疾走する魔術師のパラベラム

アステカの魔術師ーー海原光貴ことエツァリは、不謹慎ながら安堵していた。
彼の想い人、御坂美琴がこの殺し合いに出場していたら、エツァリはきっと他人をすべて殺し、御坂を生き残らせて自殺するだろう。
フィアンマを倒す。それは上条当麻、一方通行の二人でもできないかもしれないことだが、彼はとある同僚のように言った。

「凱旋のお時間ですよ。クソ野郎」

「わふっ、凱旋するですか。とても勇敢な人に会えたのです!」
声の主は、かなり小柄な体駆に長い髪、白い帽子に白いマントの少女。能美クドリャフカだ。
二人はある程度の情報を交換して、とりあえず一緒に行動しよう、ということになったのだ。
しかし。二人の最大の過ちは、a-1エリアを出歩いていたことだろう。

「おーやおや。随分と楽しそうだなぁクソったれの偽善者どもが」
エツァリは反射的にデイバックの熱線銃を構えた。
視線の先の女、麦野沈利に容赦はいらない。彼女は第四位の超能力者で、エツァリとは違う次元といっていい怪物なのだ。
その手に『原子崩し』の光が集約する。ドバァァアアアアアッ!と白い光が噴き出すが、エツァリも熱線銃で相殺し、懐のサバイバルナイフを麦野に投げつける。

麦野の腕にナイフが刺さり、わずかな沈黙が訪れる。

「能美さん!早く逃げてください!第四位はここからが本番なんだ!」

早く行け!と怒鳴りつけてクドを逃がす。目の前には噴怒の麦野。さて、血みどろの戦いのはじまりだ。

【一日目/夜明け/a-1学園】
【エツァリ@とある魔術の禁書目録】
[状態]健康
[装備]熱線銃
[所持品]基本一式
[思考・行動]
基本:殺し合いを潰す。
※原作19巻終了後からの参戦です。
【能美クドリャフカ@リトルバスターズ!エクスタシー】
[状態]健康
[装備]なし
[所持品]基本一式、不明2
[思考・行動]
基本:殺し合いには乗らない。
※クドルートトゥルーエンドからの参戦です
【麦野沈利@とある魔術の禁書目録】
[状態]右腕に刺し傷(浅い)
[装備]ショットガン
[所持品]基本一式、不明1
[思考・行動]
基本:優勝して浜面仕上に復讐する
※能美クドリャフカの外見を記憶しました

悲哀の螺旋/怪物ふたり 投下順 スネ夫、大長編になるとすぐへたれる。
悲哀の螺旋/怪物ふたり 時系列順 スネ夫、大長編になるとすぐへたれる。
GAME START エツァリ 数多の殺意、奔流。
GAME START 能美クドリャフカ すれ違いの切なさ
神が下す審判 麦野沈利 数多の殺意、奔流。

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最終更新:2011年04月08日 22:05
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