多くの参加者がペアを組み、三者三様の思惑のままに行動している中。
『清澄の嶺上使い』宮永咲は、岡崎朋也に押し倒されていた。
もちろん朋也の故意ではなく、俗に言うラッキースケベというやつなのだが、正直かなりアレな風景である。
「っ、きゃあっ!な、なにす…」
「悪かったあああああああああああああああっ!」
岡崎朋也は人生で初めて本気で土下座をした。
「あ、あの。私、原村和さんっていう人を探してるんですけど。もしよければ、一緒に行動しませんか?」
咲は赤面したままで提案してきた。まあ彼女にもシャーロックのメモが支給され、
『最初に出会った人は君の仲間になる』
と知ったからだが。
朋也にとっても悪くない話だ。智代や杏は強いが、女子をひとりでは放っておけない。
古河秋生とも合流したい。
伊吹風子という少女の顔には、何か懐かしさを覚えた。
「……お前、宮永だっけ。その話乗るよ。俺は岡崎朋也。よろしくな」
また新たなるペアが生まれた。しかし彼らは知らない。
この殺し合い最悪の、絶望的なペアが近くに迫っていることを。
【一日目/深夜/a-3】
【岡崎朋也@CLANNAD】
[状態]健康
[装備]なし
[所持品]基本
[思考・行動]
基本:殺し合いから脱出する
※渚に告白をした後からの参戦です
【宮永咲@咲-saki-】
[状態]赤面
[装備]なし
[所持品]基本
[思考・行動]
基本:原村さんたちと脱出したい
※決勝戦終了後からの参戦です
最終更新:2011年05月08日 00:10