貴方のギルド脱退理由@ウィキ

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dattai

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45-498


498 :1/3 [sage]:07/07/12(木) 18:36 ID:pbOQL+/W0
脱退理由:「ありがとうございました」

数年前、ネトゲまったくの初心者だった俺。
過疎鯖ゆえ人とのコミュニケーションもほとんどなく、シーフだった俺は
モロクと蟻の巣を行き来してLv上げをしていた。
ある日、迷子になった俺は何度も死にかけながらプロにたどり着く。
人の多さ(今思えば過疎鯖のプロの人口なんて多寡が知れてるが)に驚きつつ
話しかけてきたWIZがマスターを努めるGに加入した。

以降、そのマスターと会うことはなかったが(笑)、G内に何かと面倒を
見てくれる♀製造BSがいた事により世界が広がり、どっぷりとROにはまっていく。

このBSさん、いわゆる初心者の扱いが非常にうまく、無闇にアイテムを与えたり
壁したりとかはせず、狩場情報、スキル、お金稼ぎの方法などをわかりやすく
教えてくれ、またドロップのOC売りやレアの買取等も快く引き受けてくれた。
マスター不在のこのGの中心人物だったと言える。

人見知りしない俺は臨時やら何やらで友人をどんどん増やしていき、G勧誘。
気が付くとマスターは全然繋いでいないにも拘らず枠がいっぱいとなり、
「このままではいかん!」とそのBSさんにマスターになってもらい新G立ち上げ。
マスター以外のほとんど全員で移籍し新たなる生活をはじめた。

このG、狙った訳ではないのだが「初心者大歓迎」っぽいG名とエンブレムの為
メンバーにはやたら初心者が多く、はまっていた自分にはだんだん物足りなく
感じ始める。また、BSさんから聞いてた「古鯖」への憧れもあり、思いきって
マスターへ相談。「○○ちゃんは臨時好きなんだし、行ってくるといいよ」と
背中を押され、休止を認めてもらい古鯖へ行くことに。
枠がキツイ事は知っていたので、いつでも抜いて構わないですから・・・と約束。

「でも古鯖に疲れたらいつでも帰っておいで。待ってるからね」

499 :2/3 [sage]:07/07/12(木) 18:38 ID:pbOQL+/W0
憧れの古鯖は想像以上の楽しさで、毎日が充実していた。
装備も揃い、臨時通いで自分の納得のいくような高Lvの狩りもするようになり
また念願の相方もできた俺は、古鯖への永住を決める。
あのBSさんのようになりたい・・・そう思い自分でGも新設。小さいながらも
接続率の高い自慢できるようなGのGマスになることもできた。

そんなある日。部屋の掃除をしていた時、1stキャラのログインPWを書いた
メモ用紙を見つける。おー懐かしいーと思いながら余ってた1DAYでログイン。
接続人数を見て、相変わらずの過疎鯖だなあ・・・と笑いつつ約1年ぶりにIN。

「おや?」
「おかえりなさい。久しぶりだねえ」

そこには変わらずあのエンブレムをつけた俺のキャラ。
そしてGチャで何も変わらない様子で話しかけてくるマスターがいた。

「元気だった?続けてくれててうれしいよ」
「古鯖はどう?楽しい?」
「そっか。それは良かった」
「ほうw 相方ができたのか。隅に置けないねえw」

何か胸にこみ上げるものがあり「はい」しか言えない俺。
あの頃のようにいろいろと楽しそうに話しかけてくるマスター。

俺が抜けてからGに活気が無くなっていき、今はほぼ自分のソロGになってること。
でも二人で立ち上げたこのGが気に入っているので解散せずにおいたこと。
のんびり育てていた製造BSがやっと98になれたこと・・・etc

500 :3/3 [sage]:07/07/12(木) 18:41 ID:pbOQL+/W0
「そっか。今はマスターしてるのか。じゃあもうあっちに永住だねw」
「だめだよ。マスターが他の鯖に浮気とかしちゃ」
「いい機会だし、ちゃんと今日ケジメつけとこうね」
「うん。そう。○○ちゃん脱退。というか卒業かな?」
「うん。こっちはノンビリやるからさ。平気平気w」
「でもGは解散しないからね。このエンブ気に入ってるしw」
「ん?なに?遺産とかいらないよ?」
「・・・あ。懐かしい。私の作った武器かw」
「大事にしてくれてたんだねえ。製造冥利に尽きるよw」
「あの頃は楽しかったねえ。本当に」
「うんうん。○○ちゃん材料集めに必死だったもんねw」
「・・・じゃあ。そろそろ」
「うん。元気でね!相方さん大事にするんだぞw」
「おつかれさま!!」

俺、上記理由で脱退。そしてログアウト。

過疎鯖の純製造BSの貴方へ。
貴方のお陰で今の俺があります。長い間、お世話になりました。
いつか、また遊びに行きます。その時までどうぞお変わりなく・・・。

長文&スレ汚し失礼致しました。


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