僕の幸せの在り方

000

阿良々木暦
語ること無し故に。

001

僕は今まで変な教会にいた。
なんだかLV表示がされていないと思ったから、どんなところかと思って行ってみたら
モンスターすら現れない。
そしてまぁマクアヌに戻るとなんか赤い少年と、褐色の女剣士と目が異様に死んだメイドの人にあったから銃をあげた。
多分悪いようには使わないだろうって思って。
まぁなんて感じで今に至る。
だから僕は今までだらだら生きていたのだが。
しかしその「生」も終わりを迎えるらしい。
僕の眼前に広がるは無の世界。
足場以外何もない。
いや、それは正確じゃない。
だって僕の目の前には、

ニンギョウガタッテイルノダカラ。

なんてホラー風にすれば少しは味が出るのだろうか。
まぁようするにこいつが僕の人生を終わりに導く物だから。
僕は死ぬのか。
忍。ゴメン。約束守れそうにねぇわ。
僕がいなくても、元気にやれよ。
あぁなんて考えてると僕の身体が宙に浮いた。
身体が固定され、動けなくなる。
ニンギョウが手を僕に翳す。
そして、

ナニカが発射された。

あぁなんとなく感じる。
こいつに戦場ヶ原は殺されたんだなって。
だからといって僕がこいつに負けないわけないんだから。
いったて仕方ない気もするが。
あぁそうだ。春原、約束は守ろうぜ。
破ったらきっと痛い目に遭うからな。
こういうときにいうのもなんだけど
あぁ――――――――幸せだ。

 ◇

スケィスはまだ君臨する。
この何もない世界に。


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最終更新:2011年05月16日 15:11
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