429 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 00:30:21.96 ID:NUUPfFL/0
鋼の肉体を持つ筋に君は、瞬きをする間にその肉体を失っていく。
少しずつ、少しずつ、その姿は幼少期へと戻っていき……。
(;^ω^)「受精卵になっちゃったお……」
そして、受精卵と共に僕の手の上に落ちるDAT。
それは、僕のペニスぐらいの大きさの結晶だった。
□「でも、これで一件落着だお!」
( ^ω^)「お前何にもしてないお」
川 ゚ -゚)「……」
──その時だった。
川o・д・)「ついに見つけたでち!」
ハラサ……そうだ、まだ悪の元凶は消えてはいないんだった。
431 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 00:31:22.29 ID:NUUPfFL/0
川o・д・)「ふふふふ……。わざわざDATを見つけてくれたこと、感謝するでち!」
川o・д・)「あたちに取られるとも知らずに……。バカな野郎どもでち。
大体、DAT見つけてはい終わりー、な訳なくなくないでち!
あたちが既にお前たちに罠を仕掛けているとも知らずに……」
(;'A`) (何か一人舞台始まってる……)
川o・д・)「にやり! さぁ、あたちの下部よ! そいつらを裏切るんでち!」
ハラサが僕たちの方向を指差す。
その先にいた人物は───
1、クー
2、ドクオ
3、ブーン
≫440
432 : 高校生(茨城県) :2007/03/21(水) 00:32:00.63 ID:gDY6DtWc0
1
433 : 動物愛護団体(神奈川県) :2007/03/21(水) 00:32:04.24 ID:8ozFlbOy0
2
434 : ぬこ(長屋) :2007/03/21(水) 00:32:18.27 ID:Md43YaFU0
ksk
435 : 保母(関西・北陸) :2007/03/21(水) 00:32:21.47 ID:gnyw+13MO
3
436 : 講師(長屋) :2007/03/21(水) 00:32:33.29 ID:F+0MYIfF0
2
437 : ご意見番(アラバマ州) :2007/03/21(水) 00:32:36.98 ID:PBxM8jpm0
1
438 : 検非違使(アラビア) :2007/03/21(水) 00:32:41.31 ID:bBxIS1Mg0
3
439 : 動物愛護団体(神奈川県) :2007/03/21(水) 00:32:42.02 ID:8ozFlbOy0
2
440 : ぬこ(長屋) :2007/03/21(水) 00:32:44.13 ID:Md43YaFU0
1
441 : 外来種(アラバマ州) :2007/03/21(水) 00:32:45.96 ID:lGpXaRsz0
3
442 : のびた(大阪府) :2007/03/21(水) 00:32:46.71 ID:8Vw2hd3l0
≫431
日本語でおk
安価なら2
443 : 医師(東京都) :2007/03/21(水) 00:32:47.02 ID:tyxCXIlD0
2
444 : 名人(東京都) :2007/03/21(水) 00:32:47.20 ID:A7BS6UP00
3
445 : 洋菓子のプロ(北海道) :2007/03/21(水) 00:32:52.53 ID:jZ+vfjsR0
あえての3
446 : 銭湯経営(富山県) :2007/03/21(水) 00:33:51.80 ID:lLXNMw4p0
一番厄介な・・・デカパイが・・・
447 : 不動産鑑定士(コネチカット州) :2007/03/21(水) 00:34:02.93 ID:c3FoOaJ0O
( ゚Д゚ )
448 : ゴーストライター(東京都) :2007/03/21(水) 00:34:07.27 ID:tEOZaJi00
BOoooooooooooooooooooon!!!!!!!!!
449 : 医師(東京都) :2007/03/21(水) 00:34:11.88 ID:tyxCXIlD0
頼む……嘘だと言ってくれ…
452 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 00:36:31.60 ID:NUUPfFL/0
川 ゚ -゚)「はい、ハラサ様」
突然クーさんが声を出したかと思うと、いきなり僕の手に持つDATを取った。
そして、DATを手にしたままハラサの元に歩いていく。
川o・д・)「ふふ。コイツには特別な命令を出したんでち! 定規を持つ少年の後を追い、DATを
獲得後、あたちの元に戻れとな!」
(;^ω^)「クーさんっ──!」
僕はクーさんを追いかけようと、全速力で走り出す。
……走り出そうとした。
(;^ω^)「っ!?」
体が動かないのだ。全く、まるで力が入らない。
川o・д・)「これぞDATの力! レディーの邪魔をする奴は動けなくなるのだ!」
DATは持つものの意思に反映する。
操られているクーさんの心が悪としたら、確かにそれは力を発動させると言うことだ。
彼女の足は止まらない。
もうハラサまで2,3歩のところまでやってきていた。
454 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 00:39:17.59 ID:NUUPfFL/0
('A`) 「クー」
静かな声だった。
だが、その声は空気を伝わり、クーさんの耳へと届く。
一瞬、クーの足が止まった。
('A`) 「やっぱ……今日のお前は、お前じゃなかったんだな」
しかし、止まった足は一瞬だけで、彼女はまた歩き出した。
('A`) 「なーんかおかしいと思ったんだよ。力強いし、俺の扱い酷いし」
川 ゚ -゚)「……」
彼女とハラサの距離は、もう既に10歩程度。
これ以上近づかれると、本当に危険だ。
('A`) 「俺は、いつものクーが大好きだ」
彼女の足が、完全に停止した。
460 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 00:43:30.91 ID:NUUPfFL/0
('A`) 「ちょっとセンスおかしいけど……弁当作ってくれて」
('A`) 「リアクション薄いけど……俺の話いっつも聞いてくれて」
('A`) 「俺が学校やめるって言ったときも止めてくれて……半分強引だったけど」
('A`) 「俺がお前を裏切ったときも……お前は俺を裏切らなかった」
クーさんの足はもう動いていない。
代わりに、ドクオの口だけが全体で動いていた。
('A`) 「俺は、クーが大好きだ。クーそのものが」
そして、言葉も止まった──。
川 ゚ -゚)「……」
誰一人としてその場を動かない。
……その沈黙が、破られた。
467 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 00:46:30.97 ID:NUUPfFL/0
川o・д・)「くっ……早くこっちに来るでち!」
ハラサがクーさんに向けて叫んだのだ。
動けない僕とドクオは、ただその姿を眺めるばかり。
川 ゚ -゚)「……」
川o・д・)「おい!どうしたんでち!!」
ハラサの叫び……それはクーの耳に届いていない。
彼女は言葉を発しないまま、その場に凍り付いていた。
川o・д・)「くそっ!こうなったら──!」
ハラサが走り出そうとする。
ハラサ自身が、クーさんからDATを奪うつもりなのだ。
川;o・д・)「!?」
だが、その動きは止まった。いや、止められた。
まるで見えない壁があるかのように、ハラサの動きが止まった。
469 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 00:48:52.15 ID:NUUPfFL/0
川 ゚ -゚)「……」
('A`) 「……」
ハラサの方を向き続けていたクーさん。
だが、その彼女が足を動かし、ドクオの方を振り向いた。
川 ゚ ー゚)「私も大好きだ、ドクオ」
その瞬間、彼女が持つDATの結晶が、僕たちを包み込むように光を発した。
474 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 00:52:34.38 ID:NUUPfFL/0
その光はクーを中心として、僕、ハラサ、そしてドクオを包んでいく。
視界を奪われ、目を瞑る僕。
─────・・・・・・……
……光が収まったと感じ、僕はもう一度目を開いた。
川 ゚ ー゚)「遅い、全く危なかったじゃないか」
僕の隣のドクオ。
さらにその隣に、クーさんの姿があった。
(;'A`) 「う、うっせ!めっちゃ恥ずかしいかったんだぞ!」
川 ゚ ー゚)「その割には、ペラペラと言葉が出たもんだ」
(;'A`) 「うぐ……」
川 ゚ ー゚)「礼を言う。ありがとう」
478 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 00:55:11.89 ID:NUUPfFL/0
( ^ω^)□「あーしにてー」
僕と定規がそんな事を呟いているとき。
光の中からもうひとつの影を発見した。
そう、ハラサだ。
だが、その姿は先ほどまでの園児服ではない。
いや、園児服に代わりは無いのだが、それがボロボロに裂けているのだ。
川メo・д・)「うぅ……」
顔にも傷が付いている。
どうやら、あの光がハラサにダメージを与えたらしい。
483 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 00:57:02.60 ID:NUUPfFL/0
川メo・д・)「う……うぅ……」
地面に転がり、丸く体を埋める。
そして次の瞬間には、大粒の涙を流し始めた。
川o;д;)「痛ぃ……ヒグッ……ぅぇ……」
(;^ω^)(;'A`)「……」
自然と 体が 動いた
( ^ω^)「よーしよし、ハラサはいい子だから、泣いちゃダメだお」
('∀`)「そうだよ。もう、悪いことしないって約束しようね」
川o;д;)「ごめ……グジュ……なさい……」
(*^ω^)「うんうん、いい子いい子」
(*'∀`) 「お兄ちゃんが守ってあげるね」
486 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 00:57:53.54 ID:NUUPfFL/0
川o;д;)「ヒッ……」
突然、おびえるように震えだすハラサ。
( ^ω^)「怖くないよー。お兄ちゃんは優しいからねー」
('∀`)「そうだよー。優しいよー」
川o;д;)「す、すいま……お許し…」
指先まで、細かに震えている。
何におびえているんだ?
('∀`)「お兄ちゃんとお医者さんごっこしよーかー」
川o;д;)「え……、それだけは……どうか……お許しお」
( ^ω^)「怖がらなくていいよー。えへへへー」
川o;д;)「も、もう一度だけ……チャンスを!」
('∀`)「あれ?もう一度なでなでしてほしい?」
492 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 00:59:25.64 ID:NUUPfFL/0
川o;д;)「う、うわああああああああああああ!!!」
突然、今までに聞いたことも無いような音が聞こえる。
音源はハラサだ。後に、それがハラサの叫び声だと気づく。
川o д )「……」
音が、止まった。
(;^ω^)「ハラサ……ちゃん?」
('∀`)「あ、病気の人の役?上手だなー。えへwえへへへへwwww」
川o д....
(;^ω^)「……お?」
ハラサの体が、黒い灰のように、崩れていった。
494 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 01:00:27.34 ID:NUUPfFL/0
川o ......
('∀`)「えへへへww ハラサちゃんはかくれんぼが好きなのかなーw」
川.....
('∀`)「えへへ………」
.......
(;'A`) 「えへへへへへ!!!????」
完全に灰となって、風に飛ばされていく。
(;^ω^)「……」
そして、僕の胸ポケットの定規が声を出した。
□「ハラサは元々、悪の化身。役に立たない奴は、消されてしまうんだお……」
497 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 01:01:57.02 ID:NUUPfFL/0
( ^ω^)「ハラサ……」
僕は空を見上げる。
先ほどまでの黒い雲はなくなり、ただただ青い空が広がっているだけだった。
( ^ω^)「定規、ひとつお願いがあるお」
□「お?」
( ^ω^)「絶対に……絶対に、悪の元凶を倒してくれお」
□「もちろんだお」
( ^ω^)「この世界のため、君の世界のため。そして、ハラサのために」
□「……ブーン」
( ^ω^)「僕はひょっとしたら、催眠術なんか関係なく……」
( ^ω^)「ハラサのことが……好きだったのかもしれないお」
502 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 01:02:31.90 ID:NUUPfFL/0
─┼─┐─┼─ / ,. `゙''‐、_\ | / /
│ │─┼─/| _,.イ,,.ィ' ─────‐‐‐ * ←>>ブーン
│ |ツ │ | | | イン /´⌒`ヽ // | \
{, リ) / ./ | \
__ /}从、 リ( / / |
,. ,. -‐===‐- `つ/ ,.イ ’^ソハノリ / ∵|:・.
〃〃〃〃 //ミノ__ /´ /∴・|∵’
_____ ノ_/ / ヽミ、、 .∵.;|∵’:;
( 二二二ニ) ノΘ(__ ) ゙ 、∵.;|∵’,
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .^^^' \ !  ̄フ ゙ 、 |∴
ソ / `
ノ⌒ヽ')
/ ノ/ /
ツン→ /\/ ∧/ / ',
/ / ノ./ ./ ',
ノ/ ヘ__、 ./ / ̄ ̄ ̄ヽ .',
ヘ_'_, / \ / ',
/ \/ ',
゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙
ξ#゚⊿゚)ξ 「死ね!氏ねじゃなくて死ね!!!」
505 : 動物愛護団体(神奈川県) :2007/03/21(水) 01:03:22.28 ID:8ozFlbOy0
ええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇwwwwwwwwwwwツンwwwww
506 : 名人(東京都) :2007/03/21(水) 01:03:23.68 ID:A7BS6UP00
ちょwwwww
508 : 保母(関西・北陸) :2007/03/21(水) 01:03:38.64 ID:gnyw+13MO
ここでツンwwwwwwwww
509 : 美容師見習い(東海) :2007/03/21(水) 01:04:05.71 ID:5kfS8odWO
そういや忘れてた
510 : コレクター(コネチカット州) :2007/03/21(水) 01:04:36.08 ID:Z/qSCCkZO
ちょWWWツンWWW
512 : 元祖広告荒らし(東京都) :2007/03/21(水) 01:05:17.60 ID:k63tbJHq0
そりゃそうだwwwwwwwwwwwwww
514 : 留学生(群馬県) :2007/03/21(水) 01:05:56.06 ID:Bd2acp4i0
あれ、このバットってもしかして…
515 : 元祖広告荒らし(東京都) :2007/03/21(水) 01:06:28.66 ID:k63tbJHq0
≫514
516 : 美容師見習い(北海道) :2007/03/21(水) 01:06:44.38 ID:tg8adEta0
≫514
!!!!!!
517 : ぬこ(長屋) :2007/03/21(水) 01:06:44.43 ID:Md43YaFU0
≫514
アッー!!!11wwwwwwwwwwwwww
518 : のびた(大阪府) :2007/03/21(水) 01:07:10.87 ID:8Vw2hd3l0
≫514
あーッ!!!
519 : 通訳(東日本) :2007/03/21(水) 01:07:21.57 ID:Tz4DfZwt0
≫514
!!!!!!!!!
520 : 動物愛護団体(神奈川県) :2007/03/21(水) 01:07:32.36 ID:8ozFlbOy0
≫514
アッー!
522 : 巫女(アラビア) :2007/03/21(水) 01:08:02.68 ID:M1qZTWd20
≫514 おまwwwwいうなよwwwwwww
523 : ピッチャー(佐賀県) :2007/03/21(水) 01:08:10.75 ID:EtePeypT0
≫514
なんという鬼才…
524 : 講師(長屋) :2007/03/21(水) 01:08:43.06 ID:F+0MYIfF0
≫514
忘れてたのにwww
513 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 01:05:40.86 ID:NUUPfFL/0
(*^ω^)「ツン!」
僕は急いで起き上がり、ツンの元へ駆け寄る。
しかし、彼女の顔はそれはもう恐ろしいものだった。
ξ#゚⊿゚)ξ 「なんか急に目が覚めたと思ったら何よこれ!」
(;^ω^)「お……」
ξ#゚⊿゚)ξ 「誰!?ハラサって!どこの女の子?」
何を言っているんだ?ハラサが転入したときは、ツンはまだ意識があったじゃないか。
□「催眠術が無理矢理解けたから、たぶん記憶があいまいなんだお……」
定規が小さく呟いた。
ξ#゚⊿゚)ξ 「あー!クー!何か言ってよ!」
521 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 01:07:47.50 ID:NUUPfFL/0
川*゚ -゚)「全く……君はもう少し私を安心させれないのか?」
('A`) 「悪い悪い。ブーンの言葉に悪ノリしちまってさw」
川*゚ -゚)「むぅ……これからはしっかり頼むぞ」
(*'A`) 「おうよ」
ξ゚⊿゚)ξ 「……」
ξ#゚⊿゚)ξ 「何!?何が起こったの!?」
(;^ω^)「それはもう色々と……覚えてないのかお?」
ξ#゚⊿゚)ξ 「何を私に隠しているの!?もーーーーー!!」
526 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 01:10:56.97 ID:NUUPfFL/0
(;^ω^)「落ち着くお!ツン!」
ξ#゚⊿゚)ξ 「みんなで私に隠し事して……」
ξ゚⊿゚)ξ 「酷いよ……」
ツンの顔が見る見る落ち着いていく。
さすがに疲れてきたのだろう。
( ^ω^)「後でゆっくり話すお。とりあえず落ち着くお」
ξ゚⊿゚)ξ 「……そうする」
僕はツンを近くのベンチに座らせ、もう一度クーさんとドクオのところにやってきた。
二人のラブラブぶりを壊すのは楽しくて、ブーンしながらつっこんだのだ。
( ^ω^)「さて……定規。DATは取り戻したお」
528 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 01:11:31.00 ID:NUUPfFL/0
( ^ω^)「そういえば、どうやってDATを持って帰るんだお?」
僕は定規に向かって話しかける。
いくらなんでも、この状態のまま世界を救うのは無理だろう。
□「そのDATに、『僕を元の姿に戻す』よう想いをこめてくれお!」
( ^ω^)「把握だお!」
僕は結晶となったDATを握り締める。
──この世界を救いたい
──全ての世界を救いたい
──彼を、元の姿に戻してあげたい
心の中で声を出す、その瞬間、僕の視界は白に包まれた。
529 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 01:12:22.86 ID:NUUPfFL/0
……そして、閉ざされる光。
先ほどまで僕の胸にあった定規はなく、代わりに一人の人物が目の前に現れていた。
(主^ω^)「……戻ったお……」
(;^ω^)「僕……?」
目の前に現れた人物は、僕自身。
顔のつくりから身長まで、全てが重なっていた。
川 ゚ -゚)「むぅ……見分けが付かないな」
(;'A`) 「本当だぜ……おい、ブーン。どっちだ?」
(;^ω^)「こっちだお」
昔から親友でさえ、見分けが付かないほどだ。
僕は、もう一度『定規』の方を振り向いた。
535 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 01:13:50.96 ID:NUUPfFL/0
(主^ω^)「みんな、ありがとうだお……!」
彼が一歩僕に近づく。僕も引かれるように、一歩進んだ。
交わされる言葉は無い。
変わりに、僕はDATを掴んだ右手を差し出した。
( ^ω^)「……」
(主^ω^)「……」
彼はそれを受け取り、空いた手で僕の手を掴んだ。
お互いの顔を見つめる。まるで、鏡を見るかのように。
(主^ω^)「それじゃ、僕はいくお」
( ^ω^)「……頑張ってくれお」
(主^ω^)「お」
その瞬間だった──。
彼の周りを光が包み、次に彼の姿を確認したときには、もうその姿はなかった。
537 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 01:15:09.27 ID:NUUPfFL/0
( ^ω^)「……いっちゃったお」
(;'A`)「なんか……夢見てたみたいだな」
川 ゚ -゚)「学校をサボってしまった」
ξ゚⊿゚)ξ 「私は何が何だか全然分からないんだけど」
( ^ω^)「僕たちも、帰るかお?」
('A`) 「だな」
川 ゚ -゚)「ギコ可愛そうに」
ξ゚⊿゚)ξ 「ねえねえ、さっきブーンが二人いなかった?」
蒼井そら、僕はそれを見上げて大きく背伸びをした。
もう数学の授業は終わっている時間だ、と呟いた。
ξ゚⊿゚)ξ 「ねえ!何で私たち授業受けてないの!?」
~終わり~
555 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 01:17:57.30 ID:NUUPfFL/0
(^o^)
 ̄( (7 私オワタが
<⌒ヽ
(^o^)
<( (7 お送りします
<⌒ヽ
ノ
(^o^)
( (7 次回予告!
<⌒ヽ
566 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 01:19:32.36 ID:NUUPfFL/0
┌
>
/
(^o^)/ <( ^ω^)ブーンはギアスを手に入れたようです
/\ ̄\
/ \ \
< | |
\ / ̄ ̄\
ゝ / \
/ >
/ /
 ̄  ̄
\(^o^)/「ヘイ!ヘイ!DJオワタだZE!以後よろしくターミネーター!」
\(^o^)/「本編に『予定外』で出てしまった!友情出演と言うことで参加だZE!」
\(^o^)/「さぁ、次回のギアスなんだが……そもそもギアスってなんなんDA!」
ξ゚⊿゚)ξ 「耳につけるアレじゃないの?」
\(^o^)/「それはピアス!オワタ!」
( ´∀`)「僕の大好きな千葉ロッテマリーンズに、前いた選手のことモナ?」
\(^o^)/「それは『ギャオス』!一般人には分からないネタだから気をつけNA!」
川 ゚ -゚)「とりあえずググッってみた。ttp://www.geass.jp/」
\(^o^)/「全く関係NE-!オワオワオワタ!!!」
\(^o^)/「さて、本当のギアスとは何か……気になる方は……」
573 : 果汁(鹿児島県) :2007/03/21(水) 01:22:00.10 ID:NUUPfFL/0
. //\\ .\ \
/. \/\.\ .\ . \
. //\ \/ \ \ .. ____________ アーレー
/. \/\ /\ \ \ | (^o^)ノ | < 次回、( ^ω^)ブーンはギアスを手に入れたようですを見ろYO!
. //\ \/ \/\ \ \ |\⌒⌒⌒ \
/ .\/\ /\ \/ .\ \ \|⌒⌒⌒⌒|
.//\ .\/ \/\ /\ \ .\  ̄ ̄ ̄ ̄
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(⌒ヽ、_,ノ⌒Y´ ⌒) ノ''"⌒ヽ,_ノ⌒ゝ'⌒ヘノ⌒) /
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最終更新:2007年03月21日 16:22