混沌の天使


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「クソッ、ぶざけおって・・・このわしに殺し合いをしろだと・・・!?」
深夜の森林で己の境遇を嘆く一人の男。鳳臨グループ会長の平田である。
自分の肉親である鳳臨を殺害した彼にとって、殺人を犯すこと自体には何の躊躇もなかった。
問題は、彼の命も狙われる「殺し合い」という状況である。

(クズの人生など・・・奪われようが何だろうが・・・・一切問題ないっ・・・!問題なのはわしだっ・・・・・・!
 わしの様な有能な者・・・ たくさん雇用したくさん税金を納めて・・・社会に貢献している・・・・・・
 わしの様な人間が・・・こんな殺し合いで命を落とすこと・・・それだけは避けねばならぬっ・・・!)

せっかく工藤涯に己の殺人容疑をなすりつけたというのに、ここで死んでは何が何やら分からない。
彼が戦闘に備えてデイバックから支給品のドスを取り出し、抜刀したその時だった。
彼の背後から何者かが草木をかき分けて接近する音が聞こえた。
平田はドスを脇の下に構え、タックルの姿勢をとる。

(来たか・・・バカな奴め・・・!そのまま何も考えず近づいてくるがいい・・・!
 こいつで一突きにしてくれるわっ・・・!)

そして、彼の目前の草木がわずかに揺れ始めた。
どうやら敵はすぐそこまで迫っているようだ。

「死ねっ・・・!」

平田はタックルの姿勢のまま、頭を下げてまだ見ぬ敵に向かってドスごと突っ込んだ。



カキッ





手応えはあった。しかし妙である。やけに振動が手に伝わってくるのだ。
それに、人体に刃物が突き刺さったならば、金属音などしないはずである。
まるで鉄板でも刺したかのような手応えだ。

(これは・・・一体どうなっておる・・・?)

彼はゆっくり頭を上げ、眼前の敵を確認した。

「どうした虫ケラ?顔色が悪いぞ?」
「あぁっ・・・!バ、バカな・・・どうしてわしの身にこんな・・・!」

平田の身の前に立っていた影。その正体は先のホールでの騒動でひときわ目立っていた男、スクラッグの王ゴゴールであった。

「どうした?もっと喜んだらどうだ?貴様はこの殺し合いにおける・・・












 私の最初の獲物なのだからな!!」

「う、嘘だ・・・!わしは鳳臨グループ会長なんだぞ・・・!そのわしがこんな所で死ぬはず・・・がぁっ・・・!?」

ゴゴールの頭部より放たれた触角に眉間を貫かれた事で、平田の意識は永遠に途絶えた。

[平田@無頼伝 涯 死亡確認]
残り40名

「フン!」
ゴゴールは屍と化した平田の頭部を、トマトのように踏み潰した。
だが、彼の怒りはこの程度では収まらなかった。

(虫ケラどもが・・・こんな首輪で私を拘束するとは・・・)

彼が下等生物と蔑む人間にいつの間にか拉致され、挙句首輪を付けられて殺し合いを強要させられた彼の怒りは相当なものだった。

(虫ケラ共、それに黒いヤツめ・・・この殺し合いが終わったら貴様らもタダで済むと思うなよ!)

「ねぇおじさん、私遊びましょ?」
「ん?」

突如、ゴゴールの背後から幼い声が聞こえた。
振り返ると、そこに立っていたのは修道服を着た幼い少女であった。

「なんだ貴様は?遊ぶだと?それにこの私をおじさん呼ばわりとは、一体どういう・・・」

ゴゴールがそこまで言った次の瞬間、少女の手から放たれた赤黒い火球が彼の背後の大木を吹き飛ばした。

「ねぇ、遊びましょう?」
「なるほど、そういう事か・・・いいだろう、『遊んで』くれるわ!!」

スクラッグの王ゴゴールと、エンジェロイドタイプεカオスの戦いの火蓋が切って落とされた。

【ゴゴール@HEROMAN】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]基本支給品、ランダム支給品①②(確認済み)
[思考]
基本;殺し合いに乗る
1:カオスを殺す
2:ゲームが終われば主催者も殺す
参戦時期は、本編第4話にて巨大化したヒーローマンを目撃した直後です

【カオス@そらのおとしもの】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]基本支給品、ランダム支給品①(確認済み)
[思考]
基本;参加者たちに愛を教える
1:ゴゴールを殺す
2:イカロス、ニンフ、アストレアは自分の手で始末する
参戦時期は、海底で愛を知った直後です

「竜の契約者」 投下順 食えねーよ!!
GAME START 平田 GAME OVER
GAME START ゴゴール [[]]
GAME START カオス [[]]
ツールボックス

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