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ワムウは考えた。これはどういう事だろうか?と。
自分はJOJO(ジョセフ)と戦い、そして敗れた。
ならば何故?どうして自分はここにいるのか?
体が爆発し、首だけになり、そしてJOJOに止めを刺された筈だ。
我が触覚は、あの時確かに振り下ろされるJOJOの腕の動きを感じていた。

「ではこれがゲヘナ(地獄)か?」
最初は、そうも考えた。
人間の宗教で言われるゲヘナに落ちたと言う事なのか?と。
だがしかし、あのアラキヒロヒコという人間(?)は、勝てば元の世界に帰る事が出来ると言っていた。
あの人間が言った事を信用すべきでは無いのかも知れないが、
だが・・・
「フフ」
つい、笑ってしまう。
一度は死んだ身が、こうして元通りになっているのだ。信用せずにどうする?
ここは賭けて見てもいいではないか。
いや、賭けるべきなのだ!

ただ、気になる点がある。
カーズ様があの場にいた事だ。
ここが本当にゲヘナだとすると、カーズ様はリサリサとの勝負に負けたというのか!?
「まさか・・・」
あのカーズ様が負けるはずは無い。
だとすると、JOJOが約束を破り、リサリサと組んでカーズ様を襲ったとも考えられる。
そして、そのJOJOとリサリサとシーザーもここにいる・・・・
と言う事は、JOJOとリサリサはカーズ様と相討ちに成ったと言う事か・・・?
「・・・まあいい」
あのカーズ様が本物であるかどうかは、まだ判らないのだ。
直にお会いして確かめてみる必要がある。
そして、JOJOも。
出来る事ならば、再戦を・・・・そして必ずや勝つッ!!
もはや貴様の手の内は全て知っているッ!!
このワムウが負けるはずは無い!!
だが、一度負けた相手に、手の内を知った上で再戦をするというのは卑怯ではないだろうか?
「卑怯?フハハハハハハハハハハハッ!あのJOJOに卑怯だと?」
我ながら可笑しな事を考える。
卑怯はJOJOの専売特許ではないかッ!
「楽しみだ。楽しみだぞJOJO!」
そう言うとワムウは歩き始めた。

あの子供が惨殺されるのを見て、気が付くとここにいた。
ここは港の様だ。
あの人間の力で、一瞬のうちにここまで飛ばされたというなら、やはり奴は神の類か?
だとしたら、神とは親しみやすい顔をしているのだな。
「フン」
どうやら死ぬと余計な事を考えるようになるらしい。
今の時刻は、正確にはわからないが、夜中だ。
星を見れば大体の時間を推測出来る。
最低四時間は日の出は無いだろう。
それまでに、昼間安全に身を隠せる場所を探さなければならない。
そういえば、あの男が操る火を噴く鳥は何なのだろうか?
JOJOの様なトリックか?いや、正面対決を挑み、いきなりトリックを使えるとは思えない。
そして、あの少年の小人たち。
あの少年の小人も火を噴こうとしたのだろうか?
もし他にも火を噴ける奴らがこの戦いに参加しているのなら、燃えにくい建物が望ましいな。
この港にある倉庫は燃えにくそうだが、天井に窓がある。
個別の部屋が少ないと言うのも、我らにとっては不利だ。
ともかく港を離れるとするか。
そう思いワムウは歩き出した。

「ん?これは・・」
目の前に道路表示があった。
「杜王港・・・・中国語か?と言う事はここは中国なのか?ゲヘナではないのか?」
いや待てよ。確か、このバッグの中に地図があったはずだ。
「ここか・・・・杜王港。すると、街は北西の方角か・・・おや?バッグの底に何かあるぞ?何だこの緑色の球は?7、10個はあるか」
ワムウはその一つを手に取った。
クンクン。火薬の臭いがする。
「ほう、爆弾か?どうやってつかうのだ?」
バッグを少し離れた所に放り投げ、爆弾を調べ始めた。
「このピンを抜くのか?・・・・・いや、それだけではないな・・・・・この取っ手らしき物を外すのか・・・・・・・・・・ム!!」
ドグォ――z___ン
物凄い爆音が鳴り響き、ワムウの手のひらで、手榴弾が爆発した。
ワムウの上半身は煙の中に隠れて見えない。
海からの風が、その煙を押しやった。
そこには、無傷のワムウの姿があった。
「フフフ、小型にして中々の威力。以前のオレならこんな物は使わんと捨てる所だが、
JOJO、オレはお前から学んだ事がある。勝つためには、利用できる物は全て利用すると言う事を!」
それも戦士のあり方だなJOJOよ。
ワムウは、触覚に神経を集中したが、今の爆発を聞きつけて近づいてくるものはいない。
「さて、行くとするか。先ずはカーズ様をお探しする事からだ。本物か偽者かを確かめ、本物ならお使えせねば」
偽者ならば・・・・カーズ様を愚弄するその者を生かしておくわけには行くまい。
そう考えながら、ワムウは杜王港を後にした。
【杜王港から市街地方面へ・1日目・深夜】
[名前]【ワムウ】
[モード]:『風』
[時間軸]:首だけになり、ジョセフが腕を振り下ろした瞬間
[状態]:服が少し焦げている・自分が一度死んだ物と勘違いしている
[装備]:手榴弾
[道具]:支給品一式
[思考・状況]
1)カーズ様を探し、本人か確認する
2)偽者と判断した場合は殺す
3)ベースとなる建物を探す
4)ジョセフと再戦をし、勝つ!
5)他の集められた戦士たちとも戦ってみたい
6)カーズ様が偽者ならば、全員を殺し、蘇る

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ワムウ 45:真の《殺戮のエリート》