嬉しくない奇跡――私の誕生秘話


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5:嬉しくない奇跡――私の誕生秘話

「お母さん、私のお父さんってどんな人だったの?」
「知りたい? さらら」
「う、うん……」
「あなたのお父さんはね……」
「……」
「…裏路地でゴミ箱を漁っていた汚い野良犬のオスよ」
「………え?」
「…お酒に酔った勢いでね、お母さん、野良犬とエッチしちゃったの…そしたら、さらら、あなたが生まれたのよ」
「…………な……ア」
「まさか普通の犬とヤって妊娠するなんて、奇跡よねぇ」
「…………」
「あ…それであなたのお父さんの野良犬だけど、私とヤった数日後に、車に轢かれて死んじゃったわ」
「ガハッ………(ドサッ)」
「さらら!? …き、気絶した。そんなにショックだったのかしら…」

◆◆◆

「こんな時に何思い出してるのよ私……」

灯台のベランダから海が見える。水平線まで見渡せてとても綺麗な光景は嫌な思い出を薄めてくれる気がする。
首輪をはめられて殺し合いなんかさせられてなければもっと良かった。
私こと浅井さららは、犬耳尻尾を持つ以外は至って普通の、いや、ちょっとエッチな女子高生。
こんな殺し合いをするようなアレじゃないんです、だからセイファートさん、私なんかより、
もっと殺し合い向きの人一杯いると思うんですけどー。

「うららお姉ちゃんまでいるし…大丈夫かな生きてるかなまだ…。
…こんな物が支給されてるしね…マジで殺し合えって……嫌過ぎる、人生ノーマルモード選んだはずなのに」

デイパックの中に入っていた日本刀――「梅雪(ばいせつ)」と言う銘らしい――の刀身を眺める。
切れ味は鋭そう。一応剣道かじってるし、扱えそうかな。

「殺し合いなんて…する訳ないじゃん。お姉ちゃん、捜そ…ついでに殺し合い乗ってない人も」

殺し合う気は無いけど襲われた時にはそれなりに対処はするつもりでいる。
日本刀「梅雪」とデイパックを携え下への階段を下り始めた。


【早朝/E-7廃灯台】
【♀02番:浅井さらら】
[状態]健康
[装備]日本刀「梅雪」
[持物]基本支給品一式
[思考・行動]
0:殺し合いはしない。姉(浅井うらら)、殺し合いに乗っていない人を捜す。
[備考]
※特に無し。



【日本刀「梅雪」】
鋭い切れ味の名刀。

【名前】浅井さらら(あざい-)
【性別】女
【年齢】18歳
【職業】高校三年
【身体的特徴】濃い茶髪、犬耳尻尾。ロリ巨乳
【性格】良識ぶった雌犬
【備考】浅井三姉妹末っ子。姉二人に比べればまともな性格だが貞操観念は皆無。
母親が酒に酔った勢いで野良犬と行為をした結果生まれた。その事を母親から聞かされた時は流石にショックを受けたらしい。
剣道部に所属していた。そのため多少剣が扱える


004:ヤって殺られて 目次順 006:頭上注意!

GAME START 浅井さらら 010:田圃の妖精
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