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地震DS 72時間」(2021/08/11 (水) 17:07:35) の最新版変更点

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「[[修正依頼]]」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。&br:依頼内容は「問題点の具体例の追記」です。 ---- *地震DS 72時間 【じしんでぃーえす ななじゅうにじかん】 |ジャンル|地震防災学習ソフト|&amazon(B00292AR6E)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|イオタ|~| |開発元|ジュピター|~| |発売日|2009年6月25日|~| |価格|3,990円(税込)|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|4箇所|~| |レーティング|CERO:教育・データベース|~| |判定|なし|~| |ポイント|地震に関する防災知識を学べるソフト&br()ゲーム性皆無の硬派路線&br()間違ってはいないのに不正解扱いになる問題回答|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -「もし大震災に関わる環境となった場合どうすればいいのか?」という防災・救急などの地震災害にまつわる知識が学べるニンテンドーDSソフト。 -東京工業大学都市地震工学センター特別教授である梶秀樹氏による監修の元、色々な方面での地震災害知識を学習できる内容となっている。 -「教育・データベース」にCERO指定されている通り、真面目に防災知識を学習する事に特化した作りであり、娯楽的な要素はほぼ取り入れられていない。 -発売元であるイオタは防災教材メーカーであり、本作はその内の1つとしてのリリースされた。なお、イオタが家庭用ゲームに関わったのは本作のみである((コンシューマーではないが携帯アプリとしてのソフトもリリースしている。))。 -ゲームタイトルの「72時間」とは、地震発生から人命を救助できるまでのタイムリミットを示している。 -オートセーブ方式。 ---- **特徴 -超硬派な実用ソフト。 --概要でも述べた通り、本作はひたすらに実用性を重視したソフトである。 ---よって、「某サバイバルゲームみたくキャラを操って災害地区から脱出する」といったゲーム性は一切ない。ジャケット裏にも「学習ソフト」と表記されている。 ---情報網は多彩な反面、「学習している感を和らげる演出」といったものが薄いので、人によってはやや堅苦しさを覚えるかもしれない。&br()強いていえばサポートキャラの服装が変わっていくという変化があるが、題材の関係上非常に些細な変化に留まっており、あまり過度な期待しない方がいいだろう。 //評価というよりただ特徴を述べてるだけなので、こちらへ移動 ---- **主なモード・ルール -セーブデータ選択後にプレイヤーの名前入力と、ゲームの進行役となるサポートキャラの性別選択ができる。 -''チャレンジシティ'' --様々なシチュエーションを想定した出題をチャレンジしていくモード。 ---シチェーションは「地震が起きる前」「発生直後」「サバイバル期」「復旧と再建期」の4カテゴリーから選べ、そこからさらに「時間帯」「地域」「場所」の選択ができる。 ---総計で36場面のシチェーションがあり、自由に出題をプレイする事ができる。出題はすべて10問構造の選択肢回答制となる。 ---出題を一定ノルマ正解すると「安心時間ポイント」が加算される。これを溜めるとサポートキャラの服装が変化するお楽しみがある。加算を繰り返し、72時間分のポイントを溜めると…。 ---出題終了後は各問題の正解・不正解を確認できる他、その問題に関する重要ポイント(復習)を鑑賞できる。 -''防災辞典'' --地震災害知識に関する情報をイラスト付きで鑑賞できるモード。 ---情報検索方法は「五十音検索」と「分類検索」が用意されている。 -''防災力検定'' --検定試験方式でプレイヤーの防災力を試すモード。 ---「初級」「中級」「上級」の各難易度のいずれかを選択して試験開始。チャンレンジシティ同様に出題はすべて10問構造の選択肢回答制となる。 ---すべての出題を終えると合否発表がされる。このモードはチャレンジシティとは違い、正解・不正解表示などは一切されない。 -''クレジット'' --スタッフロールが鑑賞できる。 ---- **評価点 -地震災害知識に関する情報網はかなりのもの。 --多種多様なシチェーションを想定した情報が多彩で、実用ソフトとしての価値は高い。 ---流石に専門家が監修しているだけあって、その情報に関する説明が一つ一つが丁寧に書かれている。 ---「地震発生前においての防災対策方法」「地震発生後においての衣食住の確保方法」「復旧後においての保険制度の仕組み」といった情報が多く収録されている。 ---原則として地震関連の情報がメインだが、二次災害(火災など)が起きた際の対処といった情報もちゃんと網羅されている。 ---ただし、''保険関係の情報は本作リリース以降に実施された法律改正により、現状とは相違がある可能性がある点に注意されたし。'' ---- **問題点 -正解なのに不正解扱いとなる出題。 --本作のクイズ関連モードは選択肢回答制だが、一見ではすべての選択肢が正解に思える出題が数多い。 ---しかし、「''正解だと確信した回答が不正解だった''」という結果に遭遇しやすい。&br()これは決してその回答が単に間違えているという訳ではなく、「最も適切な回答を正解とする」という本作に定められたルールが原因である。この事は説明書にも記載されている。&br()クイズ関連の作品において「間違いではないのに不正解扱い」というルールの押し付けは疑問を抱かずにはいられないところだが…。 ---- **総評 数多いDSにおける実用ソフトとしては優秀な部類であり、地震災害知識を知る上で十分参考になる作品ではないだろうか。~ 日本は世界規模でみても深刻な程の地震大国である。もし本作をプレイして知識を蓄えておけば、いざという時に役に立つ…かもしれない。
「[[修正依頼]]」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。&br:依頼内容は「問題点の具体例の追記」です。 ---- *地震DS 72時間 【じしんでぃーえす ななじゅうにじかん】 |ジャンル|地震防災学習ソフト|&amazon(B00292AR6E)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|イオタ|~| |開発元|ジュピター|~| |発売日|2009年6月25日|~| |価格|3,990円(税込)|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|4箇所|~| |レーティング|CERO:教育・データベース|~| |判定|なし|~| |ポイント|地震に関する防災知識を学べるソフト&br()ゲーム性皆無の硬派路線&br()間違ってはいないのに不正解扱いになる問題回答|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -「もし大震災に関わる環境となった場合どうすればいいのか?」という防災・救急などの地震災害にまつわる知識が学べるニンテンドーDSソフト。 -東京工業大学都市地震工学センター特別教授である梶秀樹氏による監修の元、色々な方面での地震災害知識を学習できる内容となっている。 -「教育・データベース」にCERO指定されている通り、真面目に防災知識を学習する事に特化した作りであり、娯楽的な要素はほぼ取り入れられていない。 -発売元であるイオタは防災教材メーカーであり、本作はその内の1つとしてのリリースされた。なお、イオタが家庭用ゲームに関わったのは本作のみである((コンシューマーではないが携帯アプリとしてのソフトもリリースしている。))。 -ゲームタイトルの「72時間」とは、地震発生から人命を救助できるまでのタイムリミットを示している。 -オートセーブ方式。 ---- **特徴 -超硬派な実用ソフト。 --概要でも述べた通り、本作はひたすらに実用性を重視したソフトである。 ---よって、「某サバイバルゲームみたくキャラを操って災害地区から脱出する」といったゲーム性は一切ない。ジャケット裏にも「学習ソフト」と表記されている。 ---情報網は多彩な反面、「学習している感を和らげる演出」といったものが薄いので、人によってはやや堅苦しさを覚えるかもしれない。&br()強いていえばサポートキャラの服装が変わっていくという変化があるが、題材の関係上非常に些細な変化に留まっており、あまり過度な期待しない方がいいだろう。 //評価というよりただ特徴を述べてるだけなので、こちらへ移動 ---- **主なモード・ルール -セーブデータ選択後にプレイヤーの名前入力と、ゲームの進行役となるサポートキャラの性別選択ができる。 -''チャレンジシティ'' --様々なシチュエーションを想定した出題をチャレンジしていくモード。 ---シチェーションは「地震が起きる前」「発生直後」「サバイバル期」「復旧と再建期」の4カテゴリーから選べ、そこからさらに「時間帯」「地域」「場所」の選択ができる。 ---総計で36場面のシチェーションがあり、自由に出題をプレイする事ができる。出題はすべて10問構造の選択肢回答制となる。 ---出題を一定ノルマ正解すると「安心時間ポイント」が加算される。これを溜めるとサポートキャラの服装が変化するお楽しみがある。加算を繰り返し、72時間分のポイントを溜めると…。 ---出題終了後は各問題の正解・不正解を確認できる他、その問題に関する重要ポイント(復習)を鑑賞できる。 -''防災辞典'' --地震災害知識に関する情報をイラスト付きで鑑賞できるモード。 ---情報検索方法は「五十音検索」と「分類検索」が用意されている。 -''防災力検定'' --検定試験方式でプレイヤーの防災力を試すモード。 ---「初級」「中級」「上級」の各難易度のいずれかを選択して試験開始。チャンレンジシティ同様に出題はすべて10問構造の選択肢回答制となる。 ---すべての出題を終えると合否発表がされる。このモードはチャレンジシティとは違い、正解・不正解表示などは一切されない。 -''クレジット'' --スタッフロールが鑑賞できる。 ---- **評価点 -地震災害知識に関する情報網はかなりのもの。 --多種多様なシチェーションを想定した情報が多彩で、実用ソフトとしての価値は高い。 ---流石に専門家が監修しているだけあって、その情報に関する説明が一つ一つが丁寧に書かれている。 ---「地震発生前においての防災対策方法」「地震発生後においての衣食住の確保方法」「復旧後においての保険制度の仕組み」といった情報が多く収録されている。 ---原則として地震関連の情報がメインだが、二次災害(火災など)が起きた際の対処といった情報もちゃんと網羅されている。 ---ただし、''保険関係の情報は本作リリース以降に実施された法律改正により、現状とは相違がある可能性がある点に注意されたし。'' ---- **問題点 -正解なのに不正解扱いとなる出題。 --本作のクイズ関連モードは選択肢回答制だが、一見ではすべての選択肢が正解に思える出題が数多い。 ---しかし、「''正解だと確信した回答が不正解だった''」という結果に遭遇しやすい。&br()これは決してその回答が単に間違えているという訳ではなく、「最も適切な回答を正解とする」という本作に定められたルールが原因である。この事は説明書にも記載されている。&br()クイズ関連の作品において「間違いではないのに不正解扱い」というルールの押し付けは疑問を抱かずにはいられないところだが…。 ---- **総評 数多いDSにおける実用ソフトとしては優秀な部類であり、地震災害知識を知る上で十分参考になる作品ではないだろうか。~ 日本は世界規模でみても深刻な程の地震大国である。もし本作をプレイして知識を蓄えておけば、いざという時に役に立つ…かもしれない。

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