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*ワールド・ネバーランド ~ナルル王国物語~
【わーるど・ねばーらんど なるるおうこくものがたり】
|ジャンル|架空生活体験シミュレーション|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/51BvvMpcIDL.jpg,width=160)|
|対応機種|プレイステーション・ポータブル|~|
|発売・開発元|アルティ|~|
|発売日|パッケージ版:2012年6月14日&br;ダウンロード版:2010年11月18日|~|
|定価|パッケージ版:3,990円(税込)&br;ダウンロード版:3,800円→価格改定後:2,800円|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|久しぶりのオフラインタイトルの新作&br;パッケージ版が事実上の完全版|~|
|>|>|CENTER:''[[ワールド・ネバーランドシリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
架空生活体験シミュレーション・ワーネバシリーズの一作で、ナンバリングはされていないが実質『ワーネバ3』と呼べるタイトル(オンライン作品である『ゼーン』などは除く)。~
アルティ製初となるオフライン作品であり、シリーズ初のDLCを取り入れた作品でもある。
当初はPS Storeダウンロード専売タイトルとして発売され、後にDLCを無料・有料一括込みにしたUMDパッケージ版が発売されたという、コンシューマータイトルとしては少し変わった経緯を持つ(続編『ククリア王国物語』もこの方式を取っている)。~
ダウンロード版は「パワーアップキット(以下PU)」と呼ばれるアップデートを3回導入しており、パッケージ版はこのPU版をベースとしている。
**前作までとの違い
-前作『2』で言う武術組織ショルグは「ティルグ」、仕事組織ウルグは「エルグ」となっている。
--また、本作では『オルルド王国物語』以来の王政国家となっている。
-カレンダーの一週間の週期が5日から4日に変わり、一日の時間も少し長くなった。
-プレイヤーキャラクターの容姿を変更できるようになった。
--ただし、髪型・髪色・ヒゲと眼鏡の有無程度。また、有料DLCで別途購入する必要がある。
--これに合わせてか、顔グラフィックもあらかじめ用意された一枚絵イラストからドット絵によるモンタージュ形式となっている。
-夜になったら自宅のベッドに入る事で朝まで時間をスキップ出来るようになった。
-タンスの構造が変わり、自分専用スペースと家族共有スペースなどが出来た。
-自動移動が可能となった。
--ただし、当初は自宅への自動帰宅のみで他の場所へ行きたいのなら有料DLCを以下略。
-個人商店は酒場の経営権一本に絞られた。
-結婚時の所持金交換や分け与えなどが一切無くなった。
-武術用の技の取得方式が変わり、知人からの伝授へとなった。
--パラメータアップも前作までの手動から自動に変更。
-教会でのお祈りがスピリットの訓練効果からストレス回復に変わった。
-子供時代専用のイベントが用意された。
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**評価点
-キャラの性格によって一人称や語尾が変わるようになった。
-NPCとの会話に大幅なバリエーションが増えるなど強化された他、向こう側から積極的に話しかけてくれるようになった。
-マップが前作の2倍以上とかなり広くなり、各エリアマップも固定方式からスクロール方式に変わった。
--その広さゆえに船という形でショートカットルートも存在する。
-テーブルを調べる事で食事が出来るようになった。家族揃っての食事もできる。
**賛否両論点
-ミニキャラや背景などドット絵の画風が変わり全体的にアニメチックになっている。
--元々、グラフィックで売るゲームではないのだが旧作ファンの賛否も見られている。とはいえ、描き込みそのものは緻密。
-デートなど恋人や友人との会話が長くなった。結婚までいくに繰り返す頻度も多くなった。
--前作までは割とあっさり気味だったが、比較的早めに結婚出来るという利点もあった。
-DLC
--メニュー画面にあからさまな空白があるなど、内容的にDLCというよりはアンロックに近い。
--前作にあったどこでもステータス画面が見られる機能などもDLCとなっている。
---とはいえ無料なので財布の負担は一切無い。体験版用の機能制限と考えるべきか。
--特にパッケージ版ではDLCを全て導入しているため、実質パッケージ版を買ったほうが経済的に優しくプレイにも便利な状態となってしまっている。
---ダウンロード版はPSPgoやPSVitaでもプレイ可能など、利点もあるので決して無駄ではないのだが。~
また、パッケージ版では続編『ククリア王国物語』との連動要素が無くなっている。
**問題点
-前作以上に疲れやすくなり、マップを2つほどダッシュで移動するだけで疲労ゲージが一杯になる。マップが広くなった今作では特に億劫に感じやすい。
--一応、各所に水飲み場が置いてあるので疲労度そのものの回復は容易。
-バグが多い。
--現在はアップデートにより、大分改善されてはいる。
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**総評
前作までと比べて感覚が変わった箇所も多いが、シリーズの血脈を見事に受け継いだ作品といえる。~
人気も高く、本作発売から程なくして続編『ククリア王国物語』も発売された。~
シリーズファンは購入しておいて損はないだろう。
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**余談
-パスワードを用いることで、続編である『ワールド・ネバーランド ~ククリア王国物語~』に本作のプレイヤーキャラクターを移住させることが可能。『2』でプルト共和国に移住させた元オルルド王国民の時とは異なり、こちらは特に大きな不評意見は見られない。
--さらに、2018年7月26日にSwitch版『[[ワールド・ネバーランド エルネア王国の日々]]』の大型アップデートが実施されたことで、ククリア王国からSwitch版のエルネア王国への移住が可能になった。これにより、ククリア王国を経由することでナルル王国のキャラも間接的にエルネア王国へと移住できるようになった。
*ワールド・ネバーランド ~ナルル王国物語~
【わーるど・ねばーらんど なるるおうこくものがたり】
|ジャンル|架空生活体験シミュレーション|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/51BvvMpcIDL.jpg,width=160)|
|対応機種|プレイステーション・ポータブル|~|
|発売・開発元|アルティ|~|
|発売日|パッケージ版:2012年6月14日&br;ダウンロード版:2010年11月18日|~|
|定価|パッケージ版:3,990円(税込)&br;ダウンロード版:3,800円→価格改定後:2,800円|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|久しぶりのオフラインタイトルの新作&br;パッケージ版が事実上の完全版|~|
|>|>|CENTER:''[[ワールド・ネバーランドシリーズ]]''|
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**概要
架空生活体験シミュレーション・ワーネバシリーズの一作で、ナンバリングはされていないが実質『ワーネバ3』と呼べるタイトル(オンライン作品である『ゼーン』などは除く)。~
アルティ製初となるオフライン作品であり、シリーズ初のDLCを取り入れた作品でもある。
当初はPS Storeダウンロード専売タイトルとして発売され、後にDLCを無料・有料一括込みにしたUMDパッケージ版が発売されたという、コンシューマータイトルとしては少し変わった経緯を持つ(続編『ククリア王国物語』もこの方式を取っている)。~
ダウンロード版は「パワーアップキット(以下PU)」と呼ばれるアップデートを3回導入しており、パッケージ版はこのPU版をベースとしている。
**前作までとの違い
-前作『2』で言う武術組織ショルグは「ティルグ」、仕事組織ウルグは「エルグ」となっている。
--また、本作では『オルルド王国物語』以来の王政国家となっている。
-カレンダーの一週間の週期が5日から4日に変わり、一日の時間も少し長くなった。
-プレイヤーキャラクターの容姿を変更できるようになった。
--ただし、髪型・髪色・ヒゲと眼鏡の有無程度。また、有料DLCで別途購入する必要がある。
--これに合わせてか、顔グラフィックもあらかじめ用意された一枚絵イラストからドット絵によるモンタージュ形式となっている。
-夜になったら自宅のベッドに入る事で朝まで時間をスキップ出来るようになった。
-タンスの構造が変わり、自分専用スペースと家族共有スペースなどが出来た。
-自動移動が可能となった。
--ただし、当初は自宅への自動帰宅のみで他の場所へ行きたいのなら有料DLCを以下略。
-個人商店は酒場の経営権一本に絞られた。
-結婚時の所持金交換や分け与えなどが一切無くなった。
-武術用の技の取得方式が変わり、知人からの伝授へとなった。
--パラメータアップも前作までの手動から自動に変更。
-教会でのお祈りがスピリットの訓練効果からストレス回復に変わった。
-子供時代専用のイベントが用意された。
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**評価点
-キャラの性格によって一人称や語尾が変わるようになった。
-NPCとの会話に大幅なバリエーションが増えるなど強化された他、向こう側から積極的に話しかけてくれるようになった。
-マップが前作の2倍以上とかなり広くなり、各エリアマップも固定方式からスクロール方式に変わった。
--その広さゆえに船という形でショートカットルートも存在する。
-テーブルを調べる事で食事が出来るようになった。家族揃っての食事もできる。
**賛否両論点
-ミニキャラや背景などドット絵の画風が変わり全体的にアニメチックになっている。
--元々、グラフィックで売るゲームではないのだが旧作ファンの賛否も見られている。とはいえ、描き込みそのものは緻密。
-デートなど恋人や友人との会話が長くなった。結婚までいくに繰り返す頻度も多くなった。
--前作までは割とあっさり気味だったが、比較的早めに結婚出来るという利点もあった。
-DLC
--メニュー画面にあからさまな空白があるなど、内容的にDLCというよりはアンロックに近い。
--前作にあったどこでもステータス画面が見られる機能などもDLCとなっている。
---とはいえ無料なので財布の負担は一切無い。体験版用の機能制限と考えるべきか。
--特にパッケージ版ではDLCを全て導入しているため、実質パッケージ版を買ったほうが経済的に優しくプレイにも便利な状態となってしまっている。
---ダウンロード版はPSPgoやPSVitaでもプレイ可能など、利点もあるので決して無駄ではないのだが。~
また、パッケージ版では続編『ククリア王国物語』との連動要素が無くなっている。
**問題点
-前作以上に疲れやすくなり、マップを2つほどダッシュで移動するだけで疲労ゲージが一杯になる。マップが広くなった今作では特に億劫に感じやすい。
--一応、各所に水飲み場が置いてあるので疲労度そのものの回復は容易。
-バグが多い。
--現在はアップデートにより、大分改善されてはいる。
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**総評
前作までと比べて感覚が変わった箇所も多いが、シリーズの血脈を見事に受け継いだ作品といえる。~
人気も高く、本作発売から程なくして続編『ククリア王国物語』も発売された。~
シリーズファンは購入しておいて損はないだろう。
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**余談
-パスワードを用いることで、続編である『ワールド・ネバーランド ~ククリア王国物語~』に本作のプレイヤーキャラクターを移住させることが可能。『2』でプルト共和国に移住させた元オルルド王国民の時とは異なり、こちらは特に大きな不評意見は見られない。
--さらに、2018年7月26日にSwitch版『[[ワールド・ネバーランド エルネア王国の日々]]』の大型アップデートが実施されたことで、ククリア王国からSwitch版のエルネア王国への移住が可能になった。これにより、ククリア王国を経由することでナルル王国のキャラも間接的にエルネア王国へと移住できるようになった。
-かつてリバーヒルソフトから『ワールド・ネバーランド3』なるタイトルがPS2ソフトとして開発中だとの発表が出されたことがあったが、そちらは特にその後続報が出されないままフェードアウト。その後、本シリーズの版権がアルティに移ってから本作が改めて一から開発し直されたと言う経緯がある。