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*はにい おんざ ろおど 【はにい おんざ ろおど】 |ジャンル|アクション|&amazon(B0000ZPP96)| |対応機種|PCエンジン|~| |メディア|3MbitHuカード|~| |発売元|フェイス|~| |開発元|アークシステムワークス|~| |発売日|1990年9月7日|~| |定価|6,400円|~| |判定|なし|~| |ポイント|はにわが主人公|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -はにわが魔物退治の旅にでるアクションゲーム。 -『はにい いんざ すかい』の続編だが、ジャンルがガラッと変わってしまった。プレイヤーキャラクターは前作(?)主人公「はにい」と、2Pとして初登場の「れもん」。 -続編とあるが作品の物語で言うなら『はにい いんざ すかい』の過去話に当たる。 **システム -敵を倒しながらステージを進み、エリアの最後まで進めばクリア。2人同時プレイ可能。 --ステージは全30種類。途中でルート分岐があり、1ゲームでは19ステージをこなす事になる。 -ステージは4列のラインで構成され、自機はライン移動する事で敵や落とし穴を避ける事ができる。強制スクロールのステージもあり、その場合はそれぞれのラインが別々のスピードでスクロールする(遠近感表現のように、手前のラインほどスピードが速くなっているタイプが多い)。~ #region(画像) &image(haniwa01.png,width=240) #endregion -Iボタンでジャンプ、IIボタンでキック。 -ステージには時々アイテムが落ちている。1UPの「ハニー」や25個集めると残機が増える「青つぼ」を始め、一長一短で役に立つような立たないような数々の攻撃アイテム・移動アイテムがある。 -コンティニューは回数無制限。ただし、最後に倒した中ボスの次のエリアまで戻される。 --最後の1機が穴に落下した場合は、地獄エリアという場所に落とされる。ここをクリアするとゲームオーバーにならず、前のエリアから復活できる。 **評価点 -見た目がコミカルでなんとなくおかしい。武器や乗り物などのアイテムを取った時のグラフィックもかわいい。 -倒せなかったり厄介な攻撃をしたりという敵が出るステージでは、開始前に警告文が出る。親切。 --もっとも、ゲームバランス自体はシビア。 -突然足場が沈むステージや車に変身して進む高速ステージ、足場がどんどん崩れていくステージなどステージごとの個性がはっきりしている。 -4つあるラインのスクロールスピードが違うというギミックは面白い。ステージのパターンを覚えて取りにくい場所にあるアイテムを楽して上手く取れるようになると、じわじわと味が出てくる。 **問題点 -自機の移動スピードはそこそこ早くジャンプも高いが、微妙に慣性がついていて若干操作しにくい。 --敵と衝突すると一撃死するので、歩行スピードが速いのもそれはそれで困る。 -かなりの覚えゲーであり、後半ステージを安定してクリアするために必要なのは技術よりも記憶力。猛スピードの強制スクロールステージやライン全体が浮き沈みするステージなどは初見殺しの連続であり、最初の内はほとんど残機で距離を買うような状態になる。 -通常攻撃手段であるキックのリーチが非常に短い。いや、実際には短く見えるだけで思ったよりはリーチがあるし、判定もわりと残るのだが、「その場宙返り」というモーションのせいで有効射程を把握しにくく、慣れるまでは使いにくい。~ また、あくまでも「思ったよりは」であって、やはりリーチは短い。ボス戦闘などで嫌というほどそう思い知らされる。 --縦回転キックという技の性質上振りが大きく、技の後半は隙だらけである(厳密には後方に攻撃判定が発生している)うえに連射もできない。 -2人プレイの際味方と接触すると互いに弾かれるうえに、味方の攻撃にも判定がある(こけるだけだが)。 --足場が悪いうえ上下のラインに逃げ込めないといった状況が頻繁に出てくるゲームでこの仕様は正直つらい。 **総評 「ヘンな世界観のちょっとしょっぱいアクションゲーム。5点満点の☆3」...みたいなゲーム。キャラクターのかわいさと挙動の微笑ましさをプラスに考慮しなければ普通に凡ゲーなのだが、後半の強制スクロールステージのスピードの速さとガシャガシャ崩れていく無残な自機の姿はわりと印象に残るだろう。~ ゲームバランスはけっこうエグい方。慣れるまでやり込む価値があるかどうかは、プレイヤー自身がこのヘンテコな世界観を気に入るか次第である。~ 時代は下り、今になって改めて思う。やはり「自機がはにわ」は珍しかった。
*はにい おんざ ろおど 【はにい おんざ ろおど】 |ジャンル|アクション|&amazon(B0000ZPP96)| |対応機種|PCエンジン|~| |メディア|3MbitHuカード|~| |発売元|フェイス|~| |開発元|アークシステムワークス|~| |発売日|1990年9月7日|~| |定価|6,400円|~| |判定|なし|~| |ポイント|はにわが主人公|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -はにわが魔物退治の旅にでるアクションゲーム。 -『はにい いんざ すかい』の続編だが、ジャンルがガラッと変わってしまった。プレイヤーキャラクターは前作(?)主人公「はにい」と、2Pとして初登場の「れもん」。 -続編とあるが作品の時系列上は『はにい いんざ すかい』より過去の話に当たる。 **システム -敵を倒しながらステージを進み、エリアの最後まで進めばクリア。2人同時プレイ可能。 --ステージは全30種類。途中でルート分岐があり、1ゲームでは19ステージをこなす事になる。 -ステージは4列のラインで構成され、自機はライン移動する事で敵や落とし穴を避ける事ができる。強制スクロールのステージもあり、その場合はそれぞれのラインが別々のスピードでスクロールする(遠近感表現のように、手前のラインほどスピードが速くなっているタイプが多い)。~ #region(画像) &image(haniwa01.png,width=240) #endregion -Iボタンでジャンプ、IIボタンでキック。 -ステージには時々アイテムが落ちている。1UPの「ハニー」や25個集めると残機が増える「青つぼ」を始め、一長一短で役に立つような立たないような数々の攻撃アイテム・移動アイテムがある。 -コンティニューは回数無制限。ただし、最後に倒した中ボスの次のエリアまで戻される。 --最後の1機が穴に落下した場合は、地獄エリアという場所に落とされる。ここをクリアするとゲームオーバーにならず、前のエリアから復活できる。 **評価点 -見た目がコミカルでなんとなくおかしい。武器や乗り物などのアイテムを取った時のグラフィックもかわいい。 -倒せなかったり厄介な攻撃をしたりという敵が出るステージでは、開始前に警告文が出る。親切。 --もっとも、ゲームバランス自体はシビア。 -突然足場が沈むステージや車に変身して進む高速ステージ、足場がどんどん崩れていくステージなどステージごとの個性がはっきりしている。 -4つあるラインのスクロールスピードが違うというギミックは面白い。ステージのパターンを覚えて取りにくい場所にあるアイテムを楽して上手く取れるようになると、じわじわと味が出てくる。 **問題点 -自機の移動スピードはそこそこ早くジャンプも高いが、微妙に慣性がついていて若干操作しにくい。 --敵と衝突すると一撃死するので、歩行スピードが速いのもそれはそれで困る。 -かなりの覚えゲーであり、後半ステージを安定してクリアするために必要なのは技術よりも記憶力。猛スピードの強制スクロールステージやライン全体が浮き沈みするステージなどは初見殺しの連続であり、最初の内はほとんど残機で距離を買うような状態になる。 -通常攻撃手段であるキックのリーチが非常に短い。いや、実際には短く見えるだけで思ったよりはリーチがあるし、判定もわりと残るのだが、「その場宙返り」というモーションのせいで有効射程を把握しにくく、慣れるまでは使いにくい。~ また、あくまでも「思ったよりは」であって、やはりリーチは短い。ボス戦闘などで嫌というほどそう思い知らされる。 --縦回転キックという技の性質上振りが大きく、技の後半は隙だらけである(厳密には後方に攻撃判定が発生している)うえに連射もできない。 -2人プレイの際味方と接触すると互いに弾かれるうえに、味方の攻撃にも判定がある(こけるだけだが)。 --足場が悪いうえ上下のラインに逃げ込めないといった状況が頻繁に出てくるゲームでこの仕様は正直つらい。 **総評 「ヘンな世界観のちょっとしょっぱいアクションゲーム。5点満点の☆3」...みたいなゲーム。キャラクターのかわいさと挙動の微笑ましさをプラスに考慮しなければ普通に凡ゲーなのだが、後半の強制スクロールステージのスピードの速さとガシャガシャ崩れていく無残な自機の姿はわりと印象に残るだろう。~ ゲームバランスはけっこうエグい方。慣れるまでやり込む価値があるかどうかは、プレイヤー自身がこのヘンテコな世界観を気に入るか次第である。~ 時代は下り、今になって改めて思う。やはり「自機がはにわ」は珍しかった。

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