どうして私は生きているのだろう。a-2商店街にて、巴マミは思考する。
フィアンマは言った。“死”を覆すなど造作もないことで、自分以外にも生き返った者がいるらしい。
しかし、マミは多くの戦いを経たとはいえ、ただの少女であるのだ。迫る魔女シャルロットの口。最期に思うは愛しい家族か、それとも?
「まるで……バケモノじゃない、私」
自嘲した笑みと共に、マミは呟いた。がその時だった。
「そう。ならここで死んでくれないかしら」
ぱららららっ、という音。地形によって何とか難を逃れるが、盾となった看板はぼこぼこだ。
マミは魔法少女に変身する。片手には白いライフル銃そして周りには黄色いスカーフがひらひら舞っている。
声の主ーーーーー二木佳奈多は、イングラムM12サブマシンガンを構えていた。
「オイタは良くないわよ?ーーーーティロ・フィナーレ!」
スカーフ無しでぶっ放す。制限時間は五分。魔法少女と一般人の差は歴然だ。だが、ティロ・フィナーレはそのままマミに帰ってきた。
「“ひらりマント”ーーーーー。」
マミはとっさに避けるが、わずかにかすってしまう。
だが、もう死にたくない。自分を認めてくれた少女を裏切りたくない。
「私は越えてみせるわ、あなたという壁をっ!ティロ・フィナーレぇぇええええええええええッ!」
マミの叫びも空しく、ひらりマントはそれさえ反射した。渾身の一撃はその勢いを殺さずにマミに直撃。スカーフが焼ききられ、頭が弾け飛んだ。
佳奈多は支給品を奪うためマミの死体に近づいた。なるべくみないようにしたが、ふと見ると、脳奬のような物体に混じって眼球、若干黄ばんだ歯が散らばっている凄惨な状況だった。
「私は勝つ。葉留佳のために」
【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】 死亡確認
【残り27/30人】
【二木佳奈多@リトルバスターズ!エクスタシー】
[状態]健康
[装備]イングラムM12サブマシンガン
[所持品]基本一式、ひらりマント、液化爆薬、スタンガン
[思考・行動]
基本:優勝して葉留佳を三枝から解き放つ。
1:知り合いにも容赦しない。
※葉留佳ルートBADENDからの参戦です。
※ひらりマントは使用回数五回までです
最終更新:2011年04月08日 22:04