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509 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:21:58.77 ID:VAWkGF9I0 ーーーーーーーーーーーーーー川 ゚ -゚)sideーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー わたしは内藤が扉を出るのを確認すると、倒れこむように椅子に座り込んだ。 全身が酷く痛む。 時間はもう残っていなかった。 消滅は波が岩を削り取るようにゆっくりと。 だが、確実に体を侵食していく。 川 ゚ -゚)『っ!!』 わたしが命じると【欠片】はその姿を変え、元の結晶に姿を変えた。 宝石に例えるならばアメジスト。 それが【欠片】の正体。 だが、それはすでに色を失いただの白い石のように見えた。 余談だが、背中の翼は崩れ消え去ろうとしているがまだそこにある。 ひよこがプリントされた下着。 それこそが【欠片】だった。 川 ゚ -゚)『…なんだかスースーするな…高校時代、水溜りに尻餅をついたとき以来の感覚だ』 もし、あの時わたしの持つ【欠片】が下着だと教えてやったらギコはどんな顔をしただろう。 そう考えてわたしは一人吹きだしてしまった。 川 ゚ -゚)『…色々な事がありすぎた一日だったな』 わたしは想う。 わたしの人生とは一体なんだったのだろうか。 514 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:24:15.98 ID:VAWkGF9I0 死にたくないのに殺され、気付いたら死の記憶を全て持って生き返った。 愛する人と再会しいきなり顔射され、幼女になり、空を駆けた。 親友と拳を交え、戻れない過去を語り、別れを告げた。 ライバルと雌雄を決し、愛する人と唇を交わし、そしてまたこの世を去ろうとしている。 それでもわたしは断言できる。 奇妙な…それでも最高の人生だったと。 川 ゚ -゚)『もし、生まれ変われるならばもう一度彼らとともに…』 そう言いかけて苦笑する。未練だな。 わたしは全く口をつけていなかったカクテル【エンジェル・キッス ~天使の口づけ~】を高く掲げた。 川 ゚ ー゚)『素晴らしい人生と…その仲間達に乾杯』 一息に飲み干した瞬間。 その時が訪れた。 慣れ親しんだバースペース内を白光が静かに弾ける。 その光が消え去った時。 わたしは完全にこの世界から消滅していた。          飲み終えたグラスと、主を失った白い小石がカウンターテーブルに寂しく転がっていた。 522 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:27:00.30 ID:VAWkGF9I0 ーーーーーーーーーーーーーー(主^ω^)sideーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ( ^ω^)『みんな…終わりましたお』 扉が静かに開けられ、彼が姿を現した。 その右手には小さな白い小石が乗せられている。 僕はそれを受け取ろうとして手を止めた。 間接的とは言え、僕はこの世界の人達をひどく傷つけたのだろう。 愛する人を失う痛みを2度も味あわせてしまった僕に、これを受け取る資格はあるのか? そう考えると、これ以上手が動かなかった。 ( ^ω^)『バカな事考えてるんじゃないお。        クーさんも僕らも…感謝こそしてるけど恨んでなんかいないお』 (主^ω^)『おっ?』 僕は彼の顔を見る。 彼もまた、僕の顔を見てニヤニヤと笑っていた。 (´・ω・`)『…!! そうか!! 【欠片】の…!!』 ( ^ω^)『はい。そのとおりですお』 彼はしょぼくれさんから僕のほうに振り返ると、彼なりに真剣であろう表情で言った。 527 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:28:48.84 ID:VAWkGF9I0 ( ^ω^)『…この一日。僕らはとても幸せだったお』 (*゚ー゚)『クーさんが死んじゃった時…とても悲しかった』 ('A`)『あまりに突然すぎて…ここにいる全員がずっと心の奥底でそれを受け入れられずにいたんだ』 (*゚∀゚)『でも、クーさんは今日…わたしらにたくさんの贈り物をくれた…      また消えちゃったのは悲しいけど…なんだか今はとても暖かい気分さっ!!』 ( ^ω^)『ホントはお前なんかに渡したくないけど…受け取ってほしいお。        クーさんもそれを望んでいたんだお』 彼はそう言って僕の手に無理矢理【欠片】を握らせる。 (主^ω^)『……!! なんだお…これ…』 【欠片】の世界の住人である僕には分かる。 力の大半を失ったはずのそれからは、溢れるほどの…何か別の力を感じる。 とても熱くて…重い。 ( ^ω^)『…当然だお。この【欠片】にはクーさんの…僕らの想いが詰まっているんだお』 彼はそう言って【欠片】から手を離した。 533 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:30:39.07 ID:VAWkGF9I0 ( ,,゚Д゚)『過ぎ去った時は戻らねぇ。       絶対に後悔する道を選ぶんじゃねぇぞゴルァ』 (´・ω・`)『…想う心は力になる。       不可能を可能にし、可能を不可能にするほどの力だ。       それを忘れないでくれよ』 ξ゚⊿゚)ξ『悩む前に走りなさいっ!!       そんなあんたを支えてくれる人が必ずいるはずよっ!!』 (主^ω^)『……っ!!』 僕は顔を上げる。 もう僕は迷わない。 どんなに苦しくても、辛くても。 必ずFOXを倒し、僕の世界を取り戻してみせる。 僕は自分の欠片を握り締め、意識を集中した。 体が光に包まれる。 主^ω^『僕は行くお…FOXを倒したら必ずまたここに来る…      そして、あの人のお墓にお礼を言いに行くお』 さようなら。この悲しくも美しい世界。そういい残して僕の体は別世界に飛翔した。 最後に僕にそっくりな声が叫ぶ声が聞こえた。          さよならは言わないお!!          僕達の想いを手にして君の道をどこまでも駆けて行けお!! 538 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:32:31.15 ID:VAWkGF9I0     エピローグ TRAIN-TRAIN ( *^ω^)『…赤ちゃんって可愛いお~』 あれから数年後。 僕とツンは結婚した。 恋愛結婚といえば聞こえはいいけど、ようするに出来ちゃった結婚だ。 数日前ツンは無事出産を終え、今は病院のベッドで退院を待っている。 ('A`)『…可愛いかぁ? 人間つーかサルそっくりじゃねーか』 ( ,,゚Д゚)『内藤には全然似てねぇなぁ…本当に内藤の種か?』 そんな事を言う2人をヒッキーがたしなめる。 (-_-) 『し、失礼なこと言っちゃダメですよ!!     太ってて美味しそうなトコなんか内藤さんそっくりじゃないですか!!』 それでも、幸せ全開の僕には全く気にならない。 ( ^ω^)『…お前後で体育館裏に来いお』 540 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:33:45.64 ID:VAWkGF9I0 ( ゚∀゚)『まぁ…とにかくこれでお前も俺様と同じく、一人で勝手に死ねない体になったってワケだな。      とにかくめでてぇや』 ジョルジュさんが本当に嬉しそうに言う。 ( ゚∀゚)『ところで、お前母乳飲ませてもらったか?      母乳って血の味がするんだぜ』 ( ;^ω^)『…あんた何言ってるんだお』 横ではしぃとツンが楽しそうに談笑している。 (*゚ー゚)『お姉ちゃん、ほんとうにおめでとう』 ξ゚⊿゚)ξ『ありがと。でもようやくコイツのクーさん病が治ったと思ったら、      今度はコイツこの子にベッタリなのよ。      なんか、娘とコイツを取り合う未来が想像できて…今から頭痛いわ』 そう言うツンの表情には昔のような険しさは微塵も感じない。 母親になって変わったのだろうか? (´・ω・`)『2号店の弟者君が子育てには相当自信があるらしいからね。       今度色々聞いてみるといいよ。       ところでもう名前は決めたのかい?』 (*゚∀゚)『ハイハイ!! わたし名付け親になったげるさっ!! 【たけし】なんてどうかなっ!!』 ( ;^ω^)『…この子は女の子だお』 548 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:36:30.23 ID:VAWkGF9I0 僕は騒がしい周囲に目を覚ました愛しい娘をそっと抱き上げる。 頼りないくらいに小さくて柔らかくて…。 それでも必死に全身から命を溢れ出させている。 子供が出来たと聞いた時。 僕は嬉しくて、近所の書店から名付け辞典を買いあさった。 姓名判断や流行。姓とのバランスまで全て重視して名前を決めようとした。 でも、それも始めてこの子の瞳を見た時。 全て吹き飛んでしまった。 この子が大きくなったら聞かせてあげよう。 君と同じ名前を持つ女性がいた事を。 どこまでも真っ直ぐで。 どこまでも凛々しくて。 どこまでも格好いい。 そんな女性がいた事を。 僕にもツンにも似つかない。 紫水晶色の瞳で不思議そうに僕を見つめる愛娘を見つめながら僕は言った。 ( ^ω^)『名前ならとっくに決まってるお。             この子の名前はーーーーー』 549 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:36:51.45 ID:VAWkGF9I0 ・          ( ^ω^)が世界を巡るようです          【IN ( ^ω^)が料理人になるようです】          川 ゚ -゚)が大空を駆けるようです                                        fin 588 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:43:29.26 ID:VAWkGF9I0                【次回予告】     推奨BGM  http://www.youtube.com/watch?v=_rGM-wPotW0 592 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:46:21.78 ID:VAWkGF9I0     ーーーーー19××年。地球は核の炎に包まれたーーーーー      ついに合作初登場!!                      ( ^ω^)『お前はもう死んでいる』      安価で未来が決まる!!                      ('A`)『たわばっ』      全く新しい形のブーン小説!!                           ( ,,゚Д゚)『我が名は南斗5車星…炎のヒューイ!!』     ( ^ω^)が世界を巡るようです 第11弾!!!                     ξ゚⊿゚)ξ『お師さーーーーん!!』      by ◆sHNGWXTAUA                     (*゚ー゚)『俺の名前を言ってみろ…』     ( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚⊿゚)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)                     川 ゚ -゚)『我が人生に一点の悔い無し!!!!』      君 の 安 価 が 合 作 を 作 り あ げ る ・・・・・・ 。 ※本編と一部異なる台詞がございます。ご了承ください。
509 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:21:58.77 ID:VAWkGF9I0 ーーーーーーーーーーーーーー川 ゚ -゚)sideーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー わたしは内藤が扉を出るのを確認すると、倒れこむように椅子に座り込んだ。 全身が酷く痛む。 時間はもう残っていなかった。 消滅は波が岩を削り取るようにゆっくりと。 だが、確実に体を侵食していく。 川 ゚ -゚)『っ!!』 わたしが命じると【欠片】はその姿を変え、元の結晶に姿を変えた。 宝石に例えるならばアメジスト。 それが【欠片】の正体。 だが、それはすでに色を失いただの白い石のように見えた。 余談だが、背中の翼は崩れ消え去ろうとしているがまだそこにある。 ひよこがプリントされた下着。 それこそが【欠片】だった。 川 ゚ -゚)『…なんだかスースーするな…高校時代、水溜りに尻餅をついたとき以来の感覚だ』 もし、あの時わたしの持つ【欠片】が下着だと教えてやったらギコはどんな顔をしただろう。 そう考えてわたしは一人吹きだしてしまった。 川 ゚ -゚)『…色々な事がありすぎた一日だったな』 わたしは想う。 わたしの人生とは一体なんだったのだろうか。 514 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:24:15.98 ID:VAWkGF9I0 死にたくないのに殺され、気付いたら死の記憶を全て持って生き返った。 愛する人と再会しいきなり顔射され、幼女になり、空を駆けた。 親友と拳を交え、戻れない過去を語り、別れを告げた。 ライバルと雌雄を決し、愛する人と唇を交わし、そしてまたこの世を去ろうとしている。 それでもわたしは断言できる。 奇妙な…それでも最高の人生だったと。 川 ゚ -゚)『もし、生まれ変われるならばもう一度彼らとともに…』 そう言いかけて苦笑する。未練だな。 わたしは全く口をつけていなかったカクテル【エンジェル・キッス ~天使の口づけ~】を高く掲げた。 川 ゚ ー゚)『素晴らしい人生と…その仲間達に乾杯』 一息に飲み干した瞬間。 その時が訪れた。 慣れ親しんだバースペース内を白光が静かに弾ける。 その光が消え去った時。 わたしは完全にこの世界から消滅していた。          飲み終えたグラスと、主を失った白い小石がカウンターテーブルに寂しく転がっていた。 522 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:27:00.30 ID:VAWkGF9I0 ーーーーーーーーーーーーーー(主^ω^)sideーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ( ^ω^)『みんな…終わりましたお』 扉が静かに開けられ、彼が姿を現した。 その右手には小さな白い小石が乗せられている。 僕はそれを受け取ろうとして手を止めた。 間接的とは言え、僕はこの世界の人達をひどく傷つけたのだろう。 愛する人を失う痛みを2度も味あわせてしまった僕に、これを受け取る資格はあるのか? そう考えると、これ以上手が動かなかった。 ( ^ω^)『バカな事考えてるんじゃないお。        クーさんも僕らも…感謝こそしてるけど恨んでなんかいないお』 (主^ω^)『おっ?』 僕は彼の顔を見る。 彼もまた、僕の顔を見てニヤニヤと笑っていた。 (´・ω・`)『…!! そうか!! 【欠片】の…!!』 ( ^ω^)『はい。そのとおりですお』 彼はしょぼくれさんから僕のほうに振り返ると、彼なりに真剣であろう表情で言った。 527 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:28:48.84 ID:VAWkGF9I0 ( ^ω^)『…この一日。僕らはとても幸せだったお』 (*゚ー゚)『クーさんが死んじゃった時…とても悲しかった』 ('A`)『あまりに突然すぎて…ここにいる全員がずっと心の奥底でそれを受け入れられずにいたんだ』 (*゚∀゚)『でも、クーさんは今日…わたしらにたくさんの贈り物をくれた…      また消えちゃったのは悲しいけど…なんだか今はとても暖かい気分さっ!!』 ( ^ω^)『ホントはお前なんかに渡したくないけど…受け取ってほしいお。        クーさんもそれを望んでいたんだお』 彼はそう言って僕の手に無理矢理【欠片】を握らせる。 (主^ω^)『……!! なんだお…これ…』 【欠片】の世界の住人である僕には分かる。 力の大半を失ったはずのそれからは、溢れるほどの…何か別の力を感じる。 とても熱くて…重い。 ( ^ω^)『…当然だお。この【欠片】にはクーさんの…僕らの想いが詰まっているんだお』 彼はそう言って【欠片】から手を離した。 533 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:30:39.07 ID:VAWkGF9I0 ( ,,゚Д゚)『過ぎ去った時は戻らねぇ。       絶対に後悔する道を選ぶんじゃねぇぞゴルァ』 (´・ω・`)『…想う心は力になる。       不可能を可能にし、可能を不可能にするほどの力だ。       それを忘れないでくれよ』 ξ゚⊿゚)ξ『悩む前に走りなさいっ!!       そんなあんたを支えてくれる人が必ずいるはずよっ!!』 (主^ω^)『……っ!!』 僕は顔を上げる。 もう僕は迷わない。 どんなに苦しくても、辛くても。 必ずFOXを倒し、僕の世界を取り戻してみせる。 僕は自分の欠片を握り締め、意識を集中した。 体が光に包まれる。 主^ω^『僕は行くお…FOXを倒したら必ずまたここに来る…      そして、あの人のお墓にお礼を言いに行くお』 さようなら。この悲しくも美しい世界。そういい残して僕の体は別世界に飛翔した。 最後に僕にそっくりな声が叫ぶ声が聞こえた。          さよならは言わないお!!          僕達の想いを手にして君の道をどこまでも駆けて行けお!! 538 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:32:31.15 ID:VAWkGF9I0     エピローグ TRAIN-TRAIN ( *^ω^)『…赤ちゃんって可愛いお~』 あれから数年後。 僕とツンは結婚した。 恋愛結婚といえば聞こえはいいけど、ようするに出来ちゃった結婚だ。 数日前ツンは無事出産を終え、今は病院のベッドで退院を待っている。 ('A`)『…可愛いかぁ? 人間つーかサルそっくりじゃねーか』 ( ,,゚Д゚)『内藤には全然似てねぇなぁ…本当に内藤の種か?』 そんな事を言う2人をヒッキーがたしなめる。 (-_-) 『し、失礼なこと言っちゃダメですよ!!     太ってて美味しそうなトコなんか内藤さんそっくりじゃないですか!!』 それでも、幸せ全開の僕には全く気にならない。 ( ^ω^)『…お前後で体育館裏に来いお』 540 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:33:45.64 ID:VAWkGF9I0 ( ゚∀゚)『まぁ…とにかくこれでお前も俺様と同じく、一人で勝手に死ねない体になったってワケだな。      とにかくめでてぇや』 ジョルジュさんが本当に嬉しそうに言う。 ( ゚∀゚)『ところで、お前母乳飲ませてもらったか?      母乳って血の味がするんだぜ』 ( ;^ω^)『…あんた何言ってるんだお』 横ではしぃとツンが楽しそうに談笑している。 (*゚ー゚)『お姉ちゃん、ほんとうにおめでとう』 ξ゚⊿゚)ξ『ありがと。でもようやくコイツのクーさん病が治ったと思ったら、      今度はコイツこの子にベッタリなのよ。      なんか、娘とコイツを取り合う未来が想像できて…今から頭痛いわ』 そう言うツンの表情には昔のような険しさは微塵も感じない。 母親になって変わったのだろうか? (´・ω・`)『2号店の弟者君が子育てには相当自信があるらしいからね。       今度色々聞いてみるといいよ。       ところでもう名前は決めたのかい?』 (*゚∀゚)『ハイハイ!! わたし名付け親になったげるさっ!! 【たけし】なんてどうかなっ!!』 ( ;^ω^)『…この子は女の子だお』 548 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:36:30.23 ID:VAWkGF9I0 僕は騒がしい周囲に目を覚ました愛しい娘をそっと抱き上げる。 頼りないくらいに小さくて柔らかくて…。 それでも必死に全身から命を溢れ出させている。 子供が出来たと聞いた時。 僕は嬉しくて、近所の書店から名付け辞典を買いあさった。 姓名判断や流行。姓とのバランスまで全て重視して名前を決めようとした。 でも、それも始めてこの子の瞳を見た時。 全て吹き飛んでしまった。 この子が大きくなったら聞かせてあげよう。 君と同じ名前を持つ女性がいた事を。 どこまでも真っ直ぐで。 どこまでも凛々しくて。 どこまでも格好いい。 そんな女性がいた事を。 僕にもツンにも似つかない。 紫水晶色の瞳で不思議そうに僕を見つめる愛娘を見つめながら僕は言った。 ( ^ω^)『名前ならとっくに決まってるお。             この子の名前はーーーーー』 549 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:36:51.45 ID:VAWkGF9I0 ・          ( ^ω^)が世界を巡るようです          【IN ( ^ω^)が料理人になるようです】          川 ゚ -゚)が大空を駆けるようです                                        fin 588 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:43:29.26 ID:VAWkGF9I0                【次回予告】     推奨BGM  http://www.youtube.com/watch?v=_rGM-wPotW0 592 名前: DJ(埼玉県) 投稿日: 2007/03/20(火) 00:46:21.78 ID:VAWkGF9I0     ーーーーー19××年。地球は核の炎に包まれたーーーーー      ついに合作初登場!!                      ( ^ω^)『お前はもう死んでいる』      安価で未来が決まる!!                      ('A`)『たわばっ』      全く新しい形のブーン小説!!                           ( ,,゚Д゚)『我が名は南斗5車星…炎のヒューイ!!』     ( ^ω^)が世界を巡るようです 第11弾!!!                     ξ゚⊿゚)ξ『お師さーーーーん!!』      by ◆sHNGWXTAUA                     (*゚ー゚)『俺の名前を言ってみろ…』     ( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚⊿゚)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)                     川 ゚ -゚)『我が人生に一点の悔い無し!!!!』      君 の 安 価 が 合 作 を 作 り あ げ る ・・・・・・ 。 ※本編と一部異なる台詞がございます。ご了承ください。 [[戻る>( ^ω^)ブーンが世界を巡るようです]]

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