信頼できるヒト


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 0

偶然の対義語は必然
必然の対義語は空前

 1

ぼくは、さっきの愛花ちゃんたちから逃げるようにマク・アヌに着いた。
すると奥の広場みたいな場所がなにやら騒がしかった。
だからといって特別興味もなかったので無視を決め込んでいたけど、
向こうの団体からこっちに近づいてきた。
というより、カオスゲートに向かっていた。
金髪のツインテールの少女に、
黒髪で琥珀色の瞳をしている少年に、
ヘッドフォンしている少年に、
紫がかって猫耳みたいになってる髪の持ち主の少女、
頭に温泉マークの入った手ぬぐいをした男に、
赤く、紅く、朱く、緋い、哀川さんがいた。
…え?
哀川さん?

「ん?おう。いーたんじゃねぇか」

哀川さんもぼくに気づいた。
すると一緒にいた方々もこっちに気づいた。

「こんにちは。哀川さん」
「潤だ。名字で呼ぶのは敵だけだ。ってついさっきもやったなぁ」

なんだか哀川さんはうんざりと言う。
いやいや、これは社交辞令化しているんだからさぁ。
そんな風な対応取られるとこっちも困るというか。

「そんな社交辞令、あってたまるか」
「心読まないでください」

うん。何ていうかいつも通りだ。
今はまるで殺し合いしていないかのように。
何も無いように。
そんなことを考えていると金髪の女の子が話しかけてきた。

「ねぇ君。私たちと一緒に行動しない?」

本日2回目の勧誘。
まぁ、こっちも先ほどと同じなので断らせてもらおう。

「ちょっと無理だね。まだぼくはここで休んでいたいし」
「あらそう。なら仕方ないわね。じゃあ皆行きましょうか」

そう言って皆行くと思っていたら、

「あ~。わりぃな。キサラギちゃん。あたしはいーたんと一緒にいるわ」

哀川さんはそう言った。
そうなるとは思っていたけど。
するとヘッドフォンの少年が

「えっ!?ちょっと待ってください。じゃあ俺も抜けます」

って言った。
なんだ哀川さん狙っているのか。希望が高すぎるぞ少年。

「変なこと考えるなよ。いーたん」

筒抜けってホント嫌だなぁ。

「じゃあ私たちは行くわね」

と言って、彼女たち4人は行った。

 2

「なるほど。パートナーだからネクくんは潤さんについているんだね」
「はい、そうです」

ネクくんが答える。
ふ~ん。哀川さんをね。
大変そうだなぁ。
それにしてもヘッドフォンか。ノイズくんみたいにならなきゃいいけど。

「おい。いーたん。これを見ろ!」

そんな情報交換中の中、哀川さんは買い物をしていた。
そして今帰ってきたみたいだ。
手に持っているのは――――メイド服。
メイド服。メイド服?…メイド服!?
しかも見た感じ哀川さんのサイズとは合っていないような…。

「フフフ。さぁ。可愛いいーたんにこの潤様が千賀てる子特製エプロンドレスをプレゼントだ」

きっと幻聴に違いない。
なんだか哀川さんがあのメイド服を着ろ。とか言ってる気がするが。
きっと気のせいなのだろう。
今度耳鼻科にでも行こうかな。

「おい。いーたん。無視してんじゃねぇよ。さっさと着ろ!」

違ったみたいだ。
ああ。ぼくの人生どこに向かわれるのですか?

「う、うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

多分戯言遣い一生の中で最初で最後の大絶叫を挙げた。

 3

「フッ。やっぱあたしの目に狂いはねぇな。可愛いぜ。いーたん(ハート)」
「あ、あの似合っていると、お、思いますよ」

ネクくん。こういうときのそのセリフはいじめ以外何者でもないよ。
まさかメイドが好きだからって、ぼく自身がなるとは夢にも思わなかった。
思いたくなかったけど。
あと括弧ハートっていうな。

「まぁ。見た目はともかく、お前も知ってるだろ。
千賀てる子のエプロンドレスの特性ってやつをさ」
「ええ。確か対ロングレンジ用の加工がされているんでしたっけ」
「その通りだよ。よく覚えていたな。いーたん」
「まぁ。身をもって教えていただきましたしね」

そう。たしか4月、あの島で。

「ん?なんだ、ネクも欲しいのか」
「い、いえ。遠慮しておきます」
「いやいや。遠慮するなって。待ってろ。なんか買ってきてやる」

そういうがいなや哀川さんは走っていってしまった。
…つーか速すぎだろ。SPD何あるんだ。

「あ、あのいーさん」
「何?ネクくん」
「気持ちは分かりますよ」
「え?」
「俺も、女の子にズボンのほつれを理由に脱がされたことありますし」

…なんか最近聞いたような理由だな。そういえばネクって名前もつい最近どっかで…。

「その上俺は、女子用制服やセーラー服、女性用の過激なサンタ服や入れ歯などいっぱいありますからね。もちろんメイド服も!」

徐々に怒りを混ぜた声色になる。
あ~。どうしよう。かける言葉が見当たらない。
あれ?さっきまで何考えていたんだっけ?…まぁいいや。

「ネクにはこれを買ってきてやったぜ!」

手には―――女子用、スクール水着。
ご丁寧に胸のところには「さくらば」とひらがなで書いてあった。

「ネクくん。あれはあるかい?」
「無いで…す」

ぼくのこれが可愛く見えてきた。
というか、今度は完全に遊んでいるだろ。哀川さん。

「おいおい。いーたん。あたしがそんな腐女子系にみえるのか?」

だから心を読まないでほしい。
そして、今に限ってはそう見えます。

「だから甘いんだよいーたんは。これは聖凪高校のスク水でな、魔法の攻撃にめっぽう強いんだとよ」

だけど女子用である必要があるのか。

「そりゃあ。あれだろ。覆ってる範囲が広いからに決まってるだろ」
「……………………………………………」

ネクくんは口が開いたまま動かない。
その間に哀川さんはネクくんににじみより、着替えを開始した。
その目はとても楽しそうで何よりだった。

 4

スキル:章変えリセット。
着替えとかの内容は皆にお任せするとしよう。

戯言だけどね。
さすがにスク水一枚は可哀相だったので、
その上から普通の服を着せてあげた。
ぼくは無理だけど。

「さてと。これからどうします?」
「そうだなぁ。1時間もそろそろ迫ってきてるしなぁ」

そう。先にいた哀川さんたちはそろそろ時間がやばいらしい。

「あの、いーさん」

ネクくんが話しかけてきた。

「何だい?」
「美咲四季。シキをどこかで見ませんでしたか?」
「えっ!?」

どこかで聞いた名だ。え~と、確か…そう。そうだ!

「――!思い出した。そうそうネクに会ったら萌え立つ 渦越しの 碧野にいるから。
っていう伝言もらっていたんだっけ。シキちゃんから」
「えぇ!?早く言ってくださいよ!」
「うん?何だ。そんな急ぐ話なのか?」

哀川さんが聞く。

「ええ。まぁそれなりに」

ネクくんが答える。

「ふ~ん。じゃあそこに行こうぜ。いーたん行くだろ?」
「ええ。じゃあまぁ」

また、同じ所か。少しめんどくさいな。

「じゃあ、行きましょうか」
「応」


【1日目/早朝/水の都 マク・アヌ】
【戯言遣い@戯言シリーズ】
[状態]健康
[ステータス]
LV:10  HP:245/258 SP:47/47
ATK:32 DEF:36 SPD:14
[装備]対ロングレンジ用エプロンドレス@戯言シリーズ
[道具]支給品一式、いやしの水×5
[所持金]365
[思考]
基本:何もしない
1:哀川さんたちについていく

【哀川潤@戯言シリーズ】
[状態]健康
[ステータス]
LV:40 HP:921/921 SP:68/68
ATK:70 DEF:61 SPD:50
[装備]スタンガン
[道具]支給品一式
[所持金]21
[思考]
基本:主催者を倒す。
1:いーたんたちと行動
2:次に行こう

【桜庭音繰@すばらしきこのせかい】
[状態]健康
[ステータス]
LV:20 HP:430/430 SP:160/160
ATK:32 DEF:32 SPD:32
[装備]聖凪高校指定水着@エム×ゼロ、初心者バッチセット、(炎、剣、弾、缶、念、雷)
[道具]支給品一式、気魂×3
[所持金]247
[思考]
基本:生き残り、シキを救う
1:萌え立つ 渦越しの 碧野に行く


【千賀てる子のエプロンドレス@戯言シリーズ】
防弾加工がされており、その効果は落ちない。しかも軽く、蒸れない。

【聖凪高校指定水着@エム×ゼロ】
対魔法加工済み。透視はおろか魔法であれば火も通さない。

サムデイ 投下順 感染包囲
サムデイ 戯言遣い ぼくのみたちつじょ
おれのパートナー 哀川潤 ぼくのみたちつじょ
おれのパートナー 桜庭音繰 ぼくのみたちつじょ
ツールボックス

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