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「チクショ~……痛てぇなァ~」
路上にたたずむ奇妙なスーツを着た男、セッコはかすかに感じる痛みを感じ、腕をさする。
「よくもあんなうぶな事を………じゃなくて…野暮な事………は違う…うぐぐ……鯔な事でもなくて、鯖な事でもなく……え~と……え~~っと…………ま、いっか。とにかくあのサザエみてぇなヤツがヤッてくれたことは確かだ。」
出そうで出て来ない言葉を数分考えたセッコだったが、結局思いつかず、うやむやにまとめてしまった。
もしここに、国語の教師がいたならば「味な事か?」と彼に指摘しただろう。
しかし、この暗闇の町の道に立っているのはセッコ一人。誰もそれ指摘をする者はいない。
「さっきは油断したが、今度会ったら覚悟しとけサザエ頭ッ!」
サザエ男のスタンドが繰り出した凄まじいラッシュを思い出しながら、セッコは闘争心を燃やす。

「それにしても、角砂糖欲しいなぁ……あっ!そういやこん中かのもん見てねぇなぁ、もしかすると入ってるかもしれねぇしな」
セッコは思い出したようにデイバックを開き、中に入っているものを見た。その中で彼はある一枚の白い紙を中から取り出した。
「この紙、名前が載ってんのか?ええっと……俺の知っている奴はいるかなぁ……チョコラータがいれば角砂糖貰えそうなんだけどなぁ」
一通り名簿に目を通したが、セッコが知っている名前はボスに反旗を翻したブチャラティチームの名と暗殺チームの数人であった。
「俺の所の組織が何人かいるな……待てよ。こいつらはボスの正体を知ろうとしている奴らじゃねぇか?そいつらを始末したら、ボスからいっぱい褒美が貰えるんじゃねぇか!よ~し、そうと分かりゃあ早速行くかな……ん?」
セッコは名簿をしまうためにバッグの中を見た時、奥に一際目立つ赤い光を放っている物体があることに気づいた。
「何だコレ?」
彼の手の中には赤い石があった。それはデイバッグの中に入っていたときよりも、より一層強く輝いていた。
「角砂糖か?にしては、甘い臭いはねぇし、齧っても……」

ガギッ!

「硬てぇ……」
セッコが齧ろうとしたこの石はカーズ達が追い求めている赤石、その名をスーパーエイジャという。
この石は太陽の光と等しき波紋の力を増幅できるため、吸血鬼たちにも対抗できるシロモノである。
しかしスタンド使いであり、波紋戦士と柱の男達の闘いから、63年後の未来に生きる彼がこの事を知る由もない。
「んだよぉ~角砂糖じゃねぇじゃねぇか!とは言っても、捨てるのも勿体ねぇし、キレイだから取っておくかな」
セッコは赤く輝いている石をしまい、デイバッグを担ぐ。
「さて、どこ行こうかなァ~……さっきの地図ん中に広い場所が書いてったなァ。人がいっぱいいるかもしれねェからな。
 そしてそこにいた奴らを殺し、このゲームに優勝して元の世界で組織の頂点に立ってやるぜッ!うおおう!うおっ!」

そう言い残した彼は再び地面の下へと潜っていった。黒い野望を秘めて……


【東方家付近の路上(G-5)/一日目/黎明】
【セッコ】
[スタンド]:『オアシス』
[時間軸]:ブチャラティ達と闘う前
[状態]:仗助のラッシュの痛みをかすかに感じるが問題は無し/憤怒
[装備]:オアシスのスーツ
[道具]:支給品一式・スーパーエイジャ
[思考・状況]
1)会った奴は倒す
2)ゲームで優勝する
3)2)のために人がいそうな杜王駅へ行く
4)角砂糖が食べたい
5)仗助と会ったら決着をつける

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07:無題 セッコ 47:角砂糖同盟