29話 主催側の会話(主催の小言)
「……これでよし」
「んあ?あんた何したん?」
「私の勝手でしょう?」
「変なことしてたら殺すわよ」
「…進行を早めるための仕掛けです」
ここは本部、青木百合と古川明美の二人がいた。
「ああ、ちなみに残り人数は14人だそうです」
「本当?早いね」
「こっちにとっては都合がいいです」
「はいはい、じゃあ頑張ってね……」
古川明美は再び自分がいた部屋に戻った。
「……待っててね、今生き返らせてあげるから」
彼女の眼は、笑っていなかった。
【一日目/午前/?】
【青木百合】
[状態]精神に異常
[装備]なし
[所持品]
[思考・行動]
基本:兄を生き返らせる。
1:この殺し合いを遂行して兄を生き返らせる。
2:この仕掛けが上手く行けば…。
【古川明美】
[状態]健康
[装備]なし
[所持品]
[思考・行動]
基本:金儲けをする。
1:この殺し合いを遂行する。面倒事は青木百合に押し付ける。
2:あいつ、何したんだ?
※青木百合により仕掛けが施されました。それが一体何かは分かりません。
最終更新:2011年06月05日 11:36