『どうせもう息子の命は助からん』
『代償は俺の命だ』
そんな台詞が頭の中をよぎる。そうだ、俺、来栖圭吾は死んだんだ。
ふと目を覚ましたときには、この殺人ゲームに巻き込まれていた。
バトル・ロワイヤルに――――――――――――――。
俺は、もう二度と間違わない。道を違えない。それを証明するために、俺はこのゲームをぶっ壊す。
それが、お前への罪滅ぼしに、少しでもなってくれれば、幸いだ……。
なあ、雪輝。
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「あの~!!」
来栖が偉大な決意をしたほんの少し後、能天気な声が聞こえてきた。
振り向くと、茶髪の短髪少女が立っていた。歳は、高校生ぐらいだろう。
「何だ。お前はこのゲームに乗ったのか?」
「まさか!!」
少女は叫んだ。
「友達と殺しあうなんて、絶対できません!」
来栖は確信する。「コイツは、裏切らない」と―――――――――――。
もし不審なら、速攻で気絶させて拘束するところだ。
「俺は来栖圭吾だ。勿論、ゲームには乗っていない」
「私は平沢唯です。一緒に頑張りましょうね、来栖さんっ!」
【一日目/深夜】
【来栖圭吾@未来日記】
[状態]健康、対主催
[装備]防弾チョッキ
[所持品]基本支給品一式、閃光弾
[思考・行動]
基本:このゲームをぶっ壊す
1:唯を守る。
[備考]
※死亡後からの参戦です。
【一日目/深夜】
【平沢唯@けいおん!】
[状態]健康、対主催
[装備]制服
[所持品]基本支給品一式、金槌
[思考・行動]
基本:主催者を倒す。
1:軽音部のみんなと会う。
[備考]
※特に無し。
最終更新:2011年08月07日 22:41