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//「批評点」と言う項目を「記事の書き方」のページに倣い「特徴」「評価点」「問題点」に分離しました(15/07/12) *いざ! かけあがれ! タワーオブゴッド 【いざ かけあがれ たわーおぶごっど】 |ジャンル|横スクロールジャンプアクション|~| |対応機種|ニンテンドーDS(ニンテンドーDSiウェア)|~| |発売・開発元|トムクリエイト|~| |配信開始日|2010年8月4日|~| |価格|200DSiポイント|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|1箇所|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|塔の頂点目指してジャンプアクション&br()値段に対するボリュームは多め&br;操作性にやや難あり|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 定期的にニンテンドーDS(3DS)のダウンロードソフト配信を行っているトムクリエイトがリリースした一作。~ 呪われた体を持つ男が、己の呪縛を解放する為に「神が造りし塔(タワーオブゴッド)」の頂点を目指していくというストーリー設定。塔の頂点にて彼を待ち受けるものは、実際にプレイして確かめて欲しい。 ジャンル的には横スクロールアクションゲームだが、題材の関係上「ジャンプなどの操作を駆使して上方向へと進んでいく」という局面が多い。~ オートセーブ方式。DS本体の上下二画面が繋がった状態でのゲーム表示となる。 **特徴 -上へと進むアクションゲーム。 --従来の横移動がメインのアクションゲームとは異なり、本作は「ジャンプと飛行を駆使し、ゴール(光の扉)へと昇っていく」事に特化した内容である。 ---自機は呪いのせいで何もしなくともライフゲージが減っていく体質であるが故に、あまりにもマイペースに進むのは自殺行為となり、それ相当のスピードプレイを求められる。 ---前知識なしの適当な操作だけで本作をプレイするのはご法度。下記の特性を理解し「どのタイミングで通常・飛行モードを使い分けていくのか」が本作の醍醐味となる。 -一長一短の通常・飛行モード。 --操作の手間はかかるがエコロジーな通常モード。 ---当然ながら飛行ができない通常モードにおいては、手間のかかる操作で先に進まなければならず、必然的にクリア時間が長引いてしまう。 ---しかし、通常モードのライフゲージ消耗率は大人しい為、「手間がかかってもライフゲージの消費を抑えられる」というメリットもある。 --利便性に優れるが燃費の悪い飛行モード。 ---単純に移動性能的に見ると通常モードよりも飛行モードの方が優れているが、飛行中のライフゲージ消費が半端なく激しい為、無駄な飛行モードの多用は確実に死へと近づいてしまう。 ---飛行モード中に刃などのダメージをもらってしまうと、「時間経過とダメージによる致命的なライフゲージ消費 + 地形の下へと転落(タイムロス)」により、ほぼクリアが絶望的となる。 ---ステージによっては「飛行モードでないと先に進めない」場面に遭遇する。もし、そこでライフゲージが風前の灯状態だと…。 ---一見では安定した地形が配置されている場面でも、「飛行モードによるショートカット」を利用して、規格外なスピードクリアができてしまうステージもある。もちろん使い誤ると地獄を見るが…。 -ミステリアスなグラフィック・BGM周り。 --シンプルな気もあるが、暗黒質でありながらも見やすいグラフィックはいい感じ。 ---意図的に周囲を見えにくくしている仕掛け(見えない仕掛けなど)が配置されているステージを除き、視覚的どこに何があるのかが判断しやすい外見となっている。 --緊張感漂うBGMも雰囲気に合っている。 ---楽曲自体は流用ばかりであるものの、メインBGMの怪しげなノリがゲームを盛り上げてくれる。ライフゲージが少なくなると、緊張感溢れる楽曲に切り替わる演出もスリル感に拍車をかける。 --いかにも「呪われてます」的な主人公の容姿。 ---全身青い肌・赤い髪というスタイルであり、一見ではゾンビにしかみえない不気味さを漂わせる。しかし、容姿自体はなかなかのイケメンであり「呪われながら移動・飛行する様」がかっこいい。 ***主なルール -ゲームの流れ。 --男(以下:自機)を操作し、各ステージに配置された「光の扉」までたどり着けばステージクリアとなる。 ---特定ステージの開始前には、ゲーム内のチュートリアルを兼ねたストーリーイベントが発生する(スキップ可能)。 ---本作のスクロールは上下しかせず、一切の左右スクロールはない。光の扉は必ずステージの上方向てっぺんに配置されている為、ひたすらに上へと進む行動が求められる。 ---ステージクリアをすると、該当ステージのクリア時間・及び全ステージ総合のクリア時間が記録される。&br()下記のライフゲージ制限はあるものの、制限時間は設けられていない。高嶺を目指す意味で最短クリアを目指しておきたい。 --本作は「通常モード」と「飛行モード」の各モードを使い分け、自機の性能を変化させるシステムを採用している。 ---通常モードは一般的なアクションゲームと同様、「移動とジャンプがメイン」の操作性となる。 ---飛行モードは「飛行により多方面の行動ができる」操作性となる。通常モードに比べ移動範囲の自由度が高い反面、このモード限定のデメリットも持つ(下記の副作用・ミス条件の項参考)。 --全40ステージ構成。一度プレイしたステージは、ステージセレクトにて何度でも再チャレンジが可能。 -呪いの副作用・ミス条件について。 --本作の自機は常に呪いがかかっており、余計な行動は命取りとなってしまう。 ---上画面上部に「ライフゲージ」があり、時間経過にて段々と消費されてしまう。これがなくなるとゲームオーバーとなる。 ---ステージ内に仕掛けられた敵や刃に自機が触れると、ライフゲージが多めに消費されるダメージペナルティ。 ---飛行モード状態だと、時間経過によるライフゲージ消費が倍増する危険を伴う。また、飛行時にダメージをもらうと、飛行不能となり地面に落下してしまうペナルティ。 ---特定ステージに登場する浸水・業火に飲み込まれるか、最終ゲートを通過できないと即ゲームオーバー。 ---パワーストーンを取得する事で、ライフゲージを若干量回復できる。 -操作系統。 --通常モード時の操作。 ---十字ボタン左右で左右移動。 ---Aボタンでジャンプ動作。ボタンの押す長さによってジャンプ力が変わる。 ---「自機をジャンプさせ、自機頭上が"小さいブロック"に接した状態」にて十字ボタン上で小ブロックにしがみつける動作。&br()しがみついた状態でさらに上を押すと、小ブロックの上位置に昇れる。&br()しがみついた状態で下を押すと、小ブロックの下位置へと落下できる。 ---Xボタンで飛行モードへと切り替える。但し、自機が宙に浮いている状態では無効となる。 --飛行モード時の操作。 ---自機が地面に接している状態においては、十字ボタン左右で左右移動。飛行時においては左右移動調整も兼ねる。 ---Aボタンで飛行動作。ボタンを押しっぱなしにすれば上方向への飛行ができる。 ---Xボタンで通常モードへと切り替える。地上・空中のいずれかの状態でも切り替え可能。 -仕掛けについて。 --本作には以下の様々な仕掛けが各ステージに配置されている。 ---「小さいブロック」…ステージ1から登場。自機をこれにしがみつけさせる。詳細は上記の操作系統の項参照。 ---「滑る床」…ステージ3から登場。自機がこの床に移動すると、極度に滑りやすくなる。 ---「敵」…ステージ4から登場。大きく分けると「スライム」「大蜘蛛」「ローパー(2種類)」がいる。自機がこれに触れるとライフゲージ消費。倒す手段はない。 ---「刃」…ステージ5から登場。ステージによっては「宙に浮く刃」「動く刃」「壁から出入りする刃」も存在する。自機がこれに触れるとライフゲージ消費。 ---「崩れる床」…ステージ6から登場。自機がこれを踏むと崩れてしまう。崩れた床は時間経過で元に戻る。小さいブロックと同様に床へのしがみつきが可能だが、すぐに崩れるので無意味。 ---「パワーストーン」…ステージ7から登場。取得するとライフゲージを特定量回復する。複数の種類あり。 ---「移動する床」…ステージ8から登場。常に特定方向へと移動している床。小さいブロックと同様に床へのしがみつきが可能。 ---「消える床」…ステージ8から登場。時間経過により出現と消失を繰り返す床。 ---「光の扉」…全ステージに登場。自機がこれに触れるとステージクリア。 --一部仕掛けは特定のステージ限定で登場する場面がある。以下詳細。 ---「洪水」…ステージ21~23限定で登場。下から侵食し、徐々に上方向へとせり上がってくる。自機がこれに飲み込まれるとゲームオーバー。 ---「見えない仕掛け」…ステージ27~29限定で登場。通常では見えない仕掛けがあり、時間経過で放たれる光によって少しだけ仕掛けの位置が見えてくる。 ---「凍った床」…ステージ30~32限定で登場。滑る床同様、自機が滑りやすくなってしまう床。ステージのほぼ全域に敷き詰められている。 ---「業火」…ステージ33~35と40(最終)限定で登場。下から燃え上がり、徐々に上方向へとせりあがってくる。自機がこれに飲み込まれるとゲームオーバー。洪水とほぼ同じ内容の仕掛け。 ---「暗闇」…ステージ36~39限定で登場。画面が真っ暗闇となり、著しく周囲の視野が狭まってしまう。自機周辺に照らされた僅かな明かりだけが視野確保の範囲となる。 ---「最終ゲート」…ステージ40(最終)限定で登場。ステージが始まってから特定時間経過すると閉じられてしまう。ゲートを通過できないと詰み(ゲームオーバー)となる。 **評価点 -200円相当としてはボリュームが多め。 --値段の割には全40ステージもあり、全ステージクリアを目指すならばそこそこのプレイ時間を要するだろう。 ---総合的な難易度はやや高めだが、仕掛けなどが絶妙に配置されており「難しくはあるが、決して理不尽ではない」という上質なゲームバランスとなっている。 ---各ステージがやや短めの構造であるが故に、繰り返しプレイの負担が少ない。また、操作ミスでクリア不能になってしまっても、該当ステージを即リトライできる機能も搭載されているのも嬉しい。 **問題点 -操作性にやや難がある。 --特に非難を浴びやすい点としては「通常モードにおける、小さいブロックのしがみつき動作のし辛さ」にある。 ---ジャンプの微調整が妙に効きにくいせいで、「''しがみつき位置がしょっちゅうずれてしまい、自機の頭上に小ブロックに激突する''」という事態になりやすい。 ---特に後半ステージでは「小ブロックの連続配置による、迅速なる"しがみつき"の繰り返し」が要求される場面もある為、この"しがみつきにくい"仕様がじわじわとストレスになってくる。 --それ以外での操作性に不備は特にないが、強いていえば「飛行モード時における飛行調整のクセがある」といった点が挙げられる((といっても、これに関してはまだ"クセ"として割り切れるレベルであり、深刻なまでに操作が難しい程ではない。))。 **総評 適度に難しい難易度と、通常・飛行モードを使い分けるシステムが面白い一作。難点が全くない訳ではないが、200円相当としては値段以上の価値がある作品ではないだろうか。
//「批評点」と言う項目を「記事の書き方」のページに倣い「特徴」「評価点」「問題点」に分離しました(15/07/12) *いざ! かけあがれ! タワーオブゴッド 【いざ かけあがれ たわーおぶごっど】 |ジャンル|横スクロールジャンプアクション|~| |対応機種|ニンテンドーDS(ニンテンドーDSiウェア)|~| |発売・開発元|トムクリエイト|~| |配信開始日|2010年8月4日|~| |価格|200DSiポイント|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|1箇所|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|塔の頂点目指してジャンプアクション&br()値段に対するボリュームは多め&br;操作性にやや難あり|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 定期的にニンテンドーDS(3DS)のダウンロードソフト配信を行っているトムクリエイトがリリースした一作。~ 呪われた体を持つ男が、己の呪縛を解放する為に「神が造りし塔(タワーオブゴッド)」の頂点を目指していくというストーリー設定。塔の頂点にて彼を待ち受けるものは…? ジャンル的には横スクロールアクションゲームだが、題材の関係上「ジャンプなどの操作を駆使して上方向へと進んでいく」という局面が多い。~ オートセーブ方式。DS本体の上下二画面が繋がった状態でのゲーム表示となる。 ---- **特徴 -上へと進むアクションゲーム。 --従来の横移動がメインのアクションゲームとは異なり、本作は「ジャンプと飛行を駆使し、ゴール(光の扉)へと昇っていく」事に特化した内容である。 ---自機は呪いのせいで何もしなくともライフゲージが減っていく体質であるが故に、あまりにもマイペースに進むのは自殺行為となり、それ相当のスピードプレイを求められる。 ---前知識なしの適当な操作だけで本作をプレイするのはご法度。下記の特性を理解し「どのタイミングで通常・飛行モードを使い分けていくのか」が本作の醍醐味となる。 -一長一短の通常・飛行モード。 --操作の手間はかかるがエコロジーな通常モード。 ---当然ながら飛行ができない通常モードにおいては、手間のかかる操作で先に進まなければならず、必然的にクリア時間が長引いてしまう。 ---しかし、通常モードのライフゲージ消耗率は大人しい為、「手間がかかってもライフゲージの消費を抑えられる」というメリットもある。 --利便性に優れるが燃費の悪い飛行モード。 ---単純に移動性能的に見ると通常モードよりも飛行モードの方が優れているが、飛行中のライフゲージ消費が半端なく激しい為、無駄な飛行モードの多用は確実に死へと近づいてしまう。 ---飛行モード中に刃などのダメージをもらってしまうと、「時間経過とダメージによる致命的なライフゲージ消費 + 地形の下へと転落(タイムロス)」により、ほぼクリアが絶望的となる。 ---ステージによっては「飛行モードでないと先に進めない」場面に遭遇する。もし、そこでライフゲージが風前の灯状態だと…。 ---一見では安定した地形が配置されている場面でも、「飛行モードによるショートカット」を利用して、規格外なスピードクリアができてしまうステージもある。もちろん使い誤ると地獄を見るが…。 ***主なルール -ゲームの流れ --男(以下:自機)を操作し、各ステージに配置された「光の扉」までたどり着けばステージクリアとなる。 ---特定ステージの開始前には、ゲーム内のチュートリアルを兼ねたストーリーイベントが発生する(スキップ可能)。 ---本作のスクロールは上下しかせず、一切の左右スクロールはない。光の扉は必ずステージの上方向てっぺんに配置されている為、ひたすらに上へと進む行動が求められる。 ---ステージクリアをすると、該当ステージのクリア時間・及び全ステージ総合のクリア時間が記録される。&br()下記のライフゲージ制限はあるものの、制限時間は設けられていない。高嶺を目指す意味で最短クリアを目指しておきたい。 --本作は「通常モード」と「飛行モード」の各モードを使い分け、自機の性能を変化させるシステムを採用している。 ---通常モードは一般的なアクションゲームと同様、「移動とジャンプがメイン」の操作性となる。 ---飛行モードは「飛行により多方面の行動ができる」操作性となる。通常モードに比べ移動範囲の自由度が高い反面、このモード限定のデメリットも持つ(下記の副作用・ミス条件の項参考)。 --全40ステージ構成。一度プレイしたステージは、ステージセレクトにて何度でも再チャレンジが可能。 -呪いの副作用・ミス条件について --本作の自機は常に呪いがかかっており、余計な行動は命取りとなってしまう。 ---上画面上部に「ライフゲージ」があり、時間経過にて段々と消費されてしまう。これがなくなるとゲームオーバーとなる。 ---ステージ内に仕掛けられた敵や刃に自機が触れると、ライフゲージが多めに消費されるダメージペナルティ。 ---飛行モード状態だと、時間経過によるライフゲージ消費が倍増する危険を伴う。また、飛行時にダメージをもらうと、飛行不能となり地面に落下してしまうペナルティ。 ---特定ステージに登場する浸水・業火に飲み込まれるか、最終ゲートを通過できないと即ゲームオーバー。 ---パワーストーンを取得する事で、ライフゲージを若干量回復できる。 -操作系統。 --通常モード時の操作 ---十字ボタン左右で左右移動。 ---Aボタンでジャンプ動作。ボタンの押す長さによってジャンプ力が変わる。 ---「自機をジャンプさせ、自機頭上が"小さいブロック"に接した状態」にて十字ボタン上で小ブロックにしがみつける動作。&br()しがみついた状態でさらに上を押すと、小ブロックの上位置に昇れる。&br()しがみついた状態で下を押すと、小ブロックの下位置へと落下できる。 ---Xボタンで飛行モードへと切り替える。但し、自機が宙に浮いている状態では無効となる。 --飛行モード時の操作。 ---自機が地面に接している状態においては、十字ボタン左右で左右移動。飛行時においては左右移動調整も兼ねる。 ---Aボタンで飛行動作。ボタンを押しっぱなしにすれば上方向への飛行ができる。 ---Xボタンで通常モードへと切り替える。地上・空中のいずれかの状態でも切り替え可能。 -仕掛けについて --本作には以下の様々な仕掛けが各ステージに配置されている。 ---「小さいブロック」…ステージ1から登場。自機をこれにしがみつけさせる。詳細は上記の操作系統の項参照。 ---「滑る床」…ステージ3から登場。自機がこの床に移動すると、極度に滑りやすくなる。 ---「敵」…ステージ4から登場。大きく分けると「スライム」「大蜘蛛」「ローパー(2種類)」がいる。自機がこれに触れるとライフゲージ消費。倒す手段はない。 ---「刃」…ステージ5から登場。ステージによっては「宙に浮く刃」「動く刃」「壁から出入りする刃」も存在する。自機がこれに触れるとライフゲージ消費。 ---「崩れる床」…ステージ6から登場。自機がこれを踏むと崩れてしまう。崩れた床は時間経過で元に戻る。小さいブロックと同様に床へのしがみつきが可能だが、すぐに崩れるので無意味。 ---「パワーストーン」…ステージ7から登場。取得するとライフゲージを特定量回復する。複数の種類あり。 ---「移動する床」…ステージ8から登場。常に特定方向へと移動している床。小さいブロックと同様に床へのしがみつきが可能。 ---「消える床」…ステージ8から登場。時間経過により出現と消失を繰り返す床。 ---「光の扉」…全ステージに登場。自機がこれに触れるとステージクリア。 --一部仕掛けは特定のステージ限定で登場する場面がある。以下詳細。 ---「洪水」…ステージ21~23限定で登場。下から侵食し、徐々に上方向へとせり上がってくる。自機がこれに飲み込まれるとゲームオーバー。 ---「見えない仕掛け」…ステージ27~29限定で登場。通常では見えない仕掛けがあり、時間経過で放たれる光によって少しだけ仕掛けの位置が見えてくる。 ---「凍った床」…ステージ30~32限定で登場。滑る床同様、自機が滑りやすくなってしまう床。ステージのほぼ全域に敷き詰められている。 ---「業火」…ステージ33~35と40(最終)限定で登場。下から燃え上がり、徐々に上方向へとせりあがってくる。自機がこれに飲み込まれるとゲームオーバー。洪水とほぼ同じ内容の仕掛け。 ---「暗闇」…ステージ36~39限定で登場。画面が真っ暗闇となり、著しく周囲の視野が狭まってしまう。自機周辺に照らされた僅かな明かりだけが視野確保の範囲となる。 ---「最終ゲート」…ステージ40(最終)限定で登場。ステージが始まってから特定時間経過すると閉じられてしまう。ゲートを通過できないと詰み(ゲームオーバー)となる。 ---- **評価点 -ミステリアスなグラフィック・BGM周り。 --シンプルな気もあるが、暗黒質でありながらも見やすいグラフィックはいい感じ。 ---意図的に周囲を見えにくくしている仕掛け(見えない仕掛けなど)が配置されているステージを除き、視覚的どこに何があるのかが判断しやすい外見となっている。 --緊張感漂うBGMも雰囲気に合っている。 ---楽曲自体は流用ばかりであるものの、メインBGMの怪しげなノリがゲームを盛り上げてくれる。ライフゲージが少なくなると、緊張感溢れる楽曲に切り替わる演出もスリル感に拍車をかける。 --いかにも「呪われてます」的な主人公の容姿。 ---全身青い肌・赤い髪というスタイルであり、一見ではゾンビにしかみえない不気味さを漂わせる。しかし、容姿自体はなかなかのイケメンであり「呪われながら移動・飛行する様」がかっこいい。 -200円相当としてはボリュームが多め。 --値段の割には全40ステージもあり、全ステージクリアを目指すならばそこそこのプレイ時間を要するだろう。 ---総合的な難易度はやや高めだが、仕掛けなどが絶妙に配置されており「難しくはあるが、決して理不尽ではない」という上質なゲームバランスとなっている。 ---各ステージがやや短めの構造であるが故に、繰り返しプレイの負担が少ない。また、操作ミスでクリア不能になってしまっても、該当ステージを即リトライできる機能も搭載されているのも嬉しい。 ---- **問題点 -操作性にやや難がある。 --特に非難を浴びやすい点としては「通常モードにおける、小さいブロックのしがみつき動作のし辛さ」にある。 ---ジャンプの微調整が妙に効きにくいせいで、「''しがみつき位置がしょっちゅうずれてしまい、自機の頭上に小ブロックに激突する''」という事態になりやすい。 ---特に後半ステージでは「小ブロックの連続配置による、迅速なる"しがみつき"の繰り返し」が要求される場面もある為、この"しがみつきにくい"仕様がじわじわとストレスになってくる。 --それ以外での操作性に不備は特にないが、強いていえば「飛行モード時における飛行調整のクセがある」といった点が挙げられる。 ---といっても、これに関してはまだ"クセ"として割り切れるレベルであり、深刻なまでに操作が難しい程ではない。 ---- **総評 ミステリアスな演出や適度に難しい難易度、通常・飛行モードを使い分けるシステムが面白い一作。~ 難点が全くない訳ではないが、200円相当としては値段以上の価値がある作品ではないだろうか。

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