ーーーーーどうしよう。
園原杏里は、a-2の路地裏にて、ため息を吐いていた。
鬱陶しかった妖刀“罪歌”の声がしない。つまり、罪歌による支配で味方を増やし、主催者に一矢報いることはできない。
更に、参加者には友人の紀田正臣、アイドルの聖辺ルリ。
そして、
ーーーーーー杏里が知る限り最も信頼できない最悪の男、折原臨也の名があった。
彼は危険すぎる。下手をすればシャーロックよりも。
杏里が罪歌を振りかざしたとしても、臨也はうやむやにはぐらかして逃げてしまうだろう。
折原臨也を殺す。
園原杏里は、デイバックのナイフを握りしめる。
後は不意討ちで簡単に、あの情報屋の息の根を止められる。
こうして、妖刀少女はゆるやかに殺し合いの負荷の渦にのまれ、堕落していく。
先に待つのは光か闇か、それともーーーーー?
【一日目/深夜/a-2】
【園原杏里@デュラララ!!】
[状態]健康
[装備]刻命のナイフ@コープスパーティー
[所持品]基本
[思考・行動]
基本:知り合いを守る。
1:折原臨也を優先的に探し、殺す。
2:殺し合いに乗る者は場合によっては…?
※八巻終了後からの参戦です
※罪歌の声は聞こえていません
最終更新:2011年05月04日 20:52