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753 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 22:44:19.91 ID:/kmq+j460 2 謎の男に遭遇し、男に力を貸す事になったブーン達。 男の探す、【DAT】というものを、ここ秋葉原から探すということだが・・・ ( ´_ゝ`)「まあ待て。 その前に準備をせねば」 (主^ω^)「お? 何かあるんですかお?」 ( ´_ゝ`)「まずは君の『名前』だ。 決めとかないと不便だろう?」 ('A`)「確かに不便だな・・・。 でも、なんかしっくりくるのありますか?」 ( ´_ゝ`)「そこで、だ。 諸君、何かいい名はないか??」 指を指し、皆に意見を慕う兄者。 すると、ブーン達は一斉に言葉を放った。 川 ゚ -゚)「阿部高和」 / ,' 3「CVE Vz61(サブマシンガンの種類)」 ( ^ω^)「おっ! 水銀燈」 ('A`)「水g・・・ じゃあ、パンジーさん (ハルヒ7巻の敵キャラのあだ名)」 ( ´∀`)「オッゴ (MS IGLOOより)」 (´<_` )「・・・・ ゼルエル!!(最強の使徒) 762 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg [残念ながら、全部不正解ですねー] 投稿日: 2007/03/11(日) 22:46:14.25 ID:/kmq+j460 ( ´_ゝ`)「まー待て。 君達の意見が分かった。 皆の意見を合わせようか」 (主;^ω^)「あ・・・ あ、あの、イマイチ意味が分からないですお・・・」 ( ´_ゝ`)「まあ気にするな。 よし、君の名前は『秋葉』だ! ちょうどいい名前だろう?」 (主^ω^)「秋葉・・・。 それならいいですお!」 ('A`)「(俺達の意見の意味ないし・・・)」 ( ^ω^)「秋葉君かお・・ なかなかいい名前だお! よろしくだお!」 川 ゚ -゚)「ま、まあ現実的だが・・。 よし、では行こうか?」 ( ´_ゝ`)「いや、まだ後一つ。 弟者、例のものを」 (´<_`;)「ああ、把握した」 そういうと、兄者に頼まれた弟者は、自らのカバンの中を漁り始め、何やら服らしき物を取り出してきた。 767 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 22:49:07.00 ID:/kmq+j460 (´_ゝ`)「これこれ。 これを着るんだ!」 (主^ω^)「そうですかお? じゃあ有難く・・・」 ('A`)「・・・って、その服はっ!」 ドクオがその服を見たとき、彼は咄嗟にその服の種類が把握できた。 黒いシマが入った青いネルシャツ。 足元が誇りたかっている小汚いズボン。 見るものは間違いなく察知する、まさしく秋葉系御用達の服装だった。 男はそれを何も警戒せず、喜んで身に包んでいく。 (主^ω^)「ど、どうですかお?」 ( ´∀`)「おっ、結構僕たちと同じ感じになったモナ!」 川 ゚ -゚)「なかなかいいんじゃないか? どことなくブーンにも似てるな」 ( ^ω^)「ブーンのシャツはウニクロですお! 他のとは一味違うお!」 ( ´_ゝ`)「・・・うむ、これぞこの街の格好に相応しい。 これで安心して街に出れる」 (主^ω^)「本当ですかお? 良かったお!」 771 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 22:51:16.97 ID:/kmq+j460 ( ´_ゝ`)「ああ、 よし! では行こう!! 宝を探す旅に!!」 ( ^ω^)´∀`)「おーーーっ!」 兄者が店内に響き渡るように声を出すと、男も続いて店の出口へと向かう。 残った者は、やれやれ、と某団員の気持ちを察するように、勇む兄者達の後に着いていく。 ともかくも、彼らは秋葉原の繁華街に身を繰り出す事となった。 ───── (主^ω^)「こ、これは・・・? 一体?」 ( ´_ゝ`)「ん? ああ、これはビルだ。 人が住むところだぞ」 (主^ω^)「うわああ・・・ 人が凄いお・・・」 早速バーボンハウスを出発した一行は、とりあえず人の集まる『中央通り』を歩き始めていた。 ちなみに、荒巻は割れたガラスを片付けなければならないので、店に留守番だ。 いきなり大通りに入った秋葉は、その景色と人口に圧倒されっぱなしである。 773 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 22:53:10.63 ID:/kmq+j460 ( ^ω^)「とりあえず、最初はどこにいくんだお?」 ( ´_ゝ`)「んまー、この近くを漁っていこうか」 川*゚ -゚)「だったら『あそこ』しかない!」 (主^ω^)「?」 (;´∀`)「クー・・・。 まさか・・・ あそこに行くのかモナ・・・?」 ( ´_ゝ`)「うむ、あそこか。 把握した」 突然意気込むクーの声を聞いた皆は、その場所を察知したらしく、一斉に方向を転換した。 776 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 22:55:10.65 ID:/kmq+j460 【とらのあな】 秋葉原中央通りに位置する、6階のビル全階にある。 駅からは6~7分くらい。 名前からの推測は難しいが、知る人ぞ知る、『同人誌』取り扱い店舗である。 他にもエロゲ・キャラソン・一般のマンガなどが多々あり、二次元好きには定評の高い店である。 因みに地下一階の18禁売り場には18歳未満でも簡単に入れたりする。 川 ゚ -゚)「と、いうことだ。 早速行こうか」 ('A`)「クーさんの趣味全開の場所ですよね・・・」 (;´∀`)「あ、あの・・・。 僕、ここ苦手なんですけど・・・。 帰っていいモナ?」 川#゚ -゚)「アァン!? 言う事が聞けねーのかゴルァ!!」 ((((( ;∀;))))ガクガクブルブル・・・ (主^ω^)「こ・・・、ここにDATが・・・!」 川 ゚ -゚)「ああ、間違いない! きっとここだ! さあ行こうっ!」 783 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 22:58:07.43 ID:/kmq+j460 割かし小さめの入り口を抜けると、そこには大量の書物が蓄えられていた。 1階は、一般マンガ売り場。 ホントの一般マンガしかない。 川 ゚ -゚)「まあ、一階はただの本屋だ。 本番は4階からだ」 (;´∀`)「モナ・・・。 ここだけは僕も耐えられるモナ・・・」 (主^ω^)「あの・・・。 この本はどうやって読むんですかお?」 ( ^ω^)「ああ、これはマンガって言って、こう右から読むんだお」 (主^ω^)「へぇーーっ! 凄いですお!!」 秋葉はブーンに渡されたマンガに感嘆し、パラパラと見入っているようだが、 川 ゚ -゚)「ほら、さっさと上に行くぞ!」 (;´∀`)「やっぱり行くモナか・・・」 張り切るクーに先導された一向は、奥の階段に向かい、上の階を目指した。 秋葉はこの上に何があるということなど露知らず、一向についていくのみだった。 ('A`)「そういえば、兄者さんたちがいないな・・・」 2階、CD・DVD売り場───── ( ´_ゝ`)「OK買いだ。 弟者は古泉verを買ってくれ」 (´<_` )「把握した。 キャラソン買いなんて流石だよな俺ら」 784 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23:00:10.85 ID:/kmq+j460 川*゚ -゚)「ほら、ここだ」 秋葉はクーの行くがままに案内された場所には、これまた数え切れない程の本が敷き詰めていた。 だが、この本達、表紙からして、只者ではないことが判明する。 (;´∀`)「うわぁぁ・・・。 同人誌がたくさん・・・。 僕にはこれが分からないモナ・・・」 川 ゚ -゚)「秋葉。 こっちの本は一階のマンガよりオススメだぞ!」 (主^ω^)「どれどれ・・・ って、うわっ!?」 彼が本の表紙を覗き込むと、あまりに意表を突かれてのか、思わず声が上がってしまった。 その表紙には、女性の裸体。 男のダンディーな姿。 くそみそ・・・ まさに数々取り扱っているかのようだった。 (主^ω^)「(この世界の流行ってすごいお・・・。 でもちょっと欲しいかも・・・)」 ('A`)「しっかし、ここは本当に品数が多いな・・・」 ( ^ω^)「ドクオ、僕は上の中古品売り場に行ってくるお~」 ブーンもそういうと、さっさと他の階に姿を消してしまった。 787 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23:02:15.83 ID:/kmq+j460 ('A`)「あ、そういえばDATはありそうなのか?」 と、ドクオは不意に気づき、クーと共にいる秋葉に声を掛けるが、 (主^ω^)「クーさん。 これ、気に入りましたお!」 川 ゚ -゚)「ほう、ふたなりか。 いいセンスをしている。 買ってやろう」 (;'A`)「・・・・・・。 あのーー・・・?」 (主;^ω^)「・・・あ! はい、何ですかお?」 (;'A`)「ダ、DATはありそうか?」 (主;^ω^)「あぁっ! そうでしたお! えーーっと・・・」 川#゚ -゚)「チッ」 秋葉はドクオの一言で、ふと本来の目的を思い出し、辺りをキョロキョロ見探るが、 (主^ω^)「ここじゃなさそうですお・・・ 少しも雰囲気を感じられませんお・・・」 ( ´∀`)「ま、ここには例の、『白いもの』なんてないモナ・・・」 793 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23:04:10.81 ID:/kmq+j460 川 ゚ -゚)「そうか・・・。 しょうがない。 他を当たるしかないな・・・」 ('A`)「こりゃあ結構大変になりそうだな・・・」 秋葉により、ここにはDATがないことを告げられた一行。 仕方なく、店を出ようとしていたところを、 ( ^ω^)「たーだいまだおー! 買い物終わったおー!」 と、上の階から颯爽とブーンが降りてきた。 片手に、紙袋に敷き詰めた本が、多数見え隠れしている。 ( ^ω^)「そういえば、DATは見つかったのかお?」 ( ´∀`)「残念ながら、ここにはないらしいモナー・・・」 (主^ω^)「・・・・・ッ!! あ、あの! それ、見せてくれませんかお!?」 ( ^ω^)「? これかお? 構わないお」 突然、秋葉がブーンの元に駆け寄り、彼の買った同人誌を見せてくれるよう、催促する。 偶然表紙が見えたのだろうか、秋葉は一冊の本を抱え、表紙を凝視している。 (主^ω^)「・・・・ これだお!」 川 ゚ -゚)「ん? どうしたんだ?」 798 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23:06:17.00 ID:/kmq+j460 (主^ω^)「これですお! 『白いもの』は、これだった気がしますお!!」 と、秋葉がブーンから借りた同人誌の表紙を見つめ、皆に掲げ上げる。 ブーン達は見せられた表紙を見ると同時に、 (;'A`)「え! このキャラだったのか!? 『白いもの』って・・・」 (;^ω^)「マジかお!? 僕はてっきり電柱とかかと思ってたお!」 川;゚ -゚)「確かにほとんどが白いが・・・。 予想外だ・・・」 どうやらブーンが買った同人誌のキャラこそ、秋葉がDATの近くで目撃した物らしかった。 そして、大体の大きさは1mほどであると記憶していたようだ。 (;´∀`)「このキャラが飾ってある所っていっても・・・。 これは有名だから色々と売ってるモナ・・・」 ('A`)「うーーん・・・ フィギュアならいっぱいあるだろうが、小さくはないんだろ?」 (主^ω^)「あ、はい。 少なくともDATよりははるかに大きかったですお・・・」 皆は判明した『白いもの』の正体に驚嘆するが、有名であるものが故に、イマイチ場所が特定できない。 結局、ブーン達はその在り処を考えながらも、『とらのあな』を後にしたのであった。 802 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23:08:19.27 ID:/kmq+j460 秋葉原中央通り、とらのあな前─── ( ^ω^)「あ、そういえば兄者さんたちは?」 (´<_`( ´_ゝ`)『ここにいますが何か?』 ∑(´∀`;)「ちょwwwwいたのかモナwwwww」 ( ´_ゝ`)「ああ、事態は把握した。 このキャラが例の、『白いもの』だったんだろ?」 (´<_` )「つまり、これのフィギュア、もしくは像っぽいのを探せばいいんだな?」 ( ^ω^)「フィギュアモエスwwwwwwww」 川 ゚ -゚)「だが、しかしだな・・・」 ('A`)「まずどこを探せばいいんだ・・・?」 とりあえず『とらのあな』を出て、中央通りを南に歩き始めたブーン達。 相変わらず謎を交錯している一行だが、その前を歩いていた秋葉は、町並みに聳える建物を見ていると、 (主^ω^)「! ・・・・これは・・・!」 ( ^ω^)「ん? どうかしたのかお?」 808 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23:10:22.75 ID:/kmq+j460 (主^ω^)「この箱・・・。 この配列・・・。 間違いないお!!」 (主^ω^)「皆さん! DATが落ちた周りには、ここにあるような箱がいっぱいありましたお!」 秋葉は店の中を除く込むや否や、急に思いついたかのように声を出す。 彼の見る先にあったのは、『ABC2番館』。 1階に、大量のガンプラが敷き詰めてあるところだ。 彼はそこにある積まれたプラモデルの箱を見て、彼らに説明する。 (;´∀`)「マジかモナ!? じ、じゃあ、DATの場所ってまさか・・・」 川;゚ -゚)「ああ、間違いなく、『ガンプラ売り場』だな・・・!」 (主^ω^)「え? ガンプラって何ですk・・・ (*´∀`)「知らないなら教えてあげるモナ!! ガンプラってのは・・・」 (;^ω^)「ストーーーップ! それどころじゃないお!」 (#´∀`)「・・・・・・チッ」 ( ´_ゝ`)「これは急な展開だな。 場所が特定されてきたぞ」 (´<_` )「どれ、ここに入ってみようではないか」 812 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23:12:38.71 ID:/kmq+j460 【ABC2番館】 ABCの正式名所は、『アソビットボビーシティ』。 アニメやゲームを揃える他館と違って、ここではボビー系の製品を取り扱っている。 ガンプラ売り場、カーホビー、戦艦、ミリタリー、鉄道模型・・・ 他を凌駕する品揃えと共に、様々なジャンルを扱うことが定評である。 ちなみに、一階のガチャポン売り場近くのエロゲポスターの中央に、何故かボールペンで「ぬるぽ」と書いてあったのを作者が目撃している。(12月に) (;^ω^)「ホントだお・・・ 確かに『ぬるぽ』って書いてあるお・・・」 ( ´_ゝ`)「まあ、そんなことはどうでもいいんだがな」 川 ゚ -゚)「ん? モナーはどこにいった?」 (;'A`)9m「モナーなら、あそこ・・・」 突如行方をくらましたモナーだが、彼のお尻と思わしきものが、積み重なった箱から垣間見える。 するとそこには、しゃがんで箱を片っ端から手に取るモナーの姿があった。 (*´∀`)「GP‐02! ケンプファー・・・! テラモエス・・・!!」 何たる事か、モナーはプラモデルの表の絵柄に、自身の頬をくっつけスリスリと摩っているではないか これはもう、同士のブーン達にも言える言葉がない。 817 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23:14:51.02 ID:/kmq+j460 (主;^ω^)「ところで、この箱は一体何なんですかお?」 (*´∀`)「これは『ガンダム』のプラモデルだモナ! ほら、あそこに見本が飾られてあるモナ!」 (主^ω^)「え!? この箱があれになるんですかお?」 店の品物に疑問を持った秋葉は、すぐさまモナーの支配下に入ってしまっていた。 そして残されたブーン達は、大まかに店内をグルっと見回ると、 ( ^ω^)「うーーん・・・ やっぱりここには『あれ』はないお・・・」 ('A`)「『あれ』関連のものがある、ガンプラ売り場・・・。 そんなとこあったっけな・・・」 (;´_ゝ`)「むうう・・・。 俺はなんとなく見覚えがあるような、ないような・・・」 川;゚ -゚)「しかも、『あれ』はフィギュアよりずっと大きいらしいし・・・」 (´<_`;)「くそ・・・。 あのキャラのでかいバージョン・・・。 どっかで見た気がする・・・」 820 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23:16:36.31 ID:/kmq+j460 店内をぐるりぐるりと回りつつも、考えを張り巡らせている一行達。 どうやらもう少し、という所まで出ているようだが、その特定はまだ難しい。 一方、モナーは秋葉にプラモを進め、彼にプレゼントするまで至っていた。 (主*^ω^)「ありがとうございますお! 帰ったら作ってみますお!!」 (*´∀`)「その息だモナ! どうせなら工具も・・・」 気づけば、秋葉の両手には同人誌、ガンプラと、多数のオタクアイテムがぶら下がっていた。 にも関わらず、彼は意気揚々に店の物を閲覧したり、モナーの説明をすらすらと聞き入っているのであった。 (;^ω^)「あのーーーー・・・ DATは探したんですかお・・・?」 (主;;^ω^)「はうっ!? あ、ああ!!」 先と同様、秋葉はまたもや気を取られていった様子。 再び自分の目的を思い出したかのように、店内をまた回り通し始めた。 821 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23:18:24.35 ID:/kmq+j460 (;'A`)「全く、大丈夫なのか・・・?」 川 ゚ -゚)「純粋なんだろう。 良い意味で。 なんでも興味を持っているようだ」 (´<_`;)「だからって同人誌をプッシュするのはどうかとも思うが・・・」 ・・・とのように、この秋葉という人物にいささか疑念を抱くメンバーだが、今一応、彼はしっかりとDATを探しているようだ。 やがて皆の前に戻ってくると、 (主;^ω^)「・・・ダメですお・・・。 ここには覚えがないですお・・・」 ( ´_ゝ`)「そうか・・・。 こういう所だと思ったんだがな」 ( ´∀`)「まあ、他にもガンプラは売ってるモナ。 大丈夫モナ」 (主^ω^)「あと、実はもう一つ、思い出したことがあるんですお」 825 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23:20:31.64 ID:/kmq+j460 と言うと、彼は何やら後ろから大きな箱を取り出してきた。 言うまでもない、プラモの箱である。 大きさは通常のそれとは少し違う、やや二周り大きい物であった。 (主^ω^)ノ□「これなんですお。 この絵・・・」 ( ´∀`)「ん? このプラモはガンダムじゃないモナ。 これがどうかしたモナ?」 (主^ω^)「実は・・・。 このプラモの絵そっくりな物の上に、DATは落ちましたお・・・!」 (;^ω^)「・・・え!? 本当かお?」 (;´_ゝ`)「こ、このプラモで間違いないのか!?」 (主^ω^)「はい。 間違いないですお・・・! この一色に染まった色、人を模したように作られた体、そしてこの長い角・・・」 (;'A`)「ちょ、ちょっと待てよ・・・。 ま、まず最初から考えると・・・」 突然判明した事実を即座に飲み込み、ドクオは最初から考えだす。 つまりはと言うと・・・ ・DATは室内にある、2つの縦長の物体の近くに落ちたようだ。 ・片方は、皆も知っている、全体的に白い某キャラクターの像である。 ・現場は、どうやらガンプラ売り場のようだ。 ・もう片方の像は、一色であり、人に近い体、長い角が特徴的であり、誰もが知っているものである。 830 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23:22:29.10 ID:/kmq+j460 ( ^ω^)「この二つの像。 これが同時にある所・・・」 ('A`)「それがあるガンプラ売り場・・・。   ッ!!!!」 (*^ω^)*'A`)川*゚ -゚)*´∀`)*´_ゝ`)´<_`*)「あっ!!!!!」 なんと6人同時、全く同じタイミングでその場で声を上げ、パッとひらめいたのだ。 すると秋葉の元に寄り、団欒と説明を始める。 (*^ω^)「わかったお! その場所が!!」 (*'A`)「俺もわかったぜ! これは知っていれば簡単だった!」 川*゚ -゚)「ああ! 確かにこのキャラ達は同じ作品だがな・・・!」 (*´∀`)「この2人がでっかく飾られてるのは『あそこ』しかないモナ!」 (*´_ゝ`)「そうか! 何かが引っかかってると思ったら、あそこのことだったのか!」 (´<_`*)「確かにあそこはガンプラ屋としてはイメージしにくかったな・・・!」 しかし、そのようなトークを浴びせられていても、全く理解が不可能であった秋葉は、 (主;^ω^)「あわわ・・・。 み、皆さん・・・何を言ってるんですかお・・・?」 834 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23:24:17.33 ID:/kmq+j460 (*^ω^)「安心してほしいお! もうDATの場所は分かったも同然だお!」 (*´_ゝ`)「そうと決まれば、行こう! 『あそこ』に!」 (主;^ω^)「は、はい・・・って! ちょっと待ってくださいお~~!!」 早速、意を決したかの様に走り出すブーン達一行。 その後ろについていく、何も理解ができない秋葉。 向かうは駅前、そこには不特定多数の人々が無作為にうずめ合っていたのだった。 ───────────────── ( ゚д゚ )「と、言うわけだが、皆さん分かったであろうか?」 ( ゚д゚; )「正直、これは秋葉原をある程度知ってる人でないと分からないだろう・・・。 すまない・・・」 ( ゚д゚ )「だが、出てきた二つのキャラ、これは分かったかもしれない。 これさえ分かれば十分自身を持っていいぞ!(オタとして)」 ( ゚д゚ )ノシ「と、言うわけで3に続く! だ!」 [[3>秋葉原3]]

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