睡魔の狼

27話 睡魔の狼

「んあ」

人狼の青年、ジークリードはふと目覚める。
青空に昇る太陽の位置が少し変わっていた。

「…あー…良く寝たな…今何時」

デイパックから懐中時計を取り出し、時刻を確認する。
時刻は午前7時41分。第一回放送まであと少しだった。

「ギリギリ起きれたか…ふぁ…あ」

背伸びをして欠伸もするジークリード。
病院屋上の階段室上は見晴らしがとても良かった。

「…俺が寝ている間に、何人死んだんだろうな…」

どうやら自分は運良く第一回目の放送を迎えられそうだが、最初の四時間で、
死亡した参加者も大勢いるだろう。
殺し合いにやる気になっている者も一体何人出ているのか。
参加者名簿を見ながらジークリードは考える。

「……放送終わったら移動すっか」

ジークリードは病院屋上の階段室の上で放送を待つ。


【朝/E-2病院屋上階段室上】
【ジークリード】
[状態]健康
[装備]???
[道具]基本支給品一式、???(1~2)
[思考]
1:殺し合いをする気は無い。
2:放送を待つ。
[備考]
※特に無し。


女の防衛戦 目次順 もっとEX俺オリロワ第一回放送

病院には「死」と言うイメージもある ジークリード 動く者、動かない者

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最終更新:2011年05月28日 23:42
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