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1 ◆G3V5JlVLQU の物語」(2007/02/17 (土) 15:42:15) の最新版変更点

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||まずはスペックを書かないと、内容を理解しにくいと思うから書いとく 俺:181cm82kg、18歳高3 ボクシング部所属 友人A:179cm、78kg 上記と同じ←DQN 友B:192cm、99kg 上記と同じ←父がヤクザ(丁度中位の位置に所属) 友C:176cm、77kg 上記と同じ←ちょいインテリ系 || 時は、15日の16時頃 この4人で街中を歩いていたんだ。 そしたら… 友人A「何か暇だな、ちょっと誰かに絡もうぜwwwwww」 友人B「マジか?いいぜ俺は」 俺  「お前等ってやつはw」 このときはまだ 今後俺たちに襲い掛かる 絶望的な存在を知るよしもなかった。 俺「なぁ、C後ろにいる人の格好ってコスプレか?」 携帯を閉じつつ後ろを向くC…そしてヤツを見た 友人C「・・・・・・」 俺  「やっぱり何かのアニメとかのコスプレ?」 友人C「リナリー・・・いやギアスのあれ・・・かな?・・・違うな」 俺  「ぉーぃ、分からないのか?」 友人C「いやいやいや!!ちょっとまて俺に分からない訳が無い!!」 友人B「おい、お前等何話してんだ?」 俺  「ん?何かさ後ろに立ってる人が、コスプレなのかCに聞いてるんだよ」 友人B「ふーん」 …そういいつつ振り向く… 友人B「・・・・・・あぁーこれは、コスプレ・・・なのか?」 俺  「な?わからねぇだろ?マイナーな奴なのかと思って聞いているんだよ」 友人C「・・・ごめん、分からないや」 俺  「そっかー、お前が分からないなんて珍しいな」 友人C「只一つ言えることは、あの人が金持ちだってことかな」 ここでゲームを終えたAがやってくる… 友人A「なになにー?何の話??教えろよ」 友人B「いや、今俺らの後ろに立ってる人いるだろ・・・ってあれ、どこ行った?」 俺  「あ、ゲームやるみたいだな」 ヤツはコートを翻し、ドラム用の椅子に腰掛けた。 友人A「俺の後にやるなんて、勇気あるやつだな・・・」 友人B「確かに、お前の後にやるなんてゼッテーやだなww」 友人A「どうせ、下手糞なんだろwwww」 …その時Cは見逃さなかった… 友人C「あー、あの人確実にAより上手いよ」 友人A「は?何言ってんだよwwww見てもいないのに何で分かるんだよ馬鹿ww」 友人C「このゲームにはカードシステムってのがあって、なんたらかんたらで、あの人はカードを登録しているみたいで、かなりの腕前みたいだよ」 俺  「へぇ~すげぇな、最近はそんなのまであるのか」 友人A「それじゃ、俺もカード作った方が上手いなwwwwww」 友人B「おい、始めるみたいだぞ」 …その言葉でみんな画面を見る… 友人C「あー・・・やっぱりだ」 俺  「何がだ?」 友人C「ほら、あの人が選ぼうとしている曲、殆どが高難易度だよ」 俺  「ふーん・・・Aがやってたのはどんなもんなんだ?」 友人C「左下にレベルが書いてるでしょ?A君がやったのは60前後みたいだね」 俺  「ってことは、この人は90レベルとかやるのか?」 友人C「多分だけどね」 ソイツはレベル91の曲を選択し決定ボタンを押した その演奏は…Aの技術を遥かに超えていた 友人B「すげぇ・・・何だこれ・・・」 俺  「人間業じゃねぇよwwwwww」 友人A「・・・・・・・」←イライラしているみたいだった 友人C「A君とは比べ物にならないね」 友人A「んだと!?てめぇ殺すぞ!!」 友人B「まぁまぁ、落ち着けって」 俺  「それにしても、この人の後姿・・・萌えるな」 友人B「ブッーーーーー」 友人C「何で?」 俺  「いや、難かさ後ろ姿が女にしか見えないんだよなwwwww」 友人B「言われて見れば確かに・・・髪の毛後ろで縛ってるしな」 俺  「だろ?コートも長いし、スカートっぽいだろwww だけど、顔は普通だったけどなwwww」 そしてあの激しい演奏が終わった様子なのだが、息を一つも切らしていない、ヤツ… そして2曲目3曲目と続けていき…その演奏を終えた… 終わるまでの時間、俺たちはずっと呆然として見ていたわけだが… Bが突然 友人B「なぁC・・・お前さっき、アイツが金持ちって言ったよな」 友人A「そうなのかwwwww」 友人C「言ったけど、それがどうしたの?」 友人B「ならよ・・・アイツ狙ってみねぇ?」 俺  「狙うって・・・あぁ!さっき言ってた奴かwwww」 友人A「B、お前天才だなwwwwやろうぜwwwww」←ヤツにプライドをズタズタにされた所為なのか、やる気マンマン ヤツは3階の駐車場へ続く階段を上がっていった(実はここはデパートでその中にゲーセンがあるわけです) 俺  「・・・車持ちなのか?」 友人B「社会人かよwwww」 友人C「やっぱり、金持ちなんだろうな」 友人A「んなのどうでもいい、とにかく乗る前にはやるぞ!」 そして3階へ到着 友人C「初めて3階来たなー」 友人A「意外と広いんだな」 友人B「おい、ケータイ取り出したぞ」 俺  「電話みたいだな」 結構ドスの聞いた声で 奴  「私だ、もう車の方にいるのか? ・・・・・・わかった・・・あー、それとだ少しだけ遅れると思うが良いかな? ・・・3分あれば良いよ・・・・・・・ん?いや、ちょっとね 害虫駆除 でもしようと思ってね。それじゃ」ピッ 上の言葉に俺ら4人は…ビクっとした そして追い討ちをかけるように… 奴  「さて・・・そこの少年達、まずは顔を見せてくれないかな?」 奴  「何だ出てこないのか、私に用事があるのは君達じゃないのかな? それとも、何かやましい事でもしようとしていたのかい? それなら此方から行くとしようか」 …コツコツと奴の足音が来る… そして耐え切れなくなったのかAが… 「ク・・・クソ!!」と飛び出す 友人A「何だお前、調子乗ってんじゃねぇぞ!!」 それに釣られて俺らも一緒に出る 奴  「ようやく、出てきてくれたか。それで何か用でもあるのかい?生憎、私も忙しい身でね。君達と遊んでいる程時間は無いのだよ」 この言葉でBがイラっとしたのか切れる 友人B「あぁ、そうだよ、用事があるんだよ。あんたさ金持ちなんだろ?それなら貧乏人の俺らにちょっと分けてくれよ」 奴  「うん?君達は金に困っているのか、それならこれをやろう」     …そう言い、ヤツは懐から何かを出し投げてきた ボサっと音がしCの手元に収まる長方形のモノ… 友人C「・・・さ、1万円の札束・・・」 俺  「すげぇ・・・いくらあんだよ・・・」 奴  「それじゃ私はもう行かせて貰うよ…有意義に使ってくれる事を祈っているよ」 後ろを振り向き去っていこうとする奴 しかし納得がいかないのか… 友人A「おいこらァ!!!!てめぇ、喧嘩うってんのか!? 大体てめぇ、何様だ!!」 足を止め振り返り、微笑を浮かべて… 奴  「喧嘩はすでに卒業したよ、今はデスクワークしか出来ない 只の、管理者 だよ。」 B「おいこらぁ!偉そうにしてるんじゃねぇぞ!! 俺のオヤジはヤクザ何だぜ・・・今から呼んでやっからまってろや」 その言葉に少なからず反応したヤツ しかしその顔は先ほどと変わらず微笑のまま そして電話をかけるB しかし電話は出ない そんなBを見ながらヤツは言った ???「そうか、君は誰かに似ていると思ったら大崎君の息子か 彼なら車の中にいるよ。まぁ着いて来なさい」 そう言い放ち 去る後姿は 先ほど見たものとは違い とてつもなく大きな存在に思えた

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