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*機動戦士ガンダムSEED 終わらない明日へ 【きどうせんしがんだむしーど おわらないあしたへ】 //原作だと「おわらないあすへ」という読みでしたが、CMだと「あした」だったと思うので、こちらにしております。 |ジャンル|3Dアクションシューティング|&amazon(B0002TY14A)| |対応機種|プレイステーション2|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|ベック|~| |発売日|2004年10月7日|~| |定価|7,140円(税込) |~| |判定|なし|~| |ポイント|ガンダムSEED版『めぐりあい宇宙』&br()操作は『めぐりあい宇宙』から劣化&br()「ZIPS」初出ゲー|~| |>|>|CENTER:''[[ガンダムゲームリンク>ガンダムシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 『[[機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙]]』のシステムを流用したガンダムSEEDゲーム。~ ただし、地上・宇宙戦含めたTVシリーズ全話分のシナリオが収録されている。~ また、ガンダムSEED本編だけでなく外伝『ガンダムSEED ASTRAY』『ガンダムSEED MSV』のキャラ・機体も参戦している。 **モード説明 -ストーリーモード --キラかアスランを選択し、TVシリーズのストーリーを追体験していくモード。 -ミッションモード --各キャラクターごとに用意されたステージをクリアしていくモード。~ 『SEED』本編キャラの他、『ASTRAY』や『MSV』のキャラのステージもある。 -サバイバルモード --敵をどこまで撃破できるかを競うモード。 -対戦モード --読んで字のごとく、2Pとの対戦。 -ギャラリーモード --ゲームのムービーやキャラクターボイスにモビルスーツ、用語解説などを閲覧出来るモード。 ---なお、続編『SEED DESTINY』の放送前であったためか、記述には現在の設定とはいくつか食い違いも見られる。 **特徴 -『めぐりあい宇宙』のシステムを流用しているため、操作感はほぼ同じ。 --ただし、ステージ構成は強制スクロールであった「ルートチューブ」が無くなり、360度動ける「バトルスフィア」のみとなっている。 --また、新たに「パートナーボム」というシステムを取り入れている。これは一種のお助けアイテムであり、戦闘中に発動する事で様々な効果を得られる。 ---パートナーごとにボムの種類が分けられており、出撃前にパートナーを選択する必要もある。 --前述のとおり、宇宙戦だけでなく地上戦や水中戦も収録してありステージの種類が幅広い。 -TVシリーズ放送終了後から1年以上経ってからの発売のため、原作シナリオを完全収録している。 -隠し要素はショップによる購入形式。 **評価点 -原作再現やアクション性の高さなど、『めぐりあい宇宙』での良点をほぼそのまま受け継いでいること。 --パートナーボムはキャラの組み合わせによっては特殊な掛け合いを見ることも出来る。 -『ASTRAY』『MSV』も参戦している関係上、機体の種類が非常に豊富。人気機体はほぼ全て網羅している程。 --本編の機体はもちろん、ガンダムアストレイ・レッド/ブルー/ゴールド((『ASTRAY』の主人公機とライバル機。))やソードカラミティ((カラミティの近接戦闘仕様機。))にフォビドゥンブルー((フォビドゥンをベースにした水陸両用機))といった外伝の人気機体も登場するほか、メビウス((地球連合軍の主力MAだが、MSとは戦力差が大きい。ゲームではなんと核ミサイル搭載型も選択可能。))やプロトジン((ジンの前世代機であり、TV本編でもモブとして登場している。))などザコ機体も使用可能。 -ミッションモードは出撃前に機体を選ぶ事が出来る。これにより、史実ではありえなかった「ストライクガンダムを駆るミゲル・アイマン」なんて光景を楽しむことも可能。 --また、モード選択時に再生されるアニメーションムービーはTM.Revolutionこと西川貴教氏の楽曲『ZIPS』をBGMに『MSV』を始めとする多くのキャラクターたちの動く姿が見られる事から非常に人気が高い。 -サバイバルモードでは最高難易度だとまさかすぎる相手が待っている。一言で言うと''お前らGジェネに帰れ''。 -ボイスパターンが非常に多い。1キャラにつき100種類以上もの台詞が収録されている。 --中には''「おはよう」「おやすみ」「励まし」なんてものまである''。携帯電話に録音して使えと……? -本作の為に新規製作された、アスラン視点で描かれた新規アニメも中々の出来。 --この新規アニメだけでも合計30分近い長さがあり、かなりのボリュームがある。 **問題点 -多少ボリューム不足。 --ストーリーモードはキラ視点とアスラン視点の二つがあるとはいえ、やることやステージ数は大体同じ。 --ミッションモードは各パイロット一人につきワンステージのみとかなり寂しい。ムービーもなく鮮明な一枚絵のみ。 ---代わりなのか、ステージ前後にそれぞれのキャラクターたちによる掛け合いを聴ける。 -粗探しレベルではあるものの、機体とキャラのチョイスにやや難がある。 --開発時期の関係だったのか、外伝『X ASTRAY』に登場したドレッドノートガンダムとハイペリオンガンダムが出演しているにも拘らず、そのパイロットであるプレア・レヴェリーとカナード・パルスはアニメムービーだけにしか登場しない。 ---この二人については後に発売されたゲームでようやく声がついた。 --この二人に限らず、リジェネレイトガンダムなどムービーには登場しているのみゲームでは使えない機体もある。 -操作の劣化。 --上述の通り、PS2『めぐりあい宇宙』のシステムをベースにしているのだが、「ロックオン」「使用武器の切り替え」「シールド防御」については、操作性が劣化している。 --ロックオンは「ボタンを押して攻撃対象のサーチ」ができず、わざわざカメラを移動させて自力でロックオンサイトに収めなければならない。 --武器は対象との距離によって自動で切り替わるので、使いたい武器を任意で選ぶことはできない。 --シールドは自機を後退させないと構えることができない。但し後退しない状態でもシールド部分に被弾したら効果が表れるようになっている。 --簡略化することで遊びやすくしたかったのかもしれないが、結果的に「ロックオン対象、使用武器、シールド防御は任意かつスムーズに行いたい」というプレイヤーにはストレスが溜まるだけの変更点になっている。 -パートナーボムの発動カットが微妙。 --『Gジェネレーション』シリーズのカットインを使い回しているせいか、台詞とカットインが合っていない事が多い。また、スキップができない事もあり、テンポが悪く感じる。 **総評 元々の作品が良作との評判があるためか、それを元にした本作品も元々の良さを殺すことなく纏められている。~ 多少ボリュームが寂しい点もあるものの、ガンダムSEED好きならやってみる価値は十分にあるだろう。 **余談 -雑誌で追加データ入りのディスクが有料販売された。 --追加機体はガンダムアストレイ・ブルーフレームセカンドGと、ジャン・キャリー専用M1アストレイの2機。&bold(){…追加にする必要性はあったのだろうか?}
*機動戦士ガンダムSEED 終わらない明日へ 【きどうせんしがんだむしーど おわらないあしたへ】 //原作だと「おわらないあすへ」という読みでしたが、CMだと「あした」だったと思うので、こちらにしております。 |ジャンル|3Dアクションシューティング|&amazon(B0002TY14A)| |対応機種|プレイステーション2|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|ベック|~| |発売日|2004年10月7日|~| |定価|7,140円(税込) |~| |判定|なし|~| |ポイント|ガンダムSEED版『めぐりあい宇宙』&br()操作は『めぐりあい宇宙』から劣化&br()「ZIPS」初出ゲー|~| |>|>|CENTER:''[[ガンダムゲームリンク>ガンダムシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 『[[機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙]]』のシステムを流用したガンダムSEEDゲーム。~ ただし、地上・宇宙戦含めたTVシリーズ全話分のシナリオが収録されている。~ また、ガンダムSEED本編だけでなく外伝『ガンダムSEED ASTRAY』『ガンダムSEED MSV』のキャラ・機体も参戦している。 **モード説明 -ストーリーモード --キラかアスランを選択し、TVシリーズのストーリーを追体験していくモード。 -ミッションモード --各キャラクターごとに用意されたステージをクリアしていくモード。~ 『SEED』本編キャラの他、『ASTRAY』や『MSV』のキャラのステージもある。 -サバイバルモード --敵をどこまで撃破できるかを競うモード。 -対戦モード --読んで字のごとく、2Pとの対戦。 -ギャラリーモード --ゲームのムービーやキャラクターボイスにモビルスーツ、用語解説などを閲覧出来るモード。 ---なお、続編『SEED DESTINY』の放送前であったためか、記述には現在の設定とはいくつか食い違いも見られる。 **特徴 -『めぐりあい宇宙』のシステムを流用しているため、操作感はほぼ同じ。 --ただし、ステージ構成は強制スクロールであった「ルートチューブ」が無くなり、360度動ける「バトルスフィア」のみとなっている。 --また、新たに「パートナーボム」というシステムを取り入れている。これは一種のお助けアイテムであり、戦闘中に発動する事で様々な効果を得られる。 ---パートナーごとにボムの種類が分けられており、出撃前にパートナーを選択する必要もある。 --前述のとおり、宇宙戦だけでなく地上戦や水中戦も収録してありステージの種類が幅広い。 -TVシリーズ放送終了後から1年以上経ってからの発売のため、原作シナリオを完全収録している。 -隠し要素はショップによる購入形式。 **評価点 -原作再現やアクション性の高さなど、『めぐりあい宇宙』での良点をほぼそのまま受け継いでいること。 --パートナーボムはキャラの組み合わせによっては特殊な掛け合いを見ることも出来る。 -『ASTRAY』『MSV』も参戦している関係上、機体の種類が非常に豊富。人気機体はほぼ全て網羅している程。 --本編の機体はもちろん、ガンダムアストレイ・レッド/ブルー/ゴールド((『ASTRAY』の主人公機とライバル機。))やソードカラミティ((カラミティの近接戦闘仕様機。))にフォビドゥンブルー((フォビドゥンをベースにした水陸両用機))といった外伝の人気機体も登場するほか、メビウス((地球連合軍の主力MAだが、MSとは戦力差が大きい。ゲームではなんと核ミサイル搭載型も選択可能。))やプロトジン((ジンの前世代機であり、TV本編でもモブとして登場している。))などザコ機体も使用可能。 -ミッションモードは出撃前に機体を選ぶ事が出来る。これにより、史実ではありえなかった「ストライクガンダムを駆るミゲル・アイマン」なんて光景を楽しむことも可能。 --また、モード選択時に再生されるアニメーションムービーはTM.Revolutionこと西川貴教氏の楽曲『ZIPS』をBGMに『MSV』を始めとする多くのキャラクターたちの動く姿が見られる事から非常に人気が高い。 -サバイバルモードでは最高難易度だとまさかすぎる相手が待っている。一言で言うと''お前らGジェネに帰れ''。 -ボイスパターンが非常に多い。1キャラにつき100種類以上もの台詞が収録されている。 --中には''「おはよう」「おやすみ」「励まし」なんてものまである''。携帯電話に録音して使えと……? -本作の為に新規製作された、アスラン視点で描かれた新規アニメも中々の出来。 --この新規アニメだけでも合計30分近い長さがあり、かなりのボリュームがある。 **問題点 -多少ボリューム不足。 --ストーリーモードはキラ視点とアスラン視点の二つがあるとはいえ、やることやステージ数は大体同じ。 --ミッションモードは各パイロット一人につきワンステージのみとかなり寂しい。ムービーもなく鮮明な一枚絵のみ。 ---代わりなのか、ステージ前後にそれぞれのキャラクターたちによる掛け合いを聴ける。 -粗探しレベルではあるものの、機体とキャラのチョイスにやや難がある。 --開発時期の関係だったのか、外伝『X ASTRAY』に登場したドレッドノートガンダムとハイペリオンガンダムが出演しているにも拘らず、そのパイロットであるプレア・レヴェリーとカナード・パルスはアニメムービーだけにしか登場しない。 ---この二人については後に発売されたゲームでようやく声がついた。 --この二人に限らず、リジェネレイトガンダムなどムービーには登場しているのみゲームでは使えない機体もある。 -操作の劣化。 --上述の通り、PS2『めぐりあい宇宙』のシステムをベースにしているのだが、「ロックオン」「使用武器の切り替え」「シールド防御」については、操作性が劣化している。 --ロックオンは「ボタンを押して攻撃対象のサーチ」ができず、わざわざカメラを移動させて自力でロックオンサイトに収めなければならない。 --武器は対象との距離によって自動で切り替わるので、使いたい武器を任意で選ぶことはできない。 --シールドは自機を後退させないと構えることができない。但し後退しない状態でもシールド部分に被弾したら効果が表れるようになっている。 --簡略化することで遊びやすくしたかったのかもしれないが、結果的に「ロックオン対象、使用武器、シールド防御は任意かつスムーズに行いたい」というプレイヤーにはストレスが溜まるだけの変更点になっている。 -パートナーボムの発動カットが微妙。 --『Gジェネレーション』シリーズのカットインを使い回しているせいか、台詞とカットインが合っていない事が多い。また、スキップができない事もあり、テンポが悪く感じる。 **総評 元々の作品が良作との評判があるためか、それを元にした本作品も元々の良さを殺すことなく纏められている。~ 多少ボリュームが寂しい点もあるものの、ガンダムSEED好きならやってみる価値は十分にあるだろう。 **余談 -雑誌で追加データ入りのディスクが有料販売された。 --追加機体はガンダムアストレイ・ブルーフレームセカンドGと、ジャン・キャリー専用M1アストレイの2機。&bold(){…追加にする必要性はあったのだろうか?}

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