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152 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:19:29.96 ID:ZcUIL4/F0 「第零会 巡り巡る世界の出会い」 川#゚ -゚) 「…ドクオ…お前という奴は…」 (;'A`)「ちょ、ちょっと待って…落ち着いて…」 川#゚ -゚) 「よくもまあ、またしても私に黙って…」 (;'A`)「いや、ほんとごめん! でもほら、すぐ戻ってきたでしょ…?」 川#^ー^)「…覚悟は出来ているな?」 ((;'A`))「いや本当…ちょっとした情報収集でして…サーセンっした!」 「この大馬鹿者ーーーー!!」 「ぎゃあああああぁぁっ……」 154 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:21:10.14 ID:ZcUIL4/F0 (主;^ω^)「……」 从*゚∀从「あwwwっははははははwwww!!」 あれから二日後…散々歩かされた僕はへとへとになりながらも歩き続け 小さな集落へ辿りついた…そこにはいくつかのテントの様な家々 そして…いくつかの船 (主;^ω^)「船…? なんでこんな所に…」 从;゚∀从「ん…どうしたんだブーン? 今更陸船なんて驚く物じゃないだろ?」 (主^ω^)「り…陸船?」 (;´ω`)「あー…この人は僕じゃ無くて…」 从*゚∀从「な、なんだ!? いつからお前等双子になったんだ!」 ( ´ω`)「いや、話聞けお…」 (♯)A`)(双子ネタ出すぎだろこの作品…常識的に考えて…) 155 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:23:02.64 ID:ZcUIL4/F0 从 ゚∀从「ふーん…ホライゾンか…」 川;゚ -゚) 「それにしても…本当にそっくりだな」 ( ^ω^)       「そうかお…? 自分じゃよくわからんね…」  (主^ω^) ζ(゚Δ゚*ζ(まるでハーレムだわ…) 从 ゚∀从「しかし良かったな…これでもう安心だな?」 ζ(゚-゚*ζ「…どういう意味です?」 从 ゚∀从「ほら、ブーンが二人になれば2:2でもう争う必要ないじゃん?」 ζ(゚Δ゚*ζ「あ…それはそうですね!」 从*゚∀从「んじゃ、俺はこっちのブーンもーらいっ」 (;´ω`)「…ちょ」 ξ♯゚⊿゚)ξ「あっ! てめえふざけんな!!」 从;゚∀从「おいおい…そっちにもブーン様は居るんだぜ?」 ξ♯゚⊿゚)ξ「死ね、氏ねじゃなくて死ね! 勝手に決めんじゃねえ!」 157 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:24:57.85 ID:ZcUIL4/F0 (;´ω`)「ひぃぃ…」 「ぎゃーぎゃーーー!!」 「…」 (主´ω`)「…」 (´ω`主)「…」 (♯)A(メメ)「あの…そろそろ助けてはくれませんか?」 川;゚ -゚) 「…む」 (主;´ω`)「…………」 なんか…大変そうだなぁ… 160 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:26:14.52 ID:ZcUIL4/F0 (´・ω・`) 「やれやれ…」 / ,' 3 「それで…何か分かったか?」 ( ゚∀゚)「ああ、情報じゃあこっからそう遠くないらしいぜ」 (´・ω・`) 「ランシップで行けば3日もかからないそうですね」 / ,' 3 「ふむ…唸響に次いで破滅までも奪われている現状…     これ以上奴等に神具を手にさせる訳にもいかぬ、どうじゃ? すぐ行けるか?」 (´ ω `) 「…破滅は、あれはまだ奪われたと決まった訳じゃ…」   _ ( -∀-)「……ショボ、行けるな?」 (;´・ω・`)「っ…はい」 ( ゚∀゚)「…よし」 / ,' 3 「…それで、そこは何と言う場所なのじゃ?」 (;゚∀゚)「えーと…なんだっけ、ぱらら、ぱららららららっ?」 (´・ω・`) 「パンッ…じゃなくて、パララケーズですね」 (;゚∀゚)「そうそう、そこそこ」 162 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:28:47.40 ID:ZcUIL4/F0 / ,' 3 (…ふん、一著前に気なんぞ使いおって…) ( ゚∀゚)「んじゃ、ちょっとあいつらに言ってきてくれるか?      準備しとけってな!」 (´・ω・`) 「分かりました」 ……。 ( ゚∀゚)「……ああ、そうだじいさん、DATの話聞いたよな なんか知らねーの?」 / ,' 3 「分からん…文献にも何も載っておらん事じゃ」 ( ゚∀゚)「ふーん…そっか…」 / ,' 3 「それよりも…ホライゾンじゃったの」 ( ゚∀゚)「おう、なんだ?」 / ,' 3 「……あまり深入りするでないぞ? あの話が本当なら      あやつはDATを見つけたら…」   _ ( -∀-)「…わーってるよ…あいつのするべき事の邪魔になるような事はしないさ」 165 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:31:04.39 ID:ZcUIL4/F0 / ,' 3 「それに、ワシ等に同行するという事は     それだけ彼も危険な目にもあうじゃろう、分かっているじゃろ?     …じゃからちゃんとお前が」 ( ゚∀゚)「どっちにしろさ…まだまだ頼りない奴等ばっかだ…      今さら一人や二人増えたってどうって事ねーよ」 / ,' 3 「…そうか」 / ,' 3 「……思えば…お前にはいつも苦労ばかりかけておるの」 (;゚∀゚)「お、おいおい…なんだ? やめろよ、らしくねーぞ」 / ,' 3 「何度も何度も大怪我して、それでも決してそれを表には出さず     …今まで皆が生きてこれたのはそんなお前の苦労があったからじゃ     すまんな…ジョルジュ…それでもお前には」   _ ( -∀-)「…へっ、更にボケが進行したんじゃねーの?」 / ,' 3 「お前は…人が真面目な話をしとる時に…」 166 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:33:14.65 ID:ZcUIL4/F0 ( ゚∀゚)「こんな生き方を選んだのは誰の為でもねえ、俺自身の為だ      親父から接続を継いで…破砕の管理者を名乗ったときから、な」 / ,' 3 「……」 ( ゚∀゚)「それによ…俺はこういうのが性にあってんだ      頼まれたって俺の生き方は変わらねーよ」 / ,' 3 「じゃから…お前は馬鹿なんじゃ…」   _ ( -∀-)「……じいさんはただそうやって偉そうにしてりゃいんだよ      安心しな…デレも、あいつらも…絶対に死なせやしないからよ」 / ,' 3 「…」 ( ゚∀゚)「そんで当然…俺もな」 ( ^ω^)ノシ「ジョルジュさーん!準備できたおー!!」 ( ゚∀゚)「お、んじゃ行ってくるぜ!」 / ,' 3 「…うむ」 169 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:35:03.79 ID:ZcUIL4/F0 ………。 川 ゚ -゚)「今度は私も行くぞ」 (;'A`)「え゛、えええ…!     いやそれは、流石に…その、ね?」 川 ゚ー゚)「…冗談だ…分かっている」 ('A`)「クー…」 川 ゚ー゚)「大人しく待っているよ、お前の帰りを」 ('∀`)「…うん」 ………。 172 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:37:20.76 ID:ZcUIL4/F0 从;゚∀从「離せー! 俺も行くんだっ」 ζ(゚-゚♯ζ「行かせません」 从;゚∀从「く…」 (;´ω`)「…」 ζ(゚ー゚*ζ「ブーン様…気をつけてくださいね?」 ( ^ω^)「ん、まあ任せてくれお」 (主;^ω^)「お…出発かお?」 ( ^ω^)「そうだお、何でもそこに例の神具があるらしいお」 (主^ω^)「…最近発見された神具……」 从 ゚∀从「ん…どうしたホライゾン、気になるんかい?」 (主^ω^)「……」 もしかして…それが… 177 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:45:39.05 ID:ZcUIL4/F0 ………。 (´・ω・`) 「…」 ( ゚∀゚)「…大丈夫か?」 (´・ω・`) 「ジョルジュさん、あいつら…来ると思いますか?」 ( ゚∀゚)「どうだろうな…まあグズグズしてられない事は確かだ」 (´・ω・`) 「……彼女は…来ると思いますか」   _   ( -∀-)「…来ないとは思うが、そればかりは分からんな」 (´・ω・`) 「そう…ですか…そうですね…」 ( ゚∀゚)「複雑そうだな…」 (´・ω・`) 「はい…来て欲しい様な、来て欲しくないような」   _   ( -∀-)(……破滅……か) ………。 179 名前: うどん屋(栃木県) [鯖エラ…あれがさるなのか…] 投稿日: 2007/03/12(月) 22:47:46.97 ID:ZcUIL4/F0 / ,' 3 (…人の成長は…面白いものじゃな…) 一人、離れた場所で彼等を眺める いつまでも…いつまでもこんな情景を見ていたい、そんな思いに包まれながら 「それじゃ行って来るおー!」 「行ってきまーす!」 その離れた場所で、こちらに手を振る彼等 …出会った当初は、こうして見送る度に不安だった…それが今は… / ,' 3 「……古い人間にできるのは、見送る事のみ…じゃの」 そっと、微笑み…軽く手を挙げ、返事をする 大きな車輪をつけた船に少年達が乗り込んだ やがてその船は大きく帆を広げ、ゆっくりと加速していく 老人は、その光景を見つめながら、ただ…その旅の無事を願うのであった 184 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:49:58.66 ID:ZcUIL4/F0 ………。 (主^ω^)「…気持ちいいお…」 僕はゆっくりと流れていく遠景を見つめながら呟いた 集落を抜け、ぐんぐん加速していく陸を走る船 後ろを見れば…同じ様に景色を眺めていたり、寝ていたり (主^ω^)(それにしても…) 不思議な乗り物があったものだ 風を受け、帆を張る…文字通り陸船か その船内はそれなりに速度は出ているにも関わらず 風の抵抗をほとんど感じない… (主^ω^)「…どうなってるんだお…?」 (´・ω・`) 「うん、それは…」 (主´ω`)「……せつぞく?」 186 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:51:21.13 ID:ZcUIL4/F0 どうにもこの船自身が風を操って強い追い風を起こしているらしい そうする事で中心で風がぶつかり合い、軽い無風空間ができるんだそうだ (主^ω^)「へえ…凄いお」 (;´・ω・`) 「おお、一発で理解するとは…誰かとは大違いだ」 (;´ω`)「うるさいお…」 (主^ω^)「あはは」 ('A`)「ふぁ…ぁ…ゴハンマダー?」 (´・ω・`) 「さっき食べたばかりでしょ」 (;'A`)「マジか」 ( ゚∀゚)「お、じゃあ飯にすっか!」 ( ^ω^)「ホライゾンもどうだお?」 (主^ω^)「いいの? 実はこないだから全然食べてないから腹ペコなんだお」 190 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:53:06.29 ID:ZcUIL4/F0          (::::::::::::   ヽ     , ⌒ヽ    (::::::::::::::::::::::  )    (:::::::::::: '   (:::::::::::::::::::::::::::  ヽ⌒ヽ 、     ゝ:::::::::::: `ヽ(:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::    )       (⌒ 、    (::::::::::::::::::   ::::::::::::::: 、⌒  ::::::::::::::::  ヽ     (:::::::  ヽ   (::::::::::::(⌒::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::  )    (::::::::::::::::: ::(::: ::::::::::::::::::::::::::: `)::::::::::::::::::::::::::::: ノ:::::::::::::::::: Y⌒ ヽ:::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)::::::::::::::::::::::::::::       ::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  ;; /~''7 :::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::   /  ( ::::::::::::::::::::::::                      、___`イ-'ーイゝ                       ヽ]◎二◎7 ~^'""~~~~^'""~~~~^'""~~~~^'""~~~~^'""~~~~^'"^~~^'""~^'"^~~~~~~~ こうして船はどこまでも続く道をひた走る そう…風と一緒に ………どこまでも……… ………………どこまでも………僕等を乗せて。                                糸冬 200 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:55:08.72 ID:ZcUIL4/F0 【次回予 205 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:56:41.65 ID:ZcUIL4/F0 (主;^ω^)「え、ちょおま、えええええぇぇ!?」 (;゚∀゚)「おいこら! 何綺麗に終わらせてるんだ!!」 (;´・ω・`) 「あ…危ない…もうちょっとで雰囲気に流される所だった…」 (;'A`)「…なんか今凄い終り的な空気が」 (;´ω`)「あんなシリアスなふいんき出してるから…」 (;゚∀゚)「空気のせいにするんじゃねーよ…」 (´・ω・`) 「だいたいジョルジュさんが無意味にシリアスになるから…」 (;゚∀゚)「俺のせいかよ…」 (;'A`)「ちょっと次回予告が出掛かってたぞ…」 ミ,;゚Д゚彡「いやー…俺ももう出番が来たのかと…焦った焦った」 (; A )  ゚ ゚ 211 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:58:07.08 ID:ZcUIL4/F0 ミ,,゚Д゚彡「それで、今日のメニューは何ですか?」 (♯゚∀゚)「帰れええええええっ!!!!」 ミ,,;Д;彡「…ひ、ひどいっ…」 (;'A`)「あなたは流石に居ちゃ駄目だろ…常識的に考えて…」 壁|彡「うわあああああん!モウコネーヨ!」 (;'A`)「き、消えた!?」 (;´・ω・`)「…誰?」 (;´ω`)「…さあ」 (主;´ω`)(もう何が何やら…) 214 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 23:00:26.91 ID:ZcUIL4/F0 ………。 ミ,,゚Д゚彡 「とか何とかやってる間に時間は流れ        彼等は無事目的地へ辿り着いたのでした」 (♯゚∀゚)「消えろ、今すぐに…」 ミ,,;Д;彡「そ、そこまで邪険にしなくても…」 (主´ω`)「?」 壁|<「お祭りなのに…しくしくしく…」 壁|∀゚♯)三 壁|<「………………………」 壁|<「いや、ほんと…すいませんでした…ちょっと調子乗ってたっていうか…」 [[3>異世界3]]
152 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:19:29.96 ID:ZcUIL4/F0 「第零会 巡り巡る世界の出会い」 川#゚ -゚) 「…ドクオ…お前という奴は…」 (;'A`)「ちょ、ちょっと待って…落ち着いて…」 川#゚ -゚) 「よくもまあ、またしても私に黙って…」 (;'A`)「いや、ほんとごめん! でもほら、すぐ戻ってきたでしょ…?」 川#^ー^)「…覚悟は出来ているな?」 ((;'A`))「いや本当…ちょっとした情報収集でして…サーセンっした!」 「この大馬鹿者ーーーー!!」 「ぎゃあああああぁぁっ……」 154 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:21:10.14 ID:ZcUIL4/F0 (主;^ω^)「……」 从*゚∀从「あwwwっははははははwwww!!」 あれから二日後…散々歩かされた僕はへとへとになりながらも歩き続け 小さな集落へ辿りついた…そこにはいくつかのテントの様な家々 そして…いくつかの船 (主;^ω^)「船…? なんでこんな所に…」 从;゚∀从「ん…どうしたんだブーン? 今更陸船なんて驚く物じゃないだろ?」 (主^ω^)「り…陸船?」 (;´ω`)「あー…この人は僕じゃ無くて…」 从*゚∀从「な、なんだ!? いつからお前等双子になったんだ!」 ( ´ω`)「いや、話聞けお…」 (♯)A`)(双子ネタ出すぎだろこの作品…常識的に考えて…) 155 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:23:02.64 ID:ZcUIL4/F0 从 ゚∀从「ふーん…ホライゾンか…」 川;゚ -゚) 「それにしても…本当にそっくりだな」 ( ^ω^)       「そうかお…? 自分じゃよくわからんね…」  (主^ω^) ζ(゚Δ゚*ζ(まるでハーレムだわ…) 从 ゚∀从「しかし良かったな…これでもう安心だな?」 ζ(゚-゚*ζ「…どういう意味です?」 从 ゚∀从「ほら、ブーンが二人になれば2:2でもう争う必要ないじゃん?」 ζ(゚Δ゚*ζ「あ…それはそうですね!」 从*゚∀从「んじゃ、俺はこっちのブーンもーらいっ」 (;´ω`)「…ちょ」 ξ♯゚⊿゚)ξ「あっ! てめえふざけんな!!」 从;゚∀从「おいおい…そっちにもブーン様は居るんだぜ?」 ξ♯゚⊿゚)ξ「死ね、氏ねじゃなくて死ね! 勝手に決めんじゃねえ!」 157 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:24:57.85 ID:ZcUIL4/F0 (;´ω`)「ひぃぃ…」 「ぎゃーぎゃーーー!!」 「…」 (主´ω`)「…」 (´ω`主)「…」 (♯)A(メメ)「あの…そろそろ助けてはくれませんか?」 川;゚ -゚) 「…む」 (主;´ω`)「…………」 なんか…大変そうだなぁ… 160 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:26:14.52 ID:ZcUIL4/F0 (´・ω・`) 「やれやれ…」 / ,' 3 「それで…何か分かったか?」 ( ゚∀゚)「ああ、情報じゃあこっからそう遠くないらしいぜ」 (´・ω・`) 「ランシップで行けば3日もかからないそうですね」 / ,' 3 「ふむ…唸響に次いで破滅までも奪われている現状…     これ以上奴等に神具を手にさせる訳にもいかぬ、どうじゃ? すぐ行けるか?」 (´ ω `) 「…破滅は、あれはまだ奪われたと決まった訳じゃ…」   _ ( -∀-)「……ショボ、行けるな?」 (;´・ω・`)「っ…はい」 ( ゚∀゚)「…よし」 / ,' 3 「…それで、そこは何と言う場所なのじゃ?」 (;゚∀゚)「えーと…なんだっけ、ぱらら、ぱららららららっ?」 (´・ω・`) 「パンッ…じゃなくて、パララケーズですね」 (;゚∀゚)「そうそう、そこそこ」 162 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:28:47.40 ID:ZcUIL4/F0 / ,' 3 (…ふん、一著前に気なんぞ使いおって…) ( ゚∀゚)「んじゃ、ちょっとあいつらに言ってきてくれるか?      準備しとけってな!」 (´・ω・`) 「分かりました」 ……。 ( ゚∀゚)「……ああ、そうだじいさん、DATの話聞いたよな なんか知らねーの?」 / ,' 3 「分からん…文献にも何も載っておらん事じゃ」 ( ゚∀゚)「ふーん…そっか…」 / ,' 3 「それよりも…ホライゾンじゃったの」 ( ゚∀゚)「おう、なんだ?」 / ,' 3 「……あまり深入りするでないぞ? あの話が本当なら      あやつはDATを見つけたら…」   _ ( -∀-)「…わーってるよ…あいつのするべき事の邪魔になるような事はしないさ」 165 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:31:04.39 ID:ZcUIL4/F0 / ,' 3 「それに、ワシ等に同行するという事は     それだけ彼も危険な目にもあうじゃろう、分かっているじゃろ?     …じゃからちゃんとお前が」 ( ゚∀゚)「どっちにしろさ…まだまだ頼りない奴等ばっかだ…      今さら一人や二人増えたってどうって事ねーよ」 / ,' 3 「…そうか」 / ,' 3 「……思えば…お前にはいつも苦労ばかりかけておるの」 (;゚∀゚)「お、おいおい…なんだ? やめろよ、らしくねーぞ」 / ,' 3 「何度も何度も大怪我して、それでも決してそれを表には出さず     …今まで皆が生きてこれたのはそんなお前の苦労があったからじゃ     すまんな…ジョルジュ…それでもお前には」   _ ( -∀-)「…へっ、更にボケが進行したんじゃねーの?」 / ,' 3 「お前は…人が真面目な話をしとる時に…」 166 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:33:14.65 ID:ZcUIL4/F0 ( ゚∀゚)「こんな生き方を選んだのは誰の為でもねえ、俺自身の為だ      親父から接続を継いで…破砕の管理者を名乗ったときから、な」 / ,' 3 「……」 ( ゚∀゚)「それによ…俺はこういうのが性にあってんだ      頼まれたって俺の生き方は変わらねーよ」 / ,' 3 「じゃから…お前は馬鹿なんじゃ…」   _ ( -∀-)「……じいさんはただそうやって偉そうにしてりゃいんだよ      安心しな…デレも、あいつらも…絶対に死なせやしないからよ」 / ,' 3 「…」 ( ゚∀゚)「そんで当然…俺もな」 ( ^ω^)ノシ「ジョルジュさーん!準備できたおー!!」 ( ゚∀゚)「お、んじゃ行ってくるぜ!」 / ,' 3 「…うむ」 169 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:35:03.79 ID:ZcUIL4/F0 ………。 川 ゚ -゚)「今度は私も行くぞ」 (;'A`)「え゛、えええ…!     いやそれは、流石に…その、ね?」 川 ゚ー゚)「…冗談だ…分かっている」 ('A`)「クー…」 川 ゚ー゚)「大人しく待っているよ、お前の帰りを」 ('∀`)「…うん」 ………。 172 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:37:20.76 ID:ZcUIL4/F0 从;゚∀从「離せー! 俺も行くんだっ」 ζ(゚-゚♯ζ「行かせません」 从;゚∀从「く…」 (;´ω`)「…」 ζ(゚ー゚*ζ「ブーン様…気をつけてくださいね?」 ( ^ω^)「ん、まあ任せてくれお」 (主;^ω^)「お…出発かお?」 ( ^ω^)「そうだお、何でもそこに例の神具があるらしいお」 (主^ω^)「…最近発見された神具……」 从 ゚∀从「ん…どうしたホライゾン、気になるんかい?」 (主^ω^)「……」 もしかして…それが… 177 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:45:39.05 ID:ZcUIL4/F0 ………。 (´・ω・`) 「…」 ( ゚∀゚)「…大丈夫か?」 (´・ω・`) 「ジョルジュさん、あいつら…来ると思いますか?」 ( ゚∀゚)「どうだろうな…まあグズグズしてられない事は確かだ」 (´・ω・`) 「……彼女は…来ると思いますか」   _   ( -∀-)「…来ないとは思うが、そればかりは分からんな」 (´・ω・`) 「そう…ですか…そうですね…」 ( ゚∀゚)「複雑そうだな…」 (´・ω・`) 「はい…来て欲しい様な、来て欲しくないような」   _   ( -∀-)(……破滅……か) ………。 179 名前: うどん屋(栃木県) [鯖エラ…あれがさるなのか…] 投稿日: 2007/03/12(月) 22:47:46.97 ID:ZcUIL4/F0 / ,' 3 (…人の成長は…面白いものじゃな…) 一人、離れた場所で彼等を眺める いつまでも…いつまでもこんな情景を見ていたい、そんな思いに包まれながら 「それじゃ行って来るおー!」 「行ってきまーす!」 その離れた場所で、こちらに手を振る彼等 …出会った当初は、こうして見送る度に不安だった…それが今は… / ,' 3 「……古い人間にできるのは、見送る事のみ…じゃの」 そっと、微笑み…軽く手を挙げ、返事をする 大きな車輪をつけた船に少年達が乗り込んだ やがてその船は大きく帆を広げ、ゆっくりと加速していく 老人は、その光景を見つめながら、ただ…その旅の無事を願うのであった 184 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:49:58.66 ID:ZcUIL4/F0 ………。 (主^ω^)「…気持ちいいお…」 僕はゆっくりと流れていく遠景を見つめながら呟いた 集落を抜け、ぐんぐん加速していく陸を走る船 後ろを見れば…同じ様に景色を眺めていたり、寝ていたり (主^ω^)(それにしても…) 不思議な乗り物があったものだ 風を受け、帆を張る…文字通り陸船か その船内はそれなりに速度は出ているにも関わらず 風の抵抗をほとんど感じない… (主^ω^)「…どうなってるんだお…?」 (´・ω・`) 「うん、それは…」 (主´ω`)「……せつぞく?」 186 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:51:21.13 ID:ZcUIL4/F0 どうにもこの船自身が風を操って強い追い風を起こしているらしい そうする事で中心で風がぶつかり合い、軽い無風空間ができるんだそうだ (主^ω^)「へえ…凄いお」 (;´・ω・`) 「おお、一発で理解するとは…誰かとは大違いだ」 (;´ω`)「うるさいお…」 (主^ω^)「あはは」 ('A`)「ふぁ…ぁ…ゴハンマダー?」 (´・ω・`) 「さっき食べたばかりでしょ」 (;'A`)「マジか」 ( ゚∀゚)「お、じゃあ飯にすっか!」 ( ^ω^)「ホライゾンもどうだお?」 (主^ω^)「いいの? 実はこないだから全然食べてないから腹ペコなんだお」 |190 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:53:06.29 ID:ZcUIL4/F0 |         (::::::::::::   ヽ     , ⌒ヽ    (::::::::::::::::::::::  )    (:::::::::::: '   (:::::::::::::::::::::::::::  ヽ⌒ヽ 、     ゝ:::::::::::: `ヽ(:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::    )       (⌒ 、    (::::::::::::::::::   ::::::::::::::: 、⌒  ::::::::::::::::  ヽ     (:::::::  ヽ   (::::::::::::(⌒::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::  )    (::::::::::::::::: ::(::: ::::::::::::::::::::::::::: `)::::::::::::::::::::::::::::: ノ:::::::::::::::::: Y⌒ ヽ:::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)::::::::::::::::::::::::::::       ::::::::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  ;; /~''7 :::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::   /  ( ::::::::::::::::::::::::                      、___`イ-'ーイゝ                       ヽ]◎二◎7 ~^'""~~~~^'""~~~~^'""~~~~^'""~~~~^'""~~~~^'"^~~^'""~^'"^~~~~~~~ |こうして船はどこまでも続く道をひた走る そう…風と一緒に ………どこまでも……… ………………どこまでも………僕等を乗せて。                                糸冬 200 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:55:08.72 ID:ZcUIL4/F0 【次回予 205 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:56:41.65 ID:ZcUIL4/F0 (主;^ω^)「え、ちょおま、えええええぇぇ!?」 (;゚∀゚)「おいこら! 何綺麗に終わらせてるんだ!!」 (;´・ω・`) 「あ…危ない…もうちょっとで雰囲気に流される所だった…」 (;'A`)「…なんか今凄い終り的な空気が」 (;´ω`)「あんなシリアスなふいんき出してるから…」 (;゚∀゚)「空気のせいにするんじゃねーよ…」 (´・ω・`) 「だいたいジョルジュさんが無意味にシリアスになるから…」 (;゚∀゚)「俺のせいかよ…」 (;'A`)「ちょっと次回予告が出掛かってたぞ…」 ミ,;゚Д゚彡「いやー…俺ももう出番が来たのかと…焦った焦った」 (; A )  ゚ ゚ 211 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 22:58:07.08 ID:ZcUIL4/F0 ミ,,゚Д゚彡「それで、今日のメニューは何ですか?」 (♯゚∀゚)「帰れええええええっ!!!!」 ミ,,;Д;彡「…ひ、ひどいっ…」 (;'A`)「あなたは流石に居ちゃ駄目だろ…常識的に考えて…」 壁|彡「うわあああああん!モウコネーヨ!」 (;'A`)「き、消えた!?」 (;´・ω・`)「…誰?」 (;´ω`)「…さあ」 (主;´ω`)(もう何が何やら…) 214 名前: うどん屋(栃木県) 投稿日: 2007/03/12(月) 23:00:26.91 ID:ZcUIL4/F0 ………。 ミ,,゚Д゚彡 「とか何とかやってる間に時間は流れ        彼等は無事目的地へ辿り着いたのでした」 (♯゚∀゚)「消えろ、今すぐに…」 ミ,,;Д;彡「そ、そこまで邪険にしなくても…」 (主´ω`)「?」 壁|<「お祭りなのに…しくしくしく…」 壁|∀゚♯)三 壁|<「………………………」 壁|<「いや、ほんと…すいませんでした…ちょっと調子乗ってたっていうか…」 [[3>異世界3]]

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