15話 剣に吸われし赤き液体
「ねぇ、山根さん…どうしてこうも誰とも会えてない」
「私が聞きたいよ…」
塚本 由美子(つかもと ゆみこ)と山根 淳子(やまね あつこ)は人を探して二時間くらい歩いていた。
残念ながら誰も見つかってないが。
「あ、あの人…!」
「やっと人見つけた!」
二人は走って向かうが…。
男は女を見つけ走ってくる。
刀を構えて…。
「え…まさか…」
「逃げよう!」
「って早いよ!」
山根が少し遅れてしまい、葛西はその一瞬で山根を斬る。
「きゃああああああ!山根さ」
ザシュ
そんな音とともに、首から血の温泉が噴き出す。
葛西は見向きもせずに、二人から離れて行った。
その葛西の刀には、血は付いていなかった。
【塚本由美子】【山根淳子】【死亡確認】
【人数状況 28/38】
【一日目/午前/B-4】
【葛西英明】
[状態]妖刀による人形状態
[装備]妖刀「花菱」(二人斬りモード)
[所持品]基本支給品
[思考・行動]
基本:守る。
1:殺す。
2:北に行く。
[備考]
※自我は完全に崩壊しました。
※妖刀「花菱」は斬っていく毎に強くなるようです。
【オリキャラ紹介】
【塚本由美子】
34歳:女:腹の肉がたるんでいる…決してデブではない
デブと言うと切れて凶暴になる女。
元々の性格は悪くない。
【山根淳子】
21歳:女:スレンダーな体格に大人な雰囲気
ホステスの仕事をやっている女。
柔道を習っていてある程度強い…ある程度。
最終更新:2011年05月31日 21:08