貴方のギルド脱退理由@ウィキ

007

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dattai

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7 :1/4 [sage]:07/07/28(土) 17:50 ID:dbCGl3BS0
脱退理由:「みんな・・・ごめん・・・」

わりと内輪でよくまとまってたウチのギルド。
メンバーのほとんど全員が学生。俺だけ社会人。テスト期間はちょっと寂しい。
Gチャの話題はアニメだったりゲームだったりらき☆すただったり豊富だったが、
まあ自虐するわけではないが想像の通り毒男が集まるGだった。

そんなある日、どういう偶然からかマスターが初心者♀アコを拾ってくる。
なんでもエンジェ狙いにポリン島に行った時に知り合ったという。

毒男の集団とはいえここはネットの世界。俺たちでも話しかけることは出来る。
というか、ネット以外で女性と話す機会なんてみんなほとんどない。
たちまち人気者になる♀アコさん。当然俺も気になっていた。

先月の半ば頃かな。雑談の過程でアコさん社会人だと判明。
「へー。そうなんだ。実は俺も社会人。ここ俺以外みんな学生さんなんだよね」
・・・うん。正直に言おう。下心満載で社会人同士・・・ってことで仲良くなろうとした。
年齢=彼女いない暦な俺にとっても、そのアコさんは身近に話せる唯一の女性なのだ。
直結乙と言われようが何だろうが、とにかく仲良くなりたかったのだ。

思惑通り、これをきっかけに他のメンバーより親しくなった俺。
RO内でもソリストだった俺は資産だけはそれなりにあり、いろいろ貢ごうとしたものだが
やんわりと断るアコさん。「お気持ちだけで十分ですから。それより狩り行きましょう」
そんなアコさんにますます惹かれていく俺。多分どうかしてたと思う。

そしてそんなある日、事件はおこる・・・。

8 :2/4 [sage]:07/07/28(土) 17:51 ID:dbCGl3BS0
その日、INするとアコさん中心にGチャがとても賑わっている。
何だろう・・・と思うと、どうやらアコさん、PCの買い替えを考えているらしく
みんなでアレがいいコレがいい、いややっぱりソレが・・・と盛り上がってるらしい。
さすが毒男たちだけあり、そういう知識はハンパない。バンバン飛び交う専門用語。
相槌は打つもののよく分かっていないに違いないアコさん。
そんなアコさんを見かねて「だいじょうぶ?理解できてる?」と聞いてみる。
アコさん:「正直言ってよくわかりませんw」
アコさん:「あ。そうだ(俺)さん。確か都内にお住まいでしたよね?」
アコさん:「よかったらいっしょに見に行ってもらえませんか?」

・・・爆弾発言の効果は凄まじかったが、当の本人はよくわかっておらず
日時を約束して「それじゃ、約束ですよw 遅刻しないでねw」と落ちる。
俺、頭真っ白。人生○○年にして初のデートに舞い上がる。
当然、Gメンの仲間からは非難轟々・・・かと思いきや、「(俺)さんがんばれ!」
「身だしなみに注意しろよ!」「目指せ!ROの電車男!」等の励ましを貰う。

・・・仲間っていいものだな・゚・(ノД`)・゚・。
リアルで涙ぐみながらメンバーに向かって宣言する俺。
「俺、男になってくる!がんばるよ!みんなありがとう!」

9 :3/4 [sage]:07/07/28(土) 17:51 ID:dbCGl3BS0
その日から俺は変わった。
通勤途中の愛読書はハルヒからファッション誌にかわり、タウン情報も買った。
服も着れればなんでもいい・・・からキチンとしたブランド品に変えた。
人生初の美容院にも行ったし、靴も磨いた。もうリアル電車男状態。

前日はドキドキして寝れなかった。
アコさん本人はあれ以来、「ちょっとリアルが忙しくて・・・」とほとんどINしない。
ただ前日は「明日の約束、忘れないでくださいね」とだけ言いにINしてきた。
遅刻しないように目覚ましも5個セットした。

そして当日。具体的には先週の土曜。待ち合わせ場所に30分前から待機。
鳴り響いた携帯に心臓が飛び出しそうになりつつ、落ち合う。
初めて出会ったアコさんは想像以上にきれいなお姉さんだった。
ますます舞い上がる俺。緊張のあまり声も出ない。
アコさん:「おまたせしましたー」
アコさん:「はじめまして!○○(アコさんのキャラ名)です」
アコさん:「えっと・・・とりあえずお茶でも飲みましょうか」

10 :4/4 [sage]:07/07/28(土) 17:52 ID:dbCGl3BS0
のへんのカフェでお茶注文し、ほっと一息。そして彼女は言った。
アコさん:「あの・・・いきなりで何なんですけど」












アコさん:「来週の選挙なんですけど、誰に投票するか決まってますか?」

ハイハイ創価創価。俺オワタ・・・orz
そーですよねえええ! うちのGで選挙権持ってるの俺だけだもんねえええ!
もう選挙なんていかねーよ!・゚・(ノД`)・゚・。ウァァァァン

応援してくれたみんながwktkして待っているであろうので、いたたまれず
誰もいない深夜に上記の脱退理由でG抜けた・・・。モウダレモシンジラレナイ・・・。




41 :7 [sage]:07/07/29(日) 14:42 ID:MfstZq290
'>>39
おうさ・・・。一応行ってきたぜ。選挙・・・。
どんなことがあろうとも、これ一応国民の義務だからな。
どこにー?・・・っていうのはスレ違いだしgdgdの元だから聞かないでくれ。

で。後日談。

上の脱退理由カキコんだのが昨日。あれからちょうど一週間。
その間、会社が引けると即帰宅して布団にこもってウジウジしてたんだが
カキコの為に久しぶりにPC繋いでみたらマスターからメッセに呼び出しきてた。
結構悩んだが、やはり礼儀として返信してみる。速攻返信がある。

マスタ:「何はともあれINしてこい」

ためらいつつINし、呼び出された場所に行くとマスターと副マスが。
こいつらリアル友人でもともとこのギルドは二人で立ち上げたそうだ。
ちなみにマスター♂GX。副マス♂ローグ。

マスタ:「で。なにがあった?」

観念して全てを話す俺。会話しながらもハラワタ煮えくりかえるやら情けないやら。

マスタ:「ふむ。そうか。それで姿見せなかったのか」←普段から重々しい口調
副マス:「うはwwなむwwwハラいてぇwwwww」←普段からsakege全開

マスタには謝罪され(例のアコを勧誘してしまったことらしい)副マスには
散々笑われ「出し抜こうとするからだwww」と言われたが、不幸中の幸いにして
件の♀アコもその後INしておらず、無い事無い事言いふらしたりはせずに
いつのまにか脱退していたそうだ。

42 :7 [sage]:07/07/29(日) 14:43 ID:MfstZq290
全てを話してすっきりした俺、あらためてG加入をもらおうとしたが
マスタ:「まあ。いろいろ事情聞かれるのも不愉快だろう」
マスタ:「2~3日中にみんなに話しておくからそれからのほうがいい」
・・・うん。お気使いありがとうマスタ・゚・(ノД`)・゚・
ところでアンタ本当に俺より年下の学生さんですか?
副マス:「ま。人生勉強ってことでwwwwww」
そうだね。返す言葉も無いけどキミも確か20歳前の学生さんだよね?
そんなコたちに諭される俺って・・・

副マス:「でもまあw」
副マス:「こうなったのもマスターがアコ連れて来たからだしw」
マスタ:「・・・うむ。すまないと思ってる」
おれ :「気にしないでくれ・・・。自業自得なんだし・・・」
副マス:「マスタ。あれだ。弱ってる(俺)さんにサプライズするべw」
マスタ:「うむ?」
副マス:「幸いどうやら3人とも都内在住なんだし。メシでも奢ってやるべ」
マスタ:「・・・マジでかよ・・・?」
おれ :「いや。いいよ。気を使わなくても」
副マス:「まあまあwwそう言わずwwwどーせ服買ったりして金ねーんだろww」
おれ :「う・・・」
副マス:「うちらの近所にうまいお好み焼き屋があるんだよ。招待するわww」
マスタ:「・・・そうだな。まあ、それくらいならしてやろうか」

・・・と、言うわけで年下の学生さんたちに奢ってもらうことになりました。
女なんかより男同士の友情のほうがありがたいね!今から行ってくるわ!ノシ

43 :(○口○*)さん [sage]:07/07/29(日) 14:47 ID:TzhfLMRz0
行ってみるとそこには二人の女子大生が・・・

74 :(○口○*)さん [sage]:07/07/29(日) 21:45 ID:MfstZq290
うわ・・・なんかスレ伸びてると思ったら俺が降臨してるよ・・・。
今、なにカキコんでも「自演乙」って言われそうだなあ。

んまあ>>43の予想は半分は当たってました。

爆破するならどうぞ

マスター 夫 妻 をお願いします。

け・・・みせつけやがって・゚・(ノД`)・゚・


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