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TEL雀 - (2023/03/07 (火) 15:01:26) のソース

*TEL雀
【てれじゃん】
|ジャンル|脱衣麻雀|~|
|対応機種|アーケード(スーパー・カネコ・ノヴァ・システム)|~|
|販売・開発元|カネコ|~|
|稼動開始日|1999年|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|勝っても負けてもキャラが脱衣&br画面が時折煩わしくなる|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
カネコ製作の脱衣麻雀。操作は麻雀専用コントロールパネルの他、レバー仕様の通常コントロールパネルにも対応している。

**特徴
-リーチをするとき、パワフルリーチできる。
--パワフルリーチをかけると次のツモ牌がルーレットになり、成功するとツモ牌が当たり牌になる。

-コンティニューすると初期スコアボーナスか、ツミコミボーナスのルーレットが行われる。

-イカサマがあるが使用は任意なので、ある意味本格二人打ち麻雀と言えなくも無い。
--イカサマをするためにはリーチ状態にまで持って行く必要があるため、最低限の腕が必要とされる。
--本格麻雀としても機能する……と言う側面で考えると、嫌でもイカサマを使用してしまう難点はあるが。
--時々「どうぞこの手であがってください」と言わんばかりの牌が来る事もしばしば。だが、相手も同条件らしく、自分と同確率で初手リーチを行ってくる。
---事実上の前作にあたる『VS麻雀 乙女繚乱』で不評だった、高すぎる難易度の問題は改善されている。

**評価点
-脱衣麻雀としては比較的大盤振る舞い
--ゲーム開始時に使用キャラと対戦相手を選択できる。対戦相手に3回上がるか、ハコ(点数を0以下にする)と勝利となり、脱衣が描写されるが、自キャラも敗北すると脱衣する。
--この自キャラ脱衣シーンは対戦相手として自キャラを選んだときと同じである。そのため、ゲーム開始直後の一回目で負けても少なくとも1キャラ分は脱衣を見る事ができる。
---キャラクター数は12人、つまり最大でも12クレジットつぎ込めば全員の脱衣シーンを拝める。

**賛否両論点
-プレイ中の相手の台詞
--キャラ描写の一環やにぎやかしにはなっているが、キャラクターが喋るとウインドが表示されるのが煩わしく感じる事も。

**問題点
-上記の台詞を飛ばす際の不便さ
--台詞はツモボタンを押す事で飛ばす事ができるが、台詞飛ばしをするとポンやロンのような、「鳴きをするかどうか」のウィンドウも飛ばしてしまう。
---カーソルの初期位置は鳴かないにあるため、台詞を飛ばすとツモもリーチも飛ばされる。
--麻雀コンパネの場合はカーソル認識では無いのでこの問題は発生しない。

-タイトルは『TEL雀』だが、タイトルと効果音に電話があるくらいで、ゲーム内容に電話はまったく関係ない。
--実はスーパーカネコダイヤル関連作品の中では唯一、DIP設定でテレホンサービス関連の表示の可否が出来るタイトルである。

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**総評
自分が負ける事でも脱衣を見れるので、脱衣を見たいだけの人に親切な仕様ではある。~
それを除けば、至って普通の麻雀ゲームである。

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**余談
-タイトル画面には「ELECTRO DESIGN Co. LTD.」の表記しかないので外注開発作品のように見えるが、実はカネコが''ダミー会社を名乗って開発している''。
--これ以外の「エレクトロデザイン」の名で出した脱衣麻雀も使用基板はスーパー・カネコ・ノヴァ・システム。