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「ファイナルファイト」
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【ふぁいなるふぁいと】
ジャンル | ベルトアクション | |
対応機種 | アーケード(CPシステム) | |
発売・開発元 | カプコン | |
稼動開始日 | 1989年12月 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
ベルトスクロールアクションを流行らせた名作 完成度だけでなく難易度も高い 初心者殺しの2面ボス「ソドム」 耳に残る「デヤァ!」「エイヤー!」 有名テクニック「パンチはめ」の先駆け |
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ファイナルファイトシリーズ |
次々に襲ってくる敵を倒しながら、少しずつ進んでいくベルトスクロールアクションゲーム。
メイン製作者は後に『ストリートファイターII』を作った西谷亮氏。
超犯罪都市メトロシティ。ここは犯罪集団「マッドギア」の暴力によって支配される街である。
市長であるマイク・ハガーはマッドギアに徹底的な攻撃を加えることで治安を回復させようと試みるも、成果はなかなか上がらなかった。
ある日、市長室で執務中のハガーのもとに一本の電話がかかってくる。電話の主はマッドギアの幹部の一人・ダムド。
彼はハガーの娘であるジェシカを拉致したと告げ、ハガーの傍らのテレビに囚われのジェシカの姿が映し出された。「これ以上警察を介入させるなら娘の命はないと思いな」
元ストリートファイターでもあったハガーは娘を救い出すため、独力でマッドギアの本拠地に乗り込むことを決意する。
ジムでトレーニング中だったジェシカの恋人であり喧嘩屋のコーディーにも協力を求めると、
その場に居合わせた彼のトレーニング仲間で古武術「武神流」の使い手でもある忍者・ガイもマッドギアの卑劣な手段に激昂し、義憤により助太刀を申し出る。こうして3人はさらわれたジェシカを助け出すため、マッドギアに戦いを挑むのであった。
+ | 3人のプレイヤーキャラクター |
+ | 個性的な敵キャラクター |
+ | ボスキャラクター |
残機設定が厳しい
1人対多人数という構成ゆえの厳しさ
初見殺しのボスキャラクター達
このジャンルでは本作以前にも『ダブルドラゴン』などが存在していたが、「『ファイナルファイト』はベルトスクロールアクションの基礎を作った」と言われるほどの大成功となった。事実、カプコンのベルトスクロールアクションは本作の特徴を踏襲しており、また他社作品においても本作を手本に独自の味付けを施したものばかり、と言えるほど『ファイナルファイト』の完成度と影響力は高い。
本作の成功によりベルトスクロールというジャンルが一気に知れ渡り、一時期はシューティングゲームと並んでアーケードゲームの定番となった。
現在でも一部のゲームセンターでプレイする事が可能。人気作品だったこともあり、いくつかの機種に移植されている。