貴方のギルド脱退理由@ウィキ

257

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dattai

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257 :(○口○*)さん [sage]:08/02/17(日) 20:32 ID:ED1Dbby40
過去の話。

以前かなり美人の彼女とつきあっていた。100人に聞けば、100人が美人と答えたと思う。
その頃は基本的に彼女の部屋に一緒に住んでたのだけど、実家に用事があって来たことがあった。
そのときにROを見られて「かわいいね」と興味を持たれて彼女がROを始めたのが運の尽きだった。

毎日一緒にいるので、さすがに日毎には変化はわからなかったけど3ヶ月くらいしたら
彼女の目が随分濁っているのと、気のせいか少し太ってきているのがわかった。
そこからは進行が早くなり、1ヶ月経つと、どちらも気のせいではなくなっていた。目も体重も。
元が細いのでまだ一般人体系ではあるけど、見てわかるほど変化してるのはヤバイのでROを止めることにした。

ダメだった。元々自信家なので、止めようとすると「そういう人がいても自分は大丈夫」と抵抗する。
ROで人生を不意にした人の体験談を読んだことがあったが、そのままで驚いた。まさか自分の身に降りかかるとは。

体験談を参考にするなら、仕事も危ないのではないかと危惧して、彼女の後輩に聞いてみた。
案の定、最近調子が悪いらしい。その子の紹介で知り合ったので「彼女に何をしたんだ」と逆に責められたが
事情を話すとわかってくれて、協力してくれることになった。

なんとか二人で止めようとあれこれと策を弄して、最終手段「回線を切断」までしてみたが、
彼女は全ネカフェプレイという手段に出た。まるで耳を塞いでるような状態で何を言ってもダメだった。

こちらの根気が尽きた頃には、彼女はぽっちゃり体系になっていた。仕事も休んでいるようだった。
元がいいので、まだアリな段階なんだろうけど、先を見たくなかったし、最早止められる気がしなかった。
別れを切り出した。

今この時になるまでは彼女に対してかなり従順に接していたので、彼女は驚いていた。
以前のように強硬な態度に出れば私が折れると思ったのか抵抗されたが、今回は私が押し切った。
これまでのは「仕方ないなあ」と聞いてあげられるものだったけど、今回は仕方ないじゃ済まない。

家に帰った後、私のソロギルドに入れた彼女の露店商人を追放した。
ROの画面なんて見たくもなかったが、精神的に疲れていて、全ての繋がりを絶ちたかった。
まだ入っていたことに少し驚いたが。

追放理由:さようなら


別れてからしばらくして、やっぱり心配になって一度だけ見にいったことがある。
ドアを開けて久しぶりの彼女を見た時は、泣きそうになった。
それ以来、微妙に鬱になってしまって誰かと付き合おうという気が起きない。


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