貴方のギルド脱退理由@ウィキ

20-595

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dattai

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20-595


595 :(○口○*)さん [sage]:06/05/29(月) 23:27 ID:+NJ+4O+P
ギルド解散理由:自然消滅

知り合いがGvをやりたいと言ってギルドを立ち上げた。
コンセプトは「少数精鋭」
各職業を1人ずつ加入させ、密度の高い訓練を行うのだとか。
最終的にはそれぞれの職業で鯖TOPと呼ばれる人間をギルドから輩出したいとの事。

正直机上の空論以前だと思ったし、そう進言もしたけどもやってみると聞かず、実際に募集を開始した。
ギルド説明では正直にギルドコンセプトと目標を語る。
ちょっとでもGvをかじったまともな感覚を持つ人間は当然そこで逃げる。
自然と夢を見ているGv初心者と、俺TUEEEな人々が寄り集まった。

適当にメンバーが増えた所でマスターにより週2~3回訓練を行う事が発表された。
しかしそもそもマスター自体初心者で、何をやれば良いのか分かっていない。
そこで俺が教官を行う事に。
まず何も知らない人が多いので、Gvについての基本的な知識から。
実際にスキルを使用して、可能な限り簡潔に、順序立てて系統立てて話す。
その日の内容は俺の提案で立ち上げたギルドHPに画像付きでまとめておいた。
カウンターは回らなかった。

そんなこんなで3週間。
ギルド内からのGv参戦希望の声を抑える事ができず、実戦へ。
結果は当然惨敗、そもそも10人程度で通用する砦なんてレース会場でも稀。
もうちょっと講義を進めてその辺をマスターに理解して貰おうと思ってたのだが、失敗した。
余りの結果にメンバーはやる気を無くし、講義参加人数が半分以下に。
俺TUEEEな人はGvの次の日にはいつの間にかいなくなっていた。

そうして俺とマスターだけの解散式へ。
マスターは「現実が分かってなかったんだな、俺」とこぼしていた。
でも最後には「でも楽しかった、今度は現実を見据えてもっとしっかりやりたい」と意欲を見せていた。
今回は知識不足だっただけなんだと思う。
何度かGvに参加して、知識と経験を蓄えた上で再度ギルドを立ち上げるんだそうだ。
良識や常識は備えている人だし、講義のサポートやメンバーのケアも半ば必死になってやっていた。
きちんとしたGvギルドマスターとして動くんだったら、もっと良いギルドを作れるんじゃないだろうか。
その時は俺にも声をかけるという事を約束してギルドは無くなった。


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