貴方のギルド脱退理由@ウィキ

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dattai

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599 :(○口○*)さん [sage]:04/05/12(水) 05:53 ID:q9/i03rz
厳密にはまだ抜けてはいない…放置気味のキャラを入れてあって、
狩りはしないけどたまに雑談だけする、という関係なんだけど書いてもいいかな。

うちのギルドはお決まりのパターンで、β1の固定PTから移行したギルド。
β2初期に血眼で探し当てたエンペで設立したギルドが奇跡的にまだ続いている。
β1からこのかた、漏れはずっとギルドで突出していた(レベルがね)
接続時間の差もあったが、漏れは常に効率を気にしてたし、何より狩りが好きだった。
β2になって公平が実装されても、一度として他のギルメンを公平圏内に
寄せ付けなかった。コモドが来て10レベル差に広がっても同じ。
もっぱらソロか、臨時や昔からの狩り友達と組んでいた。

だが、他のギルメンが育ってくるにつれて、漏れはやはりこいつらと遊びたいと
思うようになった。そこで、皆と遊べるように2ndを同じ職で育てた。
装備も揃っていたしノウハウもあり、あっという間に公平圏内に追いついた。
そして上納で調整しつつ、しばらくの間連中とマッタリ過ごしていた。

だが、その間に疎遠にしていたかつての狩り友達に再会した。
奴はもうすぐレベル99になるのだと言っていた。
そして、以前の狩り友達、臨時で組んだ連中、転職祝いをあげた奴までもが、
皆漏れよりも高いレベルに達し、新しく実装されるGvGが楽しみだと語っていた。
これが漏れの中の何かに火を付けた。

(つづく)

600 :599 [sage]:04/05/12(水) 06:11 ID:q9/i03rz
(つづき)

迷った末に、漏れは1stを作り直すことにした。
度重なる仕様変更に合わせ、次世代スタンダードなキャラを作ってみたかったのもある。
ともかく、再び装備とノウハウを手に、漏れは新たなキャラを育成し始めた。
途中、オーラ達成した友人もまた新キャラを育て始め、合流した。
このキャラは、2ndと交代の形でギルドに入れるつもりだった。
2ndは公平用に残し、ソロや臨時中心で先を越された友人たちに追いつくつもりだった。
だが、そんな中で古い友人たちにGvに誘われた。Gvに興味もあったが、今思えば廃ギルドの
ステータスや砦のメリットに惹かれたのだろう、新キャラはそちらへ入れることにした。

当然、狩りはそちらがメインになった。相方もでき、ギルドの後押しもあって、
新しいキャラはどんどん成長し、あっという間に2ndを追い抜いた。
それでもなお、毎日一度は元のギルドに顔を出し、雑談した。
タイミングが合えば2ndを出して狩りに付き合った。

だが、そのうちに段々違和感と言うか、温度差を感じるようになった。
やはりGvを視野に入れ、上昇志向の廃ギルドと、2年近くひたすらマッタリしてきた
ギルドでは雰囲気がまるで違う。
いや、どっちのギルドもギルチャで馬鹿話が飛び交う楽しいギルドだったんだが、
やはり意気込みと言うか、目的を追求するスタイルの差が、レベルや装備となって
如実に現れていた。
レベルが高くなることによる必要経験値のアップもあって、漏れはより多くの時間を
新キャラの方のギルドで過ごすようになった。

まぁそれから色々あって人が動いたりもしたが、結局漏れは元いたギルドと疎遠に
なった。今はwisで狩りに誘われることもないし、先日は新人が入ったのに呼ばれも
しなかった。ギルマスは寂しげに「君がいないのが当然になっちゃったね」と呟く。
時たま雑談しに溜まり場を訪れたり、別キャラでログインして挨拶するが、
今は2ndや3rdをマッタリ育てるのが流行っているらしく、温度差はさらに増している。

狩りが好きな漏れにとって、毎日は充実している。
仲間はみんないい奴だし、いつでも組みたいときに息の合ったPTを組むことができる。
かつての溜まり場に戻った時の、どことなく感じる居心地の悪さだけが、
漏れの払った小さな代償だ。

長文スマン。


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