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*ピンボール 【ぴんぼーる】 |ジャンル|ピンボール|&amazon(B0009SCJDY)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~| |発売元|ハドソン|~| //|開発元||~| |発売日|2005年9月29日|~| |定価|2,940円(税込)|~| |判定|なし|~| |ポイント|まんまピンボール&br()拭いきれない割高感|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 ハドソンが2005年にてプレイステーション・ポータブルにてリリースしたソフトであり、PSP初のピンボールゲーム。~ [[同名の任天堂のファミコンソフト>ピンボール]]が存在するが、一切関係ない。~ ピンボールとしては全台共にリアル路線であり、TVゲーム的な仕掛けはほぼ在しない。 **主な収録台 -Forest of The Fortune Teller --ファンタジーをイメージしたデザインが特徴の台。タロットカードによる演出があり、独特の怪しい雰囲気を漂わせている。 -The Morphing Avenger --近未来のサイバーパンクをイメージしたデザインが特徴の台。主人公の研究員が獣人となって秘密結社に戦いに挑むというストーリー設定。 **主なモード -アーケード --限られた玉数でどれだけのスコアを稼げるかを競う、ピンボール定番のモード。全台に対応。 -アタック --リミットモード ---制限時間1分30秒以内にどれだけのスコアを稼げるかを競うモード。全台に対応。 --ターゲットモード ---スコア100万点を稼ぐまでの時間を競うモード。全台に対応。 -シェアリング VS --ゲームシェアリングによる通信対戦にて相手と競うモード。対戦ルールはリミットモードに準じる。「The Morphing Avenger」のみ対応。 **主な操作方法 -PSP本体のボタン配置側を下にした縦持ちにてプレイとなる。 -プレイ感覚は従来のピンボール同様の操作系統である。×ボタンで左フリッパー、△ボタンで右フリッパー、Rボタンで玉発射、□ボタンで台揺らし(アーケードのみ)((いずれのボタン配置もデフォルトで、オプションにて別のボタン配置にする事も可能。))。 --これまたピンボールの例に漏れず、台揺らしを連続でやりすぎるとティルト(操作不能による強制ボールロス)となってしまうので注意。 -原則として一人プレイ専用だが、一部モードではゲームシェアリングによる通信対戦が可能。 ---- **評価点 -PSP縦持ちのため空白やスクロール移動が一切存在せず、リアルなピンボール視線でプレイできる。 --従来のゲーム機におけるピンボールゲームは横画面に台を表示している影響で、台の左右に不自然な空白ができたり、ボールの位置によってはスクロールがめまぐるしく移動したりする場合が多かった。 -ボタン配置が直感的にわかりやすく、リアルピンボール寄りの操作を実現している。まさにPSPならではの操作形態の利点と呼べるだろう。 -シンプルな台構成故に、視覚的に何が起きているのかがわかりやすいグラフィック。 --グラフィックセンスも雰囲気が十分に伝わってくる上質なものとなっている。 -ロード時間は皆無でほぼウエイトに悩まされる事もなくさくさくとプレイが可能。 --ゲームオーバー後のリトライも即座に可能で、わざわざモードを選びなおす必要もない。 **問題点 -ボリューム不足 --低価格ソフトではあるが、それでも約3,000円の販売価格に対して収録が2台のみと、どうみても価格とボリュームが釣り合っていない。 --しかも、シェアリング VSはその内の1台しか対応していないので、ますますプレイバリューに乏しいボリュームである感が目立ってしまっている。 -効果音が妙にへなへな --ガンガンとギミックにボールを当てる面白さが薄まっている。リアルピンボール経験者からすれば、一発でわかるへなっぷりであろう。 --BGMに関しては、曲自体は格好良くて雰囲気にマッチしてはいるものの、音量が小さくて空気気味なのもいまいち盛り上がらない要因となっている。 -ボールが不自然なまでに下に落ちやすく、思わぬミスを連発しやすい。 --発射したらいきなりボールが消えていたなんて事態もザラな程。~ ただし、発射後のボールがいきなりロスしてしまったら、救済処置として一度だけロスカウントなしでボールが発射されるという仕様は本作にも搭載されているので、開始数秒でロスボールになる事はない。 -評価点で述べた縦持ち視線は確かに見やすいが、画面切り替え機能は搭載されていない。 --それ故にギミックの拡大表示などができず、終始小ぢんまりとした画面でのプレイとなってしまう。 //-本作の台はすべてリアル路線であり、ゲームならではのギミックが一切存在しない。 //--終始地味なプレイを余儀なくされる。そこはそういう作風と割り切るしかないだろう。 ---- **総評 ピンボールとしての完成度は決して低くはないものの、ボリュームの少なさ、いまいち爽快感に欠ける等、無視できない問題も抱えている。~ かつてPS1~2にてリリースされたSIMPLEシリーズ((PS1版は1,500円、PS2版は2,000円の定価。))のピンボールでも共に2~3台((PS1は2台、PS2は3台))収録だった事を考えると、約3,000円という価格設定も非常に割高に感じられる。
*ピンボール 【ぴんぼーる】 |ジャンル|ピンボール|&amazon(B0009SCJDY)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~| |発売元|ハドソン|~| //|開発元||~| |発売日|2005年9月29日|~| |定価|2,940円(税込)|~| |判定|なし|~| |ポイント|まんまピンボール&br()拭いきれない割高感|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 ハドソンが2005年にてプレイステーション・ポータブルにてリリースしたソフトであり、PSP初のピンボールゲーム。~ [[同名の任天堂のファミコンソフト>ピンボール (FC)]]が存在するが、一切関係ない。~ ピンボールとしては全台共にリアル路線であり、TVゲーム的な仕掛けはほぼ在しない。 **主な収録台 -Forest of The Fortune Teller --ファンタジーをイメージしたデザインが特徴の台。タロットカードによる演出があり、独特の怪しい雰囲気を漂わせている。 -The Morphing Avenger --近未来のサイバーパンクをイメージしたデザインが特徴の台。主人公の研究員が獣人となって秘密結社に戦いに挑むというストーリー設定。 **主なモード -アーケード --限られた玉数でどれだけのスコアを稼げるかを競う、ピンボール定番のモード。全台に対応。 -アタック --リミットモード ---制限時間1分30秒以内にどれだけのスコアを稼げるかを競うモード。全台に対応。 --ターゲットモード ---スコア100万点を稼ぐまでの時間を競うモード。全台に対応。 -シェアリング VS --ゲームシェアリングによる通信対戦にて相手と競うモード。対戦ルールはリミットモードに準じる。「The Morphing Avenger」のみ対応。 **主な操作方法 -PSP本体のボタン配置側を下にした縦持ちにてプレイとなる。 -プレイ感覚は従来のピンボール同様の操作系統である。×ボタンで左フリッパー、△ボタンで右フリッパー、Rボタンで玉発射、□ボタンで台揺らし(アーケードのみ)((いずれのボタン配置もデフォルトで、オプションにて別のボタン配置にする事も可能。))。 --これまたピンボールの例に漏れず、台揺らしを連続でやりすぎるとティルト(操作不能による強制ボールロス)となってしまうので注意。 -原則として一人プレイ専用だが、一部モードではゲームシェアリングによる通信対戦が可能。 ---- **評価点 -PSP縦持ちのため空白やスクロール移動が一切存在せず、リアルなピンボール視線でプレイできる。 --従来のゲーム機におけるピンボールゲームは横画面に台を表示している影響で、台の左右に不自然な空白ができたり、ボールの位置によってはスクロールがめまぐるしく移動したりする場合が多かった。 -ボタン配置が直感的にわかりやすく、リアルピンボール寄りの操作を実現している。まさにPSPならではの操作形態の利点と呼べるだろう。 -シンプルな台構成故に、視覚的に何が起きているのかがわかりやすいグラフィック。 --グラフィックセンスも雰囲気が十分に伝わってくる上質なものとなっている。 -ロード時間は皆無でほぼウエイトに悩まされる事もなくさくさくとプレイが可能。 --ゲームオーバー後のリトライも即座に可能で、わざわざモードを選びなおす必要もない。 **問題点 -ボリューム不足 --低価格ソフトではあるが、それでも約3,000円の販売価格に対して収録が2台のみと、どうみても価格とボリュームが釣り合っていない。 --しかも、シェアリング VSはその内の1台しか対応していないので、ますますプレイバリューに乏しいボリュームである感が目立ってしまっている。 -効果音が妙にへなへな --ガンガンとギミックにボールを当てる面白さが薄まっている。リアルピンボール経験者からすれば、一発でわかるへなっぷりであろう。 --BGMに関しては、曲自体は格好良くて雰囲気にマッチしてはいるものの、音量が小さくて空気気味なのもいまいち盛り上がらない要因となっている。 -ボールが不自然なまでに下に落ちやすく、思わぬミスを連発しやすい。 --発射したらいきなりボールが消えていたなんて事態もザラな程。~ ただし、発射後のボールがいきなりロスしてしまったら、救済処置として一度だけロスカウントなしでボールが発射されるという仕様は本作にも搭載されているので、開始数秒でロスボールになる事はない。 -評価点で述べた縦持ち視線は確かに見やすいが、画面切り替え機能は搭載されていない。 --それ故にギミックの拡大表示などができず、終始小ぢんまりとした画面でのプレイとなってしまう。 //-本作の台はすべてリアル路線であり、ゲームならではのギミックが一切存在しない。 //--終始地味なプレイを余儀なくされる。そこはそういう作風と割り切るしかないだろう。 ---- **総評 ピンボールとしての完成度は決して低くはないものの、ボリュームの少なさ、いまいち爽快感に欠ける等、無視できない問題も抱えている。~ かつてPS1~2にてリリースされたSIMPLEシリーズ((PS1版は1,500円、PS2版は2,000円の定価。))のピンボールでも共に2~3台((PS1は2台、PS2は3台))収録だった事を考えると、約3,000円という価格設定も非常に割高に感じられる。

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