うえきの最後の法則


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「くそっ。なんで効かねぇんだ!!もう一回だ!百鬼夜行(ピック)!」

そう叫ぶと、その少年の手元から、黒の黄のブロック状のものがモンスターに向かい勢いよく突撃していく。
しかし、その攻撃は、モンスターに当たると砕け散り、ほとんど意味をなしてなかった。
叫んだ少年は植木耕助。彼は新天界人(ネオ)と呼ばれ、普通の天界人より強力な神器を使いこなす、八ツ星神器の使い手である。
しかし、ここは「The World」。モンスター相手には、ステータス重視である。

ここは「選ばれし 渦越しの 虚無」。高レベルエリアである。
まだまだ低レベルの彼には、倒すのは不可能に近い。
しかし、耕助は立ち向かっていた。これは勇気でもなければ、無謀ですらない。
耕助は、

馬鹿なのだ。

そう。この男は馬鹿である。「勉強の才(ざい)」を失くした耕助はこの殺し合いのルールを
ほとんど理解できていなかった。ただでさえ難解で面倒くさいルールである。
彼でなくてもできないものがいるかもしれないが、耕助はとびっきり理解できていないだろう。

だから耕助はほとんど意味もないのにモンスターに攻撃を加える。
しかし、その茶番じみたやりとりも終わりを迎えた。
耕助の走った先は。

行き止まり。

耕助は振り返る。
そこには、モンスター。
すでに攻撃準備を始めていた。

「マジかよ……」

モンスターは容赦なく金棒を振り下ろす。
それは耕助の身体をすり抜ける。
しかし、耕助は倒れた。HPが0になったのだ。
そして、除々に耕助の身体が粒子状になり消えていった。
それと同時に役割を終えたモンスターも同じ様に消えていった。
このダンジョンに静けさが訪れた。


【植木耕介@植木の法則:ログアウト(死亡)】

【残り38人】

戯言遣いの退屈 投下順 地味な二人
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