黒夢


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33:黒夢

田園地帯、とある農家の廃屋。

「い、ぅ……ぐ」

天井の梁から伸びるロープに首を締め付ける美少女、万里は、
自分の股間に腰を打ち付ける銀色の狼に支えられ命を繋ぐ。
窒息プレイ――死と隣り合わせの危険な性的プレイに興じている。
窒息する時の何とも言えぬ快感と、魔狼の大きな熱い肉の竿に体内を抉られる快楽は、万里を恍惚に陥れていた。

「気持ち良いかい? 万里ちゃん…あぁ……ふぅ……万里ちゃんの首が、
締まる度にねぇ……万里ちゃんの、アッ…! あそこも、凄く締まって、ハァ…気持ち良いよぉ…?」
「ガ……そ、そう……わタ、しも……気持ち、いい……ヨぉ………ちょっと……苦しイ、けど……」
「ハハッ……」

魔狼、ディートリヒが、万里の尻から前足でその身体を支える。これこそが万里の生命線。
もしこの支えが無くなれば少女は死ぬ。
殺し合いとはまた異なるスリルが一人と一匹の快感を更に増大させた。

「あぁ、ああ、あっ…万里ちゃん、そろそろっ……!」
「来て……キ、て! ディートリヒ、の、熱い、の、いっぱイ……!!」

そして、ディートリヒが激しく腰を動かし欲望を吐き出そうとした。

ギシッ

彼の足元から、嫌な音が響く。
しかし行為に夢中の二人はそれに気付かない。

バキッ!!

「うあ!?」

ディートリヒの足元の床が突然抜けた。
脆くなっていた床板が、激しい行為の動きに耐えられなくなったのだ。
床下に落ちる時、ディートリヒは思わず、万里の身体にしがみ付いてしまった。


「ギヒッ!!」


自分の体重に、魔狼の体重も加算され。

ロープで吊られた少女の細い首の骨は、あっさりと粉砕した。


「いって……あ、万里ちゃん!? ま…………あ?」

床を抜いた足の痛みに耐え、我に返った魔狼が見た物は。

「……あ……あ」

天井から首を吊ってぶら下がる少女、万里の姿。
その顔からは表情が消え、涎と涙、更に尿まで垂れ流し、脱力してゆらりと揺れ動いていた。


「……ぎゃああぁああああぁあああああぁあああああぁああ!!!!!」


殺してしまった。この窒息プレイを提案したのはディートリヒだった。
まさか床が抜けてしまうなんて。事故なのかもしれないが、結果的に少女を、自分を好きだと言ってくれた少女を、
殺してしまった――――。


「万里ちゃん! 万里ちゃんん……ああぁぁああぁあ……ごめん、ごめん……う、あああああ」


……


「……てな事なったら嫌だから普通にしようよ」
「そうだね、ごめん」

農家の廃屋内で、万里は窒息プレイを提案してきたディートリヒにそう言った。



【午前/F-5田畑跡望月家】
【♀13番:松嶋万里】
[状態]健康
[装備]FNハイパワー(13/13)
[持物]基本支給品一式、FNハイパワー予備マガジン(3)
[思考・行動]
0:死にたくない。
1:ディートリヒと一緒にいる。ディートリヒに滅茶苦茶にして欲しい。
[備考]
※放送は聞きました。

【♂11番:ディートリヒ】
[状態]健康
[装備]無し
[持物]基本支給品一式、AK-103(30/30)、AK-103予備マガジン(3)、ロープ、エネマグラ
[思考・行動]
0:殺し合いはしない。
1:万里ちゃんと一緒にいる。万里ちゃんを滅茶苦茶にしたい。
[備考]
※放送は聞きました。


032:街角は色めく少女らの縄張り 目次順 034:生きてる喜びと痛みを

023:戸惑う間も無くただ受け入れる現実は 松嶋万里 038:終焉の時
023:戸惑う間も無くただ受け入れる現実は ディートリヒ 038:終焉の時
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