がっていれば消滅させることができる。また、パネルが消滅する際にはゲームの進行が一時停止するが、その間もパネルを移動することが可能で、パネルを「あとづけ」してより多くのパネルを消去することが可能。 ---この消滅中に他のパネルを移動させるシステムは、横井氏が任天堂時代に開発に参加した『[[パネルでポン]]』の「アクティブ連鎖」の発展形といえる。 --ルールはたったこれだけである。しかしながら、そこには時間を忘れて没頭する異常なまでの中毒性を内包している --CMソングも「繋げて消すのがグンペーだ!」の歌詞を連呼するだけというもので、ルールとその中毒性を体現したものであった。 ---- **評価点 -シンプルかつとっつきやすいルールと操作性になっており、ゲーム初心者でも上級者でも手軽に遊べる。 --ルール自体が「ラインを繋げて消す」というだけで、初心者にもわかりやすい。 --また、操作はY1~Y4ボタン(十字ボタンのようなもの)でのカーソル移動とX3ボタンでのパネルの入れ替えだけであり(一応他に2ボタン使うが使用しなくても十分遊べる)これも非常にわかりやすい。操作のテンポも抜群。 -それでいて難易度も非常に練りこまれており、やりこみ度は高い。 --パネルがせり上がってくるスピードは得点の増加と共に徐々に速くなっていく。最終的にはほとんどノータイムでせり上がってくるようになり、一瞬の操作・判断ミスが即ゲームオーバーに繋がるため、長時間のプレイでもほどよい緊張感がある。 --消すだけなら簡単だが、より高得点を狙うとなると「あとづけ」や「離れ技」(ラインが消滅している間に、独立したもう1つのラインを作り、消滅数を増やすテクニック)などの様々なテクニックを駆使する必要がある。&br()ラインを繋げてから消滅するまでの猶予は3秒ほどしかないため、予め後付け・離れ技を行いやすいようにパネルを配置しなければならない。パネルの数が多いとその配置を作り出す際に思わぬところでラインが繋がることもあり、常に考えながらのプレイとなる。 ---他にもパネルが1列に偏ったときの対処など考える場面が多く、なかなかに戦略性が高い。このため簡単なシステムでありながら奥の深いゲーム性になっている。 -前述したようにゲーム自体は非常に簡単なため、初心者でも割と深くまでのめり込むことができる。 --操作しなければならないパネルは多いが、実際に操作できるパネルは1度に1枚ないし2枚だけである。このため慣れてくれば操作はほとんど反射に近くなるので、思考と操作のバランスが取りやすい。 --上述のテクニックも、要は「消えている最中に繋げる」というだけ。実に直感的なため、『ぷよぷよ』のような、上級テクニックとなると少々ハードルが高くなる他のパズルゲームよりも上達しやすくなっているといえるだろう。 **問題点 -対戦プレイにおいて、相手への攻撃となる要素に乏しく、対戦相手のフィールドも見られないため、どちらかと言えば「一人プレイの延長」になってしまっている。 --画面が小さい当時の携帯機のため、相手の状態が見えない仕様自体は当時のパズルゲームでは珍しくない(ゲームボーイ版『テトリス』などでも同様だった)。 --メインの攻撃手段として、一定数のパネルを消すことで「?」で覆われた目隠しが相手エリアに出現するのだが、10枚前後のパネルを消してようやく目隠しが1枚出現する程度でほとんど攻撃にならない(フィールドが50マス、実質的な同時消しの上限は30パネル強なので、送れるのは1回につき3枚程度)。 ---また、目隠しの下にあるパネルを消せば目隠しも一緒に消滅してしまう。目隠しが鬱陶しいと感じたらその部分にパネルを置いてサッと消してしまえばいいだけであるし、そもそもX2ボタンでパネルを能動的にせり上げることができるためいつの間にか画面から消えている事も多く、いわゆる『おじゃまブロック』としてはほとんど機能していない。 --他にも、パネルを消すごとに溜まっていくスペシャルポイント(SP)を消費することで「スペシャル攻撃」が使えるのだが、こちらも『SPが溜まると自動で発動していまい、任意発動ができない』『同時消し量に比例して蓄積量が増えるため、初心者ほど溜まりづらく、上級者ほど溜まりやすい』『そもそもSPの溜まりが遅い((詳細な蓄積量は不明だが、15~20枚の同時消しを4、5回やってようやく1回分溜まる程度で、感覚としてはかなり遅い))』といった問題があり、攻撃手段として難がある。 ---ちなみにキャラクターごとにスペシャル攻撃の種類は固定。ストーリーモードで使えるのは『自エリアの目隠しを全て消去する』技のみ。上記の通り任意で発動できないシステムな上に、目隠しを消すならラインを巻き込んで消せばいいだけなので、ストーリーモードにおけるスペシャル攻撃は「あってもなくても…」というものになってしまっている。 ---なおこのスペシャル攻撃に関しては、後のDS版続編では『一定数以上の同時消しで毎回発動できる』『同時消しの量で4種類の技を使い分けられる(うち3種類は各キャラ共通)』という仕様になっているほか、各キャラ個別のストーリーモードが追加されており、上記の問題点はいずれも解消されている。 -とはいえ、元となるシステム自体が好評&一人プレイがメインのゲームなので、上記の問題点がそこまで大きく取り沙汰されることは殆どない。シリーズ第一作であり、対戦の仕様が練り込まれていないのはある意味仕方がないとも言える。 //↑の1行は、そもそも初代WSグンペイではWS人口が少ないのもあって対人対戦自体がほとんどされていない(筆者もほとんどやったことありません…)ので、一応入れています。必要なければ削除してください ---- **総評 //中毒性が高いという点を推したいのはわかるが、表現がやや誇張しすぎな感があるので修正。 とにもかくにも、止め時を見失い兼ねない程の高い中毒性を誇るゲームである。その中毒性は歴代のパズルゲームでもトップクラスと言っていいほど。~ 携帯機ということで手軽なゲームではあるが、ちょっとした時間の合間のプレイよりも、休日の昼下がりなどに腰を据えてプレイした方が「気付いたらどっぷりハマっている」という本作の醍醐味を味わうことができるだろう。~ 「点と線だけでも面白いゲームは作れる」と語った横井軍平氏の言葉通り、まさに横井氏の哲学である「枯れた技術の水平思考」を体現している。~ 単純でありながら奥の深いそのゲーム性は、老若男女、世代を超えて楽しめるはず。万人にお勧めしたい傑作パズルゲームである。 #co{とにもかくにも中毒性が半端じゃない。やり始めたら止まらない。エンドレスモードを黙々とプレイしていたらいつの間にか数時間経っていた、などということがザラにある。&br()「面白いから何時間もやってしまう」というよりも、「気付いたら何時間もやっていた」という類のゲーム。良作パズルゲームではよく使われる言葉だが、まさに「麻薬ゲー」である。しかしその中毒性は歴代のパズルゲームでもトップクラスだろう。&br()そのため、ある程度時間がある時にプレイする事を推奨したい。手軽なゲームではあるが、どちらかというと通勤時間などに軽くプレイするよりも、休日の昼下がりなどに腰を据えてプレイした方がいいだろう。&br()その方が、「気付いたらどっぷりハマっている」という本作の醍醐味を味わうことができるからである。(もちろん、短時間のプレイでも十分に楽しめる作りになっている)&br()&br()「点と線だけでも面白いゲームは作れる」と語った横井軍平氏の言葉通りの内容で、まさに横井氏の哲学である「枯れた技術の水平思考」を体現している本作。&br()単純でありながら奥の深いそのゲーム性は、老若男女、世代を超えて楽しめるはず。万人にお勧めしたい傑作パズルゲームである。} ---- **余談 -当初はタイトルのカタカナ表記が『ガンピー』となっていた。しかしこれが横井氏の遺作となったため、彼の名前である『グンペイ』が正式名称になった。 -続編にあたる『グンペイ リバース』シリーズがDSとPSPで発売されている。なお、開発は2作ともコトではなくキューエンタテインメント。 ---- *バリエーション **たれぱんだのぐんぺい |ジャンル|アクションパズル|&amazon(B0001PW6KQ)(画像およびリンクは特製同梱版)| |対応機種|ワンダースワン|~| |メディア|8MbitROMカートリッジ|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|トーセ|~| |発売日|1999年12月9日|~| |定価|ソフトのみ 2,980円(税別)&br;特製同梱版 7,600円(税別)|~| |プレイ人数|1~2人|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ***概要(たれぱんだのぐんぺい) 発売当時人気のあったキャラクター「たれぱんだ」とのコラボレーション版。~ たれぱんだのプリントがなされたオリジナルカラーのWS本体同梱版も発売されている。 -OPアニメーションやプレイ中の背景・キャラクター表示など、様々な部分がたれぱんだ仕様に。 --単純にガワを差し替えただけでなく、モード名などのテキストもすべてたれぱんだテイストなひらがな表記になっていたり、BGMも少しスローになっていたりと、細かいところまでうまくアレンジされている。 -ストーリーモードは本バージョンのオリジナルとなっており、ステージを進めていくごとに様々なたれぱんだの可愛らしいアニメーションを見ることができる。 ---- **プレイステーション版 |対応機種|プレイステーション|&amazon(B00005OVBQ)| |メディア|CD-ROM|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|トーセ、吉田山工房|~| |発売日|1999年12月16日|~| |定価|3,800円(税別)|~| |プレイ人数|1~2人|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ***概要(PS) -唯一の据え置き機用作品。 --モード数など基本的な作りはWS版に準じているが据え置き機という事もあり比較的、対人対戦がしやすい。 --中断セーブに対応している。 --エンドレスモードでのゲームオーバー時やレコード画面にてパスワードが表示されており、スコアランキング「グンペイ・全国チャンピオンシップ」に参加することも出来た。 -後にこのPS版をベースにしたアーケード版が2000年に稼働している(販売元はバンプレスト)。 ---- **GUNPEY EX 【ぐんぺい いーえっくす】 |ジャンル|アクションパズル|&amazon(B00014ATII)| |対応機種|ワンダースワンカラー(専用)|~| |メディア|8MbitROMカートリッジ|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|トーセ|~| |発売日|2000年12月9日|~| |定価|2,980円(税別)|~| |プレイ人数|1~2人|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| -新たにカラー専用となった作品。 --ラインパネルが赤・青・緑の3色となり、同色のみでラインを構成させるとボーナスが付き、パネルの点滅時間も長くなる。 --ノンキャラクター路線となり、ストーリーモードが無くなった。代わりにタイムアタックモードが実装されている。 --中断機能が搭載されプレイを気軽に中断できるようになった。また、プレイ中の壁紙を変更する事もできる。 --ワンダーゲートにも対応し、スコアランキングに参加できた。 ---- **音をつなごう!グンペイりば~す♪ 【おとをつなごう!ぐんぺいりばーす】 |ジャンル|音楽×パズル|&amazon(B000GWPECG)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~| |開発元|キューエンタテインメント&br()アート|~| |発売日|2006年10月11日|~| |定価|3,800円(税別)|~| |プレイ人数|1~4人|~| |レーティング|CERO:A (全年齢対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|復活のグンペイ&br;キューらしいポップなテイスト&br;''どの辺が「音をつなごう」?''|~| ***概要(DS) ワンダースワンにて発売され好評を博した『GUNPEY』の続編。基本的なルールは変わりないが、作曲シーケンサ「音のおもちゃばこ」を始め独自の機能を多く追加している。 ***主な特徴(DS) -新ルール「ブレイク」機能が追加された。 --「ブレイク」ルールはラインを消した際に上方に位置するラインが消した分だけ下へと一気に下がっていく。~ これにより、ラインを新たに繋げるコンボテクニックも出来るようになった。 --従来通りの「オリジナル」ルールを選択する事も出来る。 --DSの二画面による二つのフィールドで線を消す「ダブル画面」モードが登場。 --タッチ操作に対応。 -初代グンペイやPS版で見られたキャラクター路線が復活した。 --BGMやキャラクターもそれらを踏襲したものとなっている。 --また、キャラクターごとにラインパネルをランダムで変更する「スロット」、タッチ操作が一切出来なくなる「ノータッチ」などの必殺技が追加された。 -ゲームモードは以下の4つ。 --フロンティア ---好きなキャラを選びライバルたちを倒していく。いわゆる「アーケードモード」。 --エンドレス ---従来通りのゲームオーバーになるまでプレイを続けるモード。 --タイムアタック ---30秒、60秒、90秒の時間内で得点を競う。 --面クリ ---面ごとに決められた数のパネルを消していくモード。 -おまけモード --音のおもちゃばこ ---内蔵シーケンサ「ピコピコマシーン」による作曲シーケンサ機能。~ ゲーム中で集めた音を組み合わせて音楽を作る事が出来る。 ---公式サイトではWEB用のピコピコマシーンもあり、作成した曲を投稿することも出来た。 --ガンピー ---ゲーム中に線を伝って様々なアクションを披露するマスコットキャラ。 ---ゲームをやり込んでいくたびにアクションが増えていく。彼のアクションをひたすら眺めるモードもある。 ---- ***評価点(DS) -グンペイの面白さを損ねていない事。 --「ブレイク」ルールは上述の通り、コンボを繋げていく事ができ爽快感がより増した。 -「音のおもちゃばこ」もおまけながら好評。 ***賛否両論点(DS) -タッチ操作。 --慣れるとボタン操作よりもスピーディにパネルを消していける。 --しかし、従来作に慣れ親しんだプレイヤーからは「オリジナルで熱中度を高める要素の一つとなった「もどかしさ」を完全に薄めてしまい、グンペイならではの面白さを削いでいる」という意見も見られている。 --また、ノータッチもボタン操作のみに徹していれば完全にペナルティにならない要素となってしまっている。 -全体的にかなりカラフルな背景やポップで濃いめのキャラクターデザインとなっており、好みが特に分かれやすい。 ***問題点(DS) -「音をつなごう」というタイトルからリズムゲーム的な要素が付いていると思われがちだが、''実際はゲーム本編にはリズム要素は全然無い。'' --むしろ後発のPSP版『GUNPEY-R』の方が「音をつなごう」のタイトルに相応しいゲームデザインとなっている。 --「音のおもちゃばこ」もゲーム本編と直結していない完全なおまけモードである。 -カラー表示出来るゲーム機だが、『EX』で見られた三色パネルは出てこない。 --これは『GUNPEY-R』も同様。 -一部ステージの背景が見づらい。 ---- ***総評(DS) DSならではの要素がグンペイと噛み合っているかは微妙なところだが、グンペイの面白さそのものは十分健在である。 ---- **GUNPEY-R 【ぐんぺいりばーす】 |ジャンル|音楽×パズル|&amazon(B000GWNBGC)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~| |開発元|キューエンタテインメント&br()アート|~| |発売日|2007年1月11日|~| |定価|4,800円(税別)|~| |プレイ人数|1~2人|~| |レーティング|CERO:A (全年齢対象)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |ポイント|ルミネス風グンペイ&br;オートセーブ無しなのが地味に煩わしい|~| ***概要(PSP) PSP用のグンペイ。従来作と異なり、かなりスタイリッシュな趣きとなっている。~ こちらは海外で先行販売され、高評価を得た。 ***主な特徴(PSP) -移り変わる音楽とスキンをバックにグンペイをプレイする。 --スキンはムービーやレイヤーアニメで表現され、操作音やラインを消した音などが直接バックの音楽にリンクしている。~ つまり『ルミネス』をプレイするような感覚でグンペイをプレイするのである。 -DS版同様、ブレイクルールが導入されている。オリジナルルールでプレイも可能。 -全体的なゲームモードは以下の通り。 --チャレンジ ---スキンを獲得していくモード。 --シングルスキン、ダブルスキン ---手に入れたスキンをバックにしてプレイするモード。ダブルはスキンを切り替えながらプレイする。 --グンペイ10x10 ---PSPのワイド画面を活かした横に長いフィールドでプレイするモード。 --タイムアタック ---60秒、90秒、120秒の時間内で得点を競う。 --VS ---アドホック通信で2人までの対戦を行う。 --クイックスタート ---チャレンジモード・ブレイクルールで即プレイできる。 ***評価点(PSP) -やはりグンペイそのものの面白さは健在。 -最初に一気に読み込むためか、ロード時間がほとんど入らずプレイはかなり快適。 -BGMも良曲揃い。 ***問題点(PSP) -オートセーブ未対応。なので、新スキンを手に入れるたびにセーブを手動で行う必要がある。 -一部スキンはラインが見づらくなる。 ***総評(PSP) ルミネス風味になりながらも、グンペイらしさは健在。

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