「グローランサーシリーズ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

グローランサーシリーズ - (2022/03/20 (日) 14:54:28) のソース

*グローランサーシリーズリンク
|>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''ナンバリング''|
|>|PS|[[グローランサー]]|ノンストップドラマチックRPGの記念すべき第1作。&br()大ボリュームと濃厚なストーリーにより、原点にして至高と名高い逸品。|BGCOLOR(lightgreen):良|
||PSP|[[グローランサー>グローランサー#id_e1b7c4fa]]|ルート分岐を追加したPSP移植版。&br()介入者は物語を全く別の方向へ捻じ曲げていく。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|PS2|[[グローランサーII The sense of justice]]|続編というよりはファンディスク。システムがSRPGに近づいた。&br()前作に比べてあまりに短く薄いストーリーだが、戦闘システムは新境地を切り開き、&br()ルート分岐やシリーズ中唯一の8人パーティを実現している。|なし|
|>|~|[[グローランサーIII The dual darkness]]|舞台を過去に移し、『I』の物語の原点を描く。&br()『II』路線はまだ引き摺ってはいるが、RPGに回帰しつつ新システム等を導入した意欲作。|なし|
|>|~|[[グローランサーIV Wayfarer of the time]]|『II』『III』で培ったシステムと『I』に匹敵するボリュームのシリーズ集大成。&br()シリーズ屈指の陰惨さと濃厚な軍略描写、群像劇の「ドラマチック」に違わぬ物語も魅力。|BGCOLOR(lightgreen):良|
||PSP|[[グローランサーIV OVER RELOADED>グローランサーIV Wayfarer of the time#id_82587992]]|ストーリーを大幅拡張したPSP移植版。&br()原典では成し得なかった大団円。或いは裏切りへ…。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|PS2|[[グローランサーV Generations]]|キャラクターの3D化、システムも一新したがまだ荒削り。&br()シナリオも突っ込みどころが多いが、ゲームとしては十分遊べる。|なし|
|>|~|[[グローランサーVI Precarious World]]|現時点でのシリーズ最終作。『V』の問題点を大分改善し、世界観も『V』と地続きに。&br()ストーリーがさほどドラマチックではないのが玉に瑕。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''スピンオフ''|
|>|PS2|[[グローランサーIV Return]]|『IV』の後日談+番外編で、ジャンルはADV。『IV』と過去作のリンクも描く。|なし|

*関連作品
|>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|>|>|[[ラングリッサーシリーズ]]|スタッフとイラストレーターを共通するSRPGシリーズ。&br()本シリーズはラングリッサーの主要スタッフが独立した「キャリアソフト」が開発を行っていた。&br()また、『IV』の使い魔にはこちらのキャラクターをモチーフとしているものがいる。||
|>|PS2|[[カオス ウォーズ]]|『I』『II』のカーマイン&ティピ、ジュリアン、ライエル、『III』のモニカ。&br()『IV』のシルヴァネール、『V』のゼオンシルト&コリン、メルヴィナ、クライアス参戦。|なし|
&br

**シリーズ概要
ラングリッサーシリーズのスタッフが所属する「キャリアソフト」が開発を行っていたRPGシリーズ。タイトルも響きが似ているが関連性は無い。タイトルの意味は「光の救世主」で、各作品の主人公の事を指すが作中で実際に呼ばれる事は少なめ。

「ノンストップドラマチックRPG」を標榜し、途切れる事の無いドラマチックなストーリーと''シナリオの一部とされた戦闘''が特徴的なシリーズである。戦闘システム自体はRTSに近く、フィールドがそのまま戦場になるため、SRPG的な要素も含んでいる。しかし何よりの特徴は「戦闘もシナリオの一部」と言う通り、ボス戦などのイベント戦闘では常にストーリーが展開される事である。「NPCを守りながら敵を全滅させるor一定時間を稼ぐ」「アイテムを入手して戦闘エリアを脱出する」「敵に成り済まして攻撃し、仲間割れを誘う」「上手くマップの仕掛けを作動させる」など、イベント戦闘に応じて様々なシチュエーションが存在し、更に「強力な敵の出現や味方の援軍によって形勢が逆転する」など、予想の付かない展開の数々がイベント戦闘に常に新鮮さを与え、飽きる事なくゲームを進められる。

主人公は自発的に喋らず選択肢を選ぶタイプだがその選択肢が豊富で、且つ代弁者となる妖精キャラが同行するという大きな特徴もある。但し、『II』のみこれに該当せず、喋る主人公を採用しており妖精も存在しない。また、『II』はフィールド探索要素を廃したSRPG風の作りで、シリーズでも異彩を放つ作品となっている。

ドラマチックなストーリーをセールスポイントとするシリーズだが、濃厚なストーリーの作品を出したと思いきや、続編で一気に薄くなったりツッコミ所が増えたりなど完成度は不安定で、実際の所はストーリーの評判はまちまちである。システム面でも一作毎に順当に進化しつつ急な路線転換も行われていたために、全体の評価の安定しないシリーズでもある。主にストーリーの評価の高いのが『I』と『IV』、システムの評価が高いのが『IV』と『VI』とされる。