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子供前乗せタイプ - (2011/08/01 (月) 21:22:44) のソース

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*子供乗せ:前乗せ&3人乗りタイプ
**■スペック・価格早見表
|メーカー|車種名|定価|実売(最安値)|電池容量|電池種類|航続距離(メーカー公称値)|
|ブリヂストン|アンジェリーノアシスタ|12万8800円|約10万7千円~|BGCOLOR(#aee):4.3Ah(25.2V)|長寿命リチウム|強16km、標準20km、エコ23km|
|ブリヂストン|アンジェリーノPOSHアシスタ|13万0800円|約10万9千円~|BGCOLOR(#aee):4.3Ah(25.2V)|長寿命リチウム|強16km、標準20km、エコ23km|
|ブリヂストン|アンジェリーノアシスタDX|13万8800円|)約11万5千円~|BGCOLOR(#eea):8.1Ah(25.2V)|長寿命リチウム|強29km、標準34km、エコ40km|
|ブリヂストン|アンジェリーノPOSHアシスタDX|14万0800円|約11万7千円~|BGCOLOR(#eea):8.1Ah(25.2V)|長寿命リチウム|強29km、標準34km、エコ40km|
|ヤマハ|パスリトルモア|13万5800円|約11万5千円~|BGCOLOR(#eea):8.1Ah(25.2V)|長寿命リチウム|強29km、標準34km、エコ40km|
|パナソニック|ギュット|13万2000円|実売11万2千円~|BGCOLOR(#eea):8.0Ah(25.2V)|リチウム電池|強27km、オート30km、エコ43km|
|ブリヂストン|アンジェリーノミニアシスタ|12万8800円|約10万7千円~|BGCOLOR(#aee):4.3Ah(25.2V)|長寿命リチウム|強16km、標準20km、エコ23km|
|パナソニック|ギュットミニ|13万2000円|実売11万2千円~|BGCOLOR(#eea):8.0Ah(25.2V)|リチウム電池|強24km、オート27km、エコ36km|
※実売価格は通販最安値価格より。

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&size(16){&bold(){■前乗せシートに乗せる期間の目安}}
 【1~4歳未満】(1歳未満は不適)または
 【身長80~95cm、体重15kg】 まで
&size(16){&bold(){■後ろ乗せシートに乗せる期間の目安}}
 【2~6歳】頃 または 【体重22kg】まで
前輪側にある前乗せシートに加え、[[リアシート>http://www.angelino.jp/option/#rear]]を設置して幼児2人同乗(=3人乗り)が可能なタイプ。
その後子供が大きくなったらリアシートを設置して&bold(){後ろ乗せ}となる。

&size(16){&bold(){■地方自治体の補助金やレンタル制度}}
地方自治体によっては、[[購入費補助金やレンタル制度>http://www26.atwiki.jp/den-assist/pages/44.html#id_b8cddc62]]を取り入れている所がある。
まずは自分の地域の自治体のサービスの中に使えそうな補助金制度等がないか確認を。


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*通常サイズ(後輪26インチ)タイプ
**◆アンジェリーノアシスタ《4.3Ah》&アンジェリーノアシスタDX《8.1Ah》(ブリヂストン)
http://www.assista.jp/lineup/A26L49/
http://www.assista.jp/lineup/A26L69/
http://www.angelino.jp/angelino_assista/index.html
http://www.angelino.jp/angelino_posh/posh_assista/index.html
&blankimg(angelino2011.jpg,width=512,height=384)
※参考:[[前年度カラー>http://www26.atwiki.jp/den-assist?cmd=upload&act=open&pageid=19&file=angelino.jpg]]
&size(18){■&color(black,#aee){2011年}モデルスペック}
|容 量|8.1Ah版|4.3Ah版|
|型 番|A26L81(アンジェリーノアシスタDX)&br()AP6L81(アンジェリーノPOSHアシスタDX)|A26L41(アンジェリーノアシスタ)&br()AP6L41(アンジェリーノPOSHアシスタ)|
|BGCOLOR(#eca):価 格|&size(18){13万8800円&br()(約11万5千円~)&br()※POSH版:14万0800円&br()(約11万7千円~)}|&size(18){12万8800円&br()(約10万7千円~)&br()※POSH版:13万0800円&br()(約10万9千円~)}|
|BGCOLOR(#eea):電池容量|&size(18){8.1Ah(25.2V)長寿命}&br()リチウム※定格7.6Ah|&size(18){4.3Ah(25.2V)長寿命}&br()リチウム※定格4.05Ah|
|BGCOLOR(#aea):航続距離|&size(18){強29km、標準34km、エコ40km}|&size(18){強16km、標準20km、エコ23km}|
|BGCOLOR(#aee):重 量|&size(18){33.4kg}、※POSH版:&size(18){32.9kg}|&size(18){33.4kg}、※POSH版:&size(18){32.9kg}|
|BGCOLOR(#cae):GD値|>|3速時GD値:&size(18){5.3m}、60rpm時:&size(18){19.2km/h}、24km/h時:毎分&size(18){74.3回転}|
|スプロケ|>|41×22T×内装3段変速(SG-3R40)|
|サイズ|>|全長186.5cm、軸間距離119.5cm、全幅59cm|
|適応身長|>|142cm~(3人乗り時&size(18){&bold(){152cm~}})、※POSH版:145cm~(3人乗り時&size(18){&bold(){156cm~}})|
|サドル高|>|72.5~87cm&br()※POSH版:74.5~89cm|
&blankimg(GD_angelino.jpg,width=320,height=90)
&size(18){■主要装備}
|特殊|アシストレベル:★×3(アンジェリーノアシスタ)、★×4(アンジェリーノアシスタDX)&br()SPEC3、速度&残量表示パネル|
|電装|砲弾型1W白色LED(取付位置はタイヤ右横)&br()2灯LEDソーラーテールランプ|
|車体|アルミ製オープンワイドタフフレーム(クラス27対応設計)&br()インテグラル(太径)ヘッドチューブ|
|車輪|前輪:WO規格22×1+1/2インチ(幅40mm)幅広タイヤ(サイドがホワイトリボン)&br()後輪:WO規格26×1+1/2インチ(幅40mm)Eマイティロード4.5タイヤ(サイド白リボン、高圧4.5気圧)、&br()スーパーチューブ(厚1.2mm)、ステンレスリム(BRIDGESTONE Super Stainless)、ステンレススポーク|
|制動|アンジェリーノDX前輪:スマートコントロールブレーキ(パンタグラフ式)、&br()アンジェリーノ前輪:ツーピボットキャリパーブレーキ&br()後輪:シマノローラーブレーキ(放熱フィン付)|
|積載|スーパーエンジェルシート2.0、フレーム同色極太パイプリアキャリア(クラス27)、&br()スーパーラクラクワイドスタンド、テモトデロックⅡ、BSロックⅢ|
|装備|ふっかふかサドル(POSHはツートンカラーのビッグテリーサドル)、&br()ノンスリップペダル、グリップベル、空気ミハル君、大型ドレスガード|
&size(18){■特徴}
&color(#ff9900){&bold(){▼特徴}}
&size(18){&bold(){&color(#FF0000){子供乗せ自転車の代名詞}}}とも言える代表モデルで、長い歴史を持つ。
改良を積み重ねた専用パーツを多用し、子乗せに必要な機能を幕の内弁当の如く盛り込んでいる。
多機能ゆえ車体が非常に&bold(){重く大きい}のが欠点だが、そこは電動アシストでカバー。
JIS(日本工業規格)で「普通自転車」として認められるには、&bold(){全長190cm以内}に抑える必要があるが、
その規格ギリギリの巨大な車体は、マザーシップ(母艦)とでも言うべきボリューム感。
マンションや駅の[[レール式駐輪場>http://inaba-ex.co.jp/rack2.htm]]等で使う場合には、サイズが大きすぎないか注意。
&color(#ff9900){&bold(){▼モデルチェンジ}}
2011年に8年ぶりの大モデルチェンジ。アンジェリーノアシスタDXのバッテリー容量が&size(18){&bold(){8.1Ah}}に拡大。
&bold(){「[[長寿命バッテリー>http://www26.atwiki.jp/den-assist/pages/26.html#id_ac064e4b]]」「[[ドライブユニットとフレーム3年保証>http://www.yamaha-motor.jp/pas/about/point2/]]」「[[走行速度&電池残量デジタル表示>http://www.yamaha-motor.jp/pas/about/point4/]]」}追加。
旧2010年モデルは、2011年の新型&bold(){長寿命バッテリー}とは&bold(){互換性無し}なので注意。
&color(#ff9900){&bold(){▼適応身長}}
前年度より&bold(){適応身長とサドル高}が下がり、&size(18){&bold(){3人乗り時&color(#FF0000){152cm~}}}になった。
ギュットの3人乗り時適応身長158cmより6cmも低い設定で、&bold(){小柄な人の3人乗り}にも幅広く対応。
2011年のブリヂストン製ママチャリと子乗せはサドルの搭載方法を変更。
&size(16){&bold(){サドルのヤグラを逆向き}}にセットし、前年度より適応身長を数cm下げている。
&blankimg(angelino_yagura.jpg,width=200,height=135)
&color(#ff9900){&bold(){▼4.3Ah版アンジェリーノと8.1Ah版DXの違い}}
アンジェリーノとアンジェリーノDXの違いは、&bold(){「電池容量」「アシストレベル」「ブレーキ形状」}となる。
&bold(){アンジェリーノDX(8.1Ah)}は、フロントに&size(16){&bold(){&color(#FF0000){スマートコントロールブレーキ}}}を採用。
昔のロードバイクやランドナーに使われた「センタープル式キャリパーブレーキ」を改良した様な構造で、
&bold(){パンタグラフ構造}を介して、&bold(){2本の長いアームが開く形}になってブレーキシューを押し付ける。
アームが長いので&bold(){テコの原理}が強く働き、&size(18){&bold(){非力}}な女性でも&size(18){&bold(){高い制動力}}を出せる。
アンジェリーノ(4.3Ah)は、前年度と同じくサイドプル式ダブルピボットキャリパーブレーキ。
&blankimg(angelino_frontbrake.jpg,width=400,height=119)
&color(#ff9900){&bold(){▼リアブレーキ放熱フィン}}
後輪にはアンジェリーノアシスタ及び同DXともに通常のママチャリタイプと同じローラーブレーキを採用。
ローラーブレーキの&bold(){放熱フィン}を従来品より&bold(){大型化}。
フェード現象(長時間使用した際に高熱でブレーキパッドの制動力が一時的に低下する)を防ぎ、
ローラーブレーキ内のグリスの熱による劣化を抑え、長期間経過後の&bold(){耐久性}を高めている。
&blankimg(angelino_hounetsufin.jpg,width=250,height=125)
&color(#ff9900){&bold(){▼通常版アンジェリーノとポッシュの違い}}
特別カラーバージョンとして&bold(){アンジェリーノPOSH(ポッシュ)アシスタ}がある。
&bold(){外見をよりお洒落}にしたモデルで、サドルとシートのカラーを揃えて統一感を演出。
その他にはテリー(鋲打ち)サドル採用、ロゴデザイン等に違いがある。&bold(){本体の性能は通常モデルと同じ}。
POSHではないノーマル版のアンジェリーノも、&bold(){シート色にダークグレー}が登場し精悍な外見になった。
&blankimg(ange_posh_seat.jpg,width=250,height=130)
&color(#ff9900){&bold(){▼デジタル表示パネル}}
新型電源スイッチパネルは、「(残り)80%」等と&bold(){残量が数字で表示}される。より細かい残量管理が可能。
また&size(16){&bold(){走行速度を表示可能}}になった。アシストが高い速度域の把握に便利。
&blankimg(pas_switch.jpg,width=256,height=89)
&color(#ff9900){&bold(){▼二重構造フレーム}}
咄嗟の足抜き性を考慮した、地を這う様な低床L字型フレームが特徴。
非常に剛性を重視した設計で&bold(){フレームパイプ内が二重構造}になっている。
&blankimg(angelino_frame.jpg,width=200,height=105)
&color(#ff9900){&bold(){▼前乗せシート材質}}
前乗せシートは子供を乗せていない時はステップを収納変形させて前カゴとして使用可能。
なお、シートのクッション材質は&bold(){ウレタン状の柔かい素材}を採用。
廉価シートに多い「表面がビニル地で内部はスポンジのクッション」のシートよりも、耐久性と快適性の面で優れる。
&blankimg(angelino_mat.jpg,width=200,height=63)
&color(#ff9900){&bold(){▼前乗せシート機能}}
前乗せシートにはその他にも&bold(){リクライニング機能、多段階調整フットレスト、3点固定式シートベルト}等を搭載。
2011年からは車体カラーに合わせ&bold(){シートの色も2種類}になり、見た目が引き締まった。
ただし、黒っぽい色のパーツは、夏の炎天下では輻射熱(ふくしゃねつ)で熱くなりやすい。
長時間駐輪する際などは、タオル等をかけておくと直射日光で熱くなるのを防げる。
&blankimg(ange_seat.jpg,width=200,height=56)
&color(#ff9900){&bold(){▼大型ヘッドガード}}
万一の転倒時の安全性に欠かせないのが&size(16){&bold(){側頭部までカバーするヘッドレスト}}。
転倒した際に子どもの側頭部が地面と直接ぶつかるのを防いでくれる(シートベルトと併用必須)。
このサイドガードが小型だと、転倒した時に子供の頭が直接地面とぶつかり怪我を負いやすくなる。
ヘッドレストの位置は段階調節可能なので身長と成長に合わせて動かせる。
&blankimg(head_guard.jpg,width=200,height=109)
&color(#ff9900){&bold(){▼フェイスガード}}
シートのグリップバー部分に[[オプション>http://www.angelino.jp/option/index.html#other]]の[[フェイスガード>http://www.angelino.jp/option/images/photo_other05.jpg]]を付けると、
手すりに顔がぶつかった際の衝撃を和らげる。また手すりをカジる癖がある場合の防護にもなる。
&blankimg(face_guard.jpg,width=100,height=65)
&color(#ff9900){&bold(){▼フットガード}}
ドレスガードの面積が従来より大きくなり、子供の足が多少イレギュラーな方向に動いてもカバーする。
(足乗せ台をステップ台にして破損した、[[子供の足の巻き込み事故>http://www.bscycle.co.jp/company/info20100709.html]]の教訓からの対策と思われる)
半透明のプラスチック製で、面積が広くても横風に煽られない様に、&bold(){風抜きの穴}が多数開けられており、
まるでパンチングメタル(穴開き鋼板)の様なデザイン。
&blankimg(ange_footguard.jpg,width=100,height=72)
&color(#ff9900){&bold(){▼オプション装備バスケット}}
子供が大きくなり、前乗せシート部分が必要なくなっても普通のママチャリとして使用できる。
外見に拘らなければ前乗せシートをそのまま巨大な前カゴとして使えるし、
オプションの「バスケット」と前乗せシートを交換すれば更に普通のママチャリに近い外見となる。
#ref(option_basket.jpg)
&color(#ff9900){&bold(){▼スーパーラクラクワイドスタンド}}
&bold(){超ワイドスタンド}は幅35cm以上&奥行き10cm以上もある大型の物で、簡単には倒れない様になっている。
また、ハンドルを握ったままハンドルロックできる&bold(){テモトデロック}機構が付いている。
どちらも事故が起き易い乗せ降ろし時の転倒への対策となる。スタンドの先端はL字形になっていて、
その折り返し部分の先を踏めば、テコの原理で力を入れずにスタンドを立てられる。
※力を使わないスタンドの掛け方 → [[【解説動画】(12MB:flvファイル)>http://www.assista.jp/lineup/swf/func6_wideStand2.flv]]
&color(#ff9900){&bold(){▼リアキャリア}}
ギュットの2ピース構造(荷台とステーが別部品で、ボルトで繋ぐ)と違い、
ステー(支柱)のパイプが荷台の一部も兼ねる、一体型の&bold(){1ピース構造}になっている。
強度アップを兼ねつつ、キャリア上面に出っ張りの無い&bold(){フラット}な構造にできる。
なお、パイプキャリア共通の欠点として、ぶつけると&bold(){傷が付き}易くそこから&bold(){錆}が生じ易い。
リアキャリアにシートやカゴを装着していれば、キャリアが直接壁とぶつかって傷付く可能性は減る。
&blankimg(angelino_rearcarrier.jpg,width=400,height=100)
&color(#ff9900){&bold(){▼SPEC3}}
8.1Ahモデルはアシストレベル★×4ではあるが、1、2速でも最適アシストを得られるSPEC3のおかげで、
&bold(){ギア1、2速}で&bold(){速度を5~8km/h以下に抑えて}登れば、殆どの坂を立ち漕ぎせずに登れる。
子乗せ以外だと、すぐ24km/hに達してしまうのでSPECの恩恵を感じられる機会は極めて限られるが、
子乗せは徐行して慎重に発進する事が多く、低速域に強いSPECが真価を発揮できる分野となる。
アシストレベルの数値以上に、実質的には十分なパワーを出してくれる。
&blankimg(spec3.jpg,width=200,height=122)
&color(#ff9900){&bold(){▼坂道での変速の注意}}
[[内装変速>http://www26.atwiki.jp/den-assist/pages/22.html#id_a366451f]]の車種の特性として、登り坂等で&bold(){強いトルクが掛かってる最中}は、
&bold(){漕ぎながらのシフトダウン}(3速→1速)は&bold(){苦手}。スムーズにギアが切り替わらない事がある。
漕ぎながらのシフトアップ(1速→3速)はできるので、坂道に入る前にあらかじめギアを1速2速に落としておく事で回避できる。
特にパワーモード時は、ペダルを漕ぐのを止めても1秒程強いアシストが続くので、漕ぎながら変速し難い。
平地では「ペダルを漕ぐのを止めて1秒ほど空走してから、シフトダウン」を心掛けるとスムーズ。
&color(#ff9900){&bold(){▼4.3Ahと8.1Ahの選択}}
子供乗せ車の場合は特に&size(18){&bold(){大容量バッテリーを強く推奨}}。行動範囲に余裕が出る。
電動アシスト車は総重量が重いと、発進加速や坂では激しく電池を消費する。
更に重量が10kg増える毎に航続距離は約10%低下し、登り坂では勾配4度だと平地の2割位になる。
◆&color(#FF0000){&bold(){坂や重量}}による航続距離の変化…あくまでイメージ。実際にこの通りになる訳では無い。
&blankimg(4Ah8Ah_kyori_teika.jpg,width=250,height=175)
上記の図は新品時の話であり、更にここから経年劣化で毎年距離が減っていく。
4.3Ahでは「経年劣化+子乗せ重量+坂」のトリプルコンボでは航続距離が一ケタになる事も。
◆&color(#FF0000){&bold(){経年劣化}}による航続距離の変化…あくまでイメージ。実際にこの通りになる訳では無い。
&blankimg(08Ah04Ah_angelino_rekka.jpg,width=350,height=188)
また例え普段は近距離使用限定でも、普段通る道の範囲内しか移動できないのと、
急に出かける用事がもう1件余分に入っても、いざという時に移動できるのではかなり違う。
予算を確保して8.1Ahを選択したい所。※詳細は「[[■電池容量]]」の項目も参照。


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**◆パスリトルモア《8.1Ah》(ヤマハ)
http://www.yamaha-motor.jp/pas/lineup/littlemore/index.html
http://www.yamaha-motor.jp/pas/children/littlemore/
&blankimg(littlemore2011.jpg,width=512,height=256)
※参考:[[前年度カラー>http://www26.atwiki.jp/den-assist?cmd=upload&act=open&pageid=19&file=littlemore.jpg]]
&size(18){■&color(black,#aee){2011年}モデルスペック}
|型 番|PC26|
|BGCOLOR(#eca):価 格|&size(18){13万5800円(約11万5千円~)}|
|BGCOLOR(#eea):電池容量|&size(18){8.1Ah(25.2V)長寿命リチウム}※定格7.6Ah|
|BGCOLOR(#aea):航続距離|&size(18){強29km、標準34km、エコ40km}|
|BGCOLOR(#aee):重 量|&size(18){33.2kg}|
|BGCOLOR(#cae):GD値&br()(26インチ)|3速時GD値:&size(18){5.3m}、60rpm時:&size(18){19.2km/h}&br()24km/h到達時:ペダル毎分&size(18){75.2回転}|
|スプロケ|41×22T×内装3段変速(SG-3R40)|
|サイズ|全長186.5cm、軸間距離119.5cm、全幅59cm|
|適応身長|146cm~(3人乗り時&size(18){&bold(){153cm~}})|
|サドル高|75.5~89.5cm|
&blankimg(GD_littlemore.jpg,width=320,height=90)
&size(18){■主要装備}
|特殊|アシストレベル★×4、SPEC3、速度&残量表示パネル|
|電装|砲弾型1W白色LED(取付位置はタイヤ右横)&br()1灯LEDソーラーテールランプ|
|車体|アルミ製オープンワイドタフフレーム(クラス27対応設計)&br()インテグラル(太径)ヘッドチューブ|
|車輪|前輪:WO規格22×1+1/2インチ(幅40mm)幅広タイヤ(サイドがホワイトリボン)&br()後輪:WO規格26×1+1/2インチ(幅40mm)Eマイティロード4.5タイヤ(サイド白リボン、高圧4.5気圧)、&br()スーパーチューブ(厚1.2mm)、ステンレスリム(BRIDGESTONE Super Stainless)、ステンレススポーク|
|制動|前輪:スマートコントロールブレーキ(パンタグラフ式)&br()後輪:シマノローラーブレーキ(放熱フィン付)|
|積載|スーパーエンジェルシート2.0、フレーム同色極太パイプリアキャリア(クラス27)、&br()スーパーラクラクワイドスタンド、テモトデロックⅡ、BSロックⅢ|
|装備|ふっかふかサドル、ノンスリップペダル、大型ドレスガード|
&size(18){■特徴}
&color(#ff9900){&bold(){▼特徴}}
ブリヂストンのOEMで&size(18){&bold(){アンジェリーノアシスタDXと同性能}}を持つ姉妹機。
アンジェリーノアシスタの知名度が非常に高いせいか、やや&bold(){影が薄い}感がある。
だがもちろん&bold(){性能は同じ}なので、リトルモアを選んでも遜色は無い。
&color(#ff9900){&bold(){▼アンジェリーノDXとの違い}}
&size(16){&bold(){「ボディカラー」「保険内容」「ライト」「ベル」「空気ミハル君」}}等の違い。
決定的に大きな&bold(){差は無い}ので、カラー等の好みで選んでも良い。
2011年よりシート色が2種類になったが、アンジェリーノとはボディとシート色の取り合わせが少し異なる。
(例…「アンジェリーノ:ボディ白+シート黒」「リトルモア:ボディ白+シート黒」等)
&color(#ff9900){&bold(){▼保健内容の違い}}
アンジェリーノの「[[盗難補償>http://www.bscycle.co.jp/root/format/support.html]]」は&bold(){鍵(スペアキー含む)を無くしていると保証対象外}のタイプ。
リトルモアより自己負担率が低い(3年目でも負担率30%)のが利点だが、
&bold(){施錠してなくて盗まれた}場合には補償を受けられなくなるので注意が必要となる。
リトルモアは、盗難保険の3年目補償額が高い代わりに、鍵を無くしても手続きができるタイプ。
それとは別に、購入後1年間は「[[親子安心傷害保険>http://www.yamaha-motor.jp/pas/parentchild/index.html]]」も無料で付いてくる。
内容はアンジェリーノの「[[アンジェリーノあんしん傷害保険>http://www.angelino.jp/safety/insurance.html]]」とほぼ同様。
&color(#ff9900){&bold(){▼グリップベル}}
アンジェリーノに付いている&bold(){グリップベル}と違い、リトルモアはごく&bold(){普通のベル}を採用。
グリップベルはハンドルから手を動かさずに鳴らせるのが利点だが、
段差乗り越え等の強い振動で勝手に鳴ってしまったり、うっかり手が滑って、
意図しない場面で鳴らしてしまったりする事もあるので、一長一短。
&blankimg(grip_bell.jpg,width=200,height=100)
&color(#ff9900){&bold(){▼チャイルドシート装備シミュレーター}}
ヤマハ公式HPに&size(18){&bold(){「[[チャイルドシート装備シミュレーター>http://www.yamaha-motor.jp/pas/children/simulator/]]」}}というサイトがある。
ベース車のカラーを選び、複数あるチャイルドシートの中から1つ選んでカラーも決定。
すると、選んだ色とデザインの取り合わせで&size(16){&bold(){装着した姿が表示}}される。
シートをどれにするか、何色にすれば似合うカラーになるか、等を購入前に確認できる。
&blankimg(PASkonose_Simulator.jpg,width=400,height=154)

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**◆ギュット《8.0Ah》(パナソニック)
http://cycle.panasonic.jp/products/electric/ENM3/
&blankimg(gyutto.jpg,width=512,height=256)
&size(18){■&color(black,#aee){2011年}モデルスペック}
|型 番|BE-ENM633|
|BGCOLOR(#eca):価 格|&size(18){13万2000円(実売11万2千円~)}|
|BGCOLOR(#eea):電池容量|&size(18){8.0Ah(25.2V)リチウム電池}|
|BGCOLOR(#aea):航続距離|&size(18){強27km、オート30km、エコ43km}|
|BGCOLOR(#aee):重 量|&size(18){32.7kg}|
|BGCOLOR(#cae):GD値&br()(26インチ)|3速時GD値:&size(18){5.4m}、60rpm時:&size(18){19.4km/h}&br()24km/h到達時:ペダル毎分&size(18){74.3回転}|
|スプロケ|41×16T×高耐久内装3段変速(SG-3R75)|
|サイズ|全長184.9cm、軸間距離117.8cm、全幅56.5cm|
|適応身長|142cm~(3人乗り時&size(18){&bold(){158cm~}})|
|サドル高|74~89cm|
&blankimg(GD_gyutto.jpg,width=320,height=90)
&size(18){■主要装備}
|特殊|バックライト搭載スイッチ(縦長パネル)、ラクラクドライブユニット&br()(アシスト力は8Ah相当、高耐久ハブ&チェーン&ギア)|
|電装|砲弾型6灯LED(正面4灯+横2灯)、ソーラーオートテール|
|車体|らくにスルー(低床)アレックス(高張力鋼)フレーム|
|車輪|前輪:WO規格22×1+1/2インチ(幅40mm)ハードランナータイヤ、&br()後輪:WO規格26×1+1/2インチ(幅40mm)ハードランナータイヤ&br()肉厚チューブ、ステンレスリム&スポーク(ARAYA)|
|制動|前輪:ツーピボットキャリパーブレーキ&br()後輪:シマノローラーブレーキ|
|積載|樹脂バスケット、極太パイプリヤキャリヤ(クラス27)、&br()かろやかスタンド、スタピタ|
|装備|フルチェーンカバー、ソフトクッションサドル、サドルガードマン、&br()インサイドベル、ドレスガード、端子カバー、ファッションキーキャップ|
&size(18){■特徴}
&color(#ff9900){&bold(){▼特徴}}
2011年よりパナソニックも3人乗り子供乗せ専用車に参入。アンジェリーノDXの対抗馬となる。
カラーがやや&size(16){&bold(){派手}}目で、フレーム同色のフェンダー等、アンジェリーノより外見が&size(16){&bold(){若々しい}}印象。
車体サイズ、電池容量ともにアンジェリーノDXと拮抗するが、&size(16){&bold(){適応身長}}の設定にやや差が出る。
&blankimg(gyutto_frame.jpg,width=250,height=95)
&color(#ff9900){&bold(){▼アシスト力}}
&bold(){ラクラクドライブ}搭載だが、&size(18){&bold(){アシスト力はビビDXと同程度}}(★×3相当)に&bold(){デチューン}。
12AhのビビEXやビビタフネスよりパワーは控え目。ラクラクドライブは主に高耐久ハブの耐久性を活かす為に使われる。
この為、[[アシスト力の差]]では&bold(){アンジェリーノDX(★×4)に1歩譲る}。SPECが無いので低速域もやや不利。
|車種名|バッテリー|ハブ|アシスト|
|ビビEX&ビビタフネス|BGCOLOR(#eca):12Ah|BGCOLOR(#eca):高耐久ハブ|BGCOLOR(#eca):強化アシスト|
|ギュット&ギュットミニ|BGCOLOR(#eea):8Ah|BGCOLOR(#eca):高耐久ハブ|BGCOLOR(#eea):通常アシスト|
|ビビDX&その他車種|BGCOLOR(#eea):8Ah|BGCOLOR(#eea):通常ハブ|BGCOLOR(#eea):通常アシスト|
&color(#ff9900){&bold(){▼バッテリー容量}}
&size(18){&bold(){12Ahまで搭載可能}}なのは魅力。航続距離を高められる余地が大きい。
最初の電池交換が来た時に12Ahを購入すれば、バッテリー切れを心配する事無く使用可能になる。
ノーマルの8Ahでは容量不足を感じる環境なら、12Ahが搭載可能なギュットシリーズが有力。
&color(#ff9900){&bold(){▼適応身長}}
3人乗り時の適応身長が「&size(18){&bold(){&color(#FF0000){158cm}以上}}」で、アンジェリーノより高めの設定。
最低サドル高と1人乗り時の適応身長はアンジェリーノより低目の設定なので、
物理的にはそれ程アンジェリーノと差異がある様には思えないが、あまりに設定値を下回ると、
3人乗り時に&bold(){事故補償の対象外}になる可能性があるので注意。
&color(#ff9900){&bold(){▼前乗せシートカバー}}
前乗せシートの材質は内部にスポンジクッションの入ったマットで、上から専用カバーをかけて使用。
標準装備のカバーは裏表リバーシブルの2種類で、更にオプションでバリエーションを増やせる。
&blankimg(gyutto_cover.jpg,width=300,height=84)


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*ミニサイズ(後輪20~22インチ)タイプ
**◆アンジェリーノミニアシスタ《4.3Ah》(ブリヂストン)
http://www.assista.jp/lineup/A22L49/
http://www.angelino.jp/angelino_mini_assista/index.html
&blankimg(angelinomini2011.jpg,width=512,height=256)
※参考:[[前年度カラー>http://www26.atwiki.jp/den-assist?cmd=upload&act=open&pageid=19&file=angelino_mini.jpg]]
&size(18){■&color(black,#aee){2011年}モデルスペック}
|型 番|A22L40|
|BGCOLOR(#eca):価 格|&size(18){12万8800円(約10万7千円~)}|
|BGCOLOR(#eea):電池容量|&size(18){4.3Ah(25.2V)長寿命リチウム}※定格4.05Ah|
|BGCOLOR(#aea):航続距離|&size(18){強16km、標準20km、エコ23km}|
|BGCOLOR(#aee):重 量|&size(18){32.4kg}|
|BGCOLOR(#cae):GD値&br()(26インチ)|3速時GD値:&size(18){5.2m}、60rpm時:&size(18){18.9km/h}&br()24km/h到達時:ペダル毎分&size(18){76.4回転}|
|スプロケ|41×19T×内装3段変速(SG-3R40)|
|サイズ|全長187cm、軸間距離125cm、全幅59cm|
|適応身長|140cm~(3人乗り時&size(18){&bold(){150cm~}})|
|サドル高|71.5~86cm|
&blankimg(GD_angemini.jpg,width=320,height=90)
&size(18){■主要装備}
|特殊|アシストレベル:★×3、SPEC3、速度&残量表示パネル|
|電装|砲弾型1W白色LED(取付位置はタイヤ右横)&br()2灯LEDソーラーテールランプ|
|車体|アルミ製オープンワイドタフフレーム(クラス27対応設計)&br()インテグラル(太径)ヘッドチューブ|
|車輪|WO規格22×1+1/2インチ(幅40mm)幅広タイヤ(サイドがホワイトリボン)&br()ステンレスリム(BRIDGESTONE Super Stainless)、ステンレススポーク|
|制動|前輪:ツーピボットキャリパーブレーキ&br()後輪:シマノローラーブレーキ(放熱フィン付)|
|積載|スーパーエンジェルシート2.0、フレーム同色超極太パイプリアキャリア(クラス27)、&br()スーパーラクラクワイドスタンド、テモトデロックⅡ、BSロックⅢ|
|装備|ふっかふかサドル、ノンスリップペダル、グリップベル、空気ミハル君、ドレスガード|
&size(18){■特徴}
&color(#ff9900){&bold(){▼特徴}}
後輪26インチのアンジェリーノアシスタを、後輪22インチにしたバージョン。
ダックスフントみたいな低く長いスタイルにより、&bold(){低重心}で&size(18){&bold(){3人乗り}}に適している形状。
&color(#ff9900){&bold(){▼前年度からの変更}}
前年度モデルよりも&bold(){最低サドル高(適応身長)を大幅に下げ}て、身長が低くても乗りやすくなった。
&bold(){3人乗り}時の適応身長が「&size(18){&bold(){&color(#FF0000){150cm}以上}}」で、ギュットミニより&size(18){&bold(){8cm}}も低い。
前乗せシートが黒くなり(ボディホワイト以外)精悍な印象になった。形状も変更されている。
&bold(){「[[長寿命バッテリー>http://www26.atwiki.jp/den-assist/pages/26.html#id_ac064e4b]]」「[[3年保証>http://www.yamaha-motor.jp/pas/about/point2/]]」「[[速度&残量表示>http://www.yamaha-motor.jp/pas/about/point4/]]」}等の変更は他と同じ。
&color(#ff9900){&bold(){▼小径タイヤのメリット}}
リアタイヤが小さい分、&size(16){&bold(){リアシート搭載位置が低く}}、前後タイヤ間は広くなる。
全体としては&bold(){「低く長い」}スタイルになる。
リアシート位置が高いと、小柄な人が子供をリアシートに乗せる際に抱え上げる形になるが、
シート位置が低い事で&bold(){乗せ降ろし時}に持ち上げる量が減り、&bold(){腰の負担}が軽減される。
&blankimg(seat.jpg,width=200,height=168)
&color(#ff9900){&bold(){▼小径タイヤのデメリット}}
逆に後輪が22インチの短所として、26インチに比べると&bold(){惰性走行時の減速が早く}、
26インチより&bold(){車輪直径が約10cm小さい}22インチタイヤは&bold(){段差に弱い}。
走行性能では26インチより不利な面がある。
&color(#ff9900){&bold(){▼足回り}}
後輪のドレスガードには補強の金属製ステーが入り足がぶつかっても壊れにくい。
フロントフォークの付け根もスポーツバイク並の大径(インテグラルヘッド)チューブで、
後輪には放熱フィンブレーキを搭載して熱による制動力低下やグリスの熱劣化を抑える。
&blankimg(angemini_carrier.jpg,width=300,height=90)
&color(#ff9900){&bold(){▼リアシートは純正品指定}}
リアキャリアはフレームの一部の様な専用デザインの極太のパイプとなる。
アンジェリーノ用の&bold(){キューティキッズシート}や、汎用品の社外シートとは&bold(){互換性が無い}。
仮に純正指定品以外のシートを付けた場合は、&bold(){補償対象外}であるだけでなく、
社外リアシートを付けるのに、長いボルト(台座に掛かる荷重が本来の設計と変わる)を使ったり、
取り付け位置をずらして無理矢理付ける事になり、キャリアとシートの固定力に不安が出る。
実質的にリアシートは&size(16){&bold(){純正シート以外に選択肢は無い}}と思って良い。
&color(#ff9900){&bold(){▼エンジェルリアシート}}
アンジェリーノミニ純正指定品のエンジェルリアシートは、専用設計なので安全性は高いが、
グリップバーと呼ばれるシートの手すり部分が、駐車場ゲートの様に上からガチャリと掛けるタイプで、
乗せ降ろしの際に「グリップバーを外す→上げてから乗せ降ろし→グリップバーを掛け直し」と手順が多い。
なお、ゲートを締めっ放しでの乗せ降ろしは窮屈になり苦労する。
&blankimg(grip_bar.jpg,width=300,height=89)
&color(#ff9900){&bold(){▼バッテリー容量}}
アンジェリーノミニの一番の問題点は、バッテリーが僅か&size(18){&bold(){4.3Ah}}しかない事。
3人乗りは、電動アシスト車の中でも特に&bold(){電池消費と負荷が激しく}なる使い方なので、
本来は一番大容量バッテリーが必要なタイプである。
後輪22インチのミニは&bold(){3人乗りに向いている車体構造}だけに、改善が望まれる所。


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**◆ギュットミニ《8.0Ah》(パナソニック)
http://cycle.panasonic.jp/products/electric/ENMM3/
&blankimg(gyuttomini.jpg,width=512,height=256)
&size(18){■&color(black,#aee){2011年}モデルスペック}
|型 番|BE-ENM633|
|BGCOLOR(#eca):価 格|&size(18){13万2000円(実売11万2千円~)}|
|BGCOLOR(#eea):電池容量|&size(18){8.0Ah(25.2V)リチウム電池}|
|BGCOLOR(#aea):航続距離|&size(18){強24km、オート27km、エコ36km}|
|BGCOLOR(#aee):重 量|&size(18){32.3kg}|
|BGCOLOR(#cae):GD値&br()(20インチ)|3速時GD値:&size(18){4.7m}、60rpm時:&size(18){17.2km/h}&br()24km/h到達時:ペダル毎分&size(18){83.9回転}|
|スプロケ|48×16T×高耐久内装3段変速(SG-3R75)|
|サイズ|全長180.3cm、軸間距離124.2cm、全幅56.5cm|
|適応身長|142cm~(3人乗り時&size(18){&bold(){158cm~}})|
|サドル高|74~89cm|
&blankimg(GD_gyuttomini.jpg,width=320,height=90)
&size(18){■主要装備}
|特殊|バックライト搭載スイッチ、ラクラクドライブユニット&br()(アシスト力は8Ah相当、高耐久ハブ&チェーン&ギア)|
|電装|砲弾型6灯LED(正面4灯+横2灯)、ソーラーオートテール|
|車体|らくにスルー(低床)アレックス(高張力鋼)フレーム|
|車輪|WO規格20×1+3/4インチ(幅44mm)パンクガードマンタイヤ&br()肉厚チューブ、ステンレスリム&スポーク(ARAYA)|
|制動|前輪:ツーピボットキャリパーブレーキ&br()後輪:シマノローラーブレーキ|
|積載|樹脂バスケット、極太パイプリヤキャリヤ(クラス27)、&br()もっと!かろやかスタンド、スタピタ|
|装備|フルチェーンカバー、ソフトクッションサドル、サドルガードマン、&br()インサイドベル、ドレスガード、端子カバー、ファッションキーキャップ|
&size(18){■特徴}
&color(#ff9900){&bold(){▼特徴}}
ギュットシリーズの&size(16){&bold(){目玉}}とも言える新モデル。&bold(){アンジェリーノミニ}の対抗馬。
小径タイヤが売りのアンジェリーノミニの後輪&size(16){&bold(){22インチ}}に対し、より小さな&size(18){&bold(){&color(#FF0000){20インチ}}}タイヤを採用、
更にアンジェリーノミニの最大の弱点のバッテリーに関しては、&size(18){&bold(){&color(#FF0000){8Ah}}}の大容量バッテリーを採用。
ライバルの&bold(){特徴と弱点}を徹底的に潰しに来ている構成。
反面、&size(16){&bold(){3人乗り時の適応身長}}が&size(18){&bold(){&color(#FF0000){158cm}}}と妙に高いという弱点も持つ。
&color(#ff9900){&bold(){▼アシスト力}}
ラクラクドライブだが、アシスト力は12AhのビビEXと同じではなく、8.0AhのビビDX(★×3相当)と同じ。
[[アシスト力の差]]ではアンジェリーノミニ(★×3)と互角。
SPECが無いので1~2速走行時はやや劣るが、何と言っても8.0Ahと約2倍のバッテリー容量が魅力。
&color(#ff9900){&bold(){▼8Ahバッテリー}}
重たい3人乗りは、電動アシスト車を使う環境の中ではワースト級に&bold(){負荷の大きい条件}と言える。
経年劣化も考慮すると、3人乗りをする上では最低でも6.0Ah、できれば8.0Ahや12Ahが欲しい所。
ギュットミニは&size(18){&bold(){20インチ3人乗り}}の中で&size(18){&bold(){8Ah}}を唯一搭載なので有力。
◆&color(#FF0000){&bold(){坂や重量}}による航続距離の変化…あくまでイメージ。実際にこの通りになる訳では無い。
&blankimg(4Ah8Ah_kyori_teika.jpg,width=250,height=175)
◆&color(#FF0000){&bold(){経年劣化}}による航続距離の変化…あくまでイメージ。実際にこの通りになる訳では無い。
&blankimg(08Ah04Ah_konose_rekka.jpg,width=300,height=166)
&color(#ff9900){&bold(){▼20インチの長所と短所}}
アンジェリーノミニの前後輪22インチよりも更に小さく、前後輪&size(18){&bold(){20インチ}}を採用。
リアシートの搭載位置も低くなるので、リアに重いリアシートを載せて漕ぐ時に左右に揺れても、
車体がシートの動きに振り回されて&bold(){左右に揺すられる度合いが少なく}なる。
また小径タイヤは&bold(){漕ぎ出しが軽く}なるので、子乗せで危険な発進時のフラつきを抑え易い。
反面、タイヤ直径が小さくなると&bold(){段差には弱く}なる。大径タイヤにとっては小さな段差も、
小径タイヤにとっては直径に比して相対的に大きな段差となるので衝撃が増える。
&blankimg(20in_dansa.jpg,width=200,height=216)
&color(#ff9900){&bold(){▼ロングホイールベース&低重心}}
全長は26インチ版のギュットとほぼ同等のまま、タイヤ径は小さくなっているので、
相対的にホイールベース(タイヤ間の距離)は伸び、「&size(18){&bold(){低く長い}}」スタイルになる。
低重心になり、リアシートだけ子供を乗せた時もウィリーし難くなり、3人乗り時の安定性に適した構造。
リアには補強用に柱の様な構造材も入っており、かなり厳重に剛性を確保してある。
&blankimg(gyutto_wheelbase.jpg,width=200,height=267)
&color(#ff9900){&bold(){▼使用時期でモードチェンジ}}
最初は子乗せとして使い、子乗せが終わったら[[オプション品>http://cycle.panasonic.jp/products/electric/ENMM3/option.html]]のカゴに挿げ替えて、
最終的にカゴ付き20インチ小径車として使う事はアンジェリーノでも行われていたが、
ギュットミニはその&size(16){&bold(){モードチェンジ}}可能な点を特に意識して&bold(){デザイン}され、
&bold(){カゴに換装後の外見}が「元子乗せ自転車」には見え難い様に工夫されている。
&blankimg(gyuttomini_change.jpg,width=400,height=117)
&color(#ff9900){&bold(){▼適応身長}}
3人乗り時の適応身長が「&size(18){&bold(){158cm以上}}」で、アンジェリーノより高めの設定。
ギュットよりも最低サドル高が高いアンジェリーノの方が、3人乗り適応身長は低くなっている事を考えると、
ギュットやギュットミニの最低サドル高等が物理的に高いと言うより、設定値の算出基準の違いと思われる。
適応身長より大幅に低いのに無視して3人乗りをして&bold(){事故}を起こした場合の&bold(){補償}など、
何かあった時の対応に差が出る可能性があるので、&size(18){&bold(){適応身長を下回る人}}は注意。
|車 種|アンジェリーノミニ|ギュットミニ|アンジェリーノ|ギュット|
|リアタイヤ|BGCOLOR(#eca):20インチ|BGCOLOR(#eea):22インチ|BGCOLOR(#cee):26インチ|BGCOLOR(#cee):26インチ|
|サドル高|BGCOLOR(#eca):71.5cm~|BGCOLOR(#eea):74cm~|BGCOLOR(#cee):75.5cm~|BGCOLOR(#eea):74cm~|
|1人時適応身長|BGCOLOR(#eca):140cm~|BGCOLOR(#eea):142cm~|BGCOLOR(#cee):146cm~|BGCOLOR(#eea):142cm~|
|3人時適応身長|BGCOLOR(#eca):150cm~|BGCOLOR(#aee):158cm~|BGCOLOR(#eea):153cm~|BGCOLOR(#cee):158cm~|
&color(#ff9900){&bold(){▼最低サドル高}}
最低サドル高はアンジェリーノより低く、アンジェリーノミニよりは高い。
パナソニック製のバッテリーは[[容量が増えると縦に長くなる>http://www26.atwiki.jp/den-assist/pages/24.html#id_41a2fd83]]ので、
8Ahや12Ahを搭載するには、バッテリーの上を通るフレームの位置を高くする必要がある。
サドル高を下げて適応身長も下げると、搭載可能なバッテリーが限られるので限界が生じ易い。
(パナソニック製の小径車が8Ahや12Ahを装着できない理由でもある)
&blankimg(angelino_battery.jpg,width=420,height=100)
&color(#ff9900){&bold(){▼もっとかろやかスタンド&スタピタ}}
従来の「かろやかスタンド」より更にテコの部分を拡大した「&bold(){もっと}かろやかスタンド」装備。
そして「スタピタ」でスタンドを立てると自動的にハンドルがロックされて転倒を防ぐ。
アンジェリーノのハンドルロックはハンドル手元のスイッチで行う「テモトデロック」なので、
どちらが駐輪時の転倒防止として使い易いかは人により好みが分かれる。
キャリア荷台は従来型が金具が出っ張っていたのを、少し凹ませて&bold(){フラット}に近い形状に。
リアシートを搭載した時のシートと荷台の密着性が上がる。
&blankimg(gyutto_stand.jpg,width=300,height=99)
&color(#ff9900){&bold(){▼パンクガードマンタイヤ}}
「パンクガードマンタイヤ」を採用。&bold(){防弾チョッキ}の如くシート入りで画鋲でもパンクしない高耐久性。
後輪の負荷が大きい3人乗り車だけに、パンク耐性が高い事は有り難い。
なお、タイヤはWO規格の幅1+3/4インチとマイナーなサイズ(44-451)。交換時は再び純正品購入か、
20×1+3/8等の互換性のある別幅サイズ([[リム幅の許容範囲内>http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/1275/compatibility/ETRTO.html]]であれば適合)のタイヤに交換可能。
&blankimg(puncture_guard_tire.jpg,width=400,height=68)
&color(#ff9900){&bold(){▼GD値とギア比調整}}
高耐久ハブは3速ギア比が1:1の直結ギアなので、通常ハブ(3速は1:1.36の増速)より変速比が低い。
更にギュットミニは小径タイヤなので、このままだとペダルを1回転させた時の進む距離(GD値)が小さくなるが、
そこは前スプロケの歯数を41T→48Tに変更し、ハイギアード化する事で補っている。
これにより、&bold(){GD値}の低下は&bold(){26インチモデルの90%程度}に収まっている。
どのみち子供乗せとしては徐行を求められる(スピード出すのは厳禁)ので、高いGD値は必要無い事と、
SPECを搭載せず低速ギアのアシスト範囲が若干狭くなる特性から考慮すると、
車重が&size(18){&bold(){32kg超}}と超ヘビー級なギュットミニとしては、低目のギア比で適切と言える。
◆&color(#FF0000){&bold(){フロントチェーンリングを大径化}}してギア比を調整
&blankimg(gyuttomini_ring.jpg,width=160,height=92)



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*盗難補償の違い
|メーカー|1~2年目紛失時の&br()自己負担率|3年目で紛失時の&br()自己負担率|鍵を無くしても保証されるか|
|[[パナソニック>http://pct.panasonic.co.jp/support/faq/faq_2.html#q29]]|BGCOLOR(#eca):30%|BGCOLOR(#eca):30%|BGCOLOR(#aee):鍵が無いと補償外|
|[[ブリヂストン>http://www.bscycle.co.jp/root/format/support.html]]|BGCOLOR(#eca):30%|BGCOLOR(#eca):30%|BGCOLOR(#aee):鍵が無いと補償外|
|[[ヤマハ>http://www.yamaha-motor.jp/pas/lineup/insurance/index.html]]|BGCOLOR(#eca):30%|BGCOLOR(#aee):50%|BGCOLOR(#eca):鍵が無くても補償される|
・盗難補償は、万一盗難に遭った時に、新車価格の数割で同じ車種がもう1台補償される制度。
・安易な紛失申請を防ぐ意味で「盗難対策に施錠していたのに盗まれた」事が条件なので、&br()原則としては「鍵を掛けていて≒鍵は失くしていない」→「スペアキー含む3本の鍵を所持」が必要。&br()鍵をうっかり失くすと、盗難に遭っても補償外となるので失くさない様に注意。
↓例:パナソニック・ギュットシリーズの場合
&blankimg(pana_hosyo.jpg,width=200,height=229)
・ヤマハは鍵を失くしても手続き可能だが、その分、3年目の自己負担額が30%→50%と高くなっている。
・それとは別に、子乗せ自転車には1年間の傷害保険が付く。ブリヂストンの「[[アンジェリーノあんしん傷害保険>http://www.angelino.jp/safety/insurance.html]]」、&br()ヤマハの「[[親子安心傷害保険>http://www.yamaha-motor.jp/pas/parentchild/index.html]]」、パナソニックの「[[ギュットあんしん傷害保険>http://cycle.panasonic.jp/products/electric/gyutto/hoken.html]]」等。
・傷害保険の補償対象となるチャイルドシートは[[取扱説明書>http://www.yamaha-motor.jp/pas/manual/pdf/UX67JL.pdf]]に[[指定品>http://www.yamaha-motor.jp/pas/lineup/raffini/option/index.html#op06]]が記載されており、&br()指定品以外のシートを使った場合は、補償の対象外となるので注意。

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