零崎人識。
今彼の足元では2つの死体を運ぶべく黄色き転送装置がせっせと働いている。
「しっかしあれだよなぁ。人の顔見た途端攻撃しなくてもいいのに。
全くもって誠心誠意傑作だぜ。いやもはや戯言だぜ」
殺したことに既に何も感じていない様子の彼。
もちろん放送で赤き彼女の名前は無かったし、それは彼も知っている。
しかし既に彼は1人殺した。
それが1人、2人、もっと言うなら24人殺したところで
もはや変わらないといった考えに至ったのだ。
「全くまだあの欠陥製品は生きていやがるのか。そうだな、
そろそろあいつも殺されそうになっていそうだし、
助けに行ってやるか。手間のかかる奴だぜ。あいつはよ」
傑作だぜ。と呟き彼は再び歩き始める。
目的は戯言遣い。
なんやかんやいって彼は優しいのである。
「そういやあの医者がもう力がだせないとか言ってたが…。
まぁここでは大丈夫だろ。ゲームだし」
医者、絵本園樹は言った。
もう力を酷使してはいけないと。
ここでそれが適応されるかは、
まだ誰にも分からない。
◇
あまりにも可哀相なのでここで殺された2人の紹介(行稼ぎ)
藤崎佑助:最後の言葉「テメェ!よくも影沼を――!」
死因:ナイフによる刺殺
影沼次郎:最後の言葉「影縛り―――えっ!?」
死因:ナイフによる刺殺
殺人者:零崎人識
以上報告完了。
【藤崎佑助@スケットダンス:ログアウト(死亡)】
【影沼次郎@エム×ゼロ:ログアウト(死亡)】
【残り22人】
【1日目/朝/隠されし 絶望の 虚無】
【零崎人識@戯言シリーズ】
[状態]健康、快速のタスマリン使用中
[ステータス]
LV:26 HP:495/605 SP:39/50
ATK:48 DEF:50 SPD:33
[装備]サバイバルナイフ一本、糸、
エリミネーター・00@戯言シリーズ
[道具]支給品一式、快速のタスマリン
[所持金]290
[思考]
基本:気は向くままに
1:欠陥製品でも探すか
[備考]
※絵本のドクターストップが通用されるかは分かりません。
(既に人は殺せているが)
最終更新:2011年05月29日 00:11