「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
僕、阿良々木暦は走っている。というより逃げている。
何からって?ふん。愚門だな。決まっているじゃないか。
そんなの。
「モンスターしかねえだろうがあああああああ!!」
いやいやいや。相性悪すぎだって。
不死身全然意味ねえもん。攻撃受けても、傷一つ付かないもん。
しかも、なんか微妙に強いし。多分僕は推奨LVより少し低い場所にいるんだな。きっと。
というかそう思いたい。つーか誰か助けて。
そして嫌なことにSPDの関係かあまり差が開けない。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
というわけで僕は今走っている。…まぁ叫ばなくてもいいんだけど。まぁ雰囲気作り?
と。必死に走っていると目の前に黄色のような金髪男がいた。
なぜだか、この人の手を借りるのは少しいらついた様な気がしたが気のせいだろう。
それに今はそんなことに構ってられない。早くこの鬼ごっこから解放されたい。
とりあえず今助けを求めた。
「そこの君。ちょっと助けてくれ!!」
するとその男は、こちらを振り向き、僕になんともとても爽やかな(ムカつく)笑顔をこちらに向けた。
「ふふん。そうか。僕の力を借りたいか。任せとけって」
そういうと、僕――ではなくモンスターの方に走りだし、殴り飛ばした。
すると、そのモンスターは粒子状になって除々に消えていった。それと同時にお金が現れた。
この様子を見る限り、この人は無能力者で、ステータスが底上げされているのだろう。
まぁ何でもいいや。なんか疲れた気がする。ゲームなのに。
ああ。けど礼ぐらいはいっておかないと。
「ありがとう。僕は阿良々木暦。殺し合いには乗っていない。君は?」
「僕は春原陽平さ。殺し合いには乗ってないよ。それよりさあ」
なんか真面目な顔をしている。だけどなんか凛々しく見えない。
むしろ馬鹿っぽく見えるがそれは失礼だろう。なんだかんだいって助けてもらったんだから。
「あの、お金は僕のでいいよね。僕が倒したんだから」
……どうしよう。会って早々この人の性格が分かった気がする。
しかもそれは良い意味では無い気がする。
まぁけど、春原が倒したのも事実だしなぁ。
「良いよ別に。お金はもらっといて」
「サンキュー。じゃあもらうね」
そう言うとお金を拾い上げ、ディパックに入れた。
「なぁなぁ」
春原が話しかけてきた。
「何だ」
「何だったら一緒に行動しようぜ。僕は名簿に心友とまぁ、知り合いがいてそいつらと合流したいんだよね」
それは僕も同じである。
なぜか、戦場ヶ原や羽川がいた。あまり考えたくもないが、2人が殺されることだってあるだろう。
そうなったら僕どうなるんだろう。―――ホント人間強度が下がると大変だな。これを苦痛だとは思わないけど。
「おう。別にいいよ。一緒に行動しようぜ」
「そうか。じゃあ、改めてよろしく。阿良々木」
「ああ。よろしく。春原」
「じゃあ、とりあえず、マク・アヌに向かおうぜ」
「そうだな」
みんな絶対に死なないでくれよ。
【1日目/深夜/萌え立つ 絶望の 碧野】
【阿良々木暦@物語シリーズ】
[状態]健康
[ステータス]
LV:1 HP:89/89 SP:30/30
ATK:5 DEF:4 SPD:4
[装備]
[道具]支給品一式(MAP、時計、名簿、コンパス、筆記用具&紙)
[所持金]0
[思考]
基本:生き残る
1:春原と行動。
2:マクアヌにいこう
3:戦場ヶ原…。羽川……。
[備考]
※傾物語後からの参戦です。
※忍はいません
※能力者扱いです。
【春原陽平@CLANNAD】
[状態]健康
[ステーテス]
LV:2 HP:92/92 SP:21/21
ATK:16 DEF:21 SPD:5
[装備]
[道具]
[所持金]167
[思考]
基本:生き残る
1:阿良々木と行動
2:マクアヌにいく
3:皆無事かなあ
[備考]
※草野球END(ゲーム)から参戦です。
※無能力者扱いです。
※萌え立つ 絶望の 碧野
推奨LV 3 水属性
最終更新:2011年05月03日 20:26