貴方のギルド脱退理由@ウィキ

16-070

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dattai

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70 :(○口○*)さん [sage]:05/12/30(金) 17:34 ID:Abu4Gsdl
 こんな夜更けに、ニブルの谷にペコを走らせるのは誰だろう。
 それはとあるギルドのマスターのLKと、とあるギルドのHIプリだ。LKは10匹近いモブを抱きかかえている。

LK   「プリよ、なぜついてこないのだ」
HIプリ 「マスターにはアサクロが見えないの。かんむりをかぶって、妖精耳をつけている・・・」
LK   「あれはたなびく霧だ・・・早く追いついてくれよ。」
アサクロ「かわいい坊や、一緒においで。うちのギルドで遊ぼう。転生職もたくさんいて組む相手には困らないし、高精錬装備をうちのマスターがたくさん用意して待っているよ。」
HIプリ 「マスター、マスター!きこえないの。アサクロがぼくになにかいうよ。」
LK   「落ち着きなさい、枯葉が風にざわめいているだけだよ。いいから早く来てくれよ。」
アサクロ「いい子だ、私と一緒に行こう。私の相方たちがもてなすよ。お前をここちよく歓迎し、しゃべり、もりあがるのだ。」
HIプリ 「お父さん、お父さん!見えないの、あの暗いところにアサクロの相方が!」
LK   「見えるよ。だが、あれは古いしだれ柳の幹だよ。そろそろ死にそうなんだけど。」
アサクロ「愛しているよ、坊や。お前の美しい姿がたまらない。この錐を貢いででもつれてゆく!」
HIプリ 「マスター、マスター!アサクロがぼくに貢いでくる!アサクロがぼくを好条件で勧誘する!」

 LKはぎょっとして、ペコを全力で走らせた。大量のモブを両腕に抱え、やっとの思いで→のWPに着いた・・・
 後ろを振り返るとHIプリはすでに無言で脱退していた。


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